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初めて会ったのは、ウィスキーピークだった。
最初の印象は、ただの元気が良いだけのルーキー、といった感じ。
惹かれる要因なんて何一つない。
でも、興味はあった。
彼の一言が、彼への興味を誘った。

『この船の進路をお前が決めるなよ!!!』

あの時、彼は私が薦めた進路を選ばずに、そう言った。

『・・・私は威勢のいい奴はキライじゃないわ・・・。生きてたらまた逢いましょう。』

それが彼への返事だった。
まだ興味の対象だけど、キライじゃない――。
私は彼を一目見て気に入ってしまった。
・・・・・・心から、もう一度逢ってみたいと思った。

船室で珍しく私は小説を読んでいた。
滅多にそういう物は読まないけど、たまには―と思って。
選んで読んでるわけではないけど、読んでる本の内容は恋愛小説。
いつもはこんな青い内容の小説なんか読まないのに、なぜだか夢中になって読んでしまう。
なぜなら・・・・・・、本の内容が今の私にそっくりだから―――。

「島に着いたわよ?」

「・・・え?えぇ、私も降りるわ・・・。」

航海士さんに言われて、私は我に返った。
読みかけの本にしおりなる物を探して、自分の懐を探った。
ふと、お尻のポケットから小さく折り畳んだ紙が出てきた。

「――――。」

広げなくても、それがなんなのかわかっていた。
何度も開いては折り畳んだせいで、折れ目の線維が解れてボロボロになっている。
私はそのまま本のページの間にそれを差し込むと、本を閉じた。
船室を出ると熱い日差しが差し込んできて、思わず眼を閉じてしまった。

(熱くなりそう・・・。)

甲板のイスに上着を置いた。
今日はワイシャツだけで十分な筈だ。

「よーし、まずは飯だぁ~~~~!!!!」

「ちょっと、値段も考えずバカ食いしないでよぉ?」

「ダメだよ、ナミさん。アイツの食事の量は天井知らずだ。」

彼がはしゃぎながら船を降りた。
あの様子では、またお腹を膨らませて帰ってくるに違いない。
そんな彼の姿を想像すると、意識していないのに―顔が少しだけ緩んだ。
彼といると、何も着飾る必要のない自分に気がつかされる。

今まで付き従ってきた男の数はいったい何人いたのだろう?
一時本気になった相手もいた。
でも、もう過去の事。
思い出す価値も無い。
―『あの男』の事も。

『Mr.5ペアがやられただと?一体どこのどいつにだ・・・。』

アンラッキーズの報告を私はどんな気持ちで聞いたか、あの男には想像出来なった筈だ。

『ルフィ?聞かねェ名だ・・・。ハッ・・・何かの間違いだろう・・・。』

『フフ・・・。』

ルフィ―その名が出たとき、私は思わず笑っていた。

『何が可笑しい、ニコ・ロビン・・・。』

『フフ・・・。いいえ、何でもないわ・・・。』

その時、私は何故だか嬉しかった。
それは、あの男が彼に対してある事を見落としているから。
それがあの男の限界―その時の私はそう感じていた。
もっとも、彼に逢えばそんな大事な事気が付く筈だけど。

『フン・・・!こんな小物が俺様に楯突くとは・・・、グランドラインも質が落ちたもんだ。』

『そうかしら?少なくとも私は違うと思うわ。』

私は彼の事で頭がいっぱいだった。
まるで自分の新しい恋を見つけたような気持ちだった。
―――自分には、既に相手がいるのに。
そして、その相手からは逃げられないのに・・・。

『・・・・・・気に入らねェな。』

『・・・・・・っ!?』

太い手が私の喉元を掴んだ。
強い力で喉に指が入り込んで、酸素が強制的に外の吐き出された。
一気に意識が朦朧としてきた。

『お前は何モンだ?ミス・オールサンデー・・・。この俺の野望の為に4年間俺の傍で働いてくれてるんじゃなかったのか?』

『くッ・・・・・・!』

『それを高々3000万ベリー程度の小物に、気を取られてるんじゃねェよ・・・!』

目の前で私の首に指をめり込ませている男―クロコダイル。
私はその男の目を見たとき、一気に抵抗する気力が失せた。
黒く鈍い光を放つ、恐ろしい眼。
彼とは、まったく正反対―。

『うっ・・・!』

首をつかまれたまま宙に吊られた私は、そのままデスクの上に叩きつけられた。
デスクの上で上半身を横たわらせたままうつぶせになった私は、一瞬放心状態になった。
また何時ものことが始まる―。

