72 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 20:01:18.18 ID:qYEmiiWcO

みお「はやく大人になりたい」


ー音楽室ー
パアアアアン!
みお「うっ…!」

律「うわああー!澪!澪おお!」

紬「あ~ようやく落ち着いてくれたわ…いい子よみおちゃん」ナデナデ

斉藤「これもこの麻酔銃のおかげですねお嬢様」フゥ

紬「さすが斉藤、射撃の技術は素晴らしいわね」

斉藤「フフフ、いつものことですから」

律「おいムギ!澪に何をした!?」

紬「麻酔銃を撃っただけよ、そのうち目覚めるわ。ああ、寝顔かわいい~」ナデナデ

唯「うわー!ムギちゃんだけずるいよ!私も私も!」ナデナデ

律「えーいちょっと静かにしろ!」
75 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 20:14:45.08 ID:qYEmiiWcO
風呂あいたっぽいから行ってみたら弟が入るところだった
もういい、次に俺が入るのは確定してるから続ける



律「お前らそこへ直れ。で、この後はどうするつもりなんだ?」ナデナデ

唯「ああ!りっちゃんずるい!どさぐさまぎれになでてる!」

律「ちょっと静かにしろ…斉藤さんから借りた麻酔銃でぶち抜くぞ」ゴリッ

紬「りっちゃん落ち着いて!澪ちゃんなら今まで通り学校に通えるわ!」

律「何…?それはどういうことだ紬」チャッ

紬「私のパパがどうにかしてくれたのよ」

紬「琴吹の力をなめちゃいけないわ!」

紬「それにりっちゃん、こんな状況でもあなたに銃口が向けられてるのよ?」

律「えっ!?嘘、どこから!?」

紬「窓の向こうの体育館屋上、天井裏、あなたの足下、音楽室の出入り口、名だたる音楽家たちの額縁の裏…私を守ろうとする精鋭たちがいたるところにいるわ」
77 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 20:23:09.74 ID:qYEmiiWcO
律「…嘘だろ?」

紬「いいえ、本当よ。まぁ私も全ては把握し切れてないけど」

紬「ともかく、もう解散しましょう?澪ちゃんのお母さんにはもう事情を話してうちに泊めることを認めてもらったわ」

唯「えー!何だかずるいyパーンううっ!ぐぅ…」

律「あ…つい撃ってしまった」

律「…とりあえずもう解散しようか…唯は憂ちゃんを呼べば大丈夫だろ、たぶん」ピポパ

憂「お姉ちゃん!」ガバッ!

律「うわっ早い!」

紬「よっこらしょ、っと…じゃあ帰るわね、りっちゃん」

律「ああ、また明日な」

みお「ムニャ…すぅ…すぅ…」
84 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 20:47:54.62 ID:qYEmiiWcO
唯「ふわぁ…あれ?…あっ!よくじつ!」


みお(…夢じゃない…というかここはどこだ)

紬「おはよう澪ちゃん♪」ニコニコ

みお「うわっムギ!?あれ?じゃあここって…」

紬「うん、私の家」

紬「それより澪ちゃん早く制服に着替えた方がいいわよ?学校に遅れちゃうわ」

みお「制服…?昨日は私服だったから無いはずだしそもそもサイズ合わないんじゃ…」

紬「フフ、ウチをなめてもらっちゃ困るわ。斉藤!」パンパン

斉藤「はっ、澪様の制服をお持ちしました」ズバッ

みお「!?ちゃんと私のサイズに合ってる!?…でも、カバンも教科書もないんじゃ…」フフン

紬「門倉」パンパン

門倉「澪様の学芸品をお持ちしました」ズザッ

みお「な…に…?何もかも私専用サイズなのにノートの字も教科書の落書きも…全てそっくりだと…?」チラッ

紬「再現するのに苦労したわ~♪さて、学校行きましょうか♪」ガシッ タタタタ

みお「うわっ!?うわああああ!待って!まだ朝食べてないい…!」
88 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 20:59:40.10 ID:qYEmiiWcO
ー通学路ー

キャーナニアノコカワイー エッ?アキヤマサン?
スゴーイ!チッチャーイ! ナデナデシターイ!
ワァーアクビシタワ!カワイイ! チュッチュ!チュッチュシタイノォ!
ハァハァ!ミオチャンハァハァ!クンカクンカシタイオ!ンハァッ!マチガエタ!
モフモフ!モフモフシタイオ!キュンキュンキュイ!

