626 : ◆3Y3S/FrG1k :2009/08/09(日) 02:28:51.05 ID:dbPWXzcUP
梓「こんにちわ…えっ!?」
目の前の光景に驚いた。
なんで唯先輩が三人もいるのか…
唯1「あずにゃんだ~」
唯2「あずにゃんだー」
唯3「あずにゃんだ~」
抱きついてきたのを本人と思いたかったが、誰も飛びつかない。
上履きを見てみたが、三人とも同じ色だった。
これじゃあだれが本物だかわからない。
梓「ど、どれが本物!?」
唯1「どしたのあずにゃ~ん、早くすわりなよ~」
唯2「そうだよあずさちゃ…あ、あずにゃ~ん」
唯3「ムギちゃんお茶おかわり」
紬「はい、りっちゃんおかわりどうぞ」
唯3「お、おいムギ!」
630 : ◆3Y3S/FrG1k :2009/08/09(日) 02:33:34.15 ID:dbPWXzcUP
梓「えっと、真ん中が憂で、右が律先輩ですね?」
唯2「やっぱりだめだなぁ、私」
唯3「ご名答!むぎぃ、ばらすなよー」
紬「あ、いつもの癖で…」
当たっていた。というかばらした本人には悪気はなかったようで。
とりあえず、なぜ唯先輩に変装したのかを聞いておかないと。
律「いや、私髪おろすと唯にそっくりだって言われてさ、ちょっとやってみたかったんだ」
憂「声までそっくりで驚きました」
律「声真似は得意だからな!」
唯「私が二人いるかと思ったよ~」
憂「おねえちゃんそれ私が似てなかったってこと?」
唯「いやそうじゃないよ~」
できるならもうこのドッキリはやられたくない。でも、もう一回くらいならいいかな、と少しだけ思った。
律「じゃあ、憂、唯、そろそろ準備するか、ムギ、今度はばらさないでくれよ」
梓「え?」
律「いや、澪がまだ来てないからさ、同じドッキリをするんだ」
631 : ◆3Y3S/FrG1k :2009/08/09(日) 02:35:01.85 ID:dbPWXzcUP
おしまい
最終更新:2009年08月13日 13:28