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943 :こまけぇことはちんちん様 ◆2IQHFwnzsc :2009/07/15(水) 12:37:04.14 ID:oCe/aGSGO
「みーお!」
うわっ!…びっくりした…
どうやら寝てしまっていたみたいだな
しかし…相変わらず眩しいおでこだ
「どうしたー?難しい顔して」
「あ、もしかして恋の悩みか?」
確かにそうといえばそうかな
「おぉーそうなのか!だれだれ?私の知ってる人?」
お前だよお前。ったく…律も随分鈍いやつだ
まあさすがに口に出すことは出来ないが
「なんだよー!教えてくれたっていいだろー!ケチだなぁ」
「あ、そうだ!ポッキンアイス買ってきたんだー」
「はい、半分こずつね」ニッ
そのあどけない笑顔が私の心をくすぐる
確か前にもこんなことがあったな

944 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/15(水) 12:38:33.38 ID:oCe/aGSGO
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「やーい秋山。ほらこっちだぞー」
「えっぐ…返してよぉ…」
「やーだよ。悔しかったら取り返してみな」
「ぐすっ…お願いだから…」
「こらー!お前ら何やってんだ!」
「なんだよ田井中!文句あるのか?」
「ふんっ…そう言ってられるのも今のうち」
「せんせー早く!こっちです」
「なん…だと…やばい逃げろ」タッタッタッ

「ふっふっふ、作戦成功」
「ぐすっ…ありがとう、律」
「もう泣き止めよー…ほらハンカチ」
「うん、ありがと」
「澪はすぐ泣くからいじわるな男子に目付けられちゃうんだぞ」
「うん…ごめんなさい…」
「でも何を取られてたの?」
「…これ……」
「あっ、これって」
「うん、律とおそろいのキーホルダー」
「へぇー…そんなに大切にしてくれてたんだ」
「当たり前だよ!律と始めておそろいで買ったものだもん!」
「…えへへ…なんか照れるなぁ…」
「よーし!今から私の家に行こう!」
「うん、いいよ」
「うちにね、ポッキンアイスいーっぱいあるんだよ!」
「なにそれ?おいしいの?」
「えー食べたことないの?おいしいんだよー」
「それじゃあ私も食べる!」


945 :気持ちが良い人 ◆2IQHFwnzsc :2009/07/15(水) 12:39:57.80 ID:oCe/aGSGO
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あのときもポッキンアイスを食べたな
味は…美味しいとは言えなかったけど…でも
律と半分こにして食べたというのが何より嬉しかった
そして今も…
「いやー冷たくてうめーなぁ」
まったく…もっと女の子らしい喋り方は出来ないのだろうか…
「澪、食べないのか?私が食べちゃうぞ」
どうしてそうなる…少し考え事してただけだ
「また恋の悩みですか!青春だねぇー」
まったくこいつは…


「律」
「ん?どうしたー?」
「いっつもありがとう」
彼女はしばらく不思議そうな顔をした後照れ臭そうに頭をかいて笑っていた



どんなときだって、律は私を照らしてくれる光
でもいつか…私が律を輝かせてやるんだ