クロコダイルは私のスカートを剥ぎ取った。

『・・・・・・っ!』

私は目を閉じて、これからされることをじっと耐える準備をした。
クロコダイルのカギ爪が私の露になったでん部をゆっくりとなぞった。
それは快感を与えるため―ではない。
むしろ恐怖心を煽るためだ。
しばらくしてカギ爪が私の下着にひっかかった。

『精々、この俺の役に立てよ・・・。』

私は・・・こんな男に付き従わねばならなかった・・・。

『はい・・・、従います・・・。』

男のカギ爪が、私の下着を切り裂いた。
押さえつけられて見えないが、おそらくこの男に全て曝け出されているに違いない。
私は、羞恥と恐怖、そして諦めの気持ちでいっぱいだった。

『・・・っ!』

瞬間、秘部に冷たい刺激が伝わった。
そして硬い棒のような物が押し当てられている。
あの男のカギ爪だ・・・・・・。
丸みを帯びたところを私の秘部の割れ目にそってなぞっている。
そして時折、秘豆をその先端で引っかいている。
快感は一度も感じられない。
あの男もそれをわかってやっている。
弄んでるだけだ・・・。
玩具に色々試している子供と同じように。
それでも、開発されたこの身体は、感情とは裏腹に濡れていく。
太ももに伝わる熱い物が流れると、私は羞恥と悔しさで涙が出た。

『あ・・・・・・っ!』

クロコダイルは私の事など気にも留めずに、それを私の秘部に押し付けた。
その生暖かい感触がなんなのか、気が付かない程経験がないわけはない。

『あ、ああああっ・・・・・・!』

大きく、太いモノが私をゆっくりと支配していった。
それは私の身体を食いつくす化け物のよう。
まるで焼印を押される牛のような気持ちだった。
でも、牛とは違って、その『焼印』は一瞬では済まない。
クロコダイルは、私の反応を楽しむように、ゆっくりと私の中へ侵入していく。
私はただただ、デスクの端を力いっぱい握り締めて、歯を食いしばって耐えるだけしか出来なかった。

『うぅ・・・、あぁ・・・!』

『精々、俺を楽しませろよ?相棒(パートナー)?』

クロコダイルはそう言うと、私の腰をその大きな手で掴んだ。
私は震える手をぎゅっと握り締めた。

『いやあああああああああ!!!!』

私の下半身が少しばかり浮くと、そのまま淫膣を激しく突く衝撃が私を襲った。
それは私に少しもの快感を与えることは無い。
ただの苦痛でしかない。
私は痛みと恐怖で喘ぎ声は叫び声に成り代わってしまった。
苦痛で涙が止まらない。
そして、こんな状況を耐えなくてはいけないという絶望を肯定するしかない自分に、悲しくなった。
ふと、声を必死に押し殺している私の視線に、あの紙きれが目に入った。
彼の手配書――。
笑顔だった。
――私は思わず目を伏せた。
まるで写真から惨めな自分の姿を見られているようで――。

『よォし、そろそろ出すぜ・・・。』

『・・・・・・。』

もう、言葉なんか出なかった。
何をされてももうどうでもよかった。
もう、どうでも・・・。

『・・・・・・あああああ・・・!あ、あ・・・。」

熱い物が私の中に流し込まれた。
それがなんなのか、わからないわけはなかった。
秘部に挿入されていたモノが引き抜かれると、ふたを外したように膣から熱い物が流れ出た。
私は溢れる物を止め処なく溢れ出てくる物を抑えることはできずに、ただただ呆然としていた。
私は放心状態のまま、静寂の中へと置き去りにされた。

『・・・・・・。』

気が付くと、また私は泣いていた。
それは乱暴に犯されたからではない。
自分が、自分の存在が男にとって都合の良いだけの存在でしかないことに、気が付かされたから。
だから、私は抗った。
表面では余裕を見せても、心の中は常に必死だった。
もうじき・・・あの男の野望が成就する。
そうすれば、全てが終わる――。
そう信じていたから。

私はデスクの上でクシャクシャになっている彼の手配書を手にとった。
明るくて、純粋で、優しい男の子。
写真の彼はそんな風に見えた。
ウィスキーピークで逢った時も元気そうな感じは受けた。
そして、信念を曲げない志も持っている。
あの男には無くて、この子には持っているもの。
それはあの男の強さとは違う、別の『強さ』。

『・・・・・・もっと早く、あなた逢えればよかった・・・・・・。』

もし・・・私がここから抜け出したなら、あなたは私を仲間に入れてくれるかしら・・・?
この写真みたいに、明るい元気な笑顔で、私に微笑みかけてくれるかしら?
そしたら・・・私も笑顔になれるかしら・・・・・・?
夢の為に自分を犠牲にする生き方に、私は疲れ始めていた。

