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533 :魂魄 ◆vBi.9w9dS6 :2009/09/27(日) 00:41:00.71 ID:B9FzYleW0
SSを書かせていただきます
初めに言っておきますと、このSSははたしてけいおんSSに入るかどうか怪しくなります
設定では、出てくる登場人物は全員2ch住人として書いてます

【アンチコテの歴史 IN けいおん】

『2ch図書館』

それは、2ch内で最大の蔵書量を誇る図書館である。
最大と言うだけあって、日々多くのコテ、アンチや名無しが図書館を利用していて、今も、銀髪に刀という少女、大きな旗を背負った青年、サングラスをかけた初老の男性などが図書館に入って行った。
ただし、間違えてはいけないのは、コテ、アンチの「外見」と「中身(年齢)」が一致しないというところである。
そんな図書館に澪となめたんは入って行った。

この図書館に置いてある書物の種類は様々で、それこそ日々の日常に必要なことがらや、物理や化学関連のいわゆる哲学書、2ch関係やPC関係、そして、コテやアンチに関する説明やプロフィールなどの詳細な情報などなど・・・あげていったらきりがない。

この『2ch図書館』に澪となめたんが来た理由はとある「コテ」に関しての情報がほしかったからである。






539 :魂魄 ◆vBi.9w9dS6 :2009/09/27(日) 01:36:05.28 ID:B9FzYleW0
「麦茶お前は何をしようとしてるんだ・・」
澪がつぶやいた「麦茶」と言うコテはつい一か月前までは、澪の親友だったコテである。
「澪ちゃんどうしたの?」
澪のつぶやきになめたんは不思議そうな顔をして尋ねる、澪は
「い・・いや何でもない。早く調べもの済ましちゃおう」
と、言うとなめたんと一緒に「調べもの」を始めた。

澪となめたんが図書館で「調べもの」を開始して数時間がたった。
「み~つか~んな~いよ~!!」
唐突に澪の近くにいたなめたんが声を上げた
無理もない、澪となめたんは「ある事柄」について調べているが、その「事柄」に関する本が一冊も見当たらないのである。
(おかしいな。一冊ぐらいあってもいいものなんだが・・この図書館でも見当たらないということは、もうないのか?)
とあきらめモードに入りかけてきたときである、少女の声がした
「どうしましたか?」
見た目は澪やなめたんと同年代くらいの少女で、紫色の長髪に、両目を『目」と書かれた布で隠していて、前が見えているのか気になるが、まっすぐこちらに向かってきているところを見ると、どうやらちゃんとみえているらしい。
「あ、すいません。こら、なめたん図書館では静かにしろ!!」
「あう~、だって一冊も見つかんないんだもん」
二人の会話を聞いて察してくれたのか
「調べものですか?」
と少女は返してくれた。
「はい、実はあることについて調べてるんですが、そのことについて書かれた本が見つからなくて・・・」
「何を調べてるのですか?」
澪はその少女に事情を説明すると、少女は少し考えるそぶりを見せた後
「わかりました、少し待っていてください」
そう言い、二人から離れて行った


544 :魂魄 ◆vBi.9w9dS6 :2009/09/27(日) 01:58:56.59 ID:B9FzYleW0
それから少し時間がたった時である。
「ありました」
少女が澪となめたんのもとに帰って来た、片手に一冊の本を持って。
「こちらでしょうか?」
少女が持ってきた一冊の本には確かに二人が探していた事柄の題名がついていた。
「あ・・ありがとうございます・・えーと・・お名前は?」
「あ、すいません。私は『魂魄』と申します」
「私は『天倉澪』といいます」
「私は『なめたん』だよ~♪」
二人の名前を聞いた魂魄という少女は
「では、私はこれで・・」
とゆっくりお辞儀をして立ち去って行った。
「いい人だな・・」
「うん・・・と、こうしてる暇じゃなかったんだっけ!!」
「ああ、そうだそうだ。早く済ましちゃおうか」
やっと見つかった本を持って澪となめたんの調べものは再開した。


552 :魂魄 ◆vBi.9w9dS6 :2009/09/27(日) 02:50:13.27 ID:B9FzYleW0
ようやく調べものに取り掛かることができた二人だがこの作業も単調なものであった。それは、本から「ある事柄」について書かれたものを持ってきたノートに書き写すというものであるため、なめたんは早くも
「あう~もうだめ~」
ダウン状態である。
「おいおい、まだはじめて一時間も経ってないぞ」
と言う澪も内心は飽きと疲れが出てきていたが、この方法しか無かったので地道にやるしかないのであるが、と
「ん?」
「何だ?」
今までにぎやかだった二人の周囲から、人の気配が消えた。というよりも

