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**第34回大会詳報
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諸般の事情から興行が順延となり、また前大会からの遺恨試合が中核となった本大会は
本部会場で行われるというアナウンスの日から熾烈なチケット争奪戦が行われ、
良い席を勝ち取り喜ぶ者、それを羨みながらも会場入りする者様々な光景が見られる中
第34回大会の幕明けとなった。
まず開場の挨拶と全六試合のカード発表を行う小町。
会場のファンはスクリーンの変更で、放送視聴組は画質の大幅向上でいきなり驚かされる形となる。
しかしその驚きを潰すかの如く[[GM天子>天子]]が登場。
早々にブーイングが起こる中[[魔理沙]]が乱入し、珍しく手ではなく口先で[[GM天子>天子]]を一蹴。
会場からも失笑の起こる中、第一試合の開始となった。
&b(){第一試合 [[GM軍]]対[[紅魔館]]}
オープニングカードながら豪華な一戦、しかしいきなりの[[GM軍]]登場により
ファンは順延によるインターバルからすぐさま立ち直らなければならなかった。
試合は全体的に均衡状態になる。ただしそれは[[GM軍]]の[[輝夜]]が今ひとつ積極的に動かなかったこと
そして[[衣玖]]が一人積極的に動きすぎたことから決着が付いてしまう。
押し込んだ事から勝利を確信し、フィーバー宣言をしたもののスキをつかれ
[[咲夜]]切り替えしの拷問ロメロスペシャルで捻じ曲げられてしまう。
試合後[[衣玖]]を罵倒する[[輝夜]]と、それを制そうとする[[慧音]],[[妹紅]]との間に一瞬不穏な空気が漂う。
[[GM軍]]の内部崩壊を願うファンからは今後の余震なのでは、と推測する者も現れた。
&b(){第二試合 [[守矢スマックダウン神社>守矢神社]]対[[O.D.S]]}
久々の宿敵対決には[[運営本部軍]]よりエリート[[椛]]が帯同しての4vs4。
やはり注目は[[早苗]]対[[幽香]]の動向に集まってしまうカードとなった。
試合は双方が双方の全力を魅せる充実した内容となり
当の[[早苗]],[[幽香]]両者もダブルスタンプ2発を被弾しながらシャープシューター、人民肘で切り返すなど
高度なプロレスを展開。しかし試合は後に繋いだ[[諏訪子]]と[[魔理沙]]間に起きた一瞬の一撃で決着。
久々解禁となった雪崩式ドラゴンメテオによって[[諏訪子]]轟沈。
また、スリーカウントの間、救出に駆け付けようとした3人を、[[永琳]]は[[椛]]を掴んで振り回すことで
[[早苗]]と[[神奈子]]をも妨害し、1人で3人を止めるという玄人好みの頭脳プレイをしてみせた。
まさにタッグマッチの天才の面目躍如と言えよう。
こうして、[[O.D.S]]がまたしても[[守矢SD神社>守矢神社]]を退けた結果に終わった一戦、
試合後の会話も双方の立場を主張したまま平行線で進、その場は事なきを得た。
&b(){第三試合 [[虹川楽団]]vs[[シスターズ]]}
完全な遺恨試合。三姉妹の絆は既に崩壊し、またそれぞれの立場は極端に変わり果ててしまった。
[[ルナサ]],[[メルラン]]は末妹[[リリカ]]の暴走を止められるか
そして[[GM軍]]悪の頭脳[[てゐ]]に一矢報いる事が出来るのか注目が集まった。
呼んでもいないゲスト解説に[[GM天子>天子]]が、そして''姉''と聞いて黙っていられなかったのか、
試合途中から合流した[[レミリア]]の4名によって放送席はかつてない混沌とした状態になった。
レフェリーは[[パチュリー>パチェ]]。誰が見ても最悪の状態での試合だったが
[[ルナサ]]がついに[[イケメン]]モードを解禁。[[メルラン]]もヒノファンタズムを3段目まで発動するなど
未だかつて無い猛攻で[[シスターズ]]を圧倒。
対する[[リリカ]],[[てゐ]]はラフファイト全開。急所・凶器攻撃を当然の行為と言わんが如く試合を進めるが
気持ちの折れなかった長女・次女タッグが己を貫き、最後は[[メルラン]]が[[シスターズ]]二人まとめて叩き伏せ
[[リリカ]]へのヒノファンタズムで末妹をマットへと完膚なきまでに沈め、成長した姿をファンに示した。
試合後そそくさと逃げ帰る[[GM軍]]ご一行を横目に勝ち名乗りを、そしてついに[[LU3T]]への参戦を表明。
