藤原 妹紅

(ふじわらの・もこう)
能力:『老いる事も死ぬ事も無い程度の能力』
所属:フリー(第2回大会~第26回大会)(もこけーねとして活動するも、特定の軍団には所属していないため、フリー扱い)
   GM軍(第27回大会~第39回大会)

ファイト・スタイル

不死鳥は蘇る

パワーファイターに思われがちだが投打極のバランスファイター。
またその能力から非常に受けには強いが、過信しすぎての重要な試合を落とすケースもある。
しかし一貫して言える事はトータルレスリングを考えられたクリーンなファイトをみせる
非常に玄人好みの試合展開をするレスラーである。

フジヤマヴォルケイノ

フジヤマヴォルケイノII

フジヤマヴォルケイノイラプション

フジヤマヴォルケイノ・瞬

妹紅が愛用する投げ技のバリエーション。
本項では一式、二式、イラプション、瞬と割愛する。
初期では一式乱発による制圧試合を行いがちで、
説得力はあるものの試合展開に疑問を持たれていたが、
後に二式、そしてフィニッシュに繋げるイラプションを開発し、
織り交ぜる事によって試合進行を魅せるようになった。
基本ムーブとしては、ボディスラムの要領で相手を抱えるが、
この際相手の頭部を下ではなく自分に対して横に向け
相手を旋回して頭部側を軸として背中側からリングに叩きつける。
一式は叩きつける際サイドに落とし、またロックを外していた。
より威力を求め二式ではロックを離さずまたやや反動が強めになり
自身に対して真正面に落とすようになる。
ついにイラプションでは背後から仕掛ける形になり、ロックも外さずに垂直落下式で叩きつけるため
開発が進むにつれてダメージ量が爆増するバリエーションホールドとなっている。
瞬は唯一事前ホールド無しのカウンター技で、ロープから返ってきた相手に仕掛ける。
オリジナルは、一式と二式がディー・ロウ・ブラウンのサドンインパクト、
瞬が森嶋猛などの使うスクラップバスター、イラプションが佐々木健介のヴォルケイノイラプション。
技名は、東方永夜抄で使用した『蓬莱「凱風快晴 ‐フジヤマヴォルケイノ‐」』より。

火の鳥-鳳翼天翔

妹紅が使う、トップロープからのムーンサルトプレス。アナウンスではよく「鳳翼天翔」とだけコールされている。
別名「フェニックススプラッシュ」
灰の中から甦り、大空へ羽ばたく不死鳥のごとく、
美しい回転から相手を容赦なく押し潰す。
の飛翔毘沙門天と同型であるが、こちらの場合は痛め技気味に使用されがちである。
デビュー当初から持っている事は示唆されたものの、初公開は毘沙門天より遅くなった。
技名は、東方永夜抄で使用した『不死「火の鳥 ‐鳳翼天翔‐」』より。

火吹き

妹紅ならではのギミック技。
妹紅の場合は本当に火を吹いても不思議ではないから困る。
ちなみにこちらの世界でも火を吹いたことのあるレスラーがおり、
『アラビアの怪人』ザ・シークや『インディーの帝王』大仁田厚などが妹紅のように口から火を吹いた。
メディスンの毒霧、萃香の酒霧と並び、
東プロ三大吹き技に数えられる。
MDの毒霧? あれはまだまだ未熟者である)

竹林893キック

プロレス的に解説すると、走り込みながら体を横に倒してのフロントハイキック。
判りやすく言えば、映画やテレビドラマでちんぴらがよくやっている、手をポケットに
突っ込んだままゲシゲシと蹴るあれである。
妹紅の代表的スタイルの1つ。ロープへ相手を振って、反動で戻ってきたところにカウンターで決めるものや、
コーナーポストへの串刺し式のものなどがよく使われている。
威力重視よりは、屈辱を与える意味が強い。
オリジナルは新日の蝶野正洋選手のヤクザキック。
(テレビ放送では放送コードの関係上からか、ケンカキックと呼ばれている)。
海外ではマフィアキック、フーリガンキックなどと呼ばれる。

その他の技

DDT、ブレーンバスター、スイング式ネックブリーカー、ハーフネルソン・スープレックス、
パワーボム、刈龍怒(慧音との合体技)
スタンダードなプロレス技を多く駆使し、そのタフな耐久力とあいまって、どちらかといえば小柄ながらヘビー級のような選手である。


