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912 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:13:45.19 ID:Mxj1u3h5O
『桜高少女』これまでのあらすじ
ひょんなことから唯たち軽音部は自分たちにしか倒せない改造人間と戦うことになる。
必死の攻防で新たな敵ヘビを倒した軽音部の面々であったが唯が負傷してしまった。
一方、梓も戦いを目の当たりにして…
913 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:16:11.54 ID:Mxj1u3h5O
紬「敵の秘密基地…ですか?」

さわ子「の可能性がある場所ね、正確には」

紬「それはどこですか?そこに乗り込めば…」

さわ子「まあ慌てないで。町外れの閉店した飲食店の地下よ。地図もここにあるわ」

澪「よく見つかりましたね」

さわ子「りっちゃんのおかげね」

律「あいつらの気配が生まれた場所を調べたら、どうもその辺りが一番怪しかったんだよね」

さわ子「そう、でも乗り込むには危険性があるわ」

律「もしヘビ級の敵がわんさかいたら勝ち目がないからな…」

紬「そっか…」

さわ子「唯ちゃんも目は覚ましたけどまだまだ戦える状態じゃないしね…」

澪「だけどこのままじっとしているのは…」

さわ子「勿論よ。そこでね…」

『桜高少女』第五話「集合!」

916 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:19:34.26 ID:Mxj1u3h5O
澪「潜入調査…?」

さわ子「そうよ。敵がどんな状態なのか…そしてそこが敵の本拠地なのか…それを調べるためにね…」

律「そうだな。何も知らず突っ込むのは危険だからな」

紬「それなら私が行くわ。唯ちゃんをあんなにして…許せないもの」

律「ムギ…」

さわ子「でも戦闘は避けてね…あくまで敵を見極めることが目的なんだから…」

紬「わかりました」

澪「一人で平気か?」

紬「うん。それに大人数で行くと潜入調査にならないし…」

さわ子「何より学校に改造人間が現れたらマズいわ…」

澪「そっか…」

律「まあ澪と違ってムギは一人でも寂しくないとさ~」

澪「ちょっ律!」

紬「うふふ♪りっちゃんも武器が片方ないんだから無理しないでね♪」

さわ子「じゃあ解散して!」
917 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:21:24.68 ID:Mxj1u3h5O
澪「さ、唯の様子でも見に行くか…」

律「私は野暮用すまそ~」

さわ子「さてと…」


病院

唯「そうなんだ…ムギちゃん大丈夫かな?」

澪「ムギなら問題ないぞ!なんたって敵に囲まれても鞭を自在に操って一掃するんだから!」

唯「そうだね!…あれ…これは…」

澪「どうした唯?」


学校廊下

梓「先生に聞いてみなきゃ…一体あれがなんなのか…」

アリ「ぶるぅわぁぁあ!」

梓「わっ!出た!きゃあ!」

アリの衝撃波に吹き飛ばされる

梓「やっ…こないで!」
918 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:24:17.39 ID:Mxj1u3h5O
ビシュゥッ!

アリは何かに打ち抜かれ消滅した…

梓「あ…先生…」

そこには弓を構えるさわ子の姿が…

さわ子「不思議な子ね…あなたに吸い寄せられるように改造人間が増えているんだもの…」

梓「先生!一体何を」

さわ子「ヘビも唯ちゃん達ではなくあなたに襲いかかったし…いらっしゃい梓ちゃん、全部話してあげるわ…」


体育館

律「くそ!この時間にアリが出てくるとかどういうことだよ!」

ズバシャ!

律「はあ…はあ…澪もムギもいないときによ…あ……」

目の前には…

トカゲ「ふしゃーふしゃー!」

ヘビ「シュルルルラァ!」

920 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:27:47.45 ID:Mxj1u3h5O
律「嘘だろ…トカゲにヘビって…仕方ないぜ…こいつの出番だ!」

律は胸元から拳銃を取り出し素早くトカゲへ発砲!

バシィ!命中した球は光を放ちはぜた

律「やりー!こいつはただの銃じゃないぜ!こないだ砕けた剣の破片で作った私専用の武器!もう一発!」

銃声とともにトカゲは消滅した

律「へへ!頼み込んで作ったかいがあったぜ!これでお前も敵じゃないぜヘビ!」

再び撃ちまくる律

ヘビ「キエェキエェ!」

律「効いてるぜ!もう一発!」

カチカチ…

律「あら…?たっ弾切れ!?んなバカなっつわ!ちょいタイムタイム!」

シュルパ!当然待ってくれないヘビは容赦なく鞭を振るう!

律「うわ防げない!」
921 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:29:53.48 ID:Mxj1u3h5O
教室

梓「…しっ信じられませんそんな話!」

さわ子「ふふ…見た光景が全ての答えだと思うわ…」

梓「で…でも…」

さわ子「梓ちゃんは扉を開く鍵を持ってるのよ…でも、その鍵を使うかどうかは任せるわ…そして開いた扉の向こうへ踏み込むかも…」

梓「…。」

さわ子「あなたも唯ちゃんと同じように持っているわ…そしてりっちゃんたちとは違うものも…」
922 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:31:16.95 ID:Mxj1u3h5O
再び体育館

バシュン!

