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94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/15(土) 18:22:50.54 ID:N+lqqmXt0
唯「いーなー紅白…わたしも頑張ればでれるかなぁ」

放課後の軽音部室で、唯はお茶を飲みながら憧れを口にする。
唯の途方もない願望は、音楽やる人間の妄想としては典型的なものだった。
だが、それは皆の会話が止まる程にツッコミ所満載であった。
音楽に関するサクセス的妄想としては、学校ライブで人気者、
スケール大きくなって武道館ライブ、そして国民に受け入れられて紅白、が上位にあがる。
大抵は、大勢の人の前で演奏して大受けする所までで満足する物なのだが、
唯の激しい妄想力は、紅白の出演料にまで及んでいた。

律「まだデビューしてもないだろ」

サインも練習しておこう、と筆記用具を取り出す唯に、
律がようやく歯止めのツッコミを入れる。

唯「でもでもっ、私達には武器があるじゃん!」
澪「唯…」

妄想から帰ってこない唯に、澪は仕方ないなぁと思いながらも、
少しだけ同調する。
音楽は演奏だけじゃないってことを、この一年、このメンバーで思い知らされてるのだ。
そう、仲間を信じるチームワークこそが一番の…。

唯「顔で何とかいけそうじゃん? 私達、かわいいから!」
澪「自分で言っちゃうんだそういう事!?」


95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/15(土) 18:26:18.81 ID:N+lqqmXt0
唯「紅白の出演料っていくらくらい何だろ…
それで家とか建てちゃったりして!」
律「あれ、結構取り分少ないらしいぞ。一人5万くらい?」

紬「安っ」

紬の何気ない一言に、皆が一斉に振り向く。
タレントの出演料としては『安っ』と皆一様に思ったが、
紬に言われると少し勘に障るのだった。

96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/15(土) 18:28:05.15 ID:N+lqqmXt0
唯「あっ、ごめん私駄目だ! 紅白出れない!」

澪「…は?」
唯「大晦日は、憂と一緒におそば食べるってキマッテルんだった! ごめん!」
澪「いや、謝られても……てゆーかそろそろ現実に戻ってこい」

梓「あ、あの澪先輩……わ、わたしも大晦日は、ちょっと…」
澪「あずさにまでうつっちゃった!?」