LTW "Lunatic Tag Wrestler"タイトル
概要
無差別級でのタッグ王座。旗揚げ時より存在する
東方プロレスタッグレスラーへのフラッグシップ・タイトル。
このベルトを持つ事は、東方プロ内で
『強い絆』と『互いに背中を任せて闘える』という『絶対的な信頼感』の
頂点を極めた者としてその名を示す事が許されている。
しかしながらその『強い絆』と『絶対的な信頼感』が揺らいだ瞬間に
即座に王座から陥落する形でタイトル移動が行われており、
団体内組織・軍団抗争の材料にもされやすい事、そして何より
『このベルトを持つものに災難が降りかかる』と言わんばかりの
その後の凄惨なストーリー展開が待っている事も合わさり、
名勝負量産タイトルながら本来のタイトル意味とは違う意味を含んでしまっている
王者への挑戦には以下の条件が必要
- 階級が無差別級である
- 実績・知名度・ファン推薦が十分である
- 四季映姫本部長・GM天子によるタイトルマッチ認定が行われる
- 四季映姫本部長・GM天子による認定挑戦者決定戦に勝ちあがる
例外条件として
パートナーあるいはタッグ双方がU3級所属であっても
無差別級を上回る総合力と同時期に
上記該当条件達成による
マッチングが行われなければ,
格上挑戦も可能となっている。
(2008年8月現在 適応例無し)
前述の通り絶対的な威力と意味を持つ
LSWと比べ覇権争いの材料にされる事も多く
王者・挑戦希望者間の合意の上での試合決定
がなされることが非常に多い。
変歴
- こちらのタイトルも、LSWと同様に旗揚げ戦最終試合後のアナウンスで歌い上げられるが、LSW王者決定を優先させたために、こちらのタイトルの始動は第4回大会からの初代王者決定トーナメント戦からとなる。挑戦したのはアリス&魔理沙、霊夢&紫、フラン&レミリア、てゐ&鈴仙、藍&橙、幽々子&妖夢、輝夜&永琳、妹紅&慧音の8組で、最終的に第7回大会の決勝戦で勝ち残ったフラン&レミリア組が初代王者の栄冠を手にした。
- が、栄光もつかの間、第11回大会にて妹紅&慧音組の挑戦にあっさりと敗れて王座陥落の憂き目を見ることに。しかもこの防衛戦直後に、レミリアとファンが驚天動地する展開があった。
- 第11回大会にて前王者を破って戴冠するも、当初一部のファンの間では、紅魔館内紛によるごたごたの棚ぼたではないか、という目で見られていた。しかし、第14回大会にて紫&幽々子のゆかゆゆタッグという東プロでも屈指の実力のタッグを破り、その実力を知らしめてファンを納得させた。
- だが、第17回大会にて霊夢&萃香組に敗れて王座から陥落してしまう。その後タッグとしての絆自体に綻びが生じることはなかったが、もこけーねはマット上での露出が極端に減り、皆が驚愕したあの選択へと繋がっていくのだが、それはまた別のストーリーである。
- 前述の通り第17回大会にてもこけーねからベルトを奪取することに成功し、第20回大会にて文&小町の実況組、第25回大会にて咲夜&美鈴の紅魔館組、第28回大会にて早苗&神奈子の守矢神社組の挑戦を退けている。もっとも、実況組挑戦時は萃香の調子が不安定、守矢神社挑戦時は霊夢が絶不調で、パートナーのどちらかが孤軍奮闘する展開が多かった上に、その後霊夢がパートナーである萃香に相談もなくGM軍との業務提携に動くなど、このタッグにも先行き不透明感が出ていた。
- その不安が的中。第31回大会で霊夢が完全に買収。萃香と分断されてしまい、ゴングが鳴る前に仲間割れによって沈められ、妹紅とパチュリーによって3カウント。王座陥落が王者同士で行われてしまうという最悪の結末となった。
- 前王者の内紛を掠め取った新王者組は元二代目LTW王者組。しかしその立ち振る舞いに過去の面影は皆無。かつての有識者タッグはGM天子に忠誠を尽くす外道と成り果ててしまった。それを認めてはならずとアリスが失意の萃香と即席タッグを組むがこれを難なく粉砕。自らがもっていた防衛記録タイを自らの力で祝うという暴挙に会場からブーイングが鳴り止まなかった。
- そんな外道王者タッグに対して現れた次の挑戦者は、『SEVENS』シリーズでお互いを認め合ったという越境タッグゆうさな。だが、やはりタッグ経験の差は歴然としており、王者組はラフファイトを交えつつこれを粉砕、防衛記録を伸ばした。
- LTWのみならず東プロの全てのベルトを通して、初の再戴冠であるが、今のところそれを祝うファンはほとんど皆無と言って良い状態で、動向が注目されていたが、第39回大会にてコンテンダーマッチを勝ち上がってきたあやこまの前に敗れ、タイトルを失った。しかも試合後に2人ともGM軍を離脱するというおまけまで。
- それでも、王者であった期間の振る舞いは、さすがに最強タッグとうわたれるだけの風格を持っており、次は正々堂々、皆に祝福を受けての三回目の戴冠を願うファンもまた多い。
五代目…文&小町(本部軍)現王者・防衛なし(2009年10月現在)
- 下馬評でも圧倒的に相手方の勝利を予想する声が大きかったコンテンダーマッチ、タイトルマッチの2試合を乗り越え、ついに栄光を掴んだのは、かつては出るたびに失神KOを繰り返してきた本部軍の実況席コンビ、あやこまであった。
- しかし、伊達やフロックでベルトを手にすることなど出来ないことは誰もが知っており、それゆえにこれからは、2人に対してなめてかかってくる選手などいないであろう。それこそが王者ロードというものであり、それを乗り越えられるかが、ファンの注目するところといえる。
- なお、東プロ初の「東プロ十選が一人も入っていない無差別級王者」であることからも、注目を浴びている。
最終更新:2009年10月29日 08:58