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このSSは『【けいおん!】唯×梓スレ 2』というスレに投下されたものです
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1247988782/l50

474 :ヘタレなあずにゃんとか:2009/08/21(金) 19:39:10 ID:LIWepyJ8
「暑いですね・・・」
「うん・・・あいす食べたい・・・」
まだまだ暑い日が続く夏の日、私と唯先輩は二人、先輩の部屋で熔けていた。
唯先輩から誘われて遊びに来ていたんだけど、あまりの暑さに何もやる気がおきない――なぜなら今日の最高気温は今年最高の暑さなんだそうだ。
せっかく一緒にギターの練習でもしようと思ってたのに・・・それに他にもいろいろ・・・。
「アイスですか・・・食べたいですね・・・」
「あずにゃ~ん・・・あいす持ってきて~、冷蔵庫に入ってるから~・・・」
「ええっ・・・い、嫌ですよ・・・そんな」
自分の家ならまだしも、人の家の冷蔵庫を勝手に空けるのは抵抗があります。
「お~ね~が~い~、あ~い~す~」
唯先輩は駄々をこねながら、床を転がり始める。
(うう・・・か、可愛い・・・って言うかパンツ見えてますよ、唯先輩!)
この暑さのせいか唯先輩の格好は薄いTシャツ一枚にミニスカートという超薄着なのだ。
そんな格好で転がったらスカートだってめくれ上がってしまう。
(ぴんく・・・ごくりっ)
私は別の意味で頭が沸騰しそうだった。
暑さのせいか理性が熔けていくのもいつもより早くて――さすがに真昼間から唯先輩を襲ってしまうわけにはいかない。
は、初めてくらいはもっと雰囲気というものを――って、べ、別に唯先輩とはそんな関係じゃっ!
(って、私何考えてるの!)
いけないことを想像しそうになる頭をブンブンとふって私はバッと立ち上がる。
「わ、わかりました。あ、アイスとってきますから転がるの止めてください!」
「わ~い♪ ありがとー、あずにゃん!」
少し頭冷やさないとね・・・うん。
475 :ヘタレなあずにゃんとか:2009/08/21(金) 19:40:14 ID:LIWepyJ8

アイスを持ってきた私は、唯先輩と一緒にアイスを食べていた。アイスの冷たいのが火照った頭にちょうどいいです。
さっきの状態では何をしでかしていたか分かりませんからね。どうやら唯先輩もアイスを食べて元気が出てきたみたいです。
「う~ん♪ 冷たくておいしーよー」
「そうですね・・・あ、唯先輩アイス溶けてますよ」
「え?・・・・あ、ホントだ!」
唯先輩のアイスはすでに溶け始め、ポタポタと唯先輩のTシャツを濡らしていた。
「わ、シャツに付いちゃったよ! あずにゃ~ん・・・」
唯先輩は目をウルウルさせながら、私を見つめてくる。
「ほ、ほら早く拭かないと・・・」
私は、ティッシュを2、3枚取ると、唯先輩の胸のところに手を当てた。
ふにゅっ
「あんっ!」
(って、私は何をやって・・・)
唯先輩もいきなり胸を触られたからか、甲高い声を上げる。
ていうか私はそれどころじゃなかった。唯先輩の胸の感触にさっきようやく冷めてきた頭が再沸騰を始めた。
ふにふに
「ひゃっ・・・ん・・・あ、あずにゃん・・・だ、だめだよう」
(はっ!わ、私はいったい何を!?)
どうやら意識が飛んでいたようだ。自分でも気付かないうちに先輩の胸を揉んでしまっていた。
「ご、ごごご、ごめんなさい! 唯先輩、こ、これは・・・その・・・」
私は慌てて手を離し、唯先輩に謝った。
「も、もう・・・あずにゃんのえっち」
唯先輩は真っ赤な顔をしながら、俯いてしまった。
(それにしても・・・唯先輩のおっぱい、柔らかかったな・・・)
大きいわけじゃないし、だからといって小さすぎるわけでもない。手のひらサイズっていうのはああいうのを言うのかな?
私はさっきの感触を思い出し、手をわきわき動かしながらそんなことを考えていると――
「あぅ・・・あずにゃん、またあいす零しちゃった・・・」
「え・・・?」
イケナイ妄想に浸っていた私は、唯先輩の言葉で我に帰る。
そして唯先輩に目を向けると、そこにはさっきみたいに胸のところにアイスを零した唯先輩が、何かを期待するような目で私を見つめていた。
――瞳をウルウルさせて、顔は茹蛸のように真っ赤かだ。
(あの・・・それって・・・つまり)
「あの・・・あずにゃん・・・・拭いて?」
「え、ええぇ!?」
唯先輩は恥ずかしそうに、私にお願いする。一瞬私の中の何かが切れそうになったけど、なけなしの理性でなんとか持ちこたえる。
「ああ、あのっ・・・そのっ・・・あ、そ、そうだ・・・わ、私ちょっとトイレいってきますね?」
「え?」
「そ、それじゃいってきます! 唯先輩も早くアイス拭いてくださいね! そ、それじゃっ!」
私はそれだけ言い残すと、逃げ出すように部屋を後にした。あのまま部屋にいたら、間違いなく今度こそ唯先輩を―――

「あっ・・・・・・もう・・・あずにゃんのいくじなし・・・」
部屋を出る前そんな唯先輩の言葉が聞こえたような気がしたけど、気のせいだよね?


END



すばらしい作品をありがとう