これに王者[[椛]]が同意し
***次回[[LU3T]]タイトルマッチ 王者[[椛]]&[[にとり]]組 対 挑戦者[[ルナサ]]&[[メルラン]]組が決定した。
&b(){第四試合 [[ARMS]]vs[[本部軍]]}
結成後今ひとつ戦績のついて回らない[[ARMS]]が近頃総合力が上がってきていると評判の[[本部軍]]との一戦。
実況解説は[[椛]]と[[早苗]]。近頃[[文]]に毒されていると定評のある[[椛]]が案の定暴走。
それを冷静に流す[[早苗]]という何とも妙な放送席構図が繰り広げられる中
試合はリーダーの[[アリス]]不在の[[ARMS]]が連携を探りながら、といった内容で展開。
とはいえ唯一の王座戴冠者である[[萃香]]が今回は奮闘。
パワー系とは相性の悪い[[文]]を試合終盤に捕まえ、百万鬼夜行からコーナーポストに担ぎ上げ、
雪崩式パープルへと移行しようとしたその刹那に[[文]]がまさかの切り返し。そのまま『なんだかよく分からないけど凄い技』でピン。
敗れた[[萃香]]も勝った[[本部軍]]側も、そして観戦していたファンもなんだかよく分からないけど
[[文]]が『超スゲェ』事だけは分かった試合の幕切れとなり、
残念ながら[[ARMS]]の初勝利はまたもお預けとなってしまった。
&b(){第五試合 [[GM軍]]vs[[八雲家]]}
前大会からの顛末によりついに東プロ最大最後の幻想が起動。
その勝利と[[GM軍]]への一撃を期待するファンが見守る一戦となったが
試合開始前からの大波乱。
結果だけを述べれば&b(){[[紫]]が屈辱の敗北を喫し、[[肉座布団]]にされてしまう。
最後の幻想が墜落した事に絶望の叫びが会場に響き渡る中
***この惨状に耐え切れなくなった反[[GM軍]]意識を持っていた諸軍団がついに一斉蜂起。
***その口火を切ったのは引退、行方不明となったはずの[[妖夢]]であり、
***[[妖夢]]先導の中[[八雲家]],[[白玉楼]]はもちろんのこと、[[O.D.S]]と[[守矢SD神社>守矢神社]]までもが
***派閥や抗争、遺恨を超えての集結、次回全面戦争状態に突入する事が決定した。
(詳細:[[Phantazm Down事件>Ph.D]])
***第六試合 [[LSW]]タイトルマッチ 王者[[幽々子]]vs挑戦者[[フラン]]
結果的に[[GM軍]]の謀略により前試合で[[紫]]を援護する事のできなかった[[幽々子]]。
その相手は第二代[[LSW]]王者にして"破壊王者"こと[[フランドール>フラン]]。
試合前から予告PVが流されるなどファンが待ち望んでいた一戦であり
また結末がどのようになるか予想が困難な一戦でもあった。
試合は完全なハイスパートレスリングに。
レーヴァテイン、そして誰もいなくなるか、そして久々に解禁したスターボウブレイクと
[[フラン]]は破壊技を全開にして攻めるも、王者[[幽々子]]は完全に試合をコントロール。
チョークスラム、ツームストンドライバー、そしてこちらも久々に見せる本家バタフライディリュージョンで
[[フラン]]の無尽蔵とも思われる体力を徐々に削り落とし、そして
ラストライドで破壊王者を逆に破壊・埋葬するという結末で&b(){二度目の防衛に成功。}
同時に、未だ東プロで誰も成し遂げていなかった、&b(){スカーレット姉妹斬り}を達成した。
こうして全試合が終了。
それぞれの試合が良い内容であったために多くの東プロファンにとっては
たった一つ、[[八雲紫>紫]]のまさかの撃墜で
先行きが俄然不透明になってしまった東プロの未来が
[[四軍連合]]に委ねられたという重い結果が残った興行となってしまった。
[[GM軍]]はまさしく難攻不落の存在であるが、東プロファンは彼女らを信じている。
連合の選手たちが憎い[[GM軍]]を打ち砕き、[[紫]]救出に成功すると信じているのだ。
それが次大会で成立させることが出来るか、今東プロのプロレスが問われている。
&italic(){2008年12月7日}
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次興行『[[第35回大会詳報へ>第35回大会詳報]]』
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**第34回大会詳報
