LSW "Lunatic Single Wrestler"タイトル
概要
シングル
無差別級王座。旗揚げ時より存在する
東方プロレスシングルレスラーへのフラッグシップ・タイトル。
このベルトを持つ事こそが、東方プロレスの真の頂点を名乗る事が許される
唯一にして無二の王座。
『ただ強いだけ』のレスラーとしてではなく
『東プロの象徴』としてのカリスマ性も求められている。
今日までの全ての試合が観客誰一人として凡試合、塩試合と言う口を黙らせる程の
名勝負中の名勝負のみで構成されており、その前哨戦の次期挑戦者決定戦まで
この王座の価値を高めるかの如く名勝負で固められているため
挑戦者決定戦とタイトルマッチが決定するとチケットの激しい争奪戦が行われる程である。
王者への挑戦には以下の条件が必要
- 階級が無差別級である
- 実績・知名度・ファン推薦が十分である
- 四季映姫本部長・GM天子によりタイトルマッチ認定が行われる
- 四季映姫本部長・GM天子による認定挑戦者決定戦に勝ちあがる
例外条件として
U3級所属であっても無差別級を上回る総合力と
同時期に該当選手がいなければ
格上挑戦も可能となっている。
適応例は過去に1件だけだが存在する。
(第⑨回大会挑戦者
チルノ対王者
霊夢戦はイベントマッチだったため、規定適応外)
なお、LSW王者は団体の『顔』としてファンの期待に応えることが求められるため、
防衛戦のない大会でもほぼ必ず試合を行っている。
例外は、2008年に開催された大会では、第7回で
霊夢が休場した一度だけである。
変遷
- 旗揚げ戦の最終試合後、本部長の四季映姫より高らかに、東プロ至高のタイトルとして歌い上げられ、即座にその最終試合に出場していた4人(霊夢、魔理沙、レミリア、フラン)が挑戦を表明、第2回大会および第3会大会にて初代王者決定トーナメントが行われ、勝ち残った霊夢が初代王者を戴冠する。
- 第8回大会にて幽々子、続く第9回大会でチルノの挑戦を退けるも、第10回大会にてフランに破れ、王座から陥落した。防衛2回(ただし、イベントマッチだった対チルノ戦を正式な防衛回数に含むかどうかについては、ファンの間でも意見が割れている)。
大会 |
試合 |
内容 |
勝者 |
試合時間・フィニッシュ |
敗者 |
備考 |
第2回 |
第4試合 |
初代王者決定トーナメント一回戦第一試合 |
レミリア |
11:51 ミステリオ・ラナ |
フラン |
レミリアが決勝戦進出 |
第2回 |
第5試合 |
初代王者決定トーナメント一回戦第二試合 |
霊夢 |
14:51 夢想封印 |
魔理沙 |
霊夢が決勝戦進出 |
第3回 |
第3試合 |
初代王者決定トーナメント決勝戦 |
霊夢 |
20:38 夢想封印 |
レミリア |
霊夢が初代王者戴冠 |
第6回 |
第5試合 |
次期挑戦者決定戦 |
幽々子 |
17:21 バタフライデリュージョン |
妹紅 |
挑戦者に幽々子が決定 |
第8回 |
第4試合 |
タイトルマッチ |
霊夢 |
19:53 前方回転式エビ固め |
幽々子 |
防衛1回目 |
第⑨回 |
第0試合 |
タイトルマッチ |
霊夢 |
11:41 夢想封印 |
チルノ |
防衛2回目 |
第⑨回 |
第4試合 |
次期挑戦者決定戦 |
フラン |
17:30 レーヴァテイン |
永琳 |
挑戦者にフランが決定 |
第10回 |
第5試合 |
タイトルマッチ |
フラン |
14:51 レーヴァテイン |
霊夢 |
霊夢防衛失敗→フランが第二代王者戴冠 |
- 前述の通り、第10回大会にて霊夢を破り戴冠。それ以降、長い王者ロードをひた走ることとなるが、それはフランがレミリア達を追放し、紅魔館が悪の軍団となった時期(いわゆる第二期紅魔館)と重なる。
