エビ固め<技名>
フィニッシュ時にもよくコールされる『片エビ固め』や
技内で形状としてよく言われる『逆エビ固め』などの総称。
『エビのような状態に』相手の身体を押さえこむことからこう呼ばれる。
※最近では、直接のフィニッシュはエビ固めでも、そこに至るまでのムーブを重視して、
「××からのエビ固め」と呼ばれることが多く、そもそもエビ固めをフィニッシュ技としては
コールしない場合も増えている。
身体の丸まる方向へのエビ固めは大抵何もつかず形状から
『エビ固め(滅多に使われないが)』
『片エビ固め(片足だけ抱えてフォール)』
『スクールボーイ(横入りエビ固め)』(ちなみに技名は「学生でもかけられるほど簡単だから」という意味合いから付けられている)
『ローリングクラッチ(相手を飛び越してのエビ固め)』
逆に相手を反り挙げる形にする場合は
『逆エビ固め』等と呼ばれ、
逆方向技は本来想定されていない方向へ相手の身体を捻る形となり、
その威力から『ボストンクラブ』と呼ばれる。
名称元はアメリカの港町ボストンがクラブ=crab
(大型甲殻類,日本でいうカニではなくロブスターとか伊勢エビとか)
の名産地であることから。
東プロでの順方向エビ固め技と言えば
『片エビ固め』がフォールとして技術的に容易な事から多用される。また、
派生技としては
レミリアの
レッド・マジックや
文のウルトラウラカン・ラナ等が挙げられる。
一方の逆方向エビ固め技と言えば、やはり
幽香の
VFT。その威力は
幽香の試合を見れば一目瞭然だろう。
更に派生として相手の足を組ませ関節攻撃を加えた技もある。
この代表的使い手といえば
てゐの
幸せ四つ葉のクローバーや
早苗のシャープ・シューター等が挙げられる。
基本的に人間の間接は逆方向に曲げられるようにはなっておらず、また
脊椎は重要な神経が多数走っている。このため、順方向と異なり逆方向は
実際に世界中で多数の死亡者・負傷者が出ているので,
安易な気持ちで真似してはならない。Don't try this
※言うまでもなく、順方向でも安易に掛けないでいただきたい。
最終更新:2009年04月06日 09:48