86期オフ時寸評

(注:あくまで単純な戦力を見た個人的な感想です。こう見る人もいるんだなー程度にお考えください(´・ω・`))



◎楽天
ここ5期で3度のリーグ優勝と黄金期を形成しつつある楽天。
それもまぁパの他球団と戦力を比較すればここ数期の結果は当然といえば当然かもしれない。
ところどころ綻びの見える他球団に比べ、楽天には穴が非常に小さいのである。
中でも目を引くのが、6人全員がエース級とも思える先発投手陣、そして彼らとタッグを組むキャッチャー◎のブラックベリー選手だろう。
若干の不安要素と言えば4番のHEART選手、そして先ほど挙げたブラックベリー選手の引退が近いことだが、
大砲の後釜には次郎選手がいるし、ブラックベリー選手が抜けても体力十分な先発投手陣は脅威以外の何者でもない。
むしろ彼らが衰退するころには捕手として完成した選手がいることだろう。


◎ソフトバンク
3本柱であるポレオン、2K、両断波選手には圧巻の一言。しかし後に続く先発がおらず楽天を崩すことができなかった。
ソフトバンクの投手陣には絶対的存在がいる代わり中堅的選手が少なく、やや戦力の2極化が見られる。
中継ぎはそれでもなんとかなるが、先発ではちと辛いところ。
ポレオン選手の転生が近いだけに、もう一人試合を作れる先発が育って欲しいところである。個人的に推すのは中継ぎにいるブレイク選手だろうか。
手の加えようによっては楽天を落とせると思うのでチームで頑張ってみてもらいたい。
反面、野手は文句無し。レオンⅡ選手の転生により戦力はたしかに低下したが、それでも戦力的には十分。体力面を見てもスムーズに入れ替えが済みそうだ。



◎ロッテ
中継ぎ不足もそうだが、試合進行が高速でない現在ならば采配しだいである程度どうにかなる。
実際、昨季の采配は苦労しただろうが、それ以上に問題となったのは打撃面か。さすがにチーム打率が2割5分では少々心もとない。
積極性がマイナス寄りの選手が多いためか、出塁率が打率に比べ高く、得点率こそ平均だが・・・。
とはいえ、素材的にはもう少々打率も上向きのはず。偶々昨季は下降線をたどったのかもしれない。
投手陣は先発がしっかりしているだけに、チームの浮沈を握るのはやはり野手。中継ぎは有人化もあり、安定してくるだろう。
守備コーチに変更に「?」と思ったのは秘密。
もしかしたらすごい狙いがあるのかもしれない。今後に注目しておこうと思う。


◎西武
投手は楽天に匹敵するレベルだと思われる。中継ぎは若干薄いが先発陣には文句のつけようが無く、これでキャッチャー○の捕手でも在籍していれば、チーム防御率は同程度まで向上していただろう。
また、この先発陣も転生はスムーズに済みそうで、入れ替え自体には何も問題は無さそうだ。むしろ、転生直後の能力を考慮して優秀な捕手が今からでも欲しいところ。
一方野手は下位打線が鍵になりそう。新人2人を含む若手中心の陣形だが、この2人の新人は中々面白いし、巧打に関しては一級品の秋山幸二選手と上位に比べワンランクダウンは致し方無いものの駒は揃っている。
彼らが上位打線に繋げるかどうかで得点力が大きく変わってくるだろう。


◎日本ハム
o0oo0o選手が転生したのはやはり得点力にかなり響くと思われる。リーグトップクラスの打線だったが、戦力ダウンは否めない。
ソフトバンクもレオンⅡ選手が抜け、パのチームが打撃面ではほぼ横一線になったと感じられるが、こちらはソフトバンクより深刻だろう。
投手陣の穴埋めも進まず、相変わらず先発に名無し3名が揃う。とにかく投手枠を少しでも埋めていくことが必要となる。
投手が埋まり、育成が上手くいけば野手の転生に合わせて先発の充実化が見られるだろう。
野手の晩年に優勝争いに加われるような人材確保と育成が鍵になるか。


◎オリックス
有人化が進んだことによって俄然に面白くなってきた面が見られるオリックス。
コンソメ味選手が来オフ衰退してしまうのは痛いが、いまだチーム全体が成長段階だけに、3~5期後、三村選手の最終年辺りからが見ものになるかもしれない。
近年入団してきた若手選手の素材を生かすも殺すもチーム次第である故、チーム全体で協力してAクラスに風穴を空けてくれるのを楽しみにしたい。

著:甘めの人



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最終更新:2008年03月25日 11:41