八坂 神奈子

(やさか・かなこ)
能力:『乾を創造する程度の能力』
所属:守矢神社(第10回大会より参戦)


ファイト・スタイル

守矢攻守の要

本来は投げと関節が主要武器の組技系選手でありながら、
高い身体能力で重い打撃に豪快な飛び技までこなす。
さらに東方プロレス所属選手中最高峰の体格を有する上、
肉体的な耐久力、持久力も高く、「打・投・極」に「飛」と「受」も加えて
プロレスラーの理想形を高次元で実現する正にコンプリート・ファイター。

蛇神万力

V1アームロックと袈裟固めの複合技。
仰向けに寝ている相手に対して、右腕を相手の後頭部に回し、さらに相手の右手首をクラッチ。
こうして出来た輪に通すように、今度は左手を自分の右手首にホールドして準備完了。
あとは自ら力任せに反り返ることで相手を締め上げていく。
メインがスリーパーなので絞め技に分類されるが、相手の腕を殺す関節技の面もある。
もはやダメージソースではなく完全に相手を絞め殺す程度の威力があり
相手に的確なダメージを与えてダウンさせ、素早く近づき締め上げるその様は完全に蛇の捕食であり、異常なまでのタップ率を誇っている。
サブミッションの使い手や締め技・極め技を持ち合わせている選手は多数いるが
体格をフル活用している神奈子の万力とは威力に雲泥の差があると言われ、恐らく今日までの東プロの歴史において最強最大の締め技とも言われており、
LTU王者時代は数々の挑戦者を退け、重鎮をもタップさせた殺神技であり、
さらに東プロ至高のベルトLSW亡霊嬢から奪い取ったのも、この技である。
グラウンド戦へ持ち込もうとする神奈子のムーブ一つで期待と絶望が入り混じった歓声が会場に響き渡る。
オリジナルは新日所属天山広吉のアナコンダバイス。

エクスパンデッド・オンバシラ

ボディスラムの要領で抱え上げるが真正面ではなく肩に乗せるようにして持ち上げ(ファイアーマンズキャリー)
相手の頭部を垂直落下式に叩きつける大技。
元々優れた体格である為に、勢いとロックを外さなければ即死級の威力を持っている。
オリジナルはノア所属三沢光晴のエメラルド・フロウジョン。
デビュー時期が同じであったにとりの『エメラルド・ポロロッカ』と技が被ったため滅多に使用されなかったが、
第22回大会以降は原型をにとりに譲り、ブレーンバスターの体勢から決める変形フロウジョンを用いている。
威力もさることながら人気も高い技で、この技の体勢に入ったところで、観客からは「オンバシラァァ」の
かけ声がかかるのが恒例となっている。
技名は、東方風神録で使用した『神祭「エクスパンデッド・オンバシラ」』より。

ネックハンギングツリー>ネックハンギングボム

相手を正面に立たせ、その首を両腕で高く掴み上げる危険な技。
文字通り「首吊り」状態であるが、気道は確保されており、頚動脈を絞める技なので窒息はしない。
(スリーパーをはじめ、プロレスにおける喉の絞め技はすべて、気管ではなく頚動脈を締める技である)
現在東プロに所属する全選手がこの技を直立状態で受ける事が出来ず身体が浮いてしまう程の力のためどんな相手へも確実なダメージになる。
ネックハンギングボムは発展系で、吊り上げられたときの反撃が鈍い相手への追撃として
相手をそのまま背中から床に叩きつける高角度のパワーボムになる。

マウンテン・オブ・フェイス

略してMOFとも呼ばれる。
パイルドライバーの要領で抱え上げたあと、自らの両足を踏み込んで相手の両腕を封じ、
自ら前方に倒れ込んで叩き付ける変型フェイスバスター。その後相手を仰向けにしてエビ固めで固める。
ルーミアも同型の技を使うが、小柄な彼女と神奈子では破壊力が段違いになる。
原型はバイソン・スミス(NOAH)のフィニッシュムーブであるバイソンテニエル。大元は故クラッシュ・ホーリーのクラッシュランディングだった。
技名は、東方風神録で使用した『「マウンテン・オブ・フェイス」』より。
フェイスバスター(Face Baster:顔面砕き)とフェイス(Faith:信仰)をかけたネーミングと思われる。
ちなみに東方風神録のサブタイトルでもある。

人間オンバシラ(トペ・スイシーダ)

