30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/26(日) 15:31:07.91 ID:dKaZVG1lO
「・・・ん。」

私は目を覚ました。時計に目をやるとまだ午前4時を指している。

「・・・はあ・・・」

ため息がでた。それと同時に昨日の夜の出来事を思い出す。

あれは夢だったと一瞬思ってしまった。いや、夢であって欲しかったんだ。

でも乱れたシーツや汗ばんだ体、それに隣で、しかも裸で眠っている姉を見てあれは夢じゃなかったと思わされる。
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/07/26(日) 15:32:06.44 ID:dKaZVG1lO
・・・昨日の私はどうにかしていたんだ・・・。自分の欲求を抑える事ができなかった。

「・・・ごめん、ごめんねお姉ちゃんっ・・・」

涙が出てきた・・・。よく見ると姉の顔にも涙を流した跡がある。

でも私がいくら泣いたところでもう以前のような姉妹の関係には戻れない。私が壊してしまったから・・・

「ごめん・・・ごめんなさい・・・」

私はただ来てほしくない朝を待っていた。



Fin

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最終更新:2009年07月30日 16:37