「自宅デート ID:VsgGu+4B」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「自宅デート ID:VsgGu+4B」(2009/11/09 (月) 00:37:23) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
このSSは『【けいおん!】唯×梓スレ 3』というスレに投下されたものです
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1253346269/l50
536 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/13(火) 04:54:53 ID:VsgGu+4B
「うーん、どれがいいんだろ……」
私は今悩んでいる。
今日唯の家で自宅デートをするからと約束をしたのはいいが、恋人同士であり、色々なことを考えると下着も可愛い方がいいのかな、とか考えてしまう。
あ、もちろん色々な事は言えないことですから言いませんよ!
「ゆ、唯は何色がいいんだろ……やっぱり白かな…というか白以外はあまり持ってないし……うぅ」
はぁ……こうゆうときどうすればいいのだろう。
まず唯はこういう事をしてくれるのだろうか……私の体自体スタイルがいいわけでも無ければ、澪先輩みたいに胸が大きいわけでもない。
そんな体を唯が愛してくれるのだろうか、考えれば考えるほど色々と不安になってくる。
「で、でも、唯も私もお互いのこと愛し合ってるんだから大丈夫だよね!うん!」
そうだ。私も唯もお互いが好き、それでいいじゃないか。
私は何を心配しているんだ
「よし!じゃあ行ってきます!」
適当にお昼ご飯を済ませ、愛する人の家に向かった。
あ、ちなみに下着は結局白にした。
……なんか文句ありますか
537 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/13(火) 04:55:51 ID:VsgGu+4B
平沢宅
ガチャ
「おお、あずにゃん!いらっしゃい。さあ上がって上がって!」
私が呼び鈴を押すより先に唯は玄関を開けた。流石というかなんというか
「おじゃましまーす……ってあれ、今日憂は居ないんですか?」
「うん、友達の家に居るよ」
あれ……ひょっとして憂が気を利かせてくれたのかな、いやまさかね……。
いや、あり得る。憂のことだ、「じゃあ明日は友達の家に行ってるね、頑張ってね!」とか言ったのであろう
「とりあえず私の部屋いこっか」
恋人同士になってからも何度も入ったことあるはずの唯の部屋、でもいつも何故か緊張してしまう……
「よいしょと……」
唯がベッドの上に腰をかけた。私はテーブルの側へ座り……
「……………」
「……………」
・・・・・・・・
恥ずかしい。お互いが沈黙している……な、何か話題を
「え、えぇと「ねぇあずにゃん」
私の言葉は唯によって遮られた
「は、はい!なんでしょうか!」
「ふふ、そんな驚かなくたって。こっちおいでよ」
唯が手でぽんぽんと自分の隣を叩く。
・・う、どうしよう。ベッドっていうだけで変に意識してしまう……が行くしかない
「ふふあーずさ、大好きだよ」
538 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/13(火) 04:56:58 ID:VsgGu+4B
ああ、多分今私は真っ赤なんだろうな。
抱き付かれたり、唯のするがままだった
「ねぇそうだ梓、膝枕してあげよっか」
「膝枕…ですか、じゃあ……お、お願いします」
そうだ、これはあくまでも唯の願いだ。そう、私はそれに答えただけ…
「ふぁ…とっても気持ちいいです」
「そう、良かった。梓にしてあげたかったんだー」
「ふふ、ありがとうございます」
そういって唯を見上げると私の頭を撫でながら可愛いらしい笑顔をくれた。
そして私は唯の頭の後ろに手をまわし
チュッ
「ちょ、ちょっと梓ぁ……」
「ふふふ、お礼ですよ、お礼」
こっちばっかりやられているのではつまらないからとお返ししてやったのだが、我ながら上手く出来たと思う。
そうして唯の膝から頭をどけ、今は向かい合うようにして座っている。
そのうち――
「ねぇ、梓。愛してるよ――」
「…んっ、」ドサッ
キスをしたまま私は押し倒されてしまった……ていうかこの状態は……
「わわわわ!ちょ、ちょっと待って下さい!心の準備が!じゃなくて!」
ここは全年齢板だ。これ以上は大変なことになる
「でも梓ぁ、私もう我慢できないよ……いいでしょ」
539 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/13(火) 04:58:02 ID:VsgGu+4B
あぁ、そんな顔で言わないで下さい……断れないじゃないですか。ていうか、もう…全年齢板とか関係ないです。
唯に――抱かれたい
「唯、いいよ……ってあれ?」
私をずっと抱き締めていた唯から可愛らしい寝息が聞こえてきた
・・・・・あれれー?普通このタイミングで寝ちゃう?
「まぁ…でも、嬉しかったですよ。でも…今度は寝ないで下さいね」
そういって、今頃夢の住人となっているであろう恋人にもう一度口付けをして、一緒に眠りについた。
以上
すばらしい作品をありがとう