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八意永琳

(やごころ・えいりん)
能力:『あらゆる薬を作る程度の能力』
所属:永遠亭(第02回興行~第10回興行)
   紅魔館(第11回興行~第21回興行)
   O.D.S(第22回興行~)


ファイト・スタイル

東プロトップクラスのグラウンドファイター。

投げ技・打撃技・グラウンド技のどれも不得手が無く、また耐久力も高いことから
全局面で安定して実力を発揮する。
中でも各種関節技では他の追随を許さない東プロ一の技巧派選手であり
その破壊力をもって東プロ最速勝利タイムを更新し続けている。
そんな彼女のリング上での二つ名は『蓬莱の殺人医師』。
多彩な局部破壊攻撃を駆使して相手の自由を徐々に奪っていく戦術は『全身破壊』と恐れられる。
サブミッションの使い手としてはU3級アリスがいるが、同じ箇所を執拗に責めてダメージを
蓄積させていくアリスに対して、永琳は「たった1回の技が確実に相手を破壊に導く」という
洒落になっていない使い手である。
また、蓬莱人ゆえに受けに非常に強いので、彼女への攻略は手を休めないことである。
少しでも攻撃を緩めるならば、スキを突かれて破壊される。

第二期紅魔館の事実上リーダーだった時代は歩く天下の要害状態で、彼女に完勝出来たレスラーはフラン以外に存在しなかった。
もっとも、終始堅実なファイトスタイルのせいか華に欠けるところは否めない。
また、幽香の加入後は彼女へのつなぎ、もしくは壁役に徹している節があり、
全盛期の絶望的な強さは一見すると見受けられない。

オモイカネディバイス

永琳の必殺技。
相手の胴を(サイドスープレックスの要領で)両腕で抱えて持ち上げ、
担ぎ上げた体勢で180°旋回して開脚式のパワーボムで相手の後頭部をマットに叩きつけてフォールする。
元々はスティーブ・ウィリアムスの得意技であった「ドクターボム」を旋回式に変化させた技で、
愚乱・浪花が通常のドクターボムと共に得意技としていた。
技名は、東方永夜抄で用いた『操神「オモイカネディバイス」』より。

逆落とし

リアチョークの体勢から腰投げの要領で投げる危険技。
チョークスリーパーに移行してタップアウトを狙うことが多い。
鈴木みのるが得意とした連携でもある。

ノーザンライトスープレックス

正面から脇下に潜り込んで両腕ごと相手の胴をクラッチし、後方に反り投げつつブリッジをかけて固める変型ベリートゥベリー。
決して派手ではないが、両腕を封じられているため受け身が取れず容易には脱出できないという技である。
オリジナルは馳浩で、海外修行先であったカナダにおけるオーロラの別名『ノーザンライト』が名前の由来。

壺中の大銀河

ノーザンライト・スープレックスで投げた直後、ホールドせずに腕十字固めに移行する技。
第29回興行で使用して文が勝手に「えーりんスペシャル」と技名を付けたが、
第32回興行のLTUタイトルマッチで藍と椛によって変更された。ちなみに、その試合で
この技によってフィニッシュを取られたのは当の文である。
オリジナルは稔(新日→フリー)の「ミノルスペシャル2」。
技名は、東方永夜抄で用いた『薬符「壺中の大銀河」』より。

足永琳

変形のダブルニークラッシャー。
相手の足を抱えた状態で自ら尻餅をつき、相手をちょうど正座させる形でマットに落として、両膝にダメージを与える。
オリジナルはドラゲーの横須賀亨がつかう「足横須賀。」。

掌底

相手を手の平の下の部分(正確にいうと小指側の少し硬くなっている部分)で、相手の顎を殴る技。
相手が向かってきたとき、もしくは相手をロープに振って反動で戻ってきたところにカウンターで決める技で、
その威力は幽々子のゆゆパン並みとも言われている。
元は骨法の技で、普通に殴ると拳や手首を傷めるが、この方法ならそうなることはないため、
体重をかけることで、普通に殴るより強い力で打撃を加えることが可能となる。
ただし、ちゃんとした技術を身につけて使わないと、使ったほうが手首の骨を折ってしまうため、
素人がうかつに真似をしてはいけない。
プロレスでの使い手としては、新日の獣神サンダーライガーが有名(彼も骨法を学んでいる)。

