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78 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 22:01:10.79 ID:4tmeGBP6O
紬「もうあんたクビ」

麦茶「」ガーン

斉藤「それはちょっと…」

紬「いいの!斉藤!はやくこの家から追い出して」

麦茶「えっ!いやちょ、ま」

パンツ「オーウファック」

麦茶「な、なに?パンツお前いたのか」

―――――――――――――――――――

麦茶「あーあ、本当に追い出されるとは…」

麦茶「職も失ったし家もない…これからどうしよう」
80 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 22:10:38.53 ID:4tmeGBP6O
麦茶「…実家へ帰ろう…」

―――――――――――――――――――

麦茶「よし!準備も出来たし早くいこう」

麦茶「んと…あああのバスっぽいな」

麦茶「ふぅ…とりあえず寝るか…」Zzz

―――――――――――――――――――

麦茶「ん、ふぁーあ」

麦茶「…?あれ…なんか違和感が…乗るバス間違えたかな…」

麦茶「それにしてもこいつらどっかで…」

麦茶「……ハッ!?もしかしてこいつら…ムギちゃんの会社の社員達じゃ」
85 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 22:28:48.08 ID:4tmeGBP6O
麦茶「そいや今日は社員旅行があるって言ってたっけ…」

麦茶「ちっくしょー…まあ俺はどちらにせよ行けなかったけど悔しいな」

麦茶「………偶然バッグに入ってたこの包丁で…」

麦茶「おいお前らおとなしくしろーーー!!!!!!!」

女「きゃあ!なにこのオッサン!」

男「あれ…こいつ…紬お嬢様のボディガードやってたやつじゃねーの」

男2「なんでそんなやつがここにいんだよwww」

女2「でも解雇されたって聞いたよ」

麦茶「………畜生」フルフル

麦茶「てめえらぶっ殺すぞ!!!」
87 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 22:36:22.69 ID:4tmeGBP6O
麦茶「ふぅふぅ…」

シーン

麦茶「ちっ…いきなりおとなしくなりやがって…興が冷めたぜ」

麦茶「一つだけ言っておこう。お前らが行くところは温泉ではなく地獄だ」

ざわ…ざわ…

麦茶「おいおとなしくしてろ!!!あとカーテンを閉めるんだ」

麦茶「はぁはぁ…はぁ…」

麦茶「…ちっ…やっちまった…もうこれからどうしたら…」
88 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 22:43:10.35 ID:4tmeGBP6O
麦茶「はぁはぁはぁ……」

婆「あの…すいません」

麦茶「ん…なんだババア」

婆「トイレに行きたいのです…」

麦茶「…ちっ……おいちょっとバス止めろ」

麦茶「いいか…戻ってこなかったらこのバスのやつらを皆殺しにしてやる」

婆「…はい…」
90 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 22:48:12.98 ID:4tmeGBP6O
―10分後―

麦茶「おい!あのババア帰ってこねえぞ!!」

麦茶「…おい、バス出せ」

麦茶(……あんなこと言ったがさすがに人は殺せない…)

―その頃―

婆「ひぃひぃ…はやく電話しなきゃ…」

婆「警察けいさt…ん、待てよ…会社に電話したほうがいいのかな」
91 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 22:51:55.29 ID:4tmeGBP6O



―紬宅―

紬「皆さん、遠慮せずあがって結構ですよ」

澪「…あぁ…」

律「……すげぇ」

律「まるで城だな……」

唯「三ヶ月前から頼んどいてよかったね!りっちゃん!」

律「あぁ…そうだな…でも唯はこれをみてなんとも思わないのか?」

唯「すっごく大きなお家だよね!お家の中でかくれんぼできるんじゃない!?」
93 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 22:56:42.19 ID:4tmeGBP6O
唯「うわぁーすごく広いよ!りっちゃん!」

律「…やばい…迷子になりそう…」

澪「あぁ…で、ムギの部屋はどっちだ?」

紬「私の部屋はこっちです」

律「よく覚えれるな…」

澪「そりゃ自分の家だから当然だろ」

紬「ここですよ」

唯「この扉開けていいの?」

紬「はい」
94 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 22:59:19.31 ID:4tmeGBP6O
唯「じゃあ、せーのっ!」

