巷間言われているほど酷い弾圧なのだろうか?

Danas je lep dan.
「チベットで行われているエスノサイドについてのメモ」
http://d.hatena.ne.jp/Mukke/20090118/1232277299

チベット問題に関して、どうにも割り切れ無い気がする。

確かに中国はチベットを弾圧しているだろう。しかしそれが、巷間言われているほど酷い弾圧なのだろうか?
もちろん、「まったくない」とかいうのもまた、まったく信用なら無い。

中国は自由化し始めているとは言っても、北京から離れるほど時代は遡っていく。
地方はまだ、「共産党独裁弾圧時代」のままの意識が残っているのではないか?

中国の問題は共産党独裁というだけでなく、人々の意識が距離に支配され容易に近代化せず、中央と地方の「時代意識格差」が一方で近代化を阻み、一方中央指導部は地方の無闇な締め付け(地方の党指導部に対する)は、地方の離反を招きかねないと意識しているような部分ではないだろうか?

「中国」という国を「一塊」で把握できないように思う。

また、チベットの独立要求にしても、どれだけ現実的なものなのだろうか。(ダライ・ラマの要求は現実的に思えるが・・・)
どこの国でも急進的で非現実的なナショナリストは存在する。
チベット人のごく一部が「完全独立でなければ意味が無い。そうでなければ(自分は)死んだ方がマシだ」とか思っているのではないだろうか?

どうも、中国の地方の問題は、地方官僚の時代錯誤と、急進的ナショナリストの、現実に沿わない衝突に思えて仕方がない。


中国の虐殺はきれいな虐殺。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1055917438&owner_id=134489

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最終更新:2009年06月03日 15:20