オンバシラロケットとも言われる。場外へ転落した相手に向かって、ロープの反動を使って助走をつけ、
トップロープとセカンドロープの間をくぐって頭から激突する技で、代表的なルチャ殺法の一つである。
グラウンド型のパワーファイターと言われていた神奈子がこのような技を使ったという事で、試合後もファンの話題を独占した。
なお、軍神なのに人間オンバシラと呼ばれていることについては、気にしてはいけない。
トペ・スイシーダとは『自殺モノの激突』の意。日本では若手時代の藤波辰巳が愛用し『ドラゴンロケット』と呼ばれた。

注連縄スープレックス

注連縄スリーパースープレックスとも。スリーパーホールドから、
一気に後方に反り返って相手を投げる。
スリーパーと付いているが絞め技ではなく投げ技。ただし、相手の首がこちらの腕で完全に固定されている上に
急角度で落ちるという大変に危険な技である。
オリジナルは、ノアの小橋建太のフィニッシュ技スリーパースープレックス。

首極め腕卍

正面から相手の右脇に左腕を差し込み、右手で掴んだ相手の左腕を(相手の)背中の方に折り曲げる。
そのあと左手で相手の左手首を掴み直し、自由になった右手で相手の右手首を掴む。
そこから相手の首をフロントネックロックの要領で右脇に抱え込み、
自分の背中を大きく仰け反らせて相手の頚動脈を圧迫する複合関節技。
(理論上はもちろん左右が逆でも可)
かつてリングスに参戦していた“サブミッションマスター”ヴォルク・ハンのオリジナル技で、
リングス出身の長井満也は魔界スリーパーという名称で使用した。

雪崩式パワーボム

トップロープからのパワーボムを叩きつける、荒ぶる神の奥義。
本当は雪崩式のマウンテン・オブ・フェイスを狙っていたが偶然こうなったと本人の談。
LSW挑戦権を賭けた試合で、異常な耐久力のある永琳をこの技で沈めた。

その他の技

前転オンバシラ(前転しながらの浴びせ蹴り)・乾坤招来 突(コーナーから対角線上に助走を付けてのランニング・ラリアット)・
ダブルアームスープレックス・ストレッチバスター・各種スリーパー・STF
恵まれた体格をフルに駆使する技は、余すことなく相手にダメージを与え、無駄がない。

