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720 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/14(金) 01:42:35.22 ID:W0r5e1xAO
梓「今日も部活に誰もこないです…」

べんべんべん…

梓「1人でギター弾いても寂しいです…」

梓「先輩たち、どうして部活こないんだろう…」

梓「メールは返信こないし…あした直接聞いてみよう!」

723 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/14(金) 01:50:20.20 ID:W0r5e1xAO
翌日

梓「澪先輩以外は一緒のクラスなんだよね…」

ガラ

梓「律先輩おはようございます!ちょっといいですか?」

律「!…あっあーおはよう梓!でーごめん、私今日日直だから忙しいんだ!」

梓「あ、行っちゃった…」

梓「ムギ先輩!」

紬「おはよう梓ちゃん。ごめんね、家に電話しなきゃいけないからお話はまた今度にして」

梓「あう~…じゃあ唯先輩!」

唯「あー!あーず…にゃんおはよう…」

梓(あれ?いつもなら抱きついてくるのに…)

唯「ごめんあずにゃん。私追試の結果先生に聞きに行くから…またね!」

726 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/14(金) 01:59:45.79 ID:W0r5e1xAO
梓「そしたら澪先輩のところに…」

ガラガラ

澪「あっ梓?!」

梓「おはようございます先輩」

澪「あっ…えと…その…」

梓「どうしました?」

澪「きょ…教室にくるのはやめてくれ!」

梓「え…?」

澪「あの…迷惑とかじゃないんだが…その今はとにかくダメだ!」

梓「…迷惑…なんですね…」しゅん…

澪「梓…だからそうじゃ」

梓「ごめんなさい…失礼します…」

ガラ…

梓「私…もしかして先輩たちに嫌われちゃったのかな…だから部活にも…」

727 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/14(金) 02:01:17.62 ID:W0r5e1xAO
梓「そういえばこないだ…4人体制の曲がどうとか…そっか…わっ私が邪魔なんだ………」

梓「ぐす…うぅ…きっと…いつも私が練習しようとうるさく言うから先輩たち嫌になって…」

梓「うぅ…ぐす……」

梓「うえぇぇぇん!」ぽたぽた…

728 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/14(金) 02:06:56.89 ID:W0r5e1xAO
放課後…

ガチャ…

梓「…退部届…ここに置いておけばいいよね…」

梓「音楽室で…毎日毎日練習しないでお茶ばっかりで…」

ギターのことまるで知らない唯先輩…

ドラムが走りっぱなしの律先輩…

歌詞がいつも独特な澪先輩…

持ってくるお菓子を気にするばかりのムギ先輩…

いつもいつも文句ばかり言ってたけど…私…わたし…

梓「やっぱり軽音部が好きだよぉぉぉ!うわぁぁぁぁぁん!辞めたくないよぉぉ!」

梓「律先輩…だらだらしててもいいですから…」

梓「唯先輩…ぺたぺたしてきてもいいです…」

梓「私は…そんな先輩たちが好きなんですっ!」

730 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/14(金) 02:11:56.23 ID:W0r5e1xAO
パンパンパ~ン!

梓「ふぇ…?」

唯「あ~ずにゃーん!」

だきっ!

梓「唯…先輩…?」

律「おいおい梓ー!退部届なんて部活辞める気かー?」

唯「澪ちゃんがくるな!なんて言うから~」

澪「しっ仕方ないだろ!私は隠し事が苦手なんだっ!」

梓「あの…え?」

紬「うふふ♪梓ちゃん!!…せーっの」

唯律紬澪「お誕生日おめでとー!!」

パンパンパーーン!!

732 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/14(金) 02:19:53.62 ID:W0r5e1xAO
梓「誕生日…?」

律「そう!三日前から準備してて部活どころじゃなかったぜー」

唯「あずにゃんに内緒でビックリさせよーって言ってたの!」

律「それが澪が『私は梓に会いたくないからもうこないでくれるか?』とか言っちゃったからー」

バキッ

澪「言ってない」

紬「でもごめんね?結果的に梓ちゃんを泣かせちゃったんだもの…」

梓「あっ!?いや私泣いてなんか」

律「私はそんな先輩たちが好きなんですーとか大泣きしながら言ってたくせにー」

梓「みみみみ見ていたんですか!?」

律「澪のせいで思いつめた梓が退部するとか言い出す前にタネ明かししようと思ったんだけど」

唯「あずにゃんがいろいろ言ってたから~」

律「黙って聞いてた!」

澪「私はさっさと行けって言ったんだけどな…」

735 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/14(金) 02:26:13.93 ID:W0r5e1xAO
梓「うぅ…でっでもバンドは4人体制で曲がどうのとか…」

唯「あり?聞かれてた?」

梓「緊急会議中って紙は貼ってましたけどドアが半開きでしたので断片的に少し…」

紬「あら…でもそれならなんの曲かは…うふふ…」

澪「よし、じゃあさっそく」

律「あいよっ!」

担当楽器の持ち場につく4人

律「ワン!ツー!」

唯「ハッピーバースデイ~トゥーユー!」

澪「ハッピーバースデイトゥーユー!」

紬「ハッピーバースデイ~ディア」

律「あっずさーー!」

唯澪紬律「ハッピーバースデイトゥ~ユ~!おめでとー!!」

738 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/08/14(金) 02:33:26.54 ID:W0r5e1xAO
梓「これのために…」

律「そ!ムギ指導のもとなんと私が編曲したのだ!」

澪「梓にはいつも迷惑かけてばかりだからな…」

紬「さ!それじゃあみんなでお茶にしよっ!ケーキあるわよ!」

唯「私も鯛焼き買ってきたー!」

梓「皆さん…うわぁぁぁぁぁん!」

唯「あずにゃん…ぎゅっ♪」

梓「ありがとうございます…わたし…軽音部に入ってよかったです!」


結局この日は1日お茶の時間だったけど嬉しかった…すごい嬉しかった…んだけどね…



梓(私の誕生日…今日じゃないんだけどなぁ…)

ま、そんなちょびっと抜けているところも先輩たちの良いところってことで…

終わり