戦績

+ 全戦績 -ネタバレを含むので注意-
以下は、第40回興行時点。
大会 試合 形式 対戦相手 試合動画 試合結果 備考
第02回大会 第1試合 SINGLE『美鈴五番勝負』一番勝負 美鈴 sm2527673 ○(9:14フジヤマヴォルケイノ) Xとして登場
初勝利/初ピン
第03回大会 第2試合 5WayBR 魔理沙,フラン,,輝夜 sm2565529 ○(13:54フジヤマヴォルケイノ)
●(15:52 フラン・そして誰もいなくなるか?)
残り3人で脱落
第05回大会 第2試合 LTWタイトルトーナメント(慧音) 輝夜,永琳 sm2628654 ●(24:12 輝夜・ブリリアントドラゴンスープレックス) ピンを取られたのは慧音
第06回大会 第5試合(メイン) LSW次期挑戦者決定戦 幽々子 sm2695846 ●(17:21 バタフライデリュージョン)
第⑨回大会 第3試合 TAG(慧音) 魔理沙,アリス sm2809925 ○(22:40ブレーンバスター魔理沙)
第10回大会 第4試合 LTW次期挑戦者決定戦(慧音) 萃香,魔理沙 sm2844343 ○(20:04 寺子屋ピラミッドドライバー(慧音)・萃香)
第11回大会 第5試合(メイン) LTWタイトルマッチ(慧音) レミリア,フラン sm2876409 ○(14:06フジヤマヴォルケイノイラプションレミリア) 二代目LTW王者戴冠
ベストバウト選出試合
第14回大会 第4試合(メイン) LTWタイトルマッチ(慧音) ,幽々子 sm2979188 ○(21:27 寺子屋ピラミッドドライバー(慧音)・) LTW防衛1回目
第16回大会 第5試合(メイン) LSWタイトルマッチ フラン sm3115874 ●(15:52 スターボウブレイク) ベストバウト選出試合
第17回大会 第6試合(メイン) LTWタイトルマッチ(慧音) 霊夢,萃香 sm3186064 ●(24:57 霊夢・ノーザンライトボム→片エビ固め) LTW防衛失敗
第19回大会 第2試合 TAG(慧音) レミリア,咲夜 sm3335803 ○(23:29フジヤマヴォルケイノII咲夜)
第20回大会 第2試合 TAG(慧音) 輝夜,てゐ sm3414652 ○(17:53 日出づる国の天子(慧音)・輝夜)
第21回大会 第4試合 SINGLE『NoMercyRoyalDeathMatch 輝夜 sm3495097 ○(17:32フジヤマヴォルケイノイラプション)
第22回大会 第2試合 TAG(慧音)『このリングには神がいる 神奈子,諏訪子 sm3580718 ●(21:07 神奈子・片羽絞め) ピンを取られたのは慧音
ベストバウト選出試合
第24回大会 第2試合 TAG(慧音) , sm3716686 ○(18:19フジヤマヴォルケイノII)
第26回大会 第3試合 SINGLE『永江衣玖デビュー記念戦』 衣玖 sm3863085 ○(14:14フジヤマヴォルケイノ・瞬)
第27回大会 第6試合 3vs3『Coop. Now』(慧音,衣玖) 幽香,永琳,魔理沙 sm9503327 ●(21:07 幽香・ダブルスタンプ) ピンを取られたのは衣玖
ここからGM軍入り
第28回大会 第2試合 2vs3(慧音,天子) 幽香,永琳 sm4004575 ○(17:16フジヤマヴォルケイノイラプション永琳)
第29回大会 第6試合(メイン) LTUタイトルマッチ『蓬莱の殺人医師』(慧音,輝夜) 幽香,永琳, sm4172888 ●(20:38 幽香・VFT) ピンを取られたのは慧音
ベストバウト選出試合
第30回大会 第3試合 4vs4(慧音,てゐ,リリカ) 霊夢,アリス,萃香,鈴仙 sm4228092 ○(18:25 幸せ四つ葉のクローバー(てゐ)・鈴仙)
第31回大会 第6試合 LTWタイトルマッチ(慧音) 霊夢,萃香 sn4340481 ○(0:00) 試合放棄による
四代目LTW王者戴冠
緊急試合 LTWタイトルマッチ(慧音) アリス,萃香 ○(21:56 日出づる国の天子(慧音)・萃香) LTW防衛1回目
第32回大会 第4試合 4vs4(慧音,霊夢,輝夜) メディ,鈴仙,アリス,萃香 sm4413129 ○(23:51 夢想封印(霊夢)・アリス)
第33回大会 第5試合 3vs3(てゐ,リリカ) ,メルラン,幽々子 sm4903044 ○(14:09 ベーゼンドルファー(リリカ)・メルラン)
第34回大会 第5試合 TAG(霊夢) , sm5401890 - 無効試合
緊急試合 TAG『Phantazm Down』(霊夢) ,ミスティア ○(18:51フジヤマヴォルケイノイラプション)
第35回大会 第7試合(メイン) 『SEVENSシリーズ』第3試合 3vs3(X1,X2) X3,X4,X5 sm5598534 ●(17:37 X5・高角度前方回転エビ固め) ピンを取られたのはX2
第36回大会 第6試合(メイン) LTWタイトルマッチ(慧音) 幽香,早苗 sm5664417 ○(19:53フジヤマヴォルケイノイラプション幽香) LTW防衛2回目
第37回大会 第7試合 3VS3(輝夜,衣玖) レミリア,フラン,咲夜 sm5842889 ●(11:43 フラン・スターボウブレイク) ピンを取られたのは衣玖
第39回大会 第6試合 LTWタイトルマッチ(慧音) ,小町 sm8430195 ●(17:28 ・なんだかよく分からないけどすごい技 ピンを取られたのは慧音
LTW防衛失敗
この後GM軍から離脱
第40回大会 第3試合 2vs3ハンディキャップマッチ(妹紅) 輝夜,てゐ,リリカ sm9327725 ●(11:32 リングアウト) リングアウトを取られたのは慧音
東プロ初のリングアウト決着

