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「律「…」 こまけぇことは良い人」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

律「…」 こまけぇことは良い人」の最新版変更点

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 このSSは[[唯「ムギちゃんの眉毛を火であぶったらどうなるの?」  こまけぇことは良い人 ]]の続きです。
 
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 186 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 00:22:06.96 ID:A235VSwYO 
 律「…」 
 
 あの日から澪のあの言葉が耳から離れない 
 
 『絶対に…許さない…』 
 
 何度も頭の中で再放送されては身震いをしてしまう 
 
 壊れそうなほどに… 
 
 あの日から私は夢を見る 
 
 いつも同じ夢?毎回少し違和感を感じる 
 
 狭い部屋、薄汚いベッド、血塗られた床 
 
 そして微笑みながら立っている…あれは… 
 190 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 00:26:08.10 ID:A235VSwYO 
 …唯? 
 
 何をしているの?私を見ないで 
 
 そして近づいてきてこう呟いていく 
 
 『次は逃がさないよ』 
 
 でも何から私は逃げている? 
 
 現実?唯?唯から逃げているの? 
 
 私は逃げてなんかいない 
 
 それとも…澪? 
 
 私だって解放されたい 
 
 あの日から拭えきれない罪悪感 
 
 頼れるものは誰もいない孤独 
 191 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 00:30:53.45 ID:A235VSwYO 
 唯は私を壊していく 
 
 私だけではない 
 
 私の大切なもの 
 
 私の家族も唯がやったのだろうか 
 
 しかしなぜ?いつ? 
 
 澪のときもそうだ 
 
 私の冗談を真に受けた唯が興奮して 
 
 自分が追い詰められていく恐怖 
 
 もう自分でも何が言いたいのかがわからない 
 
 
 
 そうしてるうちに夜が明けた 
 
 また唯は…私の大切なものを奪おうと… 
 192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/09(火) 00:33:31.59 ID:A235VSwYO 
 ―その日の朝― 
 
 律「ふぃー」 
 
 律「今日は早く着いちまった」 
 
 律「誰もきてないや」 
 
 唯「えへ、おはようりっちゃん」 
 
 律「あっおはよう唯」 
 
 いつの間に? 
 
 それに唯はいつも遅刻間際に学校に来るはずじゃ 
 194 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 00:38:47.31 ID:A235VSwYO 
 それに今日はやけに嬉しそうな顔をしてる 
 
 律「なんか今日は機嫌がいいな」 
 
 律「いいことでもあったのか?」 
 
 唯「えへへ、別になにもないよ~」 
 
 律「そうか…ならいいんだ」 
 
 唯「へへ、じゃあまたね」 
 
 律「おー、じゃあな」 
 
 律「…」 
 
 そういえば今日は唯、裏口からきてたな 
 
 唯の家からなら正面口からのほうが近いはずじゃ 
 
 まあこまけぇこたぁいいか 
 196 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 00:50:57.15 ID:A235VSwYO 
 教師「よし。じゃあおわりだ」 
 
 教師「あ、最後に一つ」 
 
 教師「最近秋山の家に怪文書が送られてくるらしい」 
 
 律「!?」 
 
 教師「なんでも髪の毛が送られてきたり他にも謎の文章が送られてきたり」 
 
 律(また唯のやつか…) 
 
 教師「みなさんも気をつけて」 
 
 せんせー髪の毛のDNA調べりゃいいんじゃねー? 
 