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諸般の事情から興行が順延となり、また前大会からの遺恨試合が中核となった本大会は
本部会場で行われるというアナウンスの日から熾烈なチケット争奪戦が行われ、
良い席を勝ち取り喜ぶ者、それを羨みながらも会場入りする者様々な光景が見られる中
第34回大会の幕明けとなった。
まず開場の挨拶と全六試合のカード発表を行う小町。
会場のファンはスクリーンの変更で、放送視聴組は画質の大幅向上でいきなり驚かされる形となる。
しかしその驚きを潰すかの如く[[GM天子>天子]]が登場。
早々にブーイングが起こる中[[魔理沙]]が乱入し、珍しく手ではなく口先で[[GM天子>天子]]を一蹴。
会場からも失笑の起こる中、第一試合の開始となった。
&b(){第一試合 [[GM軍]]対[[紅魔館]]}
オープニングカードながら豪華な一戦、しかしいきなりの[[GM軍]]登場により
ファンは順延によるインターバルからすぐさま立ち直らなければならなかった。
試合は全体的に均衡状態になる。ただしそれは[[GM軍]]の[[輝夜]]が今ひとつ積極的に動かなかったこと
そして[[衣玖]]が一人積極的に動きすぎたことから決着が付いてしまう。
押し込んだ事から勝利を確信し、フィーバー宣言をしたもののスキをつかれ
[[咲夜]]切り替えしの拷問ロメロスペシャルで捻じ曲げられてしまう。
試合後[[衣玖]]を罵倒する[[輝夜]]と、それを制そうとする[[慧音]],[[妹紅]]との間に一瞬不穏な空気が漂う。
[[GM軍]]の内部崩壊を願うファンからは今後の余震なのでは、と推測する者も現れた。
&b(){第二試合 [[守矢スマックダウン神社>守矢神社]]対[[O.D.S]]}
久々の宿敵対決には[[運営本部軍]]よりエリート[[椛]]が帯同しての4vs4。
やはり注目は[[早苗]]対[[幽香]]の動向に集まってしまうカードとなった。
試合は双方が双方の全力を魅せる充実した内容となり
当の[[早苗]],[[幽香]]両者もダブルスタンプ2発を被弾しながらシャープシューター、人民肘で切り返すなど
高度なプロレスを展開。しかし試合は後に繋いだ[[諏訪子]]と[[魔理沙]]間に起きた一瞬の一撃で決着。
久々解禁となった雪崩式ドラゴンメテオによって[[諏訪子]]轟沈。
また、スリーカウントの間、救出に駆け付けようとした3人を、[[永琳]]は[[椛]]を掴んで振り回すことで
[[早苗]]と[[神奈子]]をも妨害し、1人で3人を止めるという玄人好みの頭脳プレイをしてみせた。
まさにタッグマッチの天才の面目躍如と言えよう。
こうして、[[O.D.S]]がまたしても[[守矢SD神社>守矢神社]]を退けた結果に終わった一戦、
試合後の会話も双方の立場を主張したまま平行線で進むが、その場は事なきを得た。
&b(){第三試合 [[虹川楽団]]vs[[シスターズ]]}
完全な遺恨試合。三姉妹の絆は既に崩壊し、またそれぞれの立場は極端に変わり果ててしまった。
[[ルナサ]],[[メルラン]]は末妹[[リリカ]]の暴走を止められるか
そして[[GM軍]]悪の頭脳[[てゐ]]に一矢報いる事が出来るのか注目が集まった。
呼んでもいないゲスト解説に[[GM天子>天子]]が、そして''姉''と聞いて黙っていられなかったのか、
試合途中から合流した[[レミリア]]の4名によって放送席はかつてない混沌とした状態になった。
レフェリーは[[パチュリー>パチェ]]。誰が見ても最悪の状態での試合だったが
[[ルナサ]]がついに[[イケメン]]モードを解禁し、凛々しい敬礼ポーズを披露。
[[メルラン]]もヒノファンタズムを3段目まで発動するなど未だかつて無い猛攻で[[シスターズ]]を圧倒。
対する[[リリカ]],[[てゐ]]はラフファイト全開。急所・凶器攻撃を当然の行為と言わんが如く試合を進めるが
気持ちの折れなかった長女・次女タッグが己を貫き、最後は[[メルラン]]が[[シスターズ]]二人まとめて叩き伏せ
[[リリカ]]へのヒノファンタズムで末妹をマットへと完膚なきまでに沈め、成長した姿をファンに示した。
試合後そそくさと逃げ帰る[[GM軍]]ご一行を横目に、[[虹川楽団]]は勝ち名乗りをあげ、そしてついに[[LU3T]]への参戦を表明。
