308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 03:30:37 ID:k1x1aAeX
憂「ねぇ、お姉ちゃん」
唯「なあに憂?」
憂「私ね?お姉ちゃんのこと大好き」
唯「うん、私も憂のこと大好きだよ」
憂「ホントに?」
唯「ホントだよ?私、世界一憂のことが好き!」
憂「梓ちゃんや律さんたちよりも?」
唯「みんなのことも大好きだけど…憂は特別、かな」
憂「えへへ、ありがとうお姉ちゃん…あのさ、一つお願いがあるんだけど…」
唯「お願い?」
憂「お姉ちゃん…私の、私だけのものになって?」
唯「え?」
憂「わがままだってわかってる。
いつかお姉ちゃんも誰か男の人を好きになって、お付き合いして、結婚するんだよね。
その邪魔は私にはできないし、しちゃいけない…けど」
唯「……」
憂「せめて形だけでも、嘘でもいいから…今だけでもいいから、私だけを好きでいて?」
唯「……」
憂「ごめんお姉ちゃん、私バカなこと言っちゃった…もう寝るね?おやす…」
ギュッ…
憂「……!」
309 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 03:39:05 ID:k1x1aAeX
唯「憂…私は最初から、憂だけのお姉ちゃんだよ?」
憂「お…おね…」
唯「だから…憂が甘えたい時はいつでも私に甘えていいんだよ?」
憂「お姉ちゃん…」
唯「私家事とかできないけど、それくらいは頑張れるから」
憂「うん…」
唯「だって私、憂のこと大好きだから」
憂「……!お姉ちゃん…」
唯「憂、もう一回、好きって言ってくれる?」
憂「そ、そんな…二回も言うの恥ずかしいよ…」
唯「言ってくれないんだぁ…」
憂「わ、わかったよ!私も、大好きだよお姉ちゃん!」
唯「えへへ、ありがと…ねぇ憂?」
憂「なに?」
唯「……チュー、してもいい?」
憂「……うん、しようか」
唯「ホントにありがとうね、憂♪」
憂「うん、こちらこ…っ…!」
チュッ…
――私のファーストキスの味は、とても柔らかくて、甘くて…幸せな味がしました。
ありがとう、お姉ちゃん。私は一生、お姉ちゃんのことを好きでい続けるからね。
END
すばらしい作品をありがとう
最終更新:2009年09月28日 16:22