ギィ

唯「うっ…重い…でも開いた!」

律「な…」

澪「部屋まで広い…」

律「私の家より広いんじゃないか…」

唯「ムギちゃんの部屋すっごーい!」

唯「ねぇこれはなに?」

紬「ああそれは…」

律「おい、唯!あんまむやみやたらに触るなよ」
95 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:00:48.94 ID:4tmeGBP6O
唯「大丈夫だよ!ほらほら」

律「おい!馬鹿、やめ」

唯「ふふーん!…あっ」

ガチャーン

律「あぁーおい唯どうするんだ」

唯「あう…ごめん!ムギちゃん!割っちゃった!」

紬「構いませんよ。たいした壷ではないですし」
96 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:04:24.40 ID:4tmeGBP6O
律(いやいかにも高そうな壷だろ…)

唯「それならよかったー」

紬「はい。では今日は唯ちゃんの誕生日パーティをするんでしたね」

唯「えっ!?そんなの聞いてなかったよ!」キラキラ

律「あぁ黙ってたからな」

澪「プレゼントも用意してきたんだぞ」

唯「ほんとー嬉しい!」

斉藤「お嬢様…ちょっとよろしいですか?」

紬「ん、どうしたの?」

斉藤「実は…」

紬「ふむふむ……えっ、あの男が…?」

斉藤「はい」
97 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:07:16.71 ID:4tmeGBP6O
紬「……時間がたてば泣きついてくると思って待ってたのに…」

斉藤「いかがしましょう」

紬「…ちょっと私が直接行ってみるわ」

唯「ん?どうしたの?ムギちゃん」

紬「いえ…とても言いにくいのですが実は今から急用が出来てしまって」

唯「えぇーそんなー」

澪「んじゃ今日はお開きか…」

律「えぇーっ…」

紬「本当にごめんなさい…あ、斉藤。あれを」

斉藤「はい」
99 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:10:19.99 ID:4tmeGBP6O
紬「はい。皆さんこれ」

澪「ん?これは?」

紬「お菓子です。貰い物で申し訳ないですが…」

唯「いいや!全然大丈夫だよ!ムギちゃん!」

律「いやーありがとなムギ!」

みんな「じゃあねー」

紬「はい。またねみんな」

紬「…では私も」ガチャ

紬「ふぅ…斉藤、はやく行きましょう。」

斉藤「はい…」

ブロロロロ

紬「話が大きくなる前に止められればいいんだけど…」
102 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:18:33.02 ID:4tmeGBP6O
運転手「しかしどこまで行けば…」

麦茶「どこまででもいい!止まらないで走り続けろ」

麦茶「しかしお前ら。次こそは殺すからな…逃げようなんて思うなよ」

―――――――――――――――――――

麦茶「ちっ…本当にどうすれば……何をやってるんだ俺は……」

麦茶「いや……」


―一方その頃―

紬「ねぇ、もっと早くは走れないの?」

斉藤「申し訳ございません。これが精一杯です…」

紬「くっ…しかし琴吹家の科学力は世界一よッ!!」

紬「そこの赤いボタンを押してみなさい」
104 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:24:46.27 ID:4tmeGBP6O
斉藤「はぁ…(何を言ってるんだか…)」ポチッ

紬「トランスフォォォォーーーーーム!!!!!!!!」

ウィーガチャ ガチャン

斉藤「うっ…なんだこれは」

紬「大丈夫よ、斉藤。運転は私に任せて!!」

斉藤「はい…(お前運転出来るなら俺いらなかったろ。まじただでさえ空気なんだからそれくらい譲れよ)」

紬「ふふふ…この、ビーストモードとロボットモードの間のモードならきっと空をも飛べるはずよ」
105 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:29:32.93 ID:4tmeGBP6O
紬「さあ行くのよ!空爆兵ハイドラァーーーーーッ!!!!!」