ゴリークラッシャー

相手と背中合わせの状態から、まず相手を自分の肩に乗せるように担ぎ上げ、相手のつま先を自分の太ももでフック、
さらに両手で相手のあごをロックした状態から尻餅をつく。一見するとわかりにくいが、相手の首や背中にダメージを与える技。
試合中盤での痛め技として多用されている。
技に入るときに、右足をフック、左足をフック、あごをロック、落とす、とリズミカルなムーブを見せるのが特徴。
オリジナルはゴリー・ゲレロ。また、TNAのヴィクトリアがウィドウズピークという名称で、プロレスリング・ノア所属の鈴木鼓太郎は
ブルーディスティニーの名称で使用している。ちなみに落とさずにそのまま相手を締め付けるとゴリースペシャルになる。

各種関節技

クロスヒールホールド、ねじり上げアームロック、脇固め、裏膝十字、飛びつき腕十字など多彩。
涅槃(羽交い絞めにしながらのキャメルクラッチ)やストラングルホールドのような複合技も持っているが、
全体としてあまり複雑な技ではなく単純なものを好む傾向がある。しかしながら、その単純な技の精度が極めて高いという特徴があり、
あらゆる状況から繰り出される上、完全に極まればものの数分で試合が決着してしまうため、必殺技以上に恐れられている。