 教師「あぁそれがだな…その髪の毛と秋山のDNAが完全に一致したらしいんだ…」 
 
 えーなにそれこわーい 
 
 教師「以上で終わりだ」 
 198 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 00:55:07.16 ID:A235VSwYO 
 ―放課後― 
 
 律「おい唯!どういうことだ?」 
 
 唯「えぇ?なにが?」 
 
 律「怪文書とか髪の毛とかそういうの全部お前の仕業だろ?」 
 
 唯「えへへ、ばれてたかぁ~」 
 
 唯「でも澪ちゃんの親、精神的にもう追い詰められてきたからあとちょっとだよ」 
 
 律「…ったく」 
 
 唯「それより今日はムギちゃんを…うぅー楽しみー」 
 252 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 08:59:54.18 ID:A235VSwYO 
 ガラッ 
 
 紬「あ、みなさんおはよう」 
 
 唯「おはようムギちゃん」 
 
 律「よーす!ムギ」 
 
 紬「それじゃお茶いれてくるわね」 
 
 唯「頼んだよ!ムギちゃん!」 
 
 律「それでいつやるんだ?」 
 
 唯「今の隙に後ろから殴ってさ」 
 
 唯「それで後は澪ちゃんみたくやっちゃえば」 
 
 律「んん、まあいいんじゃないか?」 
 
 唯「よし!それじゃ早速決行だね!」 
 253 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 09:03:25.47 ID:A235VSwYO 
 唯(よし、今度は失敗しないように気をつけなきゃ) 
 
 唯(それじゃいくよ) 
 
 唯「せーの」 
 
 紬「?」 
 
 ドゴッ 
 
 紬「あっ…」バタッ 
 
 唯「えへへ、上手くいったよりっちゃん」 
 
 律「よし、じゃあ早く縛るんだ」 
 254 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 09:09:58.43 ID:A235VSwYO 
 律(ダメだ…なぜだろう) 
 
 律(どこかで罪悪感は感じているのに) 
 
 律(こういう状況になると途端に衝動にかられて何もかもどうでもよくなるんだ) 
 
 唯「ほらりっちゃん!なにボーッとしてるの!」 
 
 律「ん、ああごめんごめん」 
 
 ――――――――――――――――――― 
 
 紬「…んっ」 
 
 紬「ここは?」 
 
 唯「ようやく起きたね、ムギちゃん」 
 
 紬「ん、ここはどこですか?」 
 
 紬「しかもなぜ私は縛られて…」 
 
 紬「新手のプレイなんですか?」 
 255 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 09:13:54.02 ID:A235VSwYO 
 唯「まぁそうっちゃあそうだね」 
 
 律「今からムギを火あぶりにしようと思って」 
 
 紬「え?…何を言いたいのかわからないです…」 
 
 唯「だーかーらー!ムギちゃんこの前一緒に遊びたいって言ってたじゃん!」 
 
 唯「だから誘ってあげたのに」 
 
 紬「で、でも…それがこんなことだったなんて…」グスッ 
 
 唯「あはは!泣いてるよ!」 
 
 律「まあ泣くなよ。最後には楽にしてやるから」 
 257 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 09:24:24.60 ID:A235VSwYO 
 唯「こんなにすぐ泣くなんて」 
 
 唯「ムギちゃんは案外泣き虫なんだね!」 
 
 唯「澪ちゃんでさえまだ泣いてなかったよ!」 
 
 紬「えっ!?澪ちゃん?どういうこと?」 
 
 唯「あは、口が滑って言っちゃったよ」 
 
 唯「まあムギちゃんはこれから死ぬ人間だしいっか」 
 
 唯「そうだよ。澪ちゃんをやったのも私たち」 
 
 唯「楽しかったなぁ…」 
 
 唯「澪ちゃんはいい顔で苦しんでくれるから」 
 258 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 09:31:18.64 ID:A235VSwYO 
 唯「それにしても警察も無能ばかり雇うもんだね」 
 
 唯「同じ学校の生徒が犯人なんて思いつきもしてなかったし」 
 
 唯「おまけに犯人は最近ここらへんに出てる不審者って」 
 
 唯「あれはもう笑いを堪えられなかったよ」 
 
 唯「だからね、ムギちゃんもいい顔をしてね」 
 
 紬「…ど、どうしてこんなことを?」 
 
 唯「…ムギちゃんには教えなーい」 
 
 唯「知ったとこでどうにもならないし」 
 
 唯「…でもまぁ、りっちゃんはいずれわかることだよ」 
 
 律「?」 
 
 何が言いたいんだかこいつは 
 
 唯「それよりりっちゃん!」 
 
 唯「早くやっちゃお!」 
 259 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 09:40:10.09 ID:A235VSwYO 
 律「あぁわかった」 
 
