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193 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/10/05(月) 17:27:27.74 ID:C/BmytFzO
ユイッキオ


昔々、あるところにウイットと言うおじいさんがいました。
おじいさんは腕のいい人形師で、人形を作っては幼稚園へ行き、子供たちを楽しませていました。
子供たちの笑顔についついにやけるおじいさん。しかし、家に帰ると深いため息をついてばかりいました。
そう、おじいさんは子供が欲しかったのです。しかし、嫁には先立たれ、あとに残ったのはおじいさんとたくさんの人形たち……。
「よし、これを最後に作る人形にしよう」
おじいさんは決心し、人形を作ることにしました。


194 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/10/05(月) 17:36:09.18 ID:C/BmytFzO
数日後の夜、そこにはかわいらしい女の子の姿をした人形ができあがりました。
「やったあ!ついにできた!」
おじいさんはおおはしゃぎ。人形と楽しくダンスをします。
しばらくして踊り疲れたおじいさんは、人形を優しく壁に立てかけ、布団も掛けてやり、そして自分のベッドへと潜っていきました。

その夜。

「起きなさい……私のかわいいトンヌ(ry」

これでは某有名RPGです。やり直しやり直し



その夜……。

「さぁ、早く起きなさい。朝ですよ」コツン

と、メガネをかけた長い髪の魔法使いが、杖で人形をこづきました。
「ふわぁ……あいす?」パチクリ
なんとびっくり、人形が動き出してしまいました!
「おはよう、ウイットさんの人形さん。私は魔女のさわ子よ」


196 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/10/05(月) 17:45:42.59 ID:C/BmytFzO
「おはようございます!……?人形?」
人形は自分の体を見回します。
腕も木。足も木。体も、顔も木でできていました。
「うわぁー、何これ?えっ?えっ?」
「シッ、騒がないで……ウイットさんが起きてしまうわ!」
「は、はい!……で、どうしてこんな体に?」
人形はなにやら勘違いをしているようです。
「いい、人形さん。私はウイットさんの正しい行いを認めて、あなたを動けるようにしたの」
「うんうん」
「で、ウイットさんの願いは子供よ。本来ならあなたを子供にしないといけないんだけど、いい子エネルギーが足りないの」
「へぇー!じゃあ私が頑張れば人間になれるんだね!」
「そういうこと!……だけど、あなた一人じゃ心配ねぇ……きっと、世の中の嘘に惑わされちゃうわ」
うーん、と考え込む魔女。するとそこへ、
「じゃあ私が彼女の良心になりますよ」
と声がしました。
人形の肩を見ると、小さなコオロギがいました。
「ふぅん、じゃあお願いするわ。えぇと……」
「私はコオロギの淑女、アズニャンです」


197 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/10/05(月) 17:58:21.77 ID:C/BmytFzO
「……っと、もう問題ないわね。じゃあ朝まで寝てていいわよ、二人とも」
「はーい!じゃあおやすみ!」
と、人形は元気にお返事をして毛布にくるまります。
「ぎゃあ、危ない!潰されちゃいます!」ジタバタ
コオロギは間一髪で逃れ、人形に潰されないよう高いところへと上っていって眠りにつきました。

翌朝。

寝床から起きてきたウイットおじさんが人形を覗きにきました。
「あれ?寝息をたててる?」
信じられない出来事におじいさんもびっくり。
「ふあぁ……んぅ、おはようございます!」
元気よく挨拶をする人形に、さらにびっくりです。
「ひやや~、何?何なのこれ?」
「おじいさん大丈夫だよ、私悪いことしないよ~」
おじいさんは仰天しながらも、人形をじっくりと眺めます。
(確かに、私が作った子だもの……そりゃ悪いことしないよね)ウンウン
「そうだ!そういえばまだ名前付けてなかったね」
「あっ、ホントだぁ!どんな名前にするの?どんな名前にするの?」
人形はイスに座り、カタカタ揺らし始めました。
「そうだなぁ……じゃあ、ユイッキオ!ユイッキオでどう?」
「いいよー!わぁい、私はユイッキオだ!」
人形は跳んで喜びました。


205 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/10/05(月) 19:48:57.72 ID:C/BmytFzO
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律「だー、やめやめ!」

律「だいたいさわちゃんさぁ、うちは軽音部なんだよ!それなのに演劇ってどういうことだよ!台本も所々抜けてるし!」

梓「おお…律先輩が部長らしいことを…」

さわ子「だって、うろ覚えで書いたんだもの…」

澪「やるならやるで、原作くらい買ってくださいよ…」

さわ子「うるさいわね、今月カツカツなのよ!」

唯「さわちゃんお仕事してるのに絵本も買えないのはどうかと思うよ…そんなんだから彼氏が(ry」

さわ子「ぷちん」




THE・打ち切りエンド




そのうち思い出せたら書くね…