戦績

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以下は、第40回大会時点。
大会 試合 形式 対戦相手 試合動画 試合結果 備考
第10回大会 第2試合 3vs3『守矢神社初参戦試合』(諏訪子,早苗) 妖夢,幽々子, sm2828774 ●(25:04 ・パラダイスデス。ロック)
第11回大会 第2試合 SINGLE 妖夢 sm2871019 ○(11:10エクスパンデッド・オンバシラ) 初勝利/初ピン
第12回大会 第4試合 LSW次期挑戦者決定戦 慧音 sm2904814 ●(12:42 日出ずる国の天子)
第13回大会 第4試合 LTU初代王者決定戦(諏訪子,早苗) 霊夢,アリス,萃香 sm2940485 ○(18:43 神の風(早苗)・萃香) LTU初代王者戴冠
第14回大会 第2試合 LTUタイトルマッチ(諏訪子,早苗) リリカ,メルラン,ルナサ sm2967000 ○(21:22 蛙落とし(諏訪子)・リリカ LTU防衛1回目
第15回大会 第5試合(メイン) LTUタイトルマッチ(諏訪子,早苗) ,, sm3050835 ○(25:41蛇神万力) LTU防衛2回目
第16回大会 第2試合 LTUタイトルマッチ(諏訪子,早苗) チルノ,レティ,ルーミア sm3105224 ○(23:11蛇神万力ルーミア) LTU防衛3回目
第18回大会 第4試合 LTUタイトルマッチ(諏訪子,早苗) 輝夜,鈴仙,てゐ sm3274863 ○(22:44 風神風車固め(早苗)・輝夜) LTU防衛4回目
第19回大会 第7試合(メイン) LTUタイトルマッチ(諏訪子,早苗) 魔理沙,永琳, sm3355658 ○(25:47蛇神万力魔理沙) LTU防衛5回目
第20回大会 第5試合 3vs3(諏訪子,早苗) 永琳,幽香,フラン sm3423664 ●(20:23 幽香・VFT) ピンを取られたのは早苗
第21回大会 第1試合 オールスターロイヤルランブル sm3486388 ●(10:25 OtTRルール・)
第22回大会 第2試合 TAG(諏訪子)『このリングには神がいる 妹紅,慧音 sm3580718 ○(21:07片羽絞め慧音) ベストバウト選出試合
第23回大会 第4試合 TAG(早苗) 永琳,幽香 sm3654448 ●(18:48 永琳・チョークスリーパー) ピンを取られたのは早苗
第24回大会 第6試合(メイン) LTUタイトルマッチ(諏訪子,早苗) ,永琳,幽香 sm3738221 ●(26:34 幽香・VFT) ピンを取られたのは早苗
LTU防衛失敗
第27回大会 第4試合 3VS3(諏訪子,穣子) 輝夜,てゐ,リリカ sm3939040 ●(16:32 てゐ・反則負け) 反則裁定を取られたのは穣子
第28回大会 第6試合(メイン) LTWタイトルマッチ(早苗) 霊夢,萃香 sm4082756 ●(20:34 萃香・ミッシングパープルボム) ピンを取られたのは早苗
第29回大会 第3試合 3vs3(諏訪子,神奈子) 衣玖,てゐ,リリカ sm4139541 ○(20:00 ケロちゃんスプラッシュ(諏訪子)・衣玖)
第30回大会 第4試合 3vs3(諏訪子,早苗) フラン,咲夜, sm4239061 ●(21:02 フラン・ジャンピングパイルドライバー) ピンを取られたのは早苗
第31回大会 第2試合 3vs3(諏訪子,早苗) ,小町,映姫 sm4314574 ●(16:05 映姫・ラストジャッジメント) ピンを取られたのは諏訪子
夏フェス 第4試合 8Wayマスク着用BR 最終鬼畜全員MD sm4447531 ●(9:53 黒M.D・片エビ固め) 桃M.Dとして出場
2人目に脱落
第33回大会 第1試合 3vs3(諏訪子,早苗) 鈴仙,アリス,萃香 sm4819679 ○(15:51 エルボーは儚き人民のために(早苗)・鈴仙)
第34回大会 第2試合 4vs4(,早苗,諏訪子) ,魔理沙,永琳,幽香 sm5344174 ●(魔理沙・雪崩式ドラゴンメテオスープレックス) ピンを取られたのは諏訪子
第35回大会 第2試合 SINGLE レティ sm5469017 ○(12:55エクスパンデッド・オンバシラ)
第36回大会 第1試合 TAG(諏訪子) レミリア,咲夜 sm5608145 ○(13:28エクスパンデッド・オンバシラ咲夜)
第37回大会 第12試合(ダブルメイン) LSW次期挑戦者決定戦 永琳 sm6066922 ○(18:20雪崩式パワーボム)
第38回大会 第8試合(メイン) LSWタイトルマッチ 幽々子 sm6355314 ○(18:07蛇神万力) LSW第五代王者戴冠
第39回大会 第3試合 3vs3(諏訪子,早苗) ,, sm6466882 ●(14:37 ・光と闇の網目) ピンを取られたのは早苗
第40回大会 第4試合 3vs3(早苗,静葉) フラン,咲夜,レティ sm9550920 ○(18:47 乾坤招来 突レティ)

  • シングル 4戦4勝1敗
  • タッグ 4戦2勝2敗(タップアウト勝ち2回 自身がフォールを取られたことはない)
  • 6人タッグ 16戦9勝7敗(タップアウト勝ち4回 自身のタップアウト1回 反則負け1回)
  • 8人タッグ 1戦0勝1敗(神奈子がフォールされた負けはなし)

  • 多いフィニッシュ技
    • 蛇神万力 (4回)
    • エクスパンデッド・オンバシラ(3回)

LTU防衛5回のうち3回を神奈子が決めているため、その数字以上に勝利の印象が強い。
また、初期の頃こそピンを取られたものの、特にLTUタイトルを取って以降、自身のピンフォール負けがない
最終鬼畜全員MDは除く)のも、特筆すべき点であろう。
フィニッシュ技として、最強と呼ばれる絞め技「蛇神万力」、強力な投げ技「エクスパンデッド・オンバシラ」を持つ、
どのような局面でも対応可能なコンプリートファイターである。

タイトル暦

LTU王座

  初代王者(諏訪子早苗との守矢神社組) 防衛5回(最多防衛記録保持)

LSW王座

  第五代王者 防衛なし

受賞歴

2008年度東方プロレス大賞

 最優秀3人タッグ賞(守矢一家(早苗&諏訪子))