 唯「あは!ムギちゃんの眉毛燃やしたかったんだぁ~」 
 
 律「はいよ、ライター」 
 
 唯「ありがと、りっちゃん!」 
 
 唯「それじゃあいくよ~」 
 
 紬「やめてっ!」ガタガタ 
 
 律「あんまり暴れんなようぜーな」バシッ 
 
 紬「うぐっ…」 
 
 唯「おー綺麗にみぞおちに入ったね~」 
 
 律「だろっ!まあこんなもんよ」 
 
 唯「それじゃ早速燃やすよ」 
 
 紬「うっ…うう」 
 
 唯「せーの」カチャ 
 260 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 09:43:58.96 ID:A235VSwYO 
 ボウッ 
 
 紬「…」チリチリ 
 
 唯「…まだ反応がないね…」 
 
 律「燃え始めだからな」 
 
 唯「燃料投下~」 
 
 律「は、まだ早いだろ」 
 
 唯「ちぇ~」 
 
 紬「…っい、あつい…」メラメラ 
 
 紬「…あっついよ!消して二人とも!」メラメラ 
 
 唯「やーだよ!」 
 
 律「これから面白くなるんだろ」 
 261 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 09:52:05.05 ID:A235VSwYO 
 紬「あっづい、私が何をしたのよ!」 
 
 紬「お願い消して…」 
 
 唯「…あんまり楽しくない…」 
 
 律「反応が澪と全く一緒だからかな」 
 
 唯「じゃあもうムギちゃんはいらない子なんじゃ?」 
 
 律「それはもとからだろ」 
 
 紬「ぁう…あづい!消してよりっちゃん!」 
 
 律「」チッ 
 
 唯「りっちゃんはいつも名前呼ばれるねぇ~」 
 262 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 09:56:00.14 ID:A235VSwYO 
 律「あぁ、こっちはいい迷惑だよ」 
 
 唯「あは、確かに」 
 
 紬「あぅ…ぁ…」 
 
 紬(痛い…それにもう感覚が…) 
 
 唯「ん?あれ~?ムギちゃん?」 
 
 律「?どうした?」 
 
 唯「ムギちゃんがあんまりしゃべらなくなっちゃった…」 
 
 律「もう感覚なくなってきてるんだろ」 
 
 律「澪のときもそうだっただろ」 
 
 唯「えへへ、そうだっけ?」 
 
 律「そうだよ」 
 263 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 10:04:14.31 ID:A235VSwYO 
 紬「…」チリチリ 
 
 唯「あぁ、消えちゃうよ…」 
 
 律「まあまだ死ぬわけではないだろ」 
 
 唯「確かにそうだね!」 
 
 紬「」フッ 
 
 唯「あぁ消えちゃった…」 
 
 律「まあいいじゃないか」 
 
 律「さて、次はもう燃やすのは飽きたし」 
 
 律「指でも切り落としてみるか」 
 
 紬「…えっ…」 
 
 唯「いいねーりっちゃん!」 
 
 唯「それじゃあさ、タオル噛ませておこう!」 
 
 律「そうだな。悲鳴ばかりあげられてもうるさいしな」 
 264 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 10:13:10.99 ID:A235VSwYO 
 唯「はい、じゃあこれちゃんとくわえてね」 
 
 紬「あっ、が…むぐ」 
 
 唯「それにしても、ムギちゃん眉毛ないと結構可愛いよ」 
 
 唯「でもただれてぐちゃぐちゃだけどね」 
 
 唯「よし付けおわったよ!りっちゃん隊員」 
 
 律「よーし、それじゃあこの偶然鞄の中に入ってたナイフで」 
 
 律「ムギの指をっと」ザクッ 
 
 紬「んぐっ!んむーむー」 
 
 律「何いってんのかわかんねーよ」ゴツン 
 
 律「よし、もういっちょ!」ザクッ 
 
 ポトッ 
 
 ムギの指は白くて細長い綺麗な指だ 
 
 紬「んむ!む!」 
 265 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 10:15:42.59 ID:A235VSwYO 
 律「よし!次は唯な」 
 
