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Educational institution of new jewel ~虹裏学園物語~
あらすじ――
西暦2XXX年、地球上の多くが謎の存在DAENOCによって危機に瀕していた。
(Dangerous existence not captured。捕捉しづらい危険な存在?)
DAENOCは世界の各地に突然出現し、そして現れた時、人々を蹂躙し殺害し、
その上で15歳以下の子供達をどこかに連れ去る。
彼らは物理的に破壊しただけでは完全にその存在を抹消する事は不可能。
物理的に粉砕してもそのままにしておくと彼らの細胞?はまた寄り集まり、また元の形態に戻ってしまう。
これを防止するにはいわゆる聖職者達や魔術師達により場を清めるしかない。
しかし、この事実がはっきりするまでに地球の人口は三分の一になってしまった。
先進国では比較的被害は少なかったが、発展が遅れている国ではその被害は甚大な物だった。
被害者の多くは若い子供達である。
ただ、戦いの中で幾つかわかった事があった。
一つ、彼らは聖域には出現出来ない。
これは世界の各地にある聖地には彼らが突然現れる事はないから。
二つ、彼らは聖域を汚す事に拘る。
出現した多くの個体が実体化した後、聖地に向かって殺到し、そこで様々な汚物をまき散らしたり、とりわけ凶暴になり、人や動物を惨殺し、草木を破壊しまくる事でわかった。
三つ、彼らは海も嫌う。
海の上に出現した事はあるが、それは全て大型船の上であり、小型船舶やあるいは海の上や中に出現した事はない。ちなみに彼らは水中を移動する事は出来るので水を嫌っているわけではない事も判明している。
四つ、物理的な破壊も核兵器などであれば通用するということ。
これも実戦によって判明した事である。核攻撃の後は再び実体化する事はなかった。
これらの事が判明した。
当時の国連はその上で一つのプランを練り上げた。
一神教であれ多神教であれ聖職者や魔術師になる適正やその方向への精神性を持っている子供。
そして、高い戦闘力を持つ事が期待出来る子供。柔軟な発想が認められた子供。
それらを世界各地から集め、なおかつ彼らを守る為の特殊な城塞を海の上に作り上げた。
戦闘訓練に不可欠な全ての施設と日常生活を可能とする全ての施設と職業人。これらを収容し、最大で五年の籠城に耐えるだけの様々な資材の蓄えと自己供給能力を備え、そしてその周囲を海に囲まれているだけでなく、高度な魔術を駆使した結界も二重三重にかけられた人類の橋頭堡。
ここに集った子供達をDAENOC達に立ち向かう戦士達とその支援をする専門技術者達を養成する巨大都市。
それが国連管轄下による巨大学園都市「虹裏学園」である。
これは日本人の学生によって出来上がった隠語である。本当は人類の未来を切り開くという意味での学園名だが、様々で雑多な学生が集まる事と、この場所だけは安全らしいということでの外にいる人間達への負い目がそう言わせた。また付け加えるとこの学園都市では頻繁に虹が目撃されるのである。
今となっては「虹裏学園」で通用する様になってしまった。
DAENOC
・遠目からは人間そっくりの個体も存在する。
・大型のものは象ほどの大きさがあり、そうなると頑丈さは戦車級。
・犬や猫ほどの小さなものもいるが、彼らも敏捷で油断はならない。
・明確な知性を持つものがいるという未確認情報もある。(つまり殆どにはない)
・彼らは戦闘時には形態を変化させるものが少なくなく、大半はよりグロテスクになる。
・彼らとともに行動している人間もいるという噂も一部に流れている。
・彼らが出現する時は耐え難いほどの硫黄の様な臭気が周囲にする。ラップ音も発生する。
・彼らが出現した原因があるはずであり、これを突き止めるのが様々な人間や組織の目的になっているが、いまだに成功していない。
・DAENOCには銃よりも刀やハンマー、槍などの原始的な武器の方が効果があるのが判明している。理由はわかっていない。また火を嫌うものは非常に多く、一部は電撃が非常に苦手である。
・DAENOCはコードネームとあだ名によって分類される。コードネームの先頭のアルファベットはは大きさを表す。(他は未定)
その他
・都市内にはそれぞれの文化圏によって生活区が漠然とわけられている。教会からモスク、神社、寺まで備えられている。ストーンサークルすらある。
・都市は地下にも広がっているが、学生達はあまり深い所には入れない。
・学生達は独自の自治をある程度認められている。これは独立性を養う為の処置。
・戦闘員になるべく鍛えられているものは実弾訓練からナイフや居合いまでやる。
・島の中心には管理センターがあり、そこに真の権力者である理事長(通称ジェイコブ)がいるという噂があるが見たものは殆どいない。また許可無く立ち入る事は出来ない。
・学園には月に二回貨客船が北にある港にやってきて様々な物資や手紙などを降ろす。
・コンピュータネットワークは張り巡らされているが、島の外へ向かったり、あるいは内に入る情報は検閲されている。
・学生や教職員は現在の携帯に相当する腕時計状のネットワーク機器とそれと無線で連携出来る端末を各人が保有している。
・成長した学生達は卒業するとチーム事に世界各地に配属されるらしい。その時には学生時代に組んでいた仲間と一緒になる事も少なくないらしい。
・十分に実力がついたと見なされた学生は、数人のグループに分けられ、「特殊実習」を年に三度から四度実施する。(もっと多いものもいる。)これは要するにDAENOCとの戦闘であり、この時彼らは学園を離れる。生還率は一度の実習で九割。つまり、一割は死亡している。卒業まで無事なのは三度の実習をするとなると七割ということになる。(ちなみに外の世界の一般人は死亡率はもっと高い。だがこれも学生には伏せられている)
・学生達は、二~三人のアタッカー、これは武器をつかって戦う戦闘員。これに二人~三人の魔術師や聖職者を加えて一つをチームを作る。これは彼らの適正を見た上でほぼ強制的に結成されるチームである。特段の理由がない限りは別のチームには移れない。また都合により突然解散再編される事もある。魔術師や聖職者、この場合は周辺地域の聖別も行える人員だが、これは非常に適正を持つものが少なく、三人のアタッカーに一人しかいないということも珍しくない。ごくごくまれに聖職者や魔術師的な適正を持ちながら(DAENOCと戦えるレベルで)身体能力に秀でたものもいるが、極めて珍しいケースである。
・この学園都市では学園祭や体育会は非常に盛大な物である。訓練や勉学と両立させた上で自主性を発揮し、チームワークを持って一つのイベントを実行できることなど、そのような独立性と協調性が非常に重視されている。(これは某リアルエリート校でもやってる事w)よって、当然だが部活動も勉学や訓練に差し障りがないレベルでだが、非常に推奨されている。
・彼らの着ている制服は、実は耐弾耐刃処置が施されている。ちょっとした拳銃弾程度なら耐えるし、ナイフ程度では切り裂けない。これは学園を管理する大人達が、万一のことも考慮した上で薦められた処置。
現時点ではここまで