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**第20回大会詳報 -[[大会詳報]]へ戻る ---- 第20回興行はスズラン畑隣特設会場で行われ 会場での観戦者、来場者に小さなスズランの花束がプレゼントされた。 その花の香りが漂う中、開催の挨拶と対戦カードが発表された。 第1試合『魂魄妖夢の斬撃五番勝負!』3回目。 [[永琳]]の治療により無事リングに戻ってきた[[妖夢]]であったが &bold(){ヒールのプライベートを暴露するという未熟者ぶりを炸裂} 対する今回の対戦者Xは初参戦となった[[メディスン・メランコリー>メディ]]。 幻想郷有数の毒使いが一面のスズラン畑の中から登場した。 この五番勝負初の近い体格相手の一戦に、初勝利を得たい[[妖夢]]と どうやらデビュー戦で初勝利があげられるとして登場した[[メディ]]がぶつかった。 試合はいつになく攻撃を当てられる[[妖夢]]であったが、毒使いはそれを上回っていた。 前情報もないため対策の取れない[[妖夢]]へ大技連発。 そのまま[[メディ]]がデビュー戦で初勝利を挙げて毒の恐ろしさを見せ付けた。 敗れた[[妖夢]]はもはや恒例の『未熟者め!!』コールを背に静かに退場した。 第2試合は[[永遠亭]]対[[もこけーね]]のタッグマッチ。 実力も人気も十分な[[もこけーね]]組と 『[[永遠亭]]はこのスタイルだ』といわんばかりの[[輝夜]]&[[てゐ]]の [[難題]][[悪戯]]タッグが登場。 中でも[[妹紅]]と[[輝夜]]の相性の悪さは筋金入りであり どんな試合をみせるのか、注目された。 試合は見事なまでの[[永遠亭]]展開で決着。[[もこけーね]]組が順当に勝利した。 試合後健闘を讃える[[妹紅]]だったが即座に『死ね!!』と返す[[輝夜]]に激怒。 リング上でプロレスではなく殺し合いを始めようとした為[[本部長>山田]]が介入。 [[てゐ]]がハードコアデスマッチを提案するが慎重な[[本部長>山田]]。 しかし客席からのファンの大賛成コールに後押しされ、 ***次回東プロ初のハードコアデスマッチ[[妹紅]]対[[輝夜]]戦が決定した。 第3試合は[[LU3W]]次期挑戦者決定戦[[リリカ]]対[[ミスティア]] 初勝利を挙げて調子も上がってきた[[虹川楽団]]三女[[リリカ]]と 同じく最近調子を上げている[[ミスティア]]が [[LU3W]]王座挑戦権利を賭けての一戦。 試合は両者今までになかった良い動きで展開され 僅かな差で[[リリカ]]が勝利。負け印象の強かった[[虹川楽団]]組でも やれば出来るという証明をした。 第4試合は[[幻想郷ナイトメア]]対[[紅魔館]]の遺恨タッグ戦。 [[レミリア]],[[咲夜]]は散々苦い思いをさせられている [[魔理沙]]と[[雛]]に一矢報いる事が出来るのかがポイントとなった。 試合は個人的にも恨みがあり、復讐に燃える[[咲夜]]が[[魔理沙]]を 猛打連打で沈めて勝利。ついに憎い白黒をマットに這い蹲らせた。 試合後判定を不服とした[[魔理沙]]がレフェリーに抗議するが リングインした&bold(){[[幽香]]に見苦しいとして制裁され、[[紅魔館]]を追放される。} 今まで散々悪行の限りを尽くした[[魔理沙]]に会場からもブーイングが浴びせられる中 その横にリングインしたのは[[アリス]]。 &bold(){再び[[マリアリ]]として、新参者への東プロマットの洗礼を宣言}する。 一方の[[幽香]]はタッグパートナーを[[フラン]]とし完全粉砕の構え。 泣きじゃくる[[魔理沙]]を抱え、[[アリス]]は会場を後にした。 第5試合はその&bold(){[[紅魔館]]の中核メンバー対[[守矢神社]]組}。 ノンタイトル戦とされたのは双方が宣言しなかった事、 そして主に[[幽香]]と[[早苗]]が戦いを望んでいた事からとなった。 その気負いからか、[[早苗]]が長い時間捕まってしまい、 救出に向かおうとする[[神奈子]],[[諏訪子]]とも分断される。 そして徹底的に[[早苗]]を攻撃し続ける[[幽香]]は終始笑顔で 会場が時間経過と共に重い空気に包まれていく。 意識が朦朧としている[[早苗]]を許すはずもなく[[幽香]]は[[VFT]]で抹殺。 今までに味わった事のなかった苦痛と絶望で思わず泣き崩れる[[早苗]]。 [[LTU]]王者も大したことはないと言い切る[[永琳]]とそれをさえぎろうとする[[神奈子]]。 しかしこの試合での完全敗北は明確であり&bold(){[[永琳]]は王者組へ} &bold(){土下座での挑戦者認定を要求}。[[神奈子]]は唇を噛みながらこれを受け入れた。 が、その途中で&bold(){[[幽香]]は[[早苗]]がするよう要求} &bold(){泣きながら足元に伏せる[[早苗]]を、[[幽香]]は一蹴} もはや言葉にならない[[早苗]]は[[幽香]]に懇願するが [[神奈子]]が[[早苗]]を抱えて退場。 ***[[LTU]]タイトルマッチ戦は当面凍結とされた。 重い空気の中第6試合は[[LTW]]タイトルマッチ。 前大会でまさかの勝利を上げ調子に乗る[[実況組]]対王者[[博麗神社]]組というカード。 実況解説はもはや定番となった[[椛]]・[[藍]]の二人。 今までの[[実況組]]ならばここで見事なお約束を演じてくれるはずだったが タイトルマッチへの意欲が隠された力が発動したのか、 普段はやる気がなかったのか、王者組に真っ向から勝負を挑む。 思わぬ展開ながら、良試合を見せる[[実況組]]であったが 終盤に[[小町]]が[[商売道具]]を解禁。これで空気が一気に変わってしまう。 完全にぶちぎれいむ化した王者組[[霊夢]]がパートナーへのタッチを拒否。 二人相手に受けては3倍以上返しにする展開のまま[[小町]]をバスター。 [[LTW]]初防衛に成功した。 1勝1敗になったと再戦をちらつかせる[[実況組]]に 王者[[霊夢]]は『再戦よりも賽銭』を所望する。 一方今回あまり出番のなかった[[萃香]]は[[霊夢]]の薦めで [[LSW]]挑戦を意欲表明。ただし、現在の[[LTW]]タイトル防衛を優先とした。 これにて全試合が終了し、 最後に次回大会で決定済みのカードの予告が行われ興行は終了した。 &bold(){試合後[[守矢神社]]の[[神奈子]]から、[[早苗]]が[[幽香]]による口撃で} &bold(){今後の参戦を拒否した言動に出ていると本部側に伝えられた。} &bold(){人気と実力が結びつきそうであった矢先の出来事に} &bold(){本部側も慎重な対応を検討すると共に、一日も早い立ち直りを期待するとした。} &italic(){2008年5月25日} ---- 次興行『[[第21回大会詳報へ>第21回大会詳報]]』 ---- &link_edit(page=第20回大会詳報, text=このページを編集)

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