48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/22(火) 00:34:43 ID:DMe/gl3I
中野梓です。放課後。音楽室には私と唯先輩しかいません。ほかの先輩方は用事があるとかで遅れてくるそうです。
唯「あずにゃーん」
梓「なんですか?」
唯「お腹空いたよー」
私はそうですねと言い流す。確かに今はムギ先輩もいないのでティータイムはまだです。別に私もお腹空いたとか思っていません!
唯「そういえば、あずにゃんこれ一緒に食べよ」
そう言って唯先輩が鞄から取り出したのはとんがりコーン。てかなんでとんがりコーンを持っているんですか!
唯「ねえ、食べよ!」
梓「まあ・・・そうですね」
そうして私たちはとんがりコーンを食べています。
唯「あ、あずにゃん!」
梓「え!? あ、すいませんつい癖で」
そう私がやっていたのはとんがりコーンを指にはめること。やってしまったと私は顔を赤らめる
唯「私より先にやるなんて! えい!」
そう言い唯先輩は私の指にはさめたとんがりコーンを食べていきます
50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/22(火) 00:47:14 ID:DMe/gl3I
梓「ちょ、ゆゆゆゆ唯先輩! 何やってるんですか!」
唯「何って、あずにゃんが私より先にやるから」
先にはめたからってなぜ食べるんですか! 最終的には私の手にはめたとんがりコーンを食べてしまいました
唯「ごめんね、あずにゃん。はいこれお詫び」
そう言って唯先輩はとんがりコーンをはめる。何これ誘ってるんですか!?
梓「い、いいですよそんな!」
唯「えーお願いだよ」
うるうるした瞳で見つめられる。私はゆっくり唯先輩についたとんがりコーンを食べる。唯先輩はもう片方の手で私の頭をさわっていますが撫でてるんでしょう。スルーです。私は唯先輩についたとんがりコーンを食べ終える。しかしなぜでしょう私は唯先輩の指をなめています。
唯「ちょっとあずにゃん、大胆すぎるよー」
梓「手についたあぶらをとっているんです」
唯「そっかー、まあ私もあずにゃんなら」
チロ、チロと音楽室には私が唯先輩の指をなめる音が響いてます。
52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/22(火) 01:00:10 ID:DMe/gl3I
律「ちーす、悪い遅れ・・・ってあれ」
ここでなんと律先輩、澪先輩、ムギ先輩が扉を開けて入ってきます
律「じゃ、邪魔したな!」
そう言って三人とも音楽室から出ていく。私は唯先輩の指をなめるのを止め顔を真っ赤にして頭を抱えます。
梓「あー! やってしまった! 取り返しのつかないことをやってしまった!
唯「あずにゃんが可愛すぎるのでつい、えへへ」
えへへじゃないですよ! 変な風に思われたらどうするんですか!
廊下
澪「い、今のはなんだ! 猫耳つけた梓が唯の指をなめてたぞ!」
律「ホントだよ! どうゆうプレイだよ! ムギも鼻血出すな!」
紬「我が生涯に一生の悔いなし・・・」
その後私は先輩方の誤解をとこうとしましたがその日はからかわれまくりでした。しかも唯先輩にいたっては
唯「私もあずにゃんなら別に・・・いいよ」
なに顔を赤らめて言ってるんですか! また変な誤解を招くことを!
すばらしい作品をありがとう
最終更新:2009年09月22日 01:50