斉藤「紬お嬢様…ハイドラーはそのモードないですよ…」

紬「こまけぇことはいいのよ!!!」

紬「しかしすごいわ…父の会社がここまで進んでいたとは…」

―――――――――――――――――――

麦茶「…ちっ……今何時だ…」パカッ

麦茶「……」

麦茶「…おい…ニュースでもう俺の話が…」

琴吹グループ社員旅行中のバスがハイジャック

麦茶「…そんな……さてはさっきのババア…」

麦茶「……絶対許さねぇ…」
107 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:35:40.65 ID:4tmeGBP6O
麦茶(しかし人を殺すのは……畜生…俺はなんて臆病者なんだ)

麦茶(ははは…もう笑えちまうよ……)

フワーンフワーン

麦茶「や、やべえ…もう警察が…」

麦茶「もうどうすればいいんだよ……」

―――――――――――――――――――

紬「ふひひ、順調に進んでいるようね!!!」

紬「さあ斉藤!!!どこらへんなの!!!?」

斉藤「確かここらへんだと…あ、あれじゃないでしょうか?」

紬「むむっ…もう警察に囲まれている……」
108 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:42:07.77 ID:4tmeGBP6O
「おーい、警察だ。いい加減諦めなさい」

麦茶「いやだっ!!!ここで止まったら…俺は……」

麦茶「おいオッサン!!絶対止まんじゃねーぞ」

運転手「…あぁわかった」

―――――――――――――――――――

紬「ヒヒヒヒヒ、やっと追い付いたわ」

紬「さあ斉藤!!!運転は交代よ!!!私、車は運転出来ないの!!!!!!」

斉藤「はい(普通の人はあんなの運転できねーけどな)」

紬「むむっ…なにやら警察の人たちはあのバスを囲んで…」
109 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:45:40.43 ID:4tmeGBP6O
運転手「おい…お前…」

麦茶「ん?なんだオッサン」

運転手「もうダメかもしれない……警察に取り囲まれてるみたいだ……」

麦茶「ちっ…なんだと……はっ」

麦茶「おいそこの女」

女「…」

麦茶「おい!!!お前だ!!!!!ちょっとこっち来い」

女「へっ、私…ですか?」

麦茶「あぁそうだ!!!!さっさとしろ!!!!!!」

警察「ん?…ヤロー人質とりやがったみたいだ…」

警察「こりゃ迂闊に手出しできねーな…」
112 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:49:20.59 ID:4tmeGBP6O
紬「畜生!!!!せっかく来たのにこれじゃ意味ねーよ!!!!!!!」

斉藤「お嬢様。お耳を…」

紬「ん?なになに…」

斉藤「ひそひそ」

紬「……ふむふむ、なるほど…」

紬「じゃあ私たちは少しの間様子を見ているんだな」

斉藤「はい」



麦茶「きょえぇぇぇぇぇーーーーーーーい!!!!!!!!」

女「ヒッ!????」

麦茶「大丈夫だ女。貴様を殺したりはしない…だからおとなしくしろ」
113 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:53:12.45 ID:4tmeGBP6O



警察「…ダメだな…これじゃ埒があかん」

警察「また回りを取り囲んでバスを停止させるんだ」


運転手「おい!また囲まれたぞ!」

麦茶「畜生…オッサンどうにかなんねーか?」

運転手「いや…これは……このバスを停止させようとしているんだな…」

運転手「しかし今のあんたには人質がいる。警察も迂闊に手は出せないはずだ」
114 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/13(土) 23:59:15.62 ID:4tmeGBP6O
麦茶「……ああそうだな…」

麦茶「しかしオッサン…あんた一体……」

運転手「なーに、ただのしがないバスの運転手よ」

運転手「それより停車するのか、このまま進み続けるか」

運転手「それはお前が決めるんだ」

麦茶「……ああ…止まってくれ」

運転手「いいのか?」

麦茶「…ああいいんだよ…これで全て解決するならな…」

麦茶「俺だって…あんたたちだってもう解放されるんだ……」

運転手「そうか…お前がそういうなら俺は構わん…」

キキィーッ
115 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/14(日) 00:03:03.38 ID:aAwK/KxVO
警察「おぉっ!止まったぞ!!とうとう観念したか」

