【眠り姫の見る夢 -Koto- 前編】


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 ◇序章


 それはまるで母の後をついて回る子供のように、形を成さない黒い何かが空中を漂いながら追いかけてくる。対抗しうる異能力を持っていない私は、それに脅えながらただただ逃げ回ることしかできなかった。


 走って、ひたすらに走って。

 早くそれから離れたいのに、両足が鉛のように重く、体が言うことを聞かず、焦りと不安と絶望感で心が潰されそうになる。
 私は、涙が止まらずぼろぼろになった顔で天を仰ぎ、一言つぶやいた。


「また……なんでまたこの夢……」


 後ろからふわふわと迫るその黒い何かが私の後頭部に触れ……


 私は慌てて飛び起きた。

 体中が火照り、呼吸が乱れ、寝汗でパジャマが体に張り付いていて気持ちが悪い。
 ふと嫌な予感がしてゆっくりと後頭部を撫でると、そこには汗で湿った肩丈の癖っ毛が、いつもの寝起き通りにぐしゃぐしゃになっているだけだった。
 何年ぶりに、またこんな夢を、何故――
 私はため息をつき、膝を抱え小さくうずくまった。





 ◇一


 高等部一年B組、窓から二列目、前から三番目の住人は、その名をもじって「眠り姫」と呼ばれていた。
「リム起きて、もうお昼だよ。一緒に学食いこう」
 今日もいつもの通り、私は登校からずっと机に突っ伏したまま居眠りし続けていた彼女を揺り起こす。
「うぅ……ん。あと五分……」
 もぞもぞとその長身を縮こませながら彼女が小さく呻くと、近くにいた茶髪ギャル系なクラスメイトの鈴木さんと田中さんがそれを聞き「くすくす」と小さく笑みを零した。
「授業中に居眠りし続けても怒られない異能なんて便利よねぇ」
「私もぉ。どうせ異能に目覚めるなら眠り姫様みたいなお手軽なものがいいなぁ」
「そうそう。下手に戦闘系の異能なんて身につけちゃったらたまらないわ。私まだ死にたくないもん」
「ねー、相羽さんもそう思わない?」
 彼女たちは、多少の侮蔑と厭味《いやみ》のこもった言葉を残して教室を後にする。
 私は何も言い返せないまま、立ち去る彼女たちにイラつきつつ、私たちのやり取りなど我関せずと言わんばかりにすーすーと寝息を立て続けるリムを見つめていた。


 彼女は名を姫音《ひめね》離夢《りむ》という。
 私は高校編入組の一般生徒なのでそれ以前のことは噂でしか聞いたことがないが、リムは中学時代にその能力を開花し、異能者として学園へと編入されたらしい。
 その頃から既に彼女は『眠り姫』と呼ばれていたようだ。まぁ編入直後から現在と同じように授業のほとんどを居眠りして過ごし、またそれが異能による特例と扱われたこともあり、結果、誰からともなくそう呼ばれるようになっても不思議ではないだろう。
 本人から詳しく聞いたわけではないが、私が知る限りリムは『眠り』の異能者である。他を探せば、戦力としても援護能力としても対ラルヴァ戦で前線に立つことのできる異能者が多数存在する中で、単に『能力者本人が眠ってしまう』だけの能力というものはやはり見劣りするものがあった。
 実際、先ほどのクラスメイトの厭味のように、リムの異能を知る者は彼女に役立たずの異能者というレッテルを貼っているのは事実である。そんな能力に目覚めてしまい、しかも他のものへと変更することもできず、一生抱えていかなければならないとなると、彼女の姿が不憫にさえ思えた。


「ふん、鈴木も田中も無い物ねだりが裏返ったヤッカミみてーなもんじゃねーか。相羽も気にすることねーぞ」
 声に振り返ると、男子二人女子一人の三人組が(恐らく声をかけた一人を除いて)心配そうにこちらを伺っていた。
 伝馬君、氷浦君、姫川さん。彼らはこのクラスでもトップクラスの戦績を持つ戦闘系異能者のチームだ。彼女たちの言葉に聞き捨てならない思いがあったのだろう。
「さっきの台詞を俺たち異能者に直接言えるのか、ってんだ。感謝しろとまでは言わねーが、奴らとガチで戦ってる俺らを……」
「キョウちゃん、よしなよ。相羽さんも困ってるよ」
 いや、特に困っているわけではない。実際、異能者がどういった気持ちで戦いに赴いているのかなどは多少なり興味があったりもする。
「ところで、リムを起こしたら、姫川さんたちも一緒にご飯、どう?」
 ふと