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このSSは『【けいおん!】唯×梓スレ 3』というスレに投下されたものです http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1253346269/l50 532 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/13(火) 03:28:00 ID:jJ4VUVzN ある日、二人きりの部室にて 唯「ん~おいひ~♪」 梓「あれ?先輩そのお菓子どうしたんですか?まだムギ先輩来てないのに」 唯「えへへ~、後輩の子が差し入れにってくれたんだ~♪」 梓「へぇ、そうなんですか…珍しいですね」 唯「あとその子ね、一緒にラブレターもくれたんだ~♪私ったらモテモテ~♪」 梓「へぇ、そうなんで…はい!?」 私は耳を疑う。ら、ラブレター!?この人はさらっと何を言っているんだろうか。 梓「せ、先輩?今なんて?」 唯「私ったらモテモテに…」 梓「じゃなくてその前!」 唯「ラブレターもらったってとこ?」 梓「そんな…」 ていうか私、何を驚いてるんだろう? 唯先輩がラブレターをもらおうが私にはなにも関係ない…はずなのに、なんだろうこの落ち着かない気持ち… 梓「…ラブレター、なんて書いてあったんですか?」 唯「えっと…『好きです、私とお付き合いしてください』…だって!いやぁ、困っちゃうなぁ~♪」 こんな風に菓子を渡すあたり、その子は結構本気なのだろうか。 唯先輩もまんざらでもなさそうだし、もしかしたら、もしかしたら… 533 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/13(火) 03:32:13 ID:jJ4VUVzN 唯「ねぇねぇあずにゃん、私どうしたらいいかな?女の子同士で付き合うってどう思う?」 梓「絶対ダメです!」 唯「え?どうして?」 梓「先輩は、その…軽音部があって忙しいんですし、その子に構ってる時間なんてないですよ」 唯「あー、そっかー…」 正直、自分でもどうしてこんなに必死になっているのか分からなかった。 とりあえず軽音部の活動のためということにしておこう。 梓「だから…断るべきです」 唯「そっか、そうだよね!じゃあ今度断りに行くよ!」 梓「それと…今後はラブレターとかお菓子とかやたらもらっちゃダメです」 唯「えー?なんでなんでー?」 梓「なんでも!」 唯「もー、あずにゃんの意地悪!わかった、お菓子食べてるのがうらやましいんでしょ!」 唯先輩はからかうように後ろから私を抱き締めた。 普段なら鬱陶しいと振り払うところだが、今日ばかりは無抵抗でいることにする。 534 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/13(火) 03:36:54 ID:jJ4VUVzN 唯「ありゃ?あずにゃん怒らないの?」 梓「…先輩」 唯「んー?なーに?」 梓「そ、その…私がいるんですから、他の子のこと好きになったりしないでくださいよ」 唯「え?うん、わかったよあずにゃん♪私、あずにゃんから浮気しないからね♪」 梓「な!べ、別に変な意味はないんですよ!?あくまで一人の後輩として心配してるだけでその」 唯「わかったってば♪んもう、かわいいんだからぁ」 梓「うぅ…」 おわり すばらしい作品をありがとう

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