⑨全面抗争第一章(第35回大会第1試合)

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内容

『さるのぐんだんのそうりょくをあげておまえらつぶすわ!』-そうすいのせんせんふこく

前回大会までチルノ軍は、秋姉妹との秋冬冷戦の真っ最中であった。
だが双方の認識が噛み合わない状態が続いていたため、本格的な抗争にまでは至らなかった。
しかしこの日、突如として発表された対戦カードにファンは驚きの声を上げる。
O.D.S魔理沙が秋姉妹と組んでチルノ軍+ひみつへいき2号(レミリア)と闘うというのだ。
U3タッグと本来ヒール集団だったユニットに共通するものがあるとすれば、ただ一つ『反・チルノ軍』である。多分。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5461307

結果

この試合は無差別級の二人を軸とした一進一退の展開から、最後はチルノの一騎打ちの様相となる。
乱戦から雪崩式一人ペディグリーという想像も付かない荒技も飛び出す中、勝負を決めたのは雛の執念であった。
粘る総帥をラ・エスパルダで押さえ込んでは公式戦初のピン勝ち、チルノは逆に同級相手としては自身初黒星となった。
(全体を通しても、これまで総帥が黒星を喫したのはLSWタイトルマッチで霊夢に敗れた第⑨回大会だけである)

試合後、怒りに燃えるチルノ秋姉妹を激しく挑発し、これを受けた3人もマイクで応酬。
リング上は一触即発のふいんき(ryに包まれる。
ここで嫌々参加していたはずのレミリアまでなぜか乗り気になり、
元LSW王者が本格的にチルノ軍に取り込まれてしまうのかと思われたが、咲夜に連れ戻され事なきを得る。
また魔理沙も「役不足」(正しい意味で)を理由にこれ以上は関わらないと表明したが、
逃げ遅れたリグルルーミアともども強制参加とされてしまう。
こうして次回大会での全面対決が決定した。

第36回大会第4試合へ続く


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最終更新:2009年02月02日 11:45