  • シングル 5戦3勝2敗
  • タッグ 16戦11勝4敗1無効試合 (妹紅のフォールによる勝ちは6回・妹紅がフォールされての負けは1回)
    • もこけーね慧音とのタッグ) 14戦10勝4敗 (妹紅のフォールによる勝ちは5回・妹紅がフォールされての負けは1回)
  • 6人タッグ 5戦1勝4敗 (妹紅がフォールによる勝ち・負けはなし)
  • 8人タッグ 2戦2勝0敗 (妹紅のフォールによる勝ちはなし)
  • その他
    • 5WayBR 1戦0勝
    • ハンディキャップマッチ 2戦1勝1敗

  • 多いフィニッシュ技
    • フジヤマヴォルケイノシリーズ (10回)
      • フジヤマヴォルケイノI (2回)
      • フジヤマヴォルケイノII (2回)
      • フジヤマヴォルケイノ・瞬(1回)
      • フジヤマヴォルケイノイラプション (5回)

タイトル歴

LTW

  第二代王者(パートナー:上白沢慧音)、防衛1回
  第四代王者(パートナー:上白沢慧音)、防衛2回

ハードコアデスマッチ『NoMercyRoyalDeathMatch

  対輝夜戦、勝利。   

受賞歴

2008年度東方プロレス大賞

 最優秀タッグ賞(もこけーね(慧音))

人間関係

(もこけーね。親密な関係である。)
(GM軍参入時にボディガード契約。服従してはいるが関係は薄い)
(犬猿の仲。デスマッチを経た後GM軍でまさかの結託。しかし内心では納得がいっていない部分もある。衣玖への態度などを巡って再度関係悪化の兆しがある)
(エンターティナーであるこのう詐欺のやり方には内心はあまりいい印象はないが、我関せずなスタンスなので基本的にはどうでもいいらしい)

入場曲

月まで届け、不死の煙

- 激しく燃える不死鳥時代 旗揚げ~第26回大会

激しく燃える不死鳥時代 旗揚げ~第26回大会

タイトル争いへはタッグもこけーねとして参戦。
奇しくも混乱不和を起こしていた初代LTW王者レミリアフラン組(紅魔館)を破り
二代目LTW王者に戴冠する。その後1度の防衛を挟むが陥落。
しかし東プロでも限られた『タッグパートナーを絶対に代えないタッグ』として
相互の信頼は厚い。

