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「たまにはロリコンもいいよね!!!」(2008/11/14 (金) 16:24:25) の最新版変更点
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*たまにはロリコンもいいよね!!! ◆U85ZpF.SRY
ゲンキは激怒した。
五十に昇る人間やモンスターたちを無理矢理連れて来て、殺し合いを命じたあの二人に。
まだ小学生という存在でありながらも、異世界での冒険を経てそこらの大人などよりは数段と逞しい存在となっていた彼は少年がオレンジ色の液体に変えられるという衝撃的な現象に怯んだものの、
すぐにあの男と少女への怒りを燃やし絶対にこの惨劇を止めることを天に誓っていた。
まずは皆を探そうと道なりに南下していたゲンキが川にさしかかろうとしていた頃、ふと暗がりの向こうに明かりが浮かんでいることに気づいた。
地図によればこの島で川があるのは二箇所で、その川の付近にある施設は西の温泉か東のモールかのどちらかだ。
明かりの数や強さがそれほどでもない所を見ると恐らくは温泉の方であろうか。
「んじゃ俺……この、G-2のあたりにいるってわけか」
とにかく何らかの施設となれば誰かがいる可能性がある。それがワルモンのように悪しき心を持った参加者であれば接触するのは危険だ。
しかしだからといって臆する分けにはいかない。それが悪人ではなく、仲間達や自分のように主催者達に反逆の意を示す存在だったり、力がなく怯えてる一般人の可能性もあるのだ。
「それに……もし、いざってなれば俺にはコレがあるしな」
ゲンキはデイパックをぽんと叩き、いつでも”それ”を取り出せるように抱えてから光の方と足を進めた。
さて、結果的にいえばゲンキの予測通り明かりの元は温泉からのものだった。
見た感じは鄙びた田舎宿といった感じである。ただ普通の宿と違っているのは従業員などの姿は全く見受けられないことだ。
まあこの時間帯では普通の宿でも営業はしてないだろうが、だとしたら明かりがついているはずがない。
「にしてもこの雰囲気……何か出そうだよなあ。怪談の舞台とかになってそーだ」
異様に静かな内部を歩みつつ、ゲンキは若干背筋をふるわせた。
ともかく声でも上げているはずの誰かに呼びかけようとしてゲンキはすんでのところでそれを飲み込んだ。
……ちゃぷ……ちゃぷ
すぐ近くから聞こえてくる水音。こんな宿でそんな音と言えば温泉以外にありえない。
そしてこんな状況で温泉になど浸かってる人物などそういるはずはないが、ゲンキにはその心当たりがあった。
「モッチー……あいつの性格だったら……もしかして、もしかするかも!」
おまけに音源は近い。辺りを見回して、大きめの扉があるのを見つけた。
「ちょっと上が暗くて見えねえけど……ナントカの湯って読めるな。ここか!」
それを見るやいなや、ゲンキは即座に扉を開けて脱衣所に飛び込んだ。
さらにガラスの扉も開け、その先にある露天風呂へ踊り出る。
さて、ここで注目したいのが焦る気持ちに浮かんだパートナーであり親友の姿が彼の観察力を奪ったことだ。
もともとゲンキは単純な方であるため、さらに拍車がかかったのであろう。
とはいえ状況が状況のため、もう少し冷静でいられたら気づくことが出来たかもしれない。
ナントカの湯、もとい菖蒲の湯……のすぐ下に、桃色の字で『女湯』と書かれていたことに。
扉のあたりに、びしょぬれの女の子の服が放ってあることに。
そもそも、ゲンキの来た方の反対側から水滴の跡が続いていたということに。
そんなゲンキが露天風呂で目撃したもの。
「…………あ」
「…………え」
そこには露天風呂に、(当たり前だけど)全裸で立ち尽くすおにゃのこの姿が!!!
「おわあああああああ!!!?」
「きゃあああああああ!!!!」
はい! お約束ありがとうございました!
「いやあああああ!!! ヘヘヘ、ヘンタイぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
「ち、違うんだ! 女湯とは思わなくて、あの、仲間探して……ゲェーッ!」
おにゃのこの(オケを)なげつけるこうげき!
きゅうしょにあたった! こうかはばつぐんだ!
いちげき ひっさつ!
さあ、一体この後どうなってしまうのか!