みお「ああ…周りがうるさすぎて集中できないよぉ…」ポリポリ

紬「私としたことが朝ご飯を忘れるなんて迂闊だったわ…カロリンメイツっておいしいわね澪ちゃん♪」ポリポリ

みお(帰りたい…)

紬「あら?帰ってもいいのよ?」ポリポリ

紬「最近野蛮な不審者がいるから、誘拐されるかもね」

みお(ゾクゥッ)「わかった…ムギのそばにいるぅ…!」ウルウル

紬「はっきゅぅうーん」バタン

みお「!?ムギ起きてぇ!一人にしないで!」






不審者「かわいいチビロリッ子はいね~が~」シコシコ
95 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 21:08:31.98 ID:qYEmiiWcO
不審者「む!あの娘がいい!あの娘がいいぞぉ!ハァハァ…!!!」シコシコ

みお「い、いやああ!変態が来るぅ!誰か助けてぇ!」

ププッイイキミー ボッチガケイオンブニイルシカクナンテナイノヨアハハハハハ
セックース!セックース!サッサトジドウポルノ!オカサレロ!
カメラ、カメラノジュンビ! キョウモニホンハヘイワネウフフフフ

みお「そ…そんな…!ムギ!ムギィ!」ユッサユッサ

不審者「高校生に用はねぇ!さっさとくるんだ!」シコシコガシッ グイッ!

みお「あっ!いやぁはなして!」バタバタ

不審者「暴れても無駄だよお嬢ちゃん!おとなしく…犯されろぉ!」ビリビリィ!

みお「キャアアーーーー!イヤァァァァ!!!」
98 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 21:14:12.72 ID:qYEmiiWcO
みお「(!あれは…律!)おーい!律!律ーむがむぐ!」

不審者「ちょっと静かにしてろよ…?でないといきなり処女膜破っちまうぞ…」ツンツン

みお「…!ひ…(誰か…助けてぇ…)」



和「…ん?あれって小さいけど澪じゃ… !?全裸の変質者!?」

和「(ピポパ)もしもし警察ですか!桜高付近の通学路で…はい!はい!」
101 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 21:30:19.98 ID:qYEmiiWcO
和「…唯!あいつ取り押さえるわよ!」

唯「ボー…ほえ?あっ澪ちゃんだ!わかったよ和ちゃん!」ダッ!

唯「てやー!唯アタック!」ドガッ!

不審者「うおっ!?何しやがる!」

和「澪!大丈夫!?」

みお「のどか!?うわぁん怖かったよぉ!」

和「よしよし… (ギロッ)あんた…子供にこんなことしといてただで済むと思ってるの?」

紬「(ムクリ)ええ、許されるはずがありません…絶対に生かしては帰しませんよ…!」ユラァ

紬「紬防衛部隊、総攻撃開始!!」パチィン!!

斉藤「紬防衛部隊壱!多重死角の斉藤!!」パパパパパァン!!

門倉「紬防衛部隊弐!幻影斬の門倉!!」シュウ…スパアン!

大津「紬防衛部隊参!無双槍の大津!!」ザシュッザシュッザシュッ…ズバァン!

不審者「ぐわあああっ!!!!!」

不審者「ぐっ…だがこんなところで死ねるか…!うおおお!」

和「なっ…こっちにきた!?」
104 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 21:38:56.45 ID:qYEmiiWcO
???「させるかぁ!」パパァン!

不審者「ぐふっ!?うっ…ぐぅ…」

律「澪のためならどこまでも!田井中律、ただいま参上!」クルクル フッ

和「律!?ってあんた、その銃はいったい!?」

紬「そういえば斉藤、あなたまだ返してもらってなかったわね…」

斉藤「面目ない」

律「さぁ澪!もう大丈夫だぞ!」

みお「律!りつぅ!うわあああん!!」

律「よしよし、怖かったんだな…もっと泣いていいぞ」ポンポン

みお「うわああああん!!うわあああああああん!!!」
105 :午後の麦茶 ◆aozzrhnk3A :2009/06/08(月) 21:48:34.39 ID:qYEmiiWcO
パーポーパーポー

警察「警察だ!不審者がいると聞いて飛んできたがどいつだ!?」

紬「瞬獄殺」ユラァ

警察「うっ!」ドサッ

紬「来るのが遅すぎるのよ、役立たずね警察って…」

紬「この不審者を屋敷の地下牢に放り込んでおきなさい。澪ちゃんと私のスイートタイムを邪魔するなんて地獄すら生ぬるいわ…私直々にしごいてあげる…!」

斉藤「かしこまりました」グイッ スタスタ

律「さーてと、この騒ぎだし学校休もうぜ、澪!一度家に帰って着替えて…なんなら遊園地とか行くか?」

みお「…うん!律と一緒ならどこまでも!」

唯「はーい私もいきた…むぐっ」

和「だめよ唯、二人だけにさせておきましょう」

唯「…うん、そうだね!あんなに嬉しそうなんだもん!」


みお「…あれ?私はいつになったら元に戻れるんだ…?」

律「まぁいいじゃん今が楽しいんだし!あはははは!」

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最終更新:2009年06月09日 05:35