第28回大会詳報
前大会でついに悪の
GM天子が動き出し、
東プロの明暗を分けた闘いが繰り広げられるのは火を見るより明らかで
自分たちが愛する東プロがどうなってしまうのか
現在の所反
GM軍の姿勢を見せている選手とそうでない選手。
動向を自ら確かめようとする多くのファンで会場は埋め尽くされたがその表情は一様に重い。
開会の挨拶とカード発表から早速
GM天子が動き出す。
第1試合早速
本部軍潰しに動いた
GM天子は当人に知らせる事なく
小町をリングに上げる。対戦相手は
輝夜
この一戦、
難題以上に決着が不可解な判定で終了。
誰がみてもロープエスケープをしていた
小町をそのまま
レフェリー
パチュリーがスルーしての決着に
会場内は第1試合からブーイングの嵐に。
GM軍に買収された醜いレフェリーを身内に置いてはおけないとして
紅魔館当主
レミリアが
パチュリーの追放を宣言。
また
小町も反
GM軍姿勢をより強固なものとした。
第2試合
永琳&
幽香対
妹紅&
慧音&
GM天子の
2vs3ハンディキャップマッチ。
明らかに
GM軍が
O.D.S潰しを狙って組まれたマッチであり
自身のデビュー戦だ、喜べと観客を罵る
GM天子を讃えるものはなく
逆に『大帰れコール』が起こる始末。不機嫌なままゴングを鳴らすが
試合は多勢に無勢。かつ元々打たれ強くない
幽香が元
LTW王者組を倒そうと奮闘。
一方
永琳も
幽香のスタイルを熟知している事から庇い続け
どちらがリングに上がっても1対2+1の状態で展開され、多数に無勢。
O.D.Sのトップタッグ2人がまさかの3カウントを聞いた。
試合後
LTU挑戦権を主張。
GM軍の3人目は
輝夜となり
GM権限により王者組は拒否することができず、
次回LTUタイトルマッチ 王者組O.D.S 対 挑戦者組GM軍が決定。
試合後引き上げる
GM天子を不意を付いた
魔理沙が場外ドラゴンで気絶させ
会場の観客は一応の一撃に歓声が沸いた。
第3試合は
博麗神社対
O.D.Sの6人タッグマッチ。
博麗神社組は
LTWタイトルマッチがあるため
霊夢と
萃香の代わりに
一人
永遠亭になってしまった
鈴仙と、フリーの
メディが参加。
また
O.D.Sには
魔理沙がおり、久々の因縁試合となった。
試合はサブミッション集団がどのように動くかに注目が集まった。
そのサブミッション集団が試合を恐ろしい形で決める。
アリスの援護に入った
メディが
雛の首を破壊。
放送席に入るほどの鈍い音が鳴りリング上でうめく
雛に対し
アリスが追撃。
未だかつてない
アリスの容赦ない追撃に会場には悲鳴がこだました。
試合後
雛は通常一ヶ月
永琳基準で3日の治療期間と判断。
治療助手のためにと
鈴仙を指名。納得はいかないものの一応の帯同となった。
第4試合は
八雲家+
幽々子対
紅魔館での8人タッグマッチ。
紅魔館がフルメンバーで登場したのは事実上旗揚げから初のことであり
東プロの歴史第一章と共にあった内部抗争を経た4人が団結力を示せるか注目された。
現役王者・そして経験者が両陣営にいる豪華なカードとなり内容も濃いものとなった。
試合は直接二連敗はさせじと
幽々子が
美鈴を押さえ勝利。
試合後ついに
LSW挑戦表明。ところがこれに
紫が反発、自らも表明。
東プロ始まって以来の現場監督同士が正面衝突するLSW次期挑戦者決定戦が
次回開催される事が決定。
長年シングルタイトル挑戦を待ち望んでいたファンに、まさかのトップ2が
権利獲得試合に挑むこととなるビッグサプライズに早くも次回の予想合戦が繰り広げられた。
第6試合メインイベント
LTWタイトルマッチ。
先日の一戦で主役の座を得た挑戦者
早苗,
神奈子の
守矢神社組対
先日の一戦で醜態を見せた堕ちたエースの王者組
霊夢,
萃香の
博麗神社組との一戦。
試合内容は全く積極性をみせない
霊夢に代わり、一人百万鬼状態の
萃香が奮闘。
喰らい付く挑戦者組を
何とか退け防衛に成功。防衛記録を3に伸ばした。
試合後ハンマーを手にリングに上がる
GM天子は、
あろうことか団体のエースに対し直接契約を提案。
あまりの展開に会場から大ブーイングが起こる中
霊夢はそのハンマーを受け取り、
一瞬、まさかの展開を予想して静まった会場内の空気もろとも、
GM天子を打ち倒す。
それでもやはり給与アップには未練があったのか、泣きながら興行を締めた
霊夢と王者組であった。
しかしこの出来事を象徴するようにGM天子は着実に暗躍しており
今後の東プロの行く末は未だ不透明のままである。
次回以降どのような形で悪のGM軍に対抗するのか、着目せずにはいられない。
2008年7月26日
最終更新:2008年12月09日 14:05