第22回大会詳報



前21回興行が大波乱の幕切れを迎え、様々な憶測が飛び交う中
東プロは第22回興行を開催。歴史の第二幕が始まった。

開会の挨拶と共に前大会でイベントマッチと最終試合に出場した
霊夢,永琳両選手の欠場が発表。
しかしながら、クオリティダウンや妥協点でのカードの発表はなされなかった。

第0試合,魂魄妖夢の斬撃五番勝負!最終戦。
ここまで五番勝負の勝ち星はおろか、公式記録上でも勝ち星がない妖夢
自身の全てを賭けなければならない一番に。
一方対戦者は白玉楼名義幽々子指定でミスティアが登場。
ついにU3級選手が対戦相手ということに流石に妖夢も怒りを見せる。

試合はミスティアがまさかの勝利。
そして妖夢は惨劇結果、引退を表明。
旗揚げ以来の選手が勝利を挙げることが出来ないまま引退するという
前代未聞の事態に。
一方幽々子ミスティア白玉楼にスカウト
新パートナーとして宣言し、今後の戦線に向かう事となった。

第1試合は『犬走椛デビュー試合』となった。
実況席で『文贔屓の実況に定評のある椛』として異様な人気を誇った彼女が
先輩に憧れてついにデビュー。パートナーは実況組の二人。
対戦相手は八雲家と破格の待遇であった。
当試合実況・解説は早苗諏訪子
開幕から偉大な人民のチャンピオンギミックが炸裂する早苗
一方試合は積極的に動く実況組
客席からの声援も十分で、今後に期待できる動きをみせたが
途中小町がいつも通りの商売道具を敢行したためを怒らせ
新人がいきなり失神KOで葬られるという惨い結末に。
試合後、何とか立ち上がったはファンへの挨拶と今後の声援を求めた。

第2試合はタッグマッチ。もこけーね慧音,妹紅
守矢神社神奈子,諏訪子と一戦を迎えた。
この一戦がノンタイトル戦、かつメイン試合でもなかったため
気楽な形でみていた観客が試合経過と共に
息を呑み真剣になってしまう程の総力戦試合となる。
試合は神奈子慧音を極めて勝利。
まさかの全力戦かつクリーンな試合に
このリングには神がいる…』と誰もが納得する内容に。

第3試合も同じくタッグマッチ。
幽香を中心とし、前大会で東プロの歴史を大きく揺るがした集団は
O.D.S、オリエンタル・ダーク・サイドと名乗り、
更なる暴虐行為に及ぶ事を宣言。
今日の対戦相手幻想郷ナイトメア咲夜美鈴
昔日の恨みを晴らしたい一戦だったが
逆にO.D.Sトップの幽香に蹴散らされる結果に。
試合後O.D.Sとして魔理沙LSW挑戦、
幽香,永琳,LTU挑戦を表明。
ついにタイトル狩りに動き出してしまった。

第4試合は先日LU3W王者となったリリカが率いてしまっている虹川楽団
チルノ総帥率いるチルノ軍とのU3級対決のはずが
先日紅魔館-現O.D.Sを追放された
LTULSW王者フランがまさかの参戦。
総帥の謎のコネクションにカード発表時から複雑な空気が漂い続ける。
試合内容は何とか超格上のフランを止めようと三姉妹が懸命に挑むが
あまりの格の差に終始フラン一人に振り回され
チルノ軍の秘密兵器が東プロマットに炸裂してしまった結果となった。

第5試合はメインイベントLSW次期挑戦者決定3WayBR。
因縁という言葉ではすまされないレミリア,萃香,魔理沙
同時に闘うことに。
レミリアは自らの手で魔理沙を葬ると、続けて萃香も撃破。
次期LSW挑戦者権利を獲得した。
納得がいかない魔理沙レミリアに詰め寄るが、
そこに突然フランがリングイン、前回のお返しとばかりに
背後から場外へ『そして誰もいなくなるか?』で投げ飛ばす。
さすがの魔理沙も、試合でのダメージに加えこの技を受けてはどうしようもなく、引き上げてしまい、
リング上に残されたのはスカーレット姉妹。
姉妹での頂上決戦の前に握手を求めるレミリアだったが
これに対して近寄ったフランへ『グングニル』を見舞い、隙を見せるなと一蹴。
LSWタイトルマッチへの駆け引きは既に始まっていた。

対照的な形になったが、リング上の二人が興行を締め、次回特番での

LSWタイトルマッチ 王者フラン 対 挑戦者レミリア

が決まり紅魔館の過去を清算するビッグマッチが決定した。


2008年6月8日

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最終更新:2008年12月11日 14:56