魔理沙式イリミネーションマッチ<東プロ用語>
第37回大会にて行われた、非常に特殊な形式の
BR。考案者の
霧雨魔理沙の名前を取って、
「魔理沙式イリミネーションマッチ」と付けられた。
2人ずつ3組、計6人が
BR形式で試合を行うが、このとき以下の特殊ルールで行われる。
- 6人一斉参加のBR
- OtTRルールあり
- どのタイミングで脱落したかにより、最初の脱落者は1ポイント、続いて2、3ポイントと加算され、最後まで残った選手は6ポイントを得る
- さらに、OtTRで相手を落とした場合は1ポイント、ピンフォールを取った場合は2ポイントが、落としたもしくはピンを取った選手にボーナスポイントとして加算される
- 最終的に、2人の合計ポイントが一番高いタッグの勝利
ここで特徴となるのは、タッグの相手を攻撃することも可能という点で、味方をわざと攻撃して相手にボーナスポイントを稼がせないという戦略も取れる。
+
|
実施例1 |
実施例1
説明では非常にわかりにくいので、実際に行われた試合でどのようにポイントが
加算されたかの例として、第37回大会第5試合を挙げてみる。
なお、+がボーナスポイントを意味している。
内容 |
O.D.S |
守矢神社 |
実況組 |
魔理沙 |
幽香 |
早苗 |
諏訪子 |
文 |
小町 |
試合開始 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
早苗が魔理沙をフォール |
1 |
0 |
+2 |
0 |
0 |
0 |
諏訪子が小町を落とす |
- |
0 |
0 |
+1 |
0 |
2 |
幽香が諏訪子を落とす |
- |
+1 |
0 |
3 |
0 |
- |
文が早苗を落とす |
- |
0 |
4 |
- |
+1 |
- |
文が幽香をフォール |
- |
5 |
- |
- |
6+2 |
- |
タッグ別最終ポイント |
7 |
10 |
11 |
実は、早苗が落とされて守矢神社が10ポイントで確定した時点では、
実況組は3ポイント、ODSが2ポイントであった。
BRの最後の2人はピンフォールで決まるという不文律があるため、
最後の2人は勝者に8ポイント、敗者に5ポイントが振られることになる。
もし幽香が勝てば、守矢神社とODSが10ポイントで並び、実況組が8ポイントとなるわけで、
誰もがそう予想したのだが、実際には文が幽香を沈める金星をあげ、総合ポイントでも
11ポイントと守矢神社をわずかにかわして優勝をさらっていった。
|
+
|
実施例2 |
実施例2
では、もう一例として、第39回大会第2試合をみてみよう。
内容 |
紅魔館 |
GM軍 |
白玉楼 |
レミリア |
咲夜 |
霊夢 |
衣玖 |
幽々子 |
妖夢 |
試合開始 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
咲夜が妖夢を落とす |
0 |
+1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
咲夜がレミリアを落とす |
2 |
+1 |
0 |
0 |
0 |
- |
咲夜が幽々子を落とす |
- |
+1 |
0 |
0 |
3 |
- |
咲夜が衣玖を落とす |
- |
+1 |
0 |
4 |
- |
- |
霊夢が咲夜をフォール |
- |
5 |
6+2 |
- |
- |
- |
タッグ別最終ポイント |
11 |
12 |
4 |
この時も、衣玖が落とされて咲夜と霊夢だけとなった時点では、
紅魔館は6ポイント、GM軍は4ポイントであった。
(白玉楼はここで4ポイント。幽々子が落とされた時点で最下位確定済)
実施例1でも記述した通り、勝者は8ポイント、敗者は5ポイントとなるため、
霊夢が勝てばGM軍の逆転勝利となるわけで、実際にその通りとなった。
ひたすら相手を落としまくった咲夜が報われなかった結果となったが、
咲夜が幽々子を落とした時点でGM軍2人がかりで攻撃されることとなったのを
考えると、倒す(もしくは落とす)相手も考えて試合をしなければならないことが
判るであろう。
(逆に言えば、2対1となったところでイクサンを蛍光灯誤爆とかしてみせて、
しょっぱい展開にしなかった霊夢はさすがと言えよう)
|
その位置付けについて
貴重な「タッグによるバトルロイヤル」ということで、タッグベルトである
LTWおよび
LU3Tへの
影響を持つ試合になることが多い。
第37回大会の試合で勝ち上がった
実況組は
LTWへ名乗りを上げ、その後
スカーレット姉妹との
コンテンダーマッチを制し、ついに王者
もこけーねを倒して新王者に成り上がりを決めている。
批判について
一部の口さがないファンの間では、タッグを組んでいる選手同士でも、たびたびバトルが起こるこの形式について
「タッグを組んでいる2人がバトルをする意味が判らない」という声が上がっている。
このことについて、現在のところ運営本部も発案者である
魔理沙も公式に発言をしていないが、
リング上で同士討ちになっても、それが後で遺恨になる様子もないところから、
選手同士はある程度の同士討ちは許容しているふしが見受けられる。
一説では、普段タッグを組んでいる選手同士がバトルを見せることはまずないところから、
それを見せるための一種のファンサービスのようなものではないか、とも言われている。
(ぶっちゃけシステムのs
このコメントはスキマ送りになりました
最終更新:2010年02月03日 10:06