668 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/03(金) 17:43:35.30 ID:t+TSKzeCO
士「ここがけいおん!の世界か…」




ユウスケ「何だここは…普通の町だな」キョロキョロ

ナツミ「この世界にライダーはいなさそうですね…」

士「だが…何故かカードはある。それも七枚」ピッ

ユウスケ「七枚?ってことは五人もライダーが…?」

ナツミ「それにしても…士君、今回は何の仕事ですか?」

士「ちょっと待て…(ゴソゴソ)…教員免許が出てきた」

ナツミ「士君が…教師…」

ユウスケ「子供の影響によくなさそうだな…」
672 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/03(金) 17:48:34.15 ID:t+TSKzeCO

士「お、通門証もあったぞ。桜ヶ丘高等学校か…」

ユウスケ「かわいそうに…」

士「まぁいい、学校に行けば何かわかるだろ」スタスタ

ユウスケ「おい士!俺たちはどうすればいいんだ?」

士「(クルッ)その辺でもぶらついてろ。じゃあな」スタスタ

♪♪♪♪高校♪♪♪♪
教頭「…ということで、今日からウチで研修を受けることになった門矢士君だ」

士「よろしくな」

教頭「………」ポカーン

教頭「あ、席は山中先生の隣だからね。わからないことは聞いて」

さわ子(私がおもりをするの…?)
675 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/03(金) 17:55:16.56 ID:t+TSKzeCO
さわ子「…と言うことで、私が山中さわ子です。よろしくね」

士「ふん…とりあえず、俺は何をすればいい」

さわ子「そうねぇ…まぁ、授業を私の横で見てるだけでいいわ」

さわ子「あとは…そうだ、軽音楽部見にくる?」

士「面白そうだな…見に行ってやるか」

さわ子「…そういう言い方、やめた方がいいわよ?これからのためにも」
677 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/03(金) 18:03:43.51 ID:t+TSKzeCO
♪♪♪♪放課後♪♪♪♪
士「ふわ…やっと終わりか」

さわ子「はぁ~…疲れた、早く部室に行きたいわ…(今日は何が出るかな…)」

♪♪♪♪音楽室♪♪♪♪
紬「♪~♪~」フンフン

律「よう、ムギ!いつも早いなぁ」

紬「ううん、そんなことないわよ」ニコッ

紬「そうだ、何飲む?」

律「んー…レモンティーで」

唯「ばっばーん!おいっすりっちゃんムギちゃん!」

律「もうちょっと静かに入れよ…」

唯「ふぅ~疲れた~!ムギちゃん、今日のおやつは?」

紬「今日はプリンよ♪」

律「うわ~!早く食べたい!」ピョンピョン
678 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/03(金) 18:16:13.17 ID:t+TSKzeCO
澪「(ガチャ)お、みんな揃ってるな」

律「澪遅れたからプリンなしな!」

澪「なっ!何だよそれ!」

唯「あれ~?いつもなら練習しよう!って言うのに…」スススッ

律「まさか、澪ちゃん…プリン食べたいんでちゅか?」ニヤニヤ

澪「わ、悪いか!」


さわ子「…門矢君、ここよ…(ガチャ)お、今日はプリン?」

紬「はい♪…先生、そちらの方は?」

士「研修生の門矢士だ。…これはいったい?」

澪「あ、これはその…」

律「どうも~!部長の田井中律です!…うちはお茶しながら部活やるのがウリでね!」

澪「間違ってないけど、それじゃお茶だけしかしてないみたいだろ!」ガツン!

唯「門矢先生プリンどうぞ~!はいあーん」

士「…(パクッ、モグモグ)うまいなこれ…」
683 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/03(金) 18:29:17.10 ID:t+TSKzeCO
さわ子「ふぅ…よしみんな、練習よ練習。門矢先生の歓迎もかねてね」

律「そうだな、よーしいっちょやるか!」

唯「よーし、頑張っちゃうぞー!それじゃ、ふわふわ時間いきまーす!」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
オーキーニーイーリーノーウサーチャーン ダイテェェェ
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
唯「…ふぅ、どうだった?」

士「まぁまぁだな」モグモグ

唯「むっ!じゃあ先生はギターできるの?」スッ

士「任せろ、俺は天才だから何でもできる」グッ

さわ子「どこからそんな自信が…」

士「じゃあ一丁やるか」
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
ライザーウィーンッ カケヌケーロー
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
士「…どうだ?」

律(うまい…!)
澪(凄い…!)

唯「…た、たいしたことないね!」フンッ

律・澪(強がった!?)
685 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/03(金) 18:35:51.25 ID:t+TSKzeCO
士「しかし、汚いギターだな…大事に使ってるのか?」

唯「失礼な!一緒に添い寝したり服着せたりしてるもん!」

律「大事にするベクトルが違うけど、まぁ唯にとっては宝物だからな…」

士「宝…か…」ピクッ

澪「どうしたんですか?」

士「…いや、何でもない(おかしい…さっき海東の気配がしたはずなのに)」

♪♪♪♪音楽室前♪♪♪♪

海東「お宝と聞いちゃ黙ってられないな」

海東「校門で待ち伏せるか…」ダッ
688 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/03(金) 18:52:13.20 ID:t+TSKzeCO
♪♪♪♪部活終了♪♪♪♪
唯「ふぅ…そろそろ帰ろうか」

澪「そうだな…先生たちは?」

さわ子「もうやることないし帰るわよ…門矢君は?」

士「やることがないなら帰るか」スタスタ
律「マイペースだな…よし、行くぞムギ」

紬「待って…ふぅ、片づけ終わったし帰りましょ」

澪「みんな出たな、えーとカギかけて…よし」カチャリ
♪♪♪♪校門♪♪♪♪
唯「ふぅ、お腹すいたー!今日の晩ご飯何かな~」ウキウキ

律「いいよな~憂ちゃんがいて…」

士「確かに腹減ったな…」グゥ…
689 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/03(金) 18:54:16.00 ID:t+TSKzeCO
ザッ
海東「…また君か、士」

士「海東!…何しにきた?」

海東「何って…わかってるだろ?」クルクルッ パァン!
澪「ひっ!?銃!?」ビクゥ

海東「おっと動くな。…こんなことはしたくないがお宝のためだ」サッ

海東「唯ちゃん…って言ったかな…君のお宝、僕にくれないか?」スタスタ

唯「嫌!ギー太は渡さないもん!」

海東「ならば、実力行使…うわっ」ドサッ

律「唯!逃げろ!」

唯「りっちゃん!…ありがとう!」ダッ!

士「いいぞデコッパチ!…海東、覚悟しろ!」カメンライドゥ ディケーイ!!
691 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/07/03(金) 19:06:21.93 ID:t+TSKzeCO
海東「ちっ、邪魔されたか…なら、ここで君を倒すまでだ」スッ ガチャ
カメンライドゥ…
海東「変身」ディエーンド!!

さわ子「な、何…これ…」

紬「さわ子先生、ここは逃げましょう!」

ディエンド「させない」カメンライドゥ ライオトルーパー

ディケイド「させるか!」アタックライドゥ イリュージョン

ディエンド「…やはり、君から潰さないといけないようだね」アタックライドゥ バースト

ディケイド「やれるものなら…やってみろ!」アタックライドゥ バースト

律「うわわ、危ない!」


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

唯「ハァ、ハァ…逃げなきゃ…」タッタッ

鳴滝「ディケイド…お前は日常すら破壊するのか…やはり世界の破壊者だな!」

唯「…おじさん…だれ?」
カシュッカシーン カメンライドゥ

前編「音楽と日常」完

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最終更新:2009年07月03日 22:27