掟破りの逆××<接頭語>


通常は、その技を得意としている選手に対して逆にその技をかけることを言う。
例えば、萃香にラリアットをかけたときに、「掟破りの逆百鬼夜行!」というように使用する。
実況アナが絶叫するように伝えるのがポイント。

「逆~」の概念が生まれたのは'80年代前半、藤波辰爾と長州力の抗争である。
基本的に(当時は)相手の得意技は意地でも使わないという空気の中で、
藤波は長州の得意技であるサソリ固めを仕掛けた。
これを古館アナが「掟破りの逆サソリ!」と実況、大きなインパクトを与えることになった。

以降、相手の得意技を使用することがしばしば行われるようになり当時ほどのインパクトは薄れたが、
オリジナルの得意技こそリング上での選手の個性を表すものであるというのは今も変わらない。
「掟」は今でも生きており、「掟破り」は一種の挑発的行為と見なされるのである。

ちなみに東プロでは、リグルが「掟破りの逆DDT」を使うが、
これは別にDDTを得意なにDDTを仕掛けたわけではない。
詳細は本人の項を参照されたし。

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最終更新:2009年10月24日 21:10