 唯「はいよ!私に任せて!」 
 
 唯「せいっ!」ブチャ 
 
 ポトッ 
 
 紬「…んー!んむ」 
 
 律「おいおい、そんなすぐに…」 
 
 律「もうちょっと楽しめよ」 
 
 唯「えへへ、でも十分楽しかったよ」 
 
 律「そっか、じゃあ次は私な」 
 
 ――――――――――――――――――― 
 
 唯「よし!最後は私だね」 
 
 唯「えいっ」サクッ 
 
 ポトッ 
 
 266 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 10:20:49.35 ID:A235VSwYO 
 唯「よーし全部切り落としたぞー!」 
 
 律「ムギー今の感想はー?」 
 
 紬「ぅ…あ…」 
 
 唯「うふ、やっといい顔してきたね!ムギちゃん」 
 
 辺り一面が血で染まっている 
 
 もちろんムギの血だ 
 
 私もこの光景は嫌いではないかもしれない 
 
 唯「ねぇまた燃やしちゃおうよ~」 
 
 律「ああ、そうだな」 
 
 唯「やったぁ~早く校庭へ出よ!」 
 
 ―校庭― 
 
 唯「よし、運び終わった」 
 
 唯「じゃあ早くガソリン撒こう」 
 
 律「あぁ、ほら」 
 
 唯「はいよ!」 
 267 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 10:30:40.96 ID:A235VSwYO 
 律「よーし一通り撒いたか」 
 
 鼻をさすような油の臭いが漂っている 
 
 唯「うーくさ」 
 
 律「まぁ我慢しろよ」 
 
 律「さあムギ!言い残したいことは?」 
 
 紬「…」 
 
 律「ダメだこりゃ…意識があるのかすらわからない」 
 
 唯「さぁてじゃあ火を付けよう!」 
 
 律「あぁ、ほら」 
 
 唯「はいよ!」シュボ 
 268 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 10:32:36.76 ID:A235VSwYO 
 唯「えへへ、えいっ」 
 
 ボワーーーーーッ 
 
 律「おう、よく燃えるねぇ」 
 
 唯「そうだね、全くきれいだよ」 
 
 律「あ、ちょっと私トイレ行ってくる」 
 
 唯「あぁうん、行ってらっしゃい」 
 
 ――――――――――――――――――― 
 
 律「さてと、ここらへんまできたら見えないだろ」 
 
 ピポパ ブルルルルル 
 
 律 「あ、もしもし。警察ですか?」 
 270 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 10:38:26.16 ID:A235VSwYO 
 律「はい、実は今桜が丘高校の校庭で不審者らしき人物が…」 
 
 律「はい、はい。」 
 
 律「では校門の前にいますので」 
 
 ブツッ 
 
 律「唯にばれないように校門まで」 
 
 ――――――――――――――――――― 
 
 律「あぁすいませーんこっちです」 
 
 警察「あぁはい」 
 
 警察「あれは何かを燃やしてるのか?」 
 
 律「はい、そうみたいですね」 
 272 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/09(火) 10:43:46.71 ID:A235VSwYO 
 警察「ん?もしかしてあの燃えてるのって…」 
 
 警察「おい大変だ!」 
 
 律「…けけけ」 
 
 ――――――――――――――――――― 
 
 翌日新聞の見だしを飾っていた 
 
 ニュースでもこの話題が持ち切りだ 
 
 ―現役女子高生 同じ学校の生徒を殺害― 
 
 すべては上手くいった 
 
 私の一人勝ちだ 
 
 律「最後に笑うのはこの私だよ…みんな」 
 
 
 
 
 
 
 
 おわり 
+------
+このSSは[[そしてそれからも私はつまらない毎日を送っていた こまけぇことは良い人 ]]に繋がっています。