妹紅は、滅多なことではシングルマッチは受けなかったが、
唯一LSWタイトルへの挑戦だけは過去に行った事がある。
それもパートナーである慧音
当時のLSW王者フランとの試合で善戦するも敗れた後、
フラン慧音を小馬鹿にして敬意を示さなかった事に対する怒りによるものであり、
二人の絆の深さを再確認する事となった。
残念ながら試合には敗北、その後は運営方針によりシングルは封印して
もこけーねとしての活動を行う。

しかし、その後LTWの王座からも陥落。
LSWLTWの2大タイトルへの挑戦が共に遠のいてしまい、
かといって3人目のパートナーがいない関係でLTUに参加する事も出来ず
積極的なマッチメイクもしてもらえない不遇の時期の中、
東プロ外での長年の因縁相手、輝夜(当時永遠亭)との関係が爆発、
リング上でお互いを『殺す』発言を交わした事により、
本部長判断でハードコアデスマッチが決定。
今日まで東プロ唯一のハードコアデスマッチ戦となった
NoMercyRoyalDeathMatch』に生き残り、
もこけーねの連携も再度高まっていった頃にLSW,LTWへの再挑戦を宣言。
そしてLTUのための3人目の存在をにおわせる発言をした。
+ 黒く甦った不死鳥時代 第27回大会~第33回大会

黒く甦った不死鳥時代 第27回大会~第33回大会

しかしその宣言から一時期、一切の露出をせず
イベントマッチにも召集されないという事態が続き、ファンが違和感を感じ始める。
その後第27回大会のGM天子登場の際には何とボディガードとして慧音と共に登場。
東プロきってのクリーンタッグが共にダークサイドに移籍するという事態にファンは大混乱した。

この移籍契約はGM天子との直接契約で、寺子屋の耐震補強と
優先的マッチメイク権という優遇措置があるとしている。
妹紅本人は優先的マッチメイク権に強く興味があると発言している事から、
本人らが試合参戦を強く望みつつも、U3級の躍進、
O.D.S対反O.D.Sの動きとそれに絡む形で
進行していたタイトル争いからは距離感がありすぎたがために、
メインのアングルから干される形となっていたことに対して
想像以上に不満を抱えていたことが伺える。

GM軍移籍後はその権利を存分に行使して出場機会が大幅に増え(第27回大会以降は全興行に出場中)、
第31回大会にはLTWタイトルもGM天子を利用した謀略により強奪。
もこけーねとして四代目王者となり東プロ史上初の再戴冠となったが、
それを讃える者は誰もおらず、即座に展開された防衛戦で
相手を完膚なきまで黒く焼き尽くしたその力にただファンは呆然とするしかなかった。

初期のうちは立場上馴染めていないような素振りもみせていたが
日に日に身も心もGM天子に忠誠を示すようになってしまっており
GM軍筆頭守護として爆炎で近づく者を焼き尽くす番人と化してしまった。
+ 黒炎、爆砕 第34回大会~第36回大会

黒炎、爆砕 第34回大会~第36回大会

GM軍後は、もこけーね(慧音)以外の選手とも組んで試合をして、充実した様子である。
以前の不満の反動か、その後の試合は容赦なき紅蓮の炎である。(実質黒き炎)
第34回大会で、霊夢とタッグで八雲紫八雲藍の両名と対戦が決定。
GM軍として抗争の渦に。

そして運命の第34回大会、GM軍特有のがあったが、
試合は、八雲紫の殺人的な技の数々を受けきった妹紅が、フジヤマヴォルケイノイラプションでフィニッシュ。
不死身の耐久力で重鎮を跳ね除けた勝利であった。

第35回大会にて四軍連合との抗争には負けたが(そもそも抗争自体に興味があるか疑問だが)
直後、メンバーであった東風谷早苗風見幽香LTWに挑戦し、これを受諾。
第36回大会、ゆうさなとして向かってきた両名を、もこけーねが粉砕、防衛2回目を果たした。
特に妹紅は、怒涛の攻めをした幽香の攻撃を受けきっての勝利なので、その恐るべき耐久力が
無差別級の選手の壁となるのだろうか。