律「え…ゆっ唯!?」

鞭を大剣で受け止めた唯がそこにいた

唯「へへ…だっ大丈…夫?」

律「どうしてここに!?いやそれよりその体じゃ戦えないって!」

唯「きゃあ!」

弾き飛ばされる唯!そこにたたみかけるヘビ!

ビシィィ!

律「ぐあぁ!く…」

唯を庇うように受け背中から鞭をくらう律

唯「りっちゃん!?」

律「だっ大丈夫だぜ…!これも作戦さ!」

律は振り返りヘビの懐に短剣を突き刺した!

ヘビ「ぐびゃぁあぁぁ!」

925 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:46:00.61 ID:Mxj1u3h5O
律「鞭を振り回せない近距離に近付いたのが敗因だったな!へへ…」

そのままヘビは消滅した

律「あーあ…制服ズタズタだよ…うわ…ブラ外れそう!」

唯「りっちゃん!平気なの!?」

律「ああ!ヘビもダメージあったのか力のない一撃だったぜ!まあちょっち痛いけど…それより唯がどうして…」

唯「へへへ♪私もりっちゃんみたいに敵を察知できるようになったみたい!それだけじゃないんだけど」

律「それだけじゃない…あ…」

唯「どうしたのりっちゃん?」

律「唯…今のうちに言っておく。私はもう戦えないけど…唯は…どうだ?」

唯「私ももう動けないやぁ…」

律「そうか…じゃあ、とりあえず後ろを見てみろ」

唯が振り返る先には…

アリがたくさんいた

唯「アリさんが…えっと…たくさん…気配消してたんだ…」

927 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:47:15.45 ID:Mxj1u3h5O
律「こっこりゃまいったなぁ…私もせめて武器があれば…」

唯「さっきヘビさんに刺したら砕けちゃったもんね…剣…」

律「全エネルギーをつぎ込んじゃったからな…剣が耐えられなかったようで…」

アリ「けけけ…」

律「どっどうする唯…」

唯「私たち…このままアリさんたちに陵辱されちゃう!?」

律「そっそんなR18展開は誰も望んでねー!」

アリ「ひやー!」

一斉に飛びかかるアリ!

ブシャーー!

アリ「キョエーー!」

奇声を二度あげ、アリの大群は一気に三匹になった

唯「ふえ?え?ええ!?」

梓「無事ですか…先輩!」

そこには巨大なカマを手にした梓が!

929 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:56:51.78 ID:CZ3wpZf3O
律「梓!お前まさか」

梓「先輩たちはズルいです。私だって…先輩たちを…学校を守りたいです!」

唯「あずにゃーん!」

だきっ

梓「こんなときにくっつかないでください!!」

唯「うう…あずにゃんが冷たい…」

さわ子「梓ちゃんとのにゃんにゃんは倒してからになさい」

律「さわちゃん!」

さわ子「あらりっちゃん…素肌が丸見えよ♪まるでアリたちに犯され」

律「そーゆー話は後にしろ!」

さわ子「もうジョークの通じない子ねぇ…まあいいわ、これを使いなさい」

律「弓…?」

さわ子「私のよ。でも弓に特別な加工をしたからあなたにも使えるはずよ?」

律「よっしゃー!借りるぜさわちゃん!」
930 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 19:59:08.29 ID:CZ3wpZf3O
梓「武器が手に入ったなら早く加勢してくださいー!」

律「あいよ!くらいやがれ!」

シュン!放たれた弓は火をまといアリを包み込んだ!

律「すっげえ!」

唯「ファイヤーだねりっちゃん!」

さわ子「その弓は使い手のエネルギーが反映されるのよ。なるほど、りっちゃんは炎なのね」

梓「すごい…」

さわ子「梓ちゃんも感心してないで決めちゃいなさい!なんたってそのカマの威力はナンバーワンなんだから!」

梓「わかりました!消えなさい妖魔!」

ザンッ!振り切ったカマで真っ二つのアリ

アリ「キエキエ~」

律「逃がすかよ!ファイアアロー!」

灰となるアリ…

唯「やったあ!」

932 :なめたん ◆k05EaQk1Yg :2009/09/01(火) 20:03:38.73 ID:CZ3wpZf3O
さわ子「それにしても唯ちゃんの口から凌辱なんて言葉が出るなんて…背徳を感じるわ」

律「はいはい」

さわ子「まあいいわ。さ唯ちゃん、病院に戻りましょう」

梓「そうですね…まだ完治してないんですから!」

唯「もう少しで元気になるんだけどな~」

律「あれ、そういや澪はどうしたんだ?」

唯「あ、そういえば置いてきちゃった…」

律「おいおい…」


その頃澪は…

澪「うぅ…唯はどこに行ったのお…」

第五話「集合!」終わり