人間関係

(守矢神社の巫女・神の関係)
(O.D.S。参入初期から抗争を繰り返しており、中立姿勢が強い守矢神社においても常にライバル意識を持っている)


入場曲

神さびた古戦場 〜 Suwa Foughten Field

東プロ参戦から一貫して独自の路線を行き、試合を展開する神奈子は多くの信仰を得る為に戦い続けている。
その姿勢はタイトル挑戦への積極性にも現れており
LSWは惜しくも挑戦権獲得ならずとも
LTUは暫定王者だった(当時の)トップチーム博麗神社から奪うという快挙を成し遂げ、その後5度に渡って防衛。
当時のヒール集団であった第二期紅魔館とも真っ向から勝負を挑んでいた。

しかし第20回大会における幽香(当時第二期紅魔館)の早苗への精神肉体双方への執拗な攻撃に激怒、
LTUタイトルを賭けて正面衝突をするも、その早苗がタップアウトしたことにより無念の王座陥落。
以降は少し特殊なポジションでの参戦となる。

レスリングは何たるかを熟知しており、それに反する行為を顕著に嫌っている。
その為臨時パートナーとなった穣子てゐによって謀られた時はいち早くレフェリーに詰め寄り
またO.D.Sの言動はさておき反則行為には頑として立ち向かう姿勢を見せていた。

第27回大会でのGM軍参入後、経営権争いに関しては未だコメントはしていないが
今までの性格から金では解決される彼女ではないと思われるうえに、巫女の早苗霊夢に襲撃され、その
霊夢が『業務提携』としてGM軍入りを表明したところから、彼女を含め、結束の堅さを誇る守矢神社
GM軍と対立するのは必至と見られた。

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守矢神社の大黒オンバシラとして 第27回大会~第34回大会

第27回大会以降は、守矢神社3人タッグを主体として戦うことが多かった。
GM軍O.D.Sなど、対立勢力はあれど、まずはLTU奪還を目標に、そしてより多くの信仰心を、
という考えと共に、早苗の成長を見守り、霊夢幽香へのリベンジ達成の手助けもしたかったの
ではないか、と忖度されている。

同じ守矢神社の二柱たる諏訪子に対しては、試合でピンを取られたときにはそれをからかうような言動が多く、
そのたびに「あーうー、ちょっとは心配してよぅ」と恨み言を言われているが、危険技の直撃を受けた直ぐ後でも
諏訪子をからかっているのは、それだけ信頼している証ともいえる。

ともあれ、守矢神社としても、「軍神」神奈子としても、一時の雌伏の期間だった。
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オンバシラ、更なる信仰拡大へ 第35回大会~

第35回大会、神奈子にとっては久しぶりのシングルマッチが組まれた。相手は1ボスながらも重鎮を苦しめたレティ
相手にとってシーズン補正となる冬の試合は、神奈子が辛くも勝利という結果に終わるが、
今までは早苗を立てていた節もあった神奈子が、ここから再び、自ら積極的に動きだした。
続く第36回大会にて、200回放送記念BRを制しLSW取りを宣言した永琳に呼応し、
ついに守矢の軍神自らがLSWへ名乗りを上げ、次大会での挑戦者決定戦が決まった。
(なお、第35回大会での彼女は一見の価値あり)

そして、第37回大会、LSW挑戦をかけた永琳との試合は、局部破壊の数々をほぼ受けきって、
力でねじ伏せた神の力での勝ちを収めた。試合後は、珍しく穏やかに祝福する永琳に対して、
勝利を誓って、続く第38回大会のLSWタイトルマッチに臨む。

ついに迎えたLSWタイトルマッチ。相手の幽々子のハイスパートプロレスを受けきった
神奈子は、最強の締め技「蛇神万力」でタップを奪い、ついに第五代目のLSWベルトを戴冠。
名実ともに、東プロの頂点を極め、守矢の軍神が東プロを率いる時代の到来を高らかに告げた。

しかし、頂点に立つ者に安寧は許されないとばかりに、翌39回大会では早くも次の挑戦者に
霊夢といった強者が名乗りを上げる。それを受けて、軍神らしく誰の挑戦でも
受けてやると見得を切った神奈子に対し、もう一人の挑戦者が名乗りを上げた。
それは、守矢の二柱が一、「土着神の頂点」諏訪子
それに対して軍神がどう動くのか、次の展開が期待されるところである。

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最終更新:2011年03月08日 08:10