その他使用技

垂直落下式ブレーンバスター、ファルコンアローなど


戦績

+全戦績 -ネタバレを含むので注意-
以下は、第39回興行時点。
大会 試合 形式 対戦相手 試合動画 試合結果 備考
第02回大会 第3試合 TAG(鈴仙) 妖夢, sm2541733 ○(20:14 ジャーマンスープレックスホールド(鈴仙)・)
第05回大会 第2試合 LTWタイトルトーナメント(輝夜) 妹紅,慧音 sm2628654 ○(24:12 ブリリアントドラゴンスープレックス(輝夜)・慧音
第06回大会 第4試合 LTWタイトルトーナメント(輝夜) , sm2688277 ●(25:54 ・プリンセステンコー) ピンを取られたのは輝夜
第07回興行 第3試合 8wayBR 小町,萃香,,
妖夢,,慧音,アリス
sm2714952 ○(12:35オモイカネディバイス妖夢)
○(19:31回転裏膝十字固め)
勝ち残り
第08回大会 第3試合 SINGLE 咲夜 sm2757353 ○(15:23捻り上げアームロック) シングル初勝利
第⑨回大会 第4試合(メイン) LSW次期挑戦者決定戦『紅魔館vs永遠亭全面抗争 フラン sm2815711 ●(17:30 レーヴァテイン) ベストバウト選出試合
第11回大会 第4試合 TAG『紅魔館vs永遠亭全面抗争第二章』(魔理沙) 鈴仙,輝夜 sm2875515 ○(24:43 ドラゴンメテオスープレックス(魔理沙)・鈴仙) この大会より紅魔館に移籍
第12回大会 第5試合(メイン) 3vs3『紅魔館イリミネーションマッチ』(フラン,魔理沙) レミリア,咲夜,美鈴 sm2909499 ○(18:52ストラグルホールド咲夜)
●(21:20 美鈴・チョークスリーパー)
フラン派では最初の脱落者
全体を通しては2人目の脱落者
フラン派の勝利
第13回大会 第3試合 TAG(魔理沙) レミリア,咲夜 sm2935048 ○(4:35回転裏膝十字固めレミリア)
緊急再試合 ●(17:41 咲夜・高速ドラゴンスクリュー)
第14回大会 第3試合 4vs4『反紅魔館連合衝突戦』(フラン,魔理沙,X) レミリア,咲夜,霊夢,アリス sm2973047 ●(26:18 アリス・首吊り蓬莱人形) ピンを取られたのはX
第15回大会 第3試合 3vs3『紅魔館vs永遠亭全面抗争第三章』(フラン,) 輝夜,鈴仙,てゐ sm3032841 ○(20:16 スターボウブレイク(フラン)・輝夜)
第16回大会 第1試合 TAG『紅魔館vs永遠亭全面抗争第四章』() 鈴仙,輝夜 sm3101838 ○(19:25オモイカネディバイス鈴仙)
第17回大会 第2試合 TAG() ,小町 sm3175929 ○(21:16チョークスリーパー)
第18回大会 第3試合 TAG(魔理沙) , sm3265376 ○(20:24 ドラゴンメテオスープレックス(魔理沙)・)
第19回大会 第7試合(メイン) LTUタイトルマッチ(魔理沙,) 早苗,諏訪子,神奈子 sm3355658 ●(25:47 神奈子・蛇神万力) ピンを取られたのは魔理沙
第20回大会 第5試合 3vs3(フラン,幽香) 早苗,諏訪子,神奈子 sm3423664 ○(20:23 VFT(幽香)・早苗)
第21回大会 第1試合 オールスターロイヤルランブル sm3486388 ○(4:37 OtTRルール・)
●(12:18 OtTRルール・)
残り6人で脱落
緊急試合 Judgement Day』4VS4(幽香,魔理沙,) レミリア,フラン,霊夢,萃香 sm3512231 ○(25:12 ドラゴンメテオスープレックス(魔理沙)・フラン)
第23回大会 第4試合 TAG(幽香) 神奈子,早苗 sm3654448 ○(18:48チョークスリーパー早苗)
第24回大会 第6試合(メイン) LTUタイトルマッチ(,幽香) 諏訪子,神奈子,早苗 sm3738221 ○(26:34 VFT(幽香)・早苗) LTU第ニ代王者戴冠
第25回大会 第6試合 TAG(魔理沙) 小町, sm3807358 ●(17:37 反則行為による反則負け)
第26回大会 第6試合(メイン) 4vs4『BLACK or WHITE』(幽香,魔理沙,M.D) ,,小町,映姫 sm3879860 ●(18:31 小町・OtTRルール) O.D.Sでは2番目の脱落者
全体を通しては4番目の脱落者
O.D.Sの敗北
第27回大会 第6試合 3vs3『Coop. Now』(幽香,魔理沙) 妹紅,慧音,衣玖 sm3950332 ○(21:07 ダブルスパーク(幽香)・衣玖)
第28回大会 第2試合 2vs3(幽香) 天子,慧音,妹紅 sm4004575 ●(17:16 妹紅・フジヤマヴォルケイノイラプション)
第29回大会 第6試合(メイン) LTUタイトルマッチ『蓬莱の殺人医師』(幽香,) 妹紅,慧音,輝夜 sm4172888 ○(20:38 VFT(幽香)・慧音) ベストバウト選出試合
LTU防衛1回目
第31回大会 第4試合 3vs3(魔理沙,) リリカ,衣玖,輝夜 sm4326790 ○(3:47ストレートアームバー衣玖)
緊急再試合 リリカ,てゐ,輝夜 ○(15:37チョークスリーパーてゐ)
第32回大会 第5試合 LTUタイトルマッチ(幽香,) ,小町,映姫 sm4424123 ○(20:59壺中の大銀河) LTU防衛2回目
第34回大会 第2試合 4vs4(,魔理沙,幽香) ,早苗,神奈子,諏訪子 sm5344174 ○(18:50 雪崩式ドラゴンメテオスープレックス(魔理沙)・諏訪子)
第36回大会 第2試合 200回放送記念BR 幽々子,,萃香,魔理沙
霊夢,フラン,小町
sm5611750 ○(12:39ゴリークラッシャー萃香)
○(13:30チョークスリーパー)
勝ち残り
第37回大会 第12試合(ダブルメイン) LSW次期挑戦者決定戦 神奈子 sm6066922 ●(18:20 雪崩式パワーボム)
第38回大会 第6試合 4vs4(幽香,魔理沙,) アリス,萃香,鈴仙,メディ sm6239859 ●(17:47 萃香・百万鬼夜行) ピンを取られたのは幽香
第39回大会 第7試合(メイン) LTUタイトルマッチ(幽香,) 萃香,鈴仙,メディ sm9113879 ●(25:20 萃香・百万鬼夜行) ピンを取られたのは幽香
LTU防衛失敗
  • シングル 3戦1勝2敗
  • タッグ 11戦8勝3敗 (永琳のフォールによる勝ちは4回・永琳がフォールされての負けは1回・反則負け1回)
    • 蓬莱てるよ輝夜とのタッグ) 2戦1勝1敗 (永琳のフォールによる勝ち・負けはなし)
    • O.D.S魔理沙とのタッグ・タッグ名は特になし) 5戦3勝2敗(永琳のフォールによる勝ちは1回・永琳がフォールされての負けは1回・反則負け1回)
    • O.D.Sとのタッグ・タッグ名は特になし) 2戦2勝0敗(永琳のフォールによる勝ちは2回)
  • 6人タッグ 10戦8勝2敗 (永琳のフォールによる勝ちは4回・永琳がフォールされての負けはなし)
  • 8人タッグ 4戦2勝2敗 (永琳のフォールによる勝ち・負けはなし)
  • その他

  • 多いフィニッシュ技
    • チョークスリーパー (4回)
    • オモイカネディバイス (2回)
    • 回転裏膝十字固め (2回)