島の安定した気候は、熱い日差しでも心地良い風のお陰で過ごし易かった。
商店街の通りには出店が沢山商品を陳列していた。
手持ちが幾らかあるのを思い出して、私は出店の品物を品定めした。
でも、結局良い物は見つからない。

(あのコに似合いそうな物はないわね・・・・・・。)

ふと、いつの間にか彼のことを考えていた。
それはまるで愛だの恋だのに浮かれている恋人のような思考で―バカバカしく思えた。
でも、すぐに彼のことを考えてしまうのは事実だった。
そして気が付かされた。
私は、自分で思っているより大人じゃない。
愛してる人の事ですぐ頭がいっぱいになる子供と同じ。
馬鹿みたい。
――でも、あの頃の私も、今とそう変わらなかったかもしれない。
いつも、彼の事を考えてた。
いつも明るくて、元気で、そして純粋で。
でも、わからなかった。
―――なぜ戦うの?

クロコダイルの流砂に飲み込まれる寸前の彼を、私は救い上げた。
あのまま流砂に飲み込まれたら、確実に命はない。
私が彼を助けた理由は一つ。
彼に聞きたいことがあったから―。

『・・・・・・・・・ありガとう・・・。』

彼は敵である私に、そう素直に礼を述べた。

『・・・・・・・・・・・・なぜ戦うの・・・・・・?』

『・・・・・・?』

なんのメリットもない。
私達の邪魔をすれば命はない。
その証拠に、目の前の彼はあの男に殺されかけた。
私が今助けなかったら、流砂に飲み込まれてそのまま息を吹き返す事はなかった。
まるで理由が存在しない。
なぜ――敵わないのに。

『Dの名を持つあなた達よ・・・・・・。』

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・D・・・?ケホ・・・・・・・・・・・・。』

彼は私が核心を突いても、ワケがわからなそうな顔をした。
もしかして―何も知らないの!?

―――何者なの・・・!!?あなた達は…!!

その時は、まるで理由がわからなかった。
彼が傷ついてまで戦う理由―。
けど、今ならわかる。
いえ、わかる気がするだけ。
理由は彼の中にしか存在しない。
――もしかしたら、理由なんて存在しないのかもしれない。

(やっぱり、あなたの事はわからないわ・・・。)

あなたの事が知りたい―――もっと。

「ロビン!」

呼び止められて、私は通りの人ごみから見知った顔を探す。
でも、人通りが多くて、なかなか見つけられない。
確かに聞こえた―。
あの声は―彼の・・・・・・。

「・・・・・・!」

突然、後ろから力強く抱きしめられた。
心の準備をしていなかった私の心臓は、一瞬にして高鳴ってしまった。

「ルフィ・・・。」

「よ!ロビン!」

「・・・・・・ご飯はもう食べてきたの?」

「おう!でも全然食った気しねぇ~よぉ~~~・・・・・・。」

彼は私に抱きついたまま、色々な事を話した。
今日は何を食べた、あれは美味しかった、長鼻くんがこんなウソをついた。
この島に上陸してからの出来事を彼は私に抱きついたまま、楽しそうに話した。

「そう・・・。楽しかったのね。」

「でも、まだ遊び足りねぇよ。どっか行こうぜ?」

「一緒に?」

「お前以外に、誰と行くんだよ?」

彼は私から離れると、自分の手を私の前に差し出した。

「行こう!」

「えぇ・・・。」

彼の柔らかくて暖かい手を、私はそっと握った。
―この手を離したくない・・・。
そう、思った。

「なぁ?どこ行く?」

「そうね・・・。あなたの好きなところでいいわ。」

「いいよ、俺はロビンの好きなとこでいいからさ!」

「フフ・・・、いいの?」

彼の手をそっと引いて、私は通りをゆっくりと歩いた。
通りに軒を連ねる店を眺めながら、私の意識は彼に向いていた。
彼とこうしてゆっくりと歩いてるのが、何気ないことなのに・・・楽しい。
ただ、手を組んで歩いてるだけなのに・・・。
でも、彼以外だったら、こんなに楽しいと思えるわけはない。
彼だから―。

私は、今でも戸惑っている。
もう彼を愛する事を迷わないと決めたけど・・・まだ心の奥で戸惑ってる。
私はあなたに愛される資格なんてあるのかしら―。
考えれば考える程、私は不安になる。
だから、私はあなたを求める―。
あなたが離れないように―。
他のクルーが寝静まった後、私達はいつものようにベッドで身体を重ねあう。
今日は私の方から彼を誘った。
―彼に抱いて欲しい・・・。
年上にもかかわらず、彼に甘えたい気持ちになっていた。