これに王者[[椛]]が同意し
***次回[[LU3T]]タイトルマッチ 王者[[椛]]&[[にとり]]組 対 挑戦者[[ルナサ]]&[[メルラン]]組が決定した。
&b(){第四試合 [[ARMS]]vs[[本部軍]]}
結成後今ひとつ戦績のついて回らない[[ARMS]]、今大会では近頃総合力が上がってきていると評判の[[本部軍]]との一戦。
実況解説は[[椛]]と[[早苗]]。近頃[[文]]に毒されていると定評のある[[椛]]が案の定暴走。
それを冷静に流す[[早苗]]という何とも妙な放送席構図が繰り広げられる中
試合はリーダーの[[アリス]]不在の[[ARMS]]が連携を探りながら、といった内容で展開。
とはいえ唯一の王座戴冠者である[[萃香]]が今回は奮闘。
パワー系とは相性の悪い[[文]]を試合終盤に捕まえ、百万鬼夜行からコーナーポストに担ぎ上げ、
雪崩式パープルへと移行しようとしたその刹那に[[文]]がまさかの切り返し。そのまま『なんだかよく分からないけど凄い技』でピン。
敗れた[[萃香]]も勝った[[本部軍]]側も、そして観戦していたファンもなんだかよく分からないけど
[[文]]が『超スゲェ』事だけは分かった試合の幕切れとなり、
残念ながら[[ARMS]]の初勝利はまたもお預けとなってしまった。
&b(){第五試合 [[GM軍]]vs[[八雲家]]}
前大会からの顛末によりついに東プロ最大最後の幻想が起動。
その勝利と[[GM軍]]への一撃を期待するファンが見守る一戦となったが
試合開始前からの大波乱。
結果だけを述べれば&b(){[[紫]]が屈辱の敗北を喫し、[[肉座布団]]にされてしまう。
最後の幻想が墜落した事に絶望の叫びが会場に響き渡る中
***この惨状に耐え切れなくなった反[[GM軍]]意識を持っていた諸軍団がついに一斉蜂起。
***その口火を切ったのは引退、行方不明となったはずの[[妖夢]]であり、
***[[妖夢]]先導の中[[八雲家]],[[白玉楼]]はもちろんのこと、[[O.D.S]]と[[守矢SD神社>守矢神社]]までもが
***派閥や抗争、遺恨を超えての集結、次回全面戦争状態に突入する事が決定した。
(詳細:[[Phantazm Down事件>Ph.D]])
***第六試合 [[LSW]]タイトルマッチ 王者[[幽々子]]vs挑戦者[[フラン]]
結果的に[[GM軍]]の謀略により前試合で[[紫]]を援護する事のできなかった[[幽々子]]。
その相手は第二代[[LSW]]王者にして"破壊王者"こと[[フランドール>フラン]]。
試合前から予告PVが流されるなどファンが待ち望んでいた一戦であり
また結末がどのようになるか予想が困難な一戦でもあった。
試合は完全なハイスパートレスリングに。
レーヴァテイン、そして誰もいなくなるか、そして久々に解禁したスターボウブレイクと
[[フラン]]は破壊技を全開にして攻めるも、王者[[幽々子]]は完全に試合をコントロール。
チョークスラム、ツームストンドライバー、そしてこちらも久々に見せる本家バタフライディリュージョンで
[[フラン]]の無尽蔵とも思われる体力を徐々に削り落とし、そして
ラストライドで破壊王者を逆に破壊・埋葬するという結末で&b(){二度目の防衛に成功。}
同時に、未だ東プロで誰も成し遂げていなかった、&b(){スカーレット姉妹斬り}を達成した。
こうして全試合が終了。
それぞれの試合が良い内容であったものの、多くの東プロファンにとってはたった一つ、
[[八雲紫>紫]]のまさかの撃墜で、先行きが俄然不透明になってしまった東プロの未来が
[[四軍連合]]に委ねられたという重い結果が残った興行となってしまった。
[[GM軍]]はまさしく難攻不落の存在であるが、東プロファンは彼女らを信じている。
連合の選手たちが憎い[[GM軍]]を打ち砕き、[[紫]]救出に成功すると信じているのだ。
それが次大会で成立させることが出来るか、今東プロのプロレスが問われている。
&italic(){2008年12月7日}
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次興行『[[第35回大会詳報へ>第35回大会詳報]]』
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