後半に続く!
☆
前半から続いた!
さあ、一体あの後どうなってしまったのか!
急所アタックをモロに喰らって昏倒したゲンキはおにゃのこのめったうち追撃を喰らいながらも必死で自らの無実を訴えた。
暗くて女湯とは分からなかったとか、仲間にこんな状況で温泉に入ってそうなのがいて心配だったとか。
それが奇跡を呼んだかどうか、ゲンキは撲殺される前に彼女の理解を得ることが出来たようである。
その後ゲンキはすぐさま温泉から退避し、しばらくして湯から上がったおにゃのこの方も浴衣姿で戻り、改めてお互い敵意が無いことを確認して、そして自分達の名前を教え合った。
なんとか、逃亡されてヘンタイの称号を世に広められることは免れたわけである。
「とりあえずゲンキくんには女の子のハダカを除いた責任、きっちりとって貰うんだからね!」
「うぐ、でもわざとじゃ…………いや、確かに悪かったのは俺だ。ごめん。
それで、俺は何をすればいいんだ?」
「決まってるでしょ! 男の子のやることといえばか弱い女の子のナイトだよ。
ついでに私のお兄ちゃんや……そのお友達を探すのも手伝ってね。あ、一応私もゲンキくんの仲間を探すの、手伝って上げるから」
「ああ、引き受けたよ」
純粋な笑顔で握手を交わす少年少女。
嗚呼、それにしてもこれで男の方がいい年してたらどうなっただろうか。
野郎の方が比較的熱血漢だったのもラッキーだったかもわからんね。
ちなみに彼女が温泉に入っていたのはモッチーのような呑気ものというわけではない。
運の悪いことに彼女が飛ばされた宿の中庭。しかもそこで池ポチャしてしまったのだ。
このままでは風邪を引いてしまうと彼女はとりあえず温泉に浸かって、それから服を乾かそうとしていたらしい。
おそまつ。
それからゲンキはおにゃのこが服を干している間に彼女から支給品を受け取って武器を探していた。
何か装備して、少しでも彼女を守りやすくしようというわけである。
その途中でゲンキはふと名簿に目を配り……あることに気づいた。
「ところでお前の名前って確か――――だったよな? 名簿に載ってないみたいだぞ」
「えっ!? あ……うそっ! なんでこんなモブキャラみたいな名前で載ってるのー!?」
慌てておにゃのこが飛び出すと、その名簿には確かにそんなモブキャラちっくな名前が書かれていた。
すなわち、「キョンの妹」と。ちなみに彼女の兄の方もあだ名記載である。無念。
大騒ぎしてるおにゃのこことキョンの妹を尻目に、ゲンキは扱いは難しそうとはいえ武器は武器だとS&WM10とかいう拳銃を一応の装備に決めた。
そしてもう一つ、自分の荷物から取り出した支給品。
拳銃なんて扱ったことのない自分にとって、ある意味これが最大の武器であることは間違いない。
『KRR-SP』という、車輪のないバイクのような姿をしているそれはいわゆる『空飛ぶ円盤』であるらしい。
制限はなされているものの、結構なスピードが出るとかなんとか。
説明書を読み返し、操作方法をしっかりと頭に叩き込んでいるところで……ゲンキの頭に少し思いつくことがあった。
「そうだ、これなら服が早く乾くかも! おーい!」
風当たりのよさそうな場所を探していた彼女を呼び寄せ、このソーサーに服をくくりつけて走れば服が乾くかもという思いつきを説明した。
「へー、それなら確かに……あ。でもゲンキ君、これ操縦できるの?」
「大丈夫、任せとけって! ローラーブレードで向こうの岩山とか走ったり、断崖絶壁を飛び渡ることに比べればUFOの操縦ぐらいなんてことないよ」
「だ、だんがいぜっぺき……」
かなり眉唾な冒険譚だったが、嘘をついているようには思えなかった。それに服が乾くまでずっとこの動きづらい浴衣でいるのもおっくうだと考えていた彼女はひとまず賛成の手を挙げることにしたようだ。
「それじゃエンジン入れるぞ!」
「う、うん」
服を後ろの突起にひっかけてからキョンの妹は後部座席に乗り込みゲンキの背中にしがみついた。
あ、ちなみにぱんちいとかは見えないようにくくりつけてあります。
「よっしゃあ、行くぜーっ!!」
無駄に気合を入れてKRR-SPを始動させるゲンキ。
さて、ここで今度はキョンの妹に忘れていることがあった。
それは何だろうか、今回は画面の前の皆も一緒に考えて見てほしい!!