「ん・・・んっ!」

「・・・ぅん・・・ちゅっ・・・。はぁ・・・」

「ルフィ・・・。」

私は彼を求めた。
彼の柔らかい唇を無我夢中で求めた。
舌と舌を夢中で絡ませあった。

「ロビン・・・。最近のお前、積極的だよな?」

「ん・・・そう?どうでもいいじゃない・・・んん・・・!」

「んんっ!?」

唇を封じるようなキスに、彼は堪らず反応した。
そのまま、彼の大きくなった陰茎へと唇を移す。
指でそっと撫でると、小刻みに痙攣した。
何度も見て、何度もその身体に味わってはいるけど・・・。
・・・見る度に私は顔が赤くなってしまう。
上手く言葉に出来ないけど・・・愛しいと思える・・・。
手のひらで優しく包んで、そっと唇を這わせる。

「あっ・・・!」

彼の声を聞いて、私は思わず嬉しくなった。
舌で裏筋を舐め上げると、そのまま亀頭の先端を舌先でこする。
亀頭の先から溢れる汁を舐めると、官能的な味が舌の上に広がった。

「おいしい・・・。」

もっと味わいたい・・・。
直接的な欲求が、私の中に沸き起こった。
そのまま口の中に、彼のを含んだ。
大きく口の中いっぱいになった彼のを、私はそのまま頭を上下に動かして、刺激する。
舌と口膣が陰茎に擦れる感覚に、ルフィの声は女の子みたいな声を出して鳴いた。
彼の声が悲痛になると、それが絶頂に向かう証拠だとわかった。

「ロビン・・・俺・・・、もう・・・!」

「ルフィ・・・イって、口の中に出して・・・。」

ルフィがシーツを掴みながら大きく身体を痙攣させると同時に、私の口の中に大量の精液が一気に流し込まれた。
彼は顔を紅潮させながら身体を何度も何度も震わせた。
口の中は彼の熱いモノが流し込まれていて、私はそれを味わうように口の奥へ流し込んだ。
美味しい・・・。
彼の精液は、まるで媚薬・・・。
気が付けと、彼のモノを欲しがる私がいる。
淫乱で、彼の身体を欲して病まない悪い女になってしまう・・・。

「ルフィ・・・。」

「ロビン・・・。」

再び、唇を重ねる・・・。
お互いの気持ちを確かめるように、ゆっくりとキスをした。



「あっ!ルフィ・・・そこは駄目っ!」

「柔らけェ・・・。」

大きな手が私の乳房をわし掴みにする。
ゆっくりと重さを量るように触ると、優しく捏ねるように揉まれた。
彼の指が私の突起した乳首に何度も触れる。
何度も身体を重ねているうちに、私の敏感なところがどこか、彼には全て知られている。
だから、彼が責めに回れば、私は太刀打ち出来ない。
波寄せる快感に、押し流されるだけ。

「お前、可愛いよな・・・。こういう事してるときってさ・・・。」

「・・・恥ずかしいわ・・・。」

私の身体は震えていた。
彼よりずっと大人なのに・・・年下の彼に弄ばれてる。
恥ずかしい・・・。

「ああ!だめ・・・。そこはだめ・・・。」

彼の大きな手が私の乳房をゆっくりと弄びながら、私の濡れそぼった秘唇に指で触れようとしている。
秘唇の花びらを、指で何度も撫でて遊んでいる。
その度に、私は何度も襲い掛かる快感に打ちのめされた。
彼はそんな私を嬉しそうに見つめている。
私の反応を十分に楽しむと、彼の指がそのまま私の秘膣の中へと侵入してきた。
指が私の膣裏を擦る感触がわかる。
必死にシーツを掴み、身体を蝕む快楽に耐えるしかない。
秘唇に触れられるだけで身体はトロけてしまうのに・・・。
指を挿入れられ、弄ばれてしまったら、もう成す術も無い。
ただ、快楽という名の毒が私を蝕み、犯してしまうのをじっと待つしかない・・・。
私は、この敏感で男に都合のいいこの身体を呪わずにいられなかった。
―もう、私はまともな思考ではいられなくなるから・・・。
快感が襲い掛かる度に、彼にいやらしい声を聞かれる。
羞恥に私の顔が熱く染まった。
そんな私を、彼は優しく頬に口をつけてくれた。
こんな気持ちにさせた張本人はあなたのくせに・・・。