タッグマッチの天才
永琳の最大の特徴は、極めて高い協調性にある。
どんなパートナーでも、合体攻撃を積極的に組みに行き
高い確率で悪の連携を成功させ、序盤~中盤の低い攻撃力を大いに補っている。

「たすけて、えーりん!!」
また、永琳の協調性の高さは控えに居る時にも大いに発揮される。
カットする時のリング滞在時間が長く、場外に落ちれば真っ先に凶器を用意するなど試合に次々と介入する。
永琳の体力がピンチの時でも、助けを呼べばすぐにカットに現れる。

その為、パートナーに試合を任せた時も12勝5敗と(他、1回勝った後に反則裁定で負けにされる)
鈴仙や姫様などの、パートナーを勝たせる程度の能力を持つ。

彼女が指揮を執っていないタッグでは、所属する軍団の勝率が激減する傾向にあり
永琳が居る場合 19勝8敗(反則負け裁定含む)
永琳が居ない場合 6勝15敗
永遠亭在籍時は1勝1敗、永琳が離脱後の永遠亭は2勝6敗)
第2次紅魔館O.D.S 3勝8敗)
あの幽香ですら、永琳の指揮が無い時はタッグで負け越しており、さらに初めて
公式戦で屈辱のピンフォール負けを喫したのも永琳不在の時であった。

タイトル歴

LTU王座

第二代王者(風見幽香鍵山雛組)(第24回大会~第39回大会・防衛2回)

受賞歴

2008年度東方プロレス大賞 技能賞


人間関係

 元弟子。現在は敵対関係だが、治療時のみ助手として協力させている。同僚の幽香をして「よく分からない(関係)」と言わせている。
 後にARMS入りをした鈴仙に対して意味深な言葉を掛ける等、単純ではない関係にあり、一部ファンからは2人の関係が「マスターアジアとドモンに似ている」と言われている。
 元主人だが、彼女を見限って永琳が紅魔館に移籍して以降は敵対関係に。当初は永遠亭に戻るよう懇願する姿も見られたが、
 彼女自身がGM軍に合流してからは、かつて抑圧されていた恨みつらみを述べ暴言を吐くなど完全に決別している。
 元永遠亭メンバー。後に、GM軍に合流。GM天子と共にO.D.Sを破壊し、永琳の完全封殺を目論んでいるらしい?
 永琳が紅魔館に移籍した後から移籍。現在は共にO.D.Sでヒールとして活躍中。タッグ戦では強い信頼関係も見せた。
 O.D.Sメンバー。
 信用に値しないと考えており真っ先に敵対を宣言、その事で目をつけられている。
 敵(GM軍)の敵は味方にはならない。正面衝突は控えているが協調もしない関係にある。
 まさかの同僚(総帥の教師役として)としての対GM軍の試合に参戦。単に輝夜へお仕置きしたいだけなのか、それとも・・・?

入場曲

千年幻想郷 ~ History of the Moon.

-蓬莱の殺人医師 第02回大会~

蓬莱の殺人医師 第02回大会

第02回興行より永遠亭のリーダー格として参加。
高い耐久力と安定した総合力、極めて精度の高い各種関節技を持ち、
東プロのトップクラス選手として現在も活躍中。

初期は明確な善悪の区別がなかった東プロマット及び小悪党集団のような永遠亭にあって、
容赦のない全身破壊と淡々とした言動、そして敢えて他軍団を焚きつけるような行動で異彩を放つ存在であった。
そして第11回興行より永遠亭を離脱して、当時ヒール軍団だった紅魔館に単独移籍、ヒールターンする。
以降は紅魔館O.D.Sと一貫してヒールを続けるが、
それでもブーイングより声援が多い人気選手である。( ゚∀゚)o彡゜えーりん!えーりん!
現在、第二代LTU王者ではあるが、積極的にベルト戦線に絡むことはなくシングルの試合数も少ない。
GM天子から協力を持ちかけられた際、幽香とともにボコボコにする形で反GMを宣言。
その為に目の敵にされ、優先的に不利なマッチを組まれるようになっている。

また、一歩リングを離れると、本来の姿である優秀な医師としても活躍しており、
敵味方関係なく、大怪我を負ってしまったレスラーを何人もリングに復帰させている。
別の意味で東プロになくてはならない人材と言えよう。
なお、東プロ専属ドクターとして、自分の試合がないときも常にリングの傍に
控えているのだが、このときにはレスラーではなくドクターであり、ファンサービスも
できないため、ファンも姿を見ても見ないものとしてほしいとは本人の弁。
+動き出したサブミッション医師 第33回大会~