「あれ、あんまスピード出ないんだな……ってどうしたんだ?」
「ああああ!! あわ、私今パンツはいてな……いやあああ!! 風でめくれるぅ、スースーするぅぅ!!」
おいそこの画面の前のロリコン! 光景を再生するんじゃありません!!
【G-2 温泉付近/一日目・未明】
【佐倉ゲンキ@モンスターファーム~円盤石の秘密~】
【持ち物】
KRR-SP@ケロロ軍曹、S&WM10(リボルバー)@砂ぼうず、ディパック(支給品一式入り)
【思考】
0.ん? どうしたんだ?
1. 仲間達とキョンの妹の兄とその友人を探す。
ついでにKRR-SPで服を乾かす
2.キョンの妹を守る。
3.主催者は絶対に倒す。
※KRR-SPにはキョンの妹の服がくくりつけられています。
【キョンの妹@涼宮ハルヒの憂鬱】
【持ち物】
ディパック(支給品一式入り。他の支給品が残ってるかどうかは後の書き手さんに任せます)
【思考】
0.み、みえ、みえちゃううう!!
1.服を乾かしたい
2. ゲンキに守ってもらう
3.キョンとその友人を探す
※このままだとまるみえです。
【KRR-SP@ケロロ軍曹】
旧式の「反動力(アンチグラビティ)エンジン」を持つ一人乗りのスポーツライド用小型ソーサー。
限定モデルであり絶版車になったが、今の「エーテル推進式」では味わえないダイレクト感のある操縦性をもち、マニアの間ではプレミア価格で取り引きされている。
当ロワではスピードは大分制限されているもよう。説明書つき。
小型なので子供くらいの大きさでないと乗れないか、乗りにくいかもしれません。
*時系列順で読む
Back:[[戦慄! 俺の心に恐怖心!]] Next:[[Bonno meets Sein]]
*投下順で読む
Back:[[戦慄! 俺の心に恐怖心!]] Next:[[Bonno meets Sein]]
|&color(cyan){GAME START}|佐倉ゲンキ||
|&color(cyan){GAME START}|キョンの妹||
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*たまにはロリコンもいいよね!!! ◆U85ZpF.SRY
ゲンキは激怒した。
五十に昇る人間やモンスターたちを無理矢理連れて来て、殺し合いを命じたあの二人に。
まだ小学生という存在でありながらも、異世界での冒険を経てそこらの大人などよりは数段と逞しい存在となっていた彼は少年がオレンジ色の液体に変えられるという衝撃的な現象に怯んだものの、
すぐにあの男と少女への怒りを燃やし絶対にこの惨劇を止めることを天に誓っていた。
まずは皆を探そうと道なりに南下していたゲンキが川にさしかかろうとしていた頃、ふと暗がりの向こうに明かりが浮かんでいることに気づいた。
地図によればこの島で川があるのは二箇所で、その川の付近にある施設は西の温泉か東のモールかのどちらかだ。
明かりの数や強さがそれほどでもない所を見ると恐らくは温泉の方であろうか。
「んじゃ俺……この、G-2のあたりにいるってわけか」
とにかく何らかの施設となれば誰かがいる可能性がある。それがワルモンのように悪しき心を持った参加者であれば接触するのは危険だ。
しかしだからといって臆する分けにはいかない。それが悪人ではなく、仲間達や自分のように主催者達に反逆の意を示す存在だったり、力がなく怯えてる一般人の可能性もあるのだ。
「それに……もし、いざってなれば俺にはコレがあるしな」
ゲンキはデイパックをぽんと叩き、いつでも”それ”を取り出せるように抱えてから光の方と足を進めた。
さて、結果的にいえばゲンキの予測通り明かりの元は温泉からのものだった。
見た感じは鄙びた田舎宿といった感じである。ただ普通の宿と違っているのは従業員などの姿は全く見受けられないことだ。
まあこの時間帯では普通の宿でも営業はしてないだろうが、だとしたら明かりがついているはずがない。
「にしてもこの雰囲気……何か出そうだよなあ。怪談の舞台とかになってそーだ」