- 第13大会慧音、第16回大会妹紅、第18回大会咲夜、第19回大会映姫と挑戦してきた相手を容赦なくことごとくマットに沈め、順調に防衛記録を伸ばし続けるかと思われた矢先に、思わぬ事件が発生。それが、仲間だったはずの魔理沙、幽香達が裏切り、フランを追放するというJudgement Day事件である。行き場を失った王者を迎えたのが、レミリアを筆頭とする、フランによって紅魔館を追放された側の幻想郷ナイトメアだった。だが、レミリアは「けじめ」として自らLSWへの挑戦を表明し、挑戦者決定戦を勝ち上がる。そして、その挑戦を受けたフランとの間で姉妹決戦が勃発する。
- こうして行われた第23回大会におけるレミリアとの一戦で、フランはついに破れて陥落するも、この一戦はベストバウトに推すファンも多い名勝負となった。防衛4回。
大会 |
試合 |
内容 |
勝者 |
試合時間・フィニッシュ |
敗者 |
備考 |
第⑨回 |
第4試合 |
次期挑戦者決定戦 |
フラン |
17:30 レーヴァテイン |
永琳 |
挑戦者にフランが決定 |
第10回 |
第5試合 |
タイトルマッチ |
フラン |
14:51 レーヴァテイン |
霊夢 |
霊夢防衛失敗→フランが第二代王者戴冠 |
第12回 |
第4試合 |
次期挑戦者決定戦 |
慧音 |
12:42 日出ずる国の天子 |
神奈子 |
挑戦者に慧音が決定 |
第13回 |
第5試合 |
タイトルマッチ |
フラン |
14:17 レーヴァテイン |
慧音 |
防衛1回目 |
第16回 |
第5試合 |
タイトルマッチ |
フラン |
15:52 スターボウブレイク |
妹紅 |
防衛2回目 |
第18回 |
第6試合 |
タイトルマッチ |
フラン |
14:43 ジャンピングパイルドライバー |
咲夜 |
防衛3回目 |
第19回 |
第6試合 |
タイトルマッチ |
フラン |
14:42 頭掴みラリアット |
映姫 |
防衛4回目 |
第22回 |
第5試合 |
次期挑戦者決定3WayBR |
レミリア |
13:29 回転エビ固め |
魔理沙 |
挑戦者にレミリアが決定 |
レミリア |
15:32 レッドマジック |
萃香 |
第23回 |
第6試合 |
タイトルマッチ |
レミリア |
17:06 不夜城レッド |
フラン |
フラン防衛失敗→レミリアが第三代王者戴冠 |
- 絶対的とも思えた前王者にして妹フランを破っての戴冠ではあったが、「強い時はとことん強いがへたれ癖がある」彼女だけに、LSWというタイトルに耐えられるかという声も上がった。しかし、迎えた第27回大会にて、萃香の挑戦を堂々と退け、そのような声を払拭するに成功。
- だが、東プロ怪獣大決戦と呼ばれる挑戦者決定戦を制した幽々子に、第30回大会にて敗れ、王座から陥落してしまった。
大会 |
試合 |
内容 |
勝者 |
試合時間・フィニッシュ |
敗者 |
備考 |
第22回 |
第5試合 |
次期挑戦者決定3WayBR |
レミリア |
13:29 回転エビ固め |
魔理沙 |
挑戦者にレミリアが決定 |
レミリア |
15:32 レッドマジック |
萃香 |
第23回 |
第6試合 |
タイトルマッチ |
レミリア |
17:06 不夜城レッド |
フラン |
フラン防衛失敗→レミリアが第三代王者戴冠 |
第27回 |
第7試合 |
タイトルマッチ |
レミリア |
14:06 不夜城レッド |
萃香 |
防衛1回目 |
第29回 |
第5試合 |
次期挑戦者決定戦 |
幽々子 |