警察「しかしまだ人質が…」

斉藤「お嬢様!止まりました!」

紬「でかした!運転手GJ!!!」

紬「さぁー乗り込むぞ!!!!」

―――――――――――――――――――

運転手「あんたはまだその人質を離すな」

麦茶「ん…あ、ああ」


警察「畜生まだ人質を解放する気はないか…」

警察2「しかし今はまだ様子を見ていたほうがいいですね」

警察2「激昂して人質を傷付けたりしたら」

警察「ああ、わかってる」
117 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/14(日) 00:07:07.59 ID:aAwK/KxVO
警察「まあ気長に待とう」

「ちょっと待ったぁーーっ!!!!」

警察「ん?誰だ」

「ヒヒヒヒヒ、私よ!!!!とあっ!!!!!!!」シュタッ

紬「ここは私にちょっと任せてみなさい」

―――――――――――――――――――

麦茶「でもよ、オッサン…このまま人質を盾にしてたって俺は……」

運転手「ふふふ、いずれわかるさ………あっ、ほらお前も外をみてみろ」

麦茶「あ、ああわかった」チラッ

麦茶「……あれは………紬お嬢様?!!!!」

麦茶「しかしなぜここに…」
118 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/14(日) 00:10:54.02 ID:aAwK/KxVO
運転手「さあな。」

麦茶「……お嬢様はなにをやりたいのかさっぱり…」

紬「おーい麦茶ーいるなら出てこーい」

麦茶「?!…お嬢様が俺を呼んでいる……」

運転手「…後はお前とお嬢様で話をつけることだ」

運転手「さあ、行ってきな!」







なにこの運転手のオッサン
119 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/14(日) 00:17:33.49 ID:aAwK/KxVO
ガチャ

紬「麦茶…」

麦茶「紬お嬢様…」

紬「どっせーーーい!!!!!!」ゴツッ

麦茶「ひでぶ」

紬「なんでこんなことをしてるのよ!!!!私はあんたのことを待っていたのに……」

麦茶「いやだって…俺はお嬢様に……」

紬「でもお金がない。家もない。愛がなけりゃ希望もないって私のところに泣きついてくると思ったのよ」

紬「それなのにあなたときたら……やれやれだぜ」

紬「とりあえずこの一件はなかったことにするように手配するわ」

紬「だからあなたも戻ってきなさい」
120 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/14(日) 00:22:16.96 ID:aAwK/KxVO
麦茶「いや…でも……」

紬「男がぐだぐだぬかしてんじゃねぇぇぇぇよおおぉぉぉぉーーーーーー!!!!!!!!」ゴツン

麦茶「あべし」

紬「じゃあ戻ってくるのね?いいのね?それで」

麦茶「…はい」

紬「やったねむぎちゃん!」

―帰路―

紬「あなたが戻ってきてよかった…」

麦茶「むっ?なんか今聞こえた気がする」
122 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/14(日) 00:26:12.68 ID:UWkWDgVCO
麦茶「僕は…ここにいてもいいんだね!」

澪「おめでとう」

律「おめでとう」

唯「おめでとう」

紬「おめでとう」

梓「おめでとう」

さわ子「おめでとう」

憂「おめでとう」

純「おめでとう」

斉藤「おめでとう」

麦茶「…ありがとう!」
123 :こまけぇことは良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/06/14(日) 00:29:30.73 ID:aAwK/KxVO
紬「いいえ、なんでもないわ」

紬「さあ斉藤、もう車を出して」

斉藤「はい」



斉藤「こうしてお嬢様の元へ戻ってこれた麦茶は前にも増して大はしゃぎ」

斉藤「紬お嬢様は麦茶にたいしていつも冷たく接しているが内心は嬉しいようです」

紬「なーに?斉藤?何か言った?」

斉藤「いいえなんでもありませんよ、お嬢様」

麦茶「お嬢様あぁあぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!!こぼしてますよぉぉぉぉぉーーーーーー!!!!!!ふいてあげましょおおおぉぉぉぉぉーーーーーー!!!!!!!」

紬「ちょっとうざいお前」

麦茶「はうっ…」ガビーン

斉藤「やれやれ」ニコニコ





おわり