団体の方針上、今後も波乱含みの試合を余儀なくされるが、
妹紅自身はGM天子絡みのいざこざより、試合ができれば何でもいいスタンスだろう。
余談だが、天子が屈辱的な要求なんぞ呑めるかとごねた時に従わせるのは彼女の役目らしい。
+ 燻り始めた火種 第37回大会~

燻り始めた火種 第37回大会~

一方ではGM軍内部では揺らぎとも取れる出来事が。
第37回大会では、輝夜衣玖と組んで参戦するも敗戦。
試合終了後の輝夜の暴言となり、メンバー内で確執が発生。
GM天子がいさめることに。

それでも、ベルト防衛戦には前向きで、かつGM軍の立場から
第38回大会、次の相手に決まった小町の試合に乱入。
にフジヤマヴォルケイノを叩き込んで失神させ、
黒い炎はいまだ健在をアピールした。
しかし、翌第39回大会のタイトルマッチで、王座陥落。
しかも、試合後のGM軍メンバーとのやりとりから、慧音GM軍から離脱を表明。
妹紅にも、一緒に着いてきてほしいと頼む慧音に、一度はそれを断るが、
調子に乗って囃し立てた輝夜にぶち切れ、ヴォルケイノを叩き込んで
慧音と共に自らもGM軍を離脱することを宣言した。

+ 永遠の腐れ縁・輝夜

永遠の腐れ縁・輝夜

輝夜とは遙かな過去からの因縁関係があるのは周知の通りだが、東プロではなかなか複雑な関係にある。
リングでの最初の接触は、もこけーね蓬莱てるよの対決となったLTW初代王者決定トーナメント1回戦だが、
ここでは輝夜が終始まともにやり合おうとせずにのらりくらりとかわされたあげくに、最後だけ必殺のブリリアントドラゴンで
しかも妹紅ではなく慧音を沈めるという、見事な(?)頭脳プレーであっさりと逃げられる。
その後、永琳の離反・紅魔館への移籍から端を発した永遠亭紅魔館の抗争時には、
当時のLSW絶対王者フランに自ら挑戦することで、そのフランを対抗戦から外すという、
永遠亭陣営への側面からの支援を行う。
しかし、それ以降「難題者」に傾倒していく輝夜と、正統派の妹紅ではやはりそりが合わず、もこけーね輝夜てゐ
タッグ戦を前哨戦として、ついに前代未聞のデスマッチ戦『NoMercyRoyalDeathMatch』での直接対決となり、
この2人の決裂ぶりは決定的で修復の余地など皆無と思われた。
それでも蓬莱人同士、何かが通じるものがあったのか、デスマッチ終了直後に輝夜が妹紅に礼を言ったのをマイクが拾っており(輝夜本人は否定)、
妹紅もLTUのためのもこけーねに加える3人目の存在をにおわせる発言をした時に、これは輝夜と手を組むことを想定しているのではないか、
というファンの意見があった。
そして、GM天子の登場と共に結成されたGM軍には、妹紅と共に輝夜の名前があり、
それ以後、もこけーね輝夜を加えてLTUタイトルマッチに挑戦したのを始めとして、
何度もリング上で共闘を行っている。また、その言動に露骨に嫌悪感を示す慧音と違い、あくまでも慧音寄りとはいえ、妹紅の言動は
輝夜との間を取り持つかのようなものが多く、また輝夜から「もこたん」と呼ばれても怒らないなど、
2人の関係は過去に例がないほど良好なのが、第38回大会までの様子だった。

もっとも、短気なところのある妹紅と根っから我が儘姫の輝夜のこと。何かの弾みで火が付けば一瞬で大爆発するのはよくあることで、
そういう意味では実に緊張感溢れる関係と見られていた。
それが正鵠を射ていたことが明らかになったのが第39回大会でのLTWタイトルマッチ後。
GM軍離脱を宣言し、着いてきて欲しいと懇願する慧音に、「これだからいい子チャンは困る」と、一度は自らは残留することを
表明するも、それに乗って輝夜が慧音をあざ笑うや、いきなりぶち切れてヴォルケイノIIを輝夜に叩き込み、自らも慧音と共に
GM軍を離脱すると宣言し直した。

こうして、ひとまずは再び(東プロとしては、である)それぞれの道を歩むことになった2人が今後どうなるのか、
ファンは注目せざるを得ないところであるといえよう。


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最終更新:2011年08月27日 23:28