図書館から2ch住人の気配が消えたのである。

「『人払い』か!!」
「うん、そのようだよ」
唐突に周囲の人の気配が消えることは『人払い』の魔術が発動した証拠である。
そして、人の気配が消えたと同時に澪となめたんの周囲を、甲冑やら鎧やらを着込んだアンチ達が取り囲んだ。
「さて、やるしかないね。澪ちゃん」
「ああ、まさかアンチ共がこんな所までくるなんてな~」
澪が言い終わると同時になめたんは、どこからともなく炎を出してアンチに投げつける、その攻撃に反応ができなかった一体が、炎に包まれてもがきながら崩れるように消滅した。
しかし、消滅したのは一体のみである、無傷のアンチ達は手にした剣やら刀をギラギラさせながら切りかかって来た。
澪はすぐわきに置いといたベースを持ってなめたんに言う
「なめたん少し下がってて」
「うん、そうするよ」
なめたんが後ろに下がるのを確認して、澪はつぶやいた
「では、一つめの解号から・・・・・『ぶった切れ』・・・・・」
その言葉とともにベースが、刃が短い俗に言う「コンバットナイフ」という種類の刃物に姿を変えた。
そして、その名はー・・・

「・・・・・『MMQ』」



556 :魂魄:2009/09/27(日) 03:40:17.02 ID:lsRctMbqO
澪がその名を口にした途端、切りかかってきたアンチ達の数体が透明な円いものの中に閉じ込められた。
閉じ込められた数体のアンチ達の中の一体が出ようと剣をふるうが、逆に剣をはじかれた。
澪の能力は結界の一種「寸断結界」を操る能力である。
「寸断結界」とは、閉じこめた相手に関わる、現象、具象、幻想、法則、状態などのあらゆるものを「断ち切る」結果である。
しかし、澪の場合はその能力を見た仲間から怖いと言われることがある。
その理由はと言うと、これから起こることである。
「さようなら、アンチくん」
その言葉を言い終わると同時に、透明な円い結界が収縮をはじめた。
ベキベキと音を立てて閉じ込められたアンチ達は、結界が消えると共に消滅した。その間わずか数秒。
この光景を見て、他のアンチ達が少し下がったところを
「せーの!!」
なめたんの炎が襲いかかりアンチ達を消滅させた。
澪の能力を怖いと言われる理由は、結界の収縮速度にある。
普通の結界なら一瞬たで消え一瞬で死ねるのであるが、澪の結界は消えるのに数秒かかる、その数秒の間に相手は自分が潰されていく感覚に襲われるのである
「これで、全部かな?」
殲滅を確認するなめたんに澪はつぶやいた
「おかしい。敵が少なすぎる」


557 :魂魄:2009/09/27(日) 03:59:54.31 ID:lsRctMbqO
その言葉には理由がある。
はじめ澪は、かなりの数のアンチの気配を感じていたのだが、自分達が戦っている間に他のアンチの気配が消えていったのである。
すると突然澪は走り出した。
「ちょっと澪ちゃん待ってよ~!!」
あわててなめたんも追いかける。
(多分誰かが戦ってるんだ、加勢しなくちゃ・・)
そう思った澪の前を一体のアンチが通過した。
「な・・・!?」
澪は驚きアンチ通過した方向とは逆を見た、そこには一人の少女とそれを囲むキラキラと輝く白い粉があった。


560 :魂魄:2009/09/27(日) 04:33:24.82 ID:lsRctMbqO
「魂魄・・?」
「澪さん?」
澪の驚きの声に、少女も驚きの声で返した。少女の名は『魂魄』約一時間前に知り合った少女である。
澪は周りを見回す、壁や床はあちこちへこみ、切られたような傷も付いていた。
「これはお前がやったのか?」
「はい、すいません。驚かせてしまって・・・」
そこに
「はあはあ、やっと追いついた~」
なめたんが追いついてきた。
「あれ? 魂魄ちゃん?」
なめたんは驚きとともにあるものを見つけた。
「あれ? この白い粉は何だろう?


561 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/09/27(日) 04:44:02.00 ID:lsRctMbqO
近くにあったキラキラひかる白い粉をさわろうとしたなめたんに魂魄かさけんだ。
「さわらないで!! それはガラスです!!」
魂魄の叫びになめたんは驚き白い粉をさわるのを止めた。
魂魄はすぐに落ち着き説明する

「黙っていてすいません。私も能力者です。能力は・・・・・『硝子を操る能力』です」

魂魄の説明に澪は最初は驚いていたが、すぐに言葉を返した。
「そうか、お前も能力者だったのか」
「はい、本当にすいません」
「いや、安心したよ」
「え?」
「お前がやったとわかって安心した。戦ってくれてありがとう」その言葉に魂魄は少し照れながら
「いえ・・・ありがとうございます」
そう返した。いつの間にか『人払い』の魔術はとけ、図書館はにぎやかさを取り戻していた。
ここで、澪があるお願いをした。
「あのう、ちょっと手伝ってほしいことがあるんだけどいいかな?」
「はい、いいですよ」
魂魄はそう言った

~おわり~