異様に静かな内部を歩みつつ、ゲンキは若干背筋をふるわせた。
ともかく声でも上げているはずの誰かに呼びかけようとしてゲンキはすんでのところでそれを飲み込んだ。
……ちゃぷ……ちゃぷ
すぐ近くから聞こえてくる水音。こんな宿でそんな音と言えば温泉以外にありえない。
そしてこんな状況で温泉になど浸かってる人物などそういるはずはないが、ゲンキにはその心当たりがあった。
「モッチー……あいつの性格だったら……もしかして、もしかするかも!」
おまけに音源は近い。辺りを見回して、大きめの扉があるのを見つけた。
「ちょっと上が暗くて見えねえけど……ナントカの湯って読めるな。ここか!」
それを見るやいなや、ゲンキは即座に扉を開けて脱衣所に飛び込んだ。
さらにガラスの扉も開け、その先にある露天風呂へ踊り出る。
さて、ここで注目したいのが焦る気持ちに浮かんだパートナーであり親友の姿が彼の観察力を奪ったことだ。
もともとゲンキは単純な方であるため、さらに拍車がかかったのであろう。
とはいえ状況が状況のため、もう少し冷静でいられたら気づくことが出来たかもしれない。
ナントカの湯、もとい菖蒲の湯……のすぐ下に、桃色の字で『女湯』と書かれていたことに。
扉のあたりに、びしょぬれの女の子の服が放ってあることに。
そもそも、ゲンキの来た方の反対側から水滴の跡が続いていたということに。
そんなゲンキが露天風呂で目撃したもの。
「…………あ」
「…………え」
そこには露天風呂に、(当たり前だけど)全裸で立ち尽くすおにゃのこの姿が!!!
「おわあああああああ!!!?」
「きゃあああああああ!!!!」
はい! お約束ありがとうございました!
「いやあああああ!!! ヘヘヘ、ヘンタイぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
「ち、違うんだ! 女湯とは思わなくて、あの、仲間探して……ゲェーッ!」
おにゃのこの(オケを)なげつけるこうげき!
きゅうしょにあたった! こうかはばつぐんだ!
いちげき ひっさつ!
さあ、一体この後どうなってしまうのか!
後半に続く!
☆
前半から続いた!
さあ、一体あの後どうなってしまったのか!
急所アタックをモロに喰らって昏倒したゲンキはおにゃのこのめったうち追撃を喰らいながらも必死で自らの無実を訴えた。
暗くて女湯とは分からなかったとか、仲間にこんな状況で温泉に入ってそうなのがいて心配だったとか。
それが奇跡を呼んだかどうか、ゲンキは撲殺される前に彼女の理解を得ることが出来たようである。
その後ゲンキはすぐさま温泉から退避し、しばらくして湯から上がったおにゃのこの方も浴衣姿で戻り、改めてお互い敵意が無いことを確認して、そして自分達の名前を教え合った。
なんとか、逃亡されてヘンタイの称号を世に広められることは免れたわけである。
「とりあえずゲンキくんには女の子のハダカを除いた責任、きっちりとって貰うんだからね!」
「うぐ、でもわざとじゃ…………いや、確かに悪かったのは俺だ。ごめん。
それで、俺は何をすればいいんだ?」
「決まってるでしょ! 男の子のやることといえばか弱い女の子のナイトだよ。
ついでに私のお兄ちゃんや……そのお友達を探すのも手伝ってね。あ、一応私もゲンキくんの仲間を探すの、手伝って上げるから」
「ああ、引き受けたよ」
純粋な笑顔で握手を交わす少年少女。
嗚呼、それにしてもこれで男の方がいい年してたらどうなっただろうか。
野郎の方が比較的熱血漢だったのもラッキーだったかもわからんね。
ちなみに彼女が温泉に入っていたのはモッチーのような呑気ものというわけではない。
運の悪いことに彼女が飛ばされた宿の中庭。しかもそこで池ポチャしてしまったのだ。
このままでは風邪を引いてしまうと彼女はとりあえず温泉に浸かって、それから服を乾かそうとしていたらしい。
おそまつ。
それからゲンキはおにゃのこが服を干している間に彼女から支給品を受け取って武器を探していた。
何か装備して、少しでも彼女を守りやすくしようというわけである。
