513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 18:22:35.10 ID:O8KgH1H10
サトシ→唯
カスミ→あずにゃん
タケシ→憂
シゲル→和
今日から私もポケモントレーナー!
気合を入れてオーキド博士の研究所に向かいます。
「こんにちは~!」
515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 18:27:19.63 ID:O8KgH1H10
中は相変わらず死霊でいっぱいでした。
ちゃんと整理できてるのかな?
そんなことを考えていると、奥の方からオーキド博士の声が聞こえました。
「おぉ唯ちゃん、舞っておったぞ」
「お久しぶりで~す!」
「大きくなったのぅ」
なでなで。
「えへへ~」
やっぱり頭を撫でてもらうと気持ちいいなぁ。
「そうそう、私のパートナーはどんなポケモンですか?」
「それなんじゃが……」
520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 18:33:47.86 ID:O8KgH1H10
ピカチュウ→あずにゃん二号
なんだか悩んでいる風なオーキド博士。
「どうしたの?」
尋ねると、何かを決意したようにきっと眼を見開きました。
「渡す予定じゃった三匹がすでに他のトレーナーに引き渡してしまってのぅ」
「え!? そ、それじゃあ私のポケモンがいないじゃないですか!」
「いや、いるにはいるんじゃが……」
そう言ってオーキド博士は一つのモンスターボールを取り出しました。
「ほれ、出て来い」
ポワァン。
出てきたのは、黒い毛皮が特徴的な……。
「あずにゃん、二号?」
522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 18:37:38.96 ID:O8KgH1H10
そう、そこからでてきたのは、幻のポケモン、あずにゃん二号だったのです。
「こ、こんな高価なポケモン、どうやって手に入れたんですか!?」
「いや、ワシの孫と交換でロケット団とな」
3人ってロケット団のことか今気づいた
524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 18:39:50.52 ID:O8KgH1H10
お昼ごはんを食べ終えて、海の家を出る。
「次はどこに行きますか?」
「う~ん、そうだね~」
浜辺でばっかり遊んでたし、ちょっと遠くへ行ってみるのも悪くないかもしれない。
「あそこの岩場とかどうかな?」
私が選んだのは、ここから数百メートルほど離れたところにある小さな岩場。
あそこなら人もあんまりいないだろうし、あずにゃんと二人っきりになれるかもしれない。
……あれ?
どうしてあずにゃんと二人きりになろうとしてるんだろう。どうして――
「あれですか、少し遠いですけどいいですよ」
少しあっちの世界に行きかけてたところを、あずにゃんの声で呼び戻される。
「へ?」
「だから、岩場に行くのに賛成ってことですよ」
なんだろう、どことなく不機嫌そうな感じだけど……。
「あ、うん。じゃあ行こっか」
「はい」
……気のせい、かな?
「とうちゃ~く!」
526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/20(月) 18:42:25.54 ID:O8KgH1H10
「ちょっと先輩、私の自転車をどうしてくれるんですか!」
「ごっめ~ん! いつか弁償するから許して!」
「信用できません! 返してもらうまで付き纏いますからね!」
カスミが仲間になりました。
最終更新:2009年07月22日 15:38