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このSSは『【けいおん!】唯×梓スレ 3』というスレに投下されたものです http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1253346269/l50 568 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/14(水) 03:35:04 ID:ddXny9RY ある日、二人きりの部室 唯「あずにゃん、今日は寒いね~」 梓「そうですね…へっくし!」 唯「大丈夫?」 梓「だ、大丈夫です…うぅ」 唯「…そうだ!」 何をするのかと訪ねる間もなく、唯先輩はいきなり私を抱きしめた。 梓「な…なに…するんですか?」 唯「あずにゃんがあったまるまで、こうやってあっためてあげる」 梓「い…いいですそんな…」 唯「なんでー?あずにゃん、私のこと嫌いになっちゃった?」 梓「う…そ、そういうわけじゃ」 唯「じゃ、いいよね」 …ダメだ。何も言い返せない。私は大人しく唯先輩の腕の中で力を抜く。 それにしてもあったかいな…唯先輩の体、唯先輩の匂い、唯先輩の吐息…全てが私を温めてくれる… 梓「あの…唯…?」 唯「なあに?」 梓「その…いつもみたいに甘えても…いい?」 唯「えー?ここ学校だよ?」 梓「でももう皆帰っちゃったし…だめ?」 唯「ふふ、もう、あずにゃんったら…うん、いいよ」 梓「ありがとうございます…えへへ」 私は唯先輩の胸に顔を埋めた。とても柔らかくて温かくて、懐かしい気分になる。 …なんだか、お母さんみたいだ。 569 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/14(水) 03:40:03 ID:ddXny9RY 梓「…唯、ありがとね。私のことあっためてくれて」 唯「…うん。あずにゃんが風邪ひいちゃったら私、やだもん」 梓「あ、でもそしたら唯に看病してもらえるし、それはそれでいいかも」 唯「もぉ、あずにゃんったらぁ」 梓「なんて冗談!私も唯と部活できなくなったらやだよ?」 唯「えへへ、そっか…ねぇあずにゃん、チュー、しようか」 梓「うん、いいよ…学校でするの、初めてだね」 」唯「…うん。じゃ、するね…あたっ」 唯先輩は一度鼻をぶつけてから、私の唇にそっと唇を重ねた。 もう何回もしているのに、唯先輩はまったく慣れない。…私もだけど。 でもそのおかげか、唯先輩の唇の味はいつまでも新鮮だ。 唯「ごめん、失敗しちゃった…」 梓「ううん…ありがとう、唯」 唯「どういたしまして…あずにゃん、もう少しここにいよっか」 梓「うん、いいよ」 私たちは、抱き合ったまま一日の出来事の話を始める。どうやら、今日は帰りが遅くなりそうだ。 終わり すばらしい作品をありがとう

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