その途中でゲンキはふと名簿に目を配り……あることに気づいた。
「ところでお前の名前って確か――――だったよな? 名簿に載ってないみたいだぞ」
「えっ!? あ……うそっ! なんでこんなモブキャラみたいな名前で載ってるのー!?」
慌てておにゃのこが飛び出すと、その名簿には確かにそんなモブキャラちっくな名前が書かれていた。
すなわち、「キョンの妹」と。ちなみに彼女の兄の方もあだ名記載である。無念。
大騒ぎしてるおにゃのこことキョンの妹を尻目に、ゲンキは扱いは難しそうとはいえ武器は武器だとS&WM10とかいう拳銃を一応の装備に決めた。
そしてもう一つ、自分の荷物から取り出した支給品。
拳銃なんて扱ったことのない自分にとって、ある意味これが最大の武器であることは間違いない。
『KRR-SP』という、車輪のないバイクのような姿をしているそれはいわゆる『空飛ぶ円盤』であるらしい。
制限はなされているものの、結構なスピードが出るとかなんとか。
説明書を読み返し、操作方法をしっかりと頭に叩き込んでいるところで……ゲンキの頭に少し思いつくことがあった。
「そうだ、これなら服が早く乾くかも! おーい!」
風当たりのよさそうな場所を探していた彼女を呼び寄せ、このソーサーに服をくくりつけて走れば服が乾くかもという思いつきを説明した。
「へー、それなら確かに……あ。でもゲンキ君、これ操縦できるの?」
「大丈夫、任せとけって! ローラーブレードで向こうの岩山とか走ったり、断崖絶壁を飛び渡ることに比べればUFOの操縦ぐらいなんてことないよ」
「だ、だんがいぜっぺき……」
かなり眉唾な冒険譚だったが、嘘をついているようには思えなかった。それに服が乾くまでずっとこの動きづらい浴衣でいるのもおっくうだと考えていた彼女はひとまず賛成の手を挙げることにしたようだ。
「それじゃエンジン入れるぞ!」
「う、うん」
服を後ろの突起にひっかけてからキョンの妹は後部座席に乗り込みゲンキの背中にしがみついた。
あ、ちなみにぱんちいとかは見えないようにくくりつけてあります。
「よっしゃあ、行くぜーっ!!」
無駄に気合を入れてKRR-SPを始動させるゲンキ。
さて、ここで今度はキョンの妹に忘れていることがあった。
それは何だろうか、今回は画面の前の皆も一緒に考えて見てほしい!!
「あれ、あんまスピード出ないんだな……ってどうしたんだ?」
「ああああ!! あわ、私今パンツはいてな……いやあああ!! 風でめくれるぅ、スースーするぅぅ!!」
おいそこの画面の前のロリコン! 光景を再生するんじゃありません!!
【G-2 温泉付近/一日目・未明】
【佐倉ゲンキ@モンスターファーム~円盤石の秘密~】
【持ち物】
KRR-SP@ケロロ軍曹、S&WM10(リボルバー)@砂ぼうず、ディパック(支給品一式入り)
【思考】
0.ん? どうしたんだ?
1. 仲間達とキョンの妹の兄とその友人を探す。
ついでにKRR-SPで服を乾かす
2.キョンの妹を守る。
3.主催者は絶対に倒す。
※KRR-SPにはキョンの妹の服がくくりつけられています。
【キョンの妹@涼宮ハルヒの憂鬱】
【持ち物】
ディパック(支給品一式入り。他の支給品が残ってるかどうかは後の書き手さんに任せます)
【思考】
0.み、みえ、みえちゃううう!!
1.服を乾かしたい
2. ゲンキに守ってもらう
3.キョンとその友人を探す
※このままだとまるみえです。
【KRR-SP@ケロロ軍曹】
旧式の「反動力(アンチグラビティ)エンジン」を持つ一人乗りのスポーツライド用小型ソーサー。
限定モデルであり絶版車になったが、今の「エーテル推進式」では味わえないダイレクト感のある操縦性をもち、マニアの間ではプレミア価格で取り引きされている。
当ロワではスピードは大分制限されているもよう。説明書つき。
小型なので子供くらいの大きさでないと乗れないか、乗りにくいかもしれません。
*時系列順で読む
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