動き出したサブミッション医師 第33回大会~

現在は、対GM軍、他の団体と、O.D.Sとして戦っている永琳ではあるが、
幽香の初フォール負け、M.Dの離反(直後に似たようなのが来たのはとにかく)等、
O.D.S内部の揺らぎ、そしてGM天子からの締め付けが考えられ、ヒール側としての
説得力が失われつつある現状がある。(GM軍はどの団体からも明確な敵である)
第33回大会、ARMSの試合終了後、見限られた(と向こうは思っている)弟子の鈴仙とひと悶着。
元師匠として何を思うのかは、現在はわからない。

そして第36回大会。対GM軍戦線も、前回大会の『SEVENS』シリーズを経て一段落したところで
行われた、200回放送記念BR
参加した無差別級の猛者達を退けBRを制した永琳は、ついにLSW取りを宣言。
これまで影にいたO.D.Sの参謀が、ついに自ら動くことを表明した。
しかし、そんな月の頭脳に対して異議を唱えたのは大和の軍神神奈子
こうして、次大会でLSWの次期挑戦者を賭けた決戦が行われることとなった。
年明け最初の興行となる、第37回大会。そのダブルメインイベントとして行われたコンテンダーマッチは、
結論から言えば永琳の敗退という結果に終わったが、その評価についてはファンのみならず評論家達をも
悩ませるものとなった。

+蓬莱医師の処方箋

蓬莱医師の処方箋

永琳の多芸さをもっともよく現しているのが、そのフィニッシュ技の多さであり、
ピンフォールを奪った技の種類では他のレスラーを圧倒している。
技の多彩さでいえば、「技の大型専門店」と称されるにとりがいるが、
確実にピンを取れる技術でいえば、永琳に追随できる者は皆無といえよう。
また、それらの技の種類も、得意の関節技だけではなく、投げ技(「オモイカネディバイス」など)、
絞め技(「チョークスリーパー」など)、複合技(「壺中の大銀河」など)と多種で、いかなる状況にも
対応可能である。
強いて言えば打撃技がないのだが、これも一瞬の隙を突いて、打撃ではなく関節技を打ち込める永琳には
必要がなかったために使っていないだけとも言える。
+永琳の問題点

永琳の問題点

圧倒的なタップ率を誇る精密な関節技を駆使し、調子の浮き沈みもほとんどなく、さらにリング外では
優秀な医師であり人格者としても知られ、さらにはヒールターンやマイクパフォーマンスもこなすという、
さすがは月の頭脳と呼ばれるだけのことはあると納得させられる完璧超人ぶりだが、それが
レスラーとして」逆に弱点であるともいえる。
それは、調子の浮き沈みがなく平均的に強いことは、逆に「ドラマがない」ことを意味しているためである。
という言葉があるように、プロレスの試合には単なる競技ではなく、「ドラマ」が求められており、
既に完成されたレスラーである永琳は、勝ってもそこにはドラマ性がない、盛り上がりに欠けてしまう、
という一面があるため、時として完勝しても「しょっぱい」と酷評されてしまうのである。
ギミックの面においては、第二期紅魔館時代までは世間知らずのフランを煽る悪の参謀ポジションとしての売り出しを持っていたが、
既に『コジ魔理沙』として注目を集めていた魔理沙に比べて若干地味であり、
フランを追放して立ち上げたO.D.Sではその手が使えず、絶対強者としても新リーダーの幽香に及ばない状態である。
また、負けることで相手がレベルアップしたことを見せるという説得力を持つ、いわゆる「越えるべき壁」の役としても、
既にベビーではヒールでは幽香が存在しているため、そちらでも存在感が
出しにくいのが現状である。
永琳が現在、シングルマッチが極端に少ないのには、このあたりにも一因があると見られる。
輝夜から「お医者さんになってしまった」との揶揄を受けたが、あながち否定しきれない。

永琳自身がレスラーとして何を目指しているのかがファンにも判らないのが現状だが、
それが彼女独特のミステリアスさを醸し出し、高い人気につながっているのはこれまた事実である。
そのキャラクターをそのまま続けるのか、どこかでイメチェンを図るのかが、今後の注目点と言えよう。

そんな中行われた、LSWコンテンダーマッチで神奈子に敗れたことは、永琳の評価をさらに
難しくしている。
これまでの戦績や、なによりその身に纏う雰囲気から、言わば「不敗神話」のようなものがあった永琳の敗北は、
ファンにとっても少なからぬ衝撃をもって受け止められており、この敗北がどのように位置づけられるのかについて、
議論百出という状況となっている。


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