14:07 ラストライド |
紫 |
挑戦者に幽々子が決定 |
第30回 |
第6試合 |
タイトルマッチ |
幽々子 |
20:41 ラストライド |
レミリア |
レミリア防衛失敗→幽々子が第四代王者戴冠 |
- レミリアを破って戴冠した時期が、ちょうどGM軍との経営権争いで東プロが大混乱していた時期と重なり、主だった選手が動きにくい状況下にあった。そんな中、LSWを賭けて幽々子に挑戦してきたのはM.D。しかし、あまりに実力差がありすぎるため、M.Dは自分のマスクを賭けることでようやくタイトルマッチが成立。そして結果はやはり、文字通り一蹴されて幽々子の初防衛となった。なお、この試合は、LSWタイトルマッチなのにもかかわらず第1試合とされたことからも判るとおり、一種のイベントマッチ的な扱いとされている。
- その幽々子が初めて迎えたといえる本格的な挑戦者は、かつて『絶対王者』とまで呼ばれた第2代王者のフラン。このタイトルマッチがGM軍によって組まれたことを不安視する声もあったが、試合はまさしく力と力のぶつかり合いで見応えのあるものとなり、激闘の末にそのフランを埋葬して、ベルトを守りきった。
- 幽々子自身が、以前格下にあっさり負けることもあったため、防衛を不安視する声もあったが、そのカリスマ性やタイトル奪取前後で紫およびレミリアと東プロのトップレスラーを続けて破った力量、そしてかつての絶対王者フランをも退けたことから、長期政権を期待する声も多かった。
- しかし、その前に立ちはだかったのは、永琳を下して挑戦者となった神奈子。神の締め上げの前についに亡霊嬢は力尽き、無念の陥落となる。しかし、猛威を振るうGM軍の侵攻を前に、最前線でそれを食い止め続けて王者としての責務を全うしたことは、記録には表れないものの、彼女の功績として評価されるべきであろう。防衛2回。
大会 |
試合 |
内容 |
勝者 |
試合時間・フィニッシュ |
敗者 |
備考 |
第29回 |
第5試合 |
次期挑戦者決定戦 |
幽々子 |
14:07 ラストライド |
紫 |
挑戦者に幽々子が決定 |
第30回 |
第6試合 |
タイトルマッチ |
幽々子 |
20:41 ラストライド |
レミリア |
レミリア防衛失敗→幽々子が第四代王者戴冠 |
第32回 |
第1試合 |
タイトルマッチ |
幽々子 |
10:32 ラストライド |
M.D |
防衛1回目 |
第34回 |
第6試合 |
タイトルマッチ |
幽々子 |
15:17 ラストライド |
フラン |
防衛2回目 |
第37回 |
第12試合 |
次期挑戦者決定戦 |
神奈子 |
18:20 雪崩式パワーボム |
永琳 |
挑戦者に神奈子が決定 |
第38回 |
第8試合 |
タイトルマッチ |
神奈子 |
18:07 蛇神万力 |
幽々子 |
幽々子防衛失敗→神奈子が第五代王者戴冠 |
五代目…八坂神奈子 現王者・防衛なし
- 第四代王者幽々子を下し、ついに頂点を極めた守矢の軍神神奈子は、歴代王者でいえば初代王者の霊夢に似たバランスファイターと言える。全方面に隙がないタイプであり、まだ戴冠して日は浅いが、既に長期政権を予想するファンも多い。
大会 |
試合 |
内容 |
勝者 |
試合時間・フィニッシュ |
敗者 |
備考 |
第37回 |
第12試合 |
次期挑戦者決定戦 |
神奈子 |
18:20 雪崩式パワーボム |
永琳 |
挑戦者に神奈子が決定 |
第38回 |
第8試合 |
タイトルマッチ |
神奈子 |
18:07 蛇神万力 |
幽々子 |
幽々子防衛失敗→神奈子が第五代王者戴冠 |
最終更新:2009年03月16日 06:34