「律「私たちに足りないものが分かったぞ!」 ID:4XUxVnbQ0」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/18(日) 18:49:53.33 ID:4XUxVnbQ0
律「私たちに足りないものが分かったぞ!」
澪「どうしたんだ、いきなり大声なんて出して」
律「足りないものだよ。今の私達に圧倒的に不足しているもの」
唯「なになに? りっちゃん教えて」
律「ズバリ協調性だ。バンドっていうのは全員で一つの音楽を奏でるものだろ」
澪「よく一人で走りすぎる奴が言う台詞じゃないぞ」
紬「でもりっちゃんの言うことは最もよ」
唯「きょうちょう、きょうちょう。そうだ、今日だけみんなの楽器をシャッフルすればいいんだよ」
梓「シャッフルって、交換するってことですか?」
律「なるほど、その手があったか。他のパートを実際にやってみればその気持ちが分かるんだよ。それじゃあ早速」
唯「ちえんじ!」
107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/18(日) 18:56:08.20 ID:4XUxVnbQ0
>>105
唯「ムギちゃん。何で白い板と黒い板があるの?」
紬「黒い鍵盤は半音だからよ」
唯「半音ってなに?」
紬「両端の白い板の間の音ってこと」
唯「どうして間の音が必要なの。それなら全部の白い板の間に黒い板がないとおかしくない?」
紬「それは、後で自分で調べよっか」
梓「うわぁ大変そう。ギターやっててよかった」
澪「安心するところが違うだろ。それよりドラムって結構疲れるんだな」
律「おー? 澪はやっとドラムの大変さに気づいたのか」
澪「うん。ただ座ってるだけじゃリズムとれないし、手がこんがらがりそうだ」
律「だろだろー、やっぱりドラマーは凄いんだよ。ベースよりもな」
澪「なんだと。試しに一曲分のスコア貸しなさい」
律「はいよ。まあ澪に出来るとは到底思えませんけどー」
澪「くう……。いくぞ、えい!ふん!やあ!」
紬「まぁ、みおちゃんったら大胆」
109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/18(日) 19:02:17.60 ID:4XUxVnbQ0
>>107
律「おい澪ちょっといいか」
澪「なんだよ、まだ途中だろ」
律「座りながらそんなに揺らしやがって自慢か! そうでもない私への当て付けか!」
澪「そんなとこばかり見るな!」
梓「ベースの時もストラップで強調して自慢かって言っていたような」
紬「細かいことは気にしちゃ駄目。楽しまなきゃ」
梓「どう楽しめばいいのでしょうか。あ、でもベースはちょっと楽しいです」
唯「ギターそっくりだもんねー」
梓「どの程度までそっくりと認識してるかは気になるところですが、まぁ大体そうですね」
紬「ドレミーレド、ドレミレドレー」
唯「あー、やっぱり最初にチャルメラやるよね」
紬「これ以上は指を痛めそうで怖いけど」
梓「固くなるまでが辛いんですよね」
唯「うんうん。それで絆創膏張るんだけど痛くない代わりに凄い滑るんだよ」
111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2009/10/18(日) 19:06:24.81 ID:4XUxVnbQ0
律「あい、ったーい!」
梓「言ってる側から痛がってますね」
律「なんじゃこりゃあ、手のひらをまな板にして果物切ってるみたいだ」
唯「ギータに優しくしないから痛い目をみるのだよ」
梓「さっきのは指の皮についてじゃなかったんですか?」
澪「うわあ、バチがすっぽ抜ける」
律「あいたっ! こら澪、気をつけろーい」
紬「あらあらうふふ」
一方廊下では
憂「ね。軽音部すっごい楽しそうでしょ」
純「うん、まあ。楽しそうではあるけど全く練習にはなってないと思う」
おわり