928 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 06:42:17.09 ID:qYEmiiWcO
唯「カメンライドゥ…」



唯「わーいみんな見て見て~」

唯「憂にディケイドライバーDX買って貰っちゃったー♪」ウキウキ

澪「ちょ…学校にそんなもん持ってくるなよ」

律「まぁいいじゃん、ちょっと面白そうだし。じゃあ何か変身してみてよ!」

唯「うん!じゃあーまずは腰にベルト巻いてスイッチ入れてーっと…」カチッ ポロロッポロロッ

唯「そしてカードを差しまーす!とりあえず普通にディケイドで!」バッ!
929 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 06:51:11.38 ID:qYEmiiWcO
唯「よーしいっくよぉ!通りすがりの仮面ライダーだぁっ!」シュッ カメンライドゥ…

唯「へーんしーん!」ディケーイ!

唯「…っと、ここまでだよぉ」

律「おお、すっげぇ…最近の玩具やるな!」

紬「仮面ライダーさん…どなた?」

澪「男の子に大人気の正義のヒーローだよ。最近はそうでないのも少し増えてるらしいけど」

紬「へぇ~…何だか凄いですね!憧れます!」

澪「(女の子が憧れるもんじゃないんじゃ…)あれ?でも唯普通にベルトつけてなかった?」

唯「うん、ちょっと限界ギリギリだけどそんなにきつくないよ」

澪「へぇ…じゃあちょっとつけさせて?」

唯「うんッ いいよぉ~」スッ
930 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 06:59:31.03 ID:qYEmiiWcO
澪「よっと…(カチッ)あれ?」

澪「(カチッ)お?(カチッ)えっ?」

澪(は…はまらない!?)

澪「(ってことは…太…)い、いやあああ!」ガシャーン!

唯「どうしたの澪ちゃん!?」

澪「いや…何でもない、何でもないんだ!唯!」ガシッ!

唯「は、はい!」

澪「ちょっとこのベルト一週間くらい貸してくれ!」

唯「えっ!?えーと…うっ、うん…」

澪「ありがとう!(装着できるようになったら)今度返すから!」タッタッタ…

律「え?おい澪!?…まだ部活終わってないんだけど…」
931 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 07:05:55.14 ID:qYEmiiWcO
ー澪宅ー

澪「まさか唯のウエストにはぴったりだったなんてな…」

澪「うーん、このままじゃ何か負けた気分だしダイエットしないと」

澪「とりあえず外を走り込むか!ジャージジャージ!」ゴソゴソ

澪「よーしあった!おかあさーん!ちょっと外走ってくるねー!」ガチャッ バタン!
933 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 07:12:45.81 ID:qYEmiiWcO
唯「うーん、澪ちゃんどうしちゃったんだろ」

唯「あ、もしかして…装着できなかったのかな?」

律「いや、むしろそうとしか思えないだろ…」

紬「じゃあきっと今頃はダイエット始めてますね…」

律「あのままで十分かわいいのにな…」

唯「うんうん、おっぱいも大きくてうらやましいもんね~」

紬「…ん?あっあれは!?」

唯「澪ちゃんだ!ディケイドライバー片手に握りしめて走ってる!」

律「一日で痩せるもんじゃないのに何してんだ…?おーい澪ーっ!」タッタッタ
934 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 07:19:15.31 ID:qYEmiiWcO
澪「律!?うわぁーっ!来るなぁ!」シュタタタタ!

律「うおっ!?は…速い!?ま、待てって!」タタタッ!

紬「り…りっちゃん待って!ハァハァ…!」テテテッ

唯「あの二人速すぎだよぉ~」テテテッ

澪「み…みんなついてこないでぇ!」タタタタ!

律「ついてこないで、と言われて止まるりっちゃんじゃないですよーだ!…それっ、つーかまえた!」タタタ ガシッ!

澪「ひややややぁ!」バタバタ
935 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 07:27:01.26 ID:qYEmiiWcO
律「うわ、ちょ、暴れるなって!…ムギー!お菓子ー!」

紬「ちょ、ちょっと待って…あった!ほら、マドレーヌよ澪ちゃん!」サッ

澪「(マ…マドレーヌ…!)ううっ…だ、駄目だ駄目だ…!我慢しないと…!」

唯「無理しちゃ駄目だよ ほらぁ」グイグイ

澪「ちょっ唯、押し付けちゃ…(パクッ…モグモグ)ああ…食べちゃった…!」

律「力が抜けたぞ!よーし確保ぉ!」

紬「ふぅ…さてと、落ち着いて澪ちゃん家でお話しましょう?ね?」

澪「う…うん…」
936 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 07:36:13.77 ID:qYEmiiWcO
ー澪宅ー

唯「…へえ、そうだったんだ…何かごめんね、澪ちゃん…あいたっ」ゴスッ

律「ちょっと嫌味っぽく聞こえるから黙っとけ」

唯「う、うん。ごめんりっちゃん」

紬「でも、それくらいなら私に言ってくれたら大丈夫なのに…」

澪「…えっ?できるの!?一日で痩せるのって…!」

紬「はい。あ、でもこれやって失敗したら体に異常をきたすことになりますけど…」

澪「うっ… 私、何でも…何でもやるよ!」

紬「本気なのね?わかったわ、じゃあ私の家に…斉藤!」

斉藤「はい、なんでしょうか」ババッ

紬「澪ちゃんを科学研究部へ」

斉藤「御意」ガシッ シュバッ

澪「えっ?うわっ!?」
938 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 07:44:45.74 ID:qYEmiiWcO
唯「よくじつ!」


律「はぁ…澪の奴、どうなったんだろうな…」

唯「ムギちゃんを待たないとわからないね…」

紬「みんなこんにちは…」ズーン

唯「あ!噂をすればムギちゃんだ!…でも、何だか暗いね…」

紬「ええ…ちょっと失敗してしまいまして…この通りです」

みお「うぅ…」ヒシッ

律「あれ!?小学校の時の状態になってる!?」

紬「おかげで情報操作が大変でしたよ…でも、これでディケイドライバーは装着できます。よかったですね澪ちゃん」ナデナデ

みお「ううっ…よくなーい!」

キャーミオチャンガオコッター!オオオオチツケミオー!ドスン!バタン!



937 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/06/08(月) 07:44:28.32 ID:JsncI9t50
前から気になってたんだけど
紬のケーキには弛緩剤でも入ってるのか?
940 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 07:46:47.92 ID:qYEmiiWcO
 >>937
女の子はケーキを食べると安心感に包まれるのです
決して薬品は含まれておりません!
と、ムギちゃんが申しておりました
939 :える☆びおれ ◆ayZJhizcqo :2009/06/08(月) 07:46:06.57 ID:HtcSLRuQO
これは良オチw
ふたなりを想像したが裏をかかれたな
乙!
941 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 07:49:30.28 ID:qYEmiiWcO
 >>939
俺に紬の科学研究部イベントを出させると七割は幼児化する
覚えておくんだな!



このSSはみお「はやく大人になりたい」 午後の麦茶に繋がっています。

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最終更新:2009年06月09日 05:33