スープレックス<プロレス用語>


狭義では、ジャーマンスープレックスの略称。もしくはその派生技の総称。
かのカール・ゴッチは、「スープレックスと呼んでよいのは、後ろから相手の胴をクラッチして、
反り投げ、ブリッジして固めるものだ。それ以外の投げ技はサルト、もしくはスロイダーだ」と述べている。

しかし、近年のプロレスでは、日々新たな技が生み出されており、ゴッチの定義が当てはまらない
ものが多くなったため、現在では「反り投げてそのままピンフォールできる技」を
スープレックスと呼称するようになっている。
さらには、定義をもっと広げて、「とにかく後ろに放り投げてそのままフォールできる技」を
スープレックスと呼ぶこともある。

これらの定義に当てはまる技の名前が、「××スープレックス」と呼ばれることになる。
なお、「スープレックス」の語源については諸説あり、
  • グレコローマン式レスリングの「スープレイ(後ろ反り投げ)」
  • フランス語の「スーフレイ(柔軟な、の意味)」
  • 英語の「スーパーエクセレント」の省略から
等と言われている。

東プロにおいても、スープレックス技の使い手は多い(というか、使わない選手の方が少ないといえる)。
東プロオリジナル名のスープレックス技としては、以下が挙げられる。
  • ドラゴン・スープレックス派生
    • ドラゴンメテオ・スープレックス(魔理沙)
    • ダークサイドドラゴンスープレックッス(MD2号)
    • ブリリアントドラゴン・スープレックス(輝夜)
  • ジャーマン・スープレックス派生
    • 瀟洒ジャーマンスープレックス(咲夜)
    • フラッド・ジャーマンスープレックス(にとり)
    • 永夜返し(ロコモーション式ジャーマンスープレックス)(輝夜)
  • その他
    • ダイヤモンドブリザード・スープレックス(チルノ)
    • 玄雲海スープレックス(衣玖)
    • 手羽先スープレックス(ミスティア)
    • ヒノファンタズム(ロコモーション式フィッシャーマンズスープレックス)(メルラン)
他にも、特にオリジナルの技名を付けてはいないが、フィニッシュ技としてスープレックス技を愛用している選手も
多い。

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最終更新:2009年12月05日 18:55