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化石形成論<地中探索>
❶ SHOW WINDOW GALLERY | 10月25日<木>▶ 11月8日<木> | LA-PARK長崎屋 1F ショーウィンドウ <二荒山神社前・TULLY`s COFFEE 隣>→終了しました |
❷ KILALA art GALLERY | 10月25日<木>▶ 11月15日<木> | LA-PARK長崎屋 5F キララアートコミュニケーション 10:00-21:00 ※日祝日は10:00-17:00只→終了しました |
追加展示 11/22(木)〜11/30(金)
→今回の作品は室内を地面の中と想定し、地中にある化石の断面図を作品化するというのがコンセプトです。
我々が普段目にすることのない多大な可能性を秘めた地中の世界と己の無限の可能性を重ね、小林龍太の視点から提案しています。
作品使用素材:アルミ複合板・ステンレスパイプ
我々が普段目にすることのない多大な可能性を秘めた地中の世界と己の無限の可能性を重ね、小林龍太の視点から提案しています。
作品使用素材:アルミ複合板・ステンレスパイプ
→ウィンドウギャラリー構想図
この発表で私は、室内を地中の中と仮定した。
(イメージとしては理科の実験で行われる、蟻の飼育のようなもので水槽に土を入れ蟻の巣の形態を観察する実験に近い。)
地表から水が滲み込み生物の形態を溶かし、土砂、鉱物が流れ込み化石を形成する。ステンレスのパイプは水の通った跡、水脈なのです。水脈が地中に潜り、また顔を出す、生物のある箇所に複雑な水脈が集まり、化石を形成する。地中をくりぬく事で室内の壁は地中を切断することにより断面図ができ、2次元の作品が生まれました。水脈を切断したのです。2次元の作品から内側に移行し3次元の作品になり地中の化石が形成されていく様を表現しています。また天井付近の断面図の直線は地表をイメージしています。地中探索での作品の変化にあたって立体、3次元をどう見せるか、という考えが、ありました。立体は360度、どこからでも鑑賞できるものです。ならば鑑賞する順路を私の意図に含めた場合、作品がどのように変化をするのかと考え、実験的に制作してみました。これまでの作品は個体的、単体的な考えだったが、どのように人にみてもらうか、どのようにみせるか、どのように歩いてもらうかがテーマに加わりました。結果として与えられた空間をどう演出するかに変わりました。ステンレスの水脈で順路をつくりみせる側に歩き方をきめる。それを含めた制作意図を確立したかったのです…『化石形成論<地中探索>』より
(イメージとしては理科の実験で行われる、蟻の飼育のようなもので水槽に土を入れ蟻の巣の形態を観察する実験に近い。)
地表から水が滲み込み生物の形態を溶かし、土砂、鉱物が流れ込み化石を形成する。ステンレスのパイプは水の通った跡、水脈なのです。水脈が地中に潜り、また顔を出す、生物のある箇所に複雑な水脈が集まり、化石を形成する。地中をくりぬく事で室内の壁は地中を切断することにより断面図ができ、2次元の作品が生まれました。水脈を切断したのです。2次元の作品から内側に移行し3次元の作品になり地中の化石が形成されていく様を表現しています。また天井付近の断面図の直線は地表をイメージしています。地中探索での作品の変化にあたって立体、3次元をどう見せるか、という考えが、ありました。立体は360度、どこからでも鑑賞できるものです。ならば鑑賞する順路を私の意図に含めた場合、作品がどのように変化をするのかと考え、実験的に制作してみました。これまでの作品は個体的、単体的な考えだったが、どのように人にみてもらうか、どのようにみせるか、どのように歩いてもらうかがテーマに加わりました。結果として与えられた空間をどう演出するかに変わりました。ステンレスの水脈で順路をつくりみせる側に歩き方をきめる。それを含めた制作意図を確立したかったのです…『化石形成論<地中探索>』より
展覧会DM