「ルフィ・・・、もう・・・イジワルしないで・・・。」

「ワリぃ・・・♪」

彼はそう言うと、指を引き抜いてそっと私を抱きしめた。
細いけど逞しい腕に抱かれると、私は思わず夢心地になってしまう。
彼よりいくつも背が高いのに、年なんかずっと下の子供なのに・・・。
彼の優しさやぬくもりが私にはとても心地よく、愛しい。
唇に優しく彼の唇が触れた。
ついばむような軽いキス・・・。
彼は普段他の子達がいない時に、このキスをこっそりする。
普段は一回すると、そのままどこか行くか、照れ隠しに帽子を深めに被って押し黙っている。
でも、今は照れもせずに私にしてくれる。

(可愛い・・・♪)

「ロビン・・・力抜いて・・・。俺ももう我慢出来ねぇよ・・・。」

「えぇ、いいわ・・・。きて・・・。」

愛しさと切なさが私の身体いっぱいに溢れてきた。
もう理性は私を正常に戻そうとはしない。
私は身体の力を抜いて、彼の前に身体を開いた。
ゆっくりと彼が私の身体に重なると、秘部にゆっくりと焼ゴテのように熱い物が挿入ってきた。
私はその感触と動くたびに秘壁を刺激する快感に耐えるように、彼の身体にしがみついた。
彼は私を抱きしめると、揺らすようにゆっくりと私を突き上げる。
そして、時折壊れてしまいそうになるぐらい、激しく私の身体を犯しぬく。
何度も・・・何度も・・・理性と感情が吹き飛んで何もかもがどうでもよくなるぐらい・・・私は乱れた。

「あああ・・・あ・・・ああ・・・ルフィ・・・。」

「ロビン・・・ロビン・・・!」

ルフィは必死に私の首筋に顔を埋めて、私にしがみついている。
お互いが、お互いの身体を求めて夢中になる。
愛しさが快感を増して、私を狂わせる。
私は、彼の情熱に酔い痴れた。
彼以外だったら、こんなに感じない。
彼だから、安心して身体も心も預けられる。
―彼を愛してるから。

何度目かの、彼の射精を受け止めながら、私は彼の身体を抱きしめた。
熱く汗に濡れたその背中は、彼の情熱がそのまま揮発しているように思えた。
受け止めた身体は熱く火照り、余韻がまだ私を攻めつづける。
まだ意識は夢心地の中にいる。
ルフィは私の身体を抱き寄せ、頭を撫でている。
その心地よさと愛しさで、私は甘えてしまう。

「・・・ルフィ・・・、そのまま撫でてくれる・・・?」

「・・・いいぞ。」

彼に抱きしめられたまま、私はまた彼の唇を求める。
自分の、不安になりそうな気持ちを隠すように・・・。

(ルフィ・・・私は・・・貴方に相応しい女かしら・・・?)

彼の胸に顔を埋めながら、私はそんな弱気な気持ちになっていた。

夜風が、火照った身体を心地良く冷やしていく。
着直したワイシャツが肌をくすぐったい。
情事の熱が外の空気で冷えていくのが勿体無かった。
でも、また彼は抱いてくれるから―。
そう思えば惜しくはなくなる。
その温もりを与えてくれた人は、今は男部屋で他のコ達と一緒に寝ている。
今この船の上で起きているのは私だけ。

(・・・・・・どこにいても、この空は変わらないのね。)

かつて、アラバスタであの男の下にいた時も、こんな綺麗な空をしていた。
そのアラバスタで彼に仲間にしてもらってから、どのぐらいたったのだろう・・・。
毎日が騒がしくて、気にすることもなかった。
ただ、これだけは言える。
その間の日々は、私の生涯で一番幸せな時間・・・。
それを与えてくれたあのコに、今は感謝してる・・・。
あの日・・・あの場所で・・・私の死に場所を奪ったあのコに・・・。

船尾のイスに座って、私は読みかけていた本のページを開いた。
ふと、枝折(しおり)に使っていたあの折り畳んだ紙きれが私の目に入った。
もう何度も折っては開いてるから、折り目が薄くなってしまっている。
でも、これは私にとって大事な「宝物」・・・。
私は、破けないように慎重に折り畳んだ紙きれを開いた。
それは、セピア色の少しばかり前に発行された手配書・・・。
そして手配書には珍しい満面の笑顔を使用された写真に、私は思わず微笑んでしまう。
―いったいこの時、どんな事があったのなったのかしら?
でも、それはきっと楽しいことに決まってる。
だって彼が笑うのは、いつだって楽しいことだから・・・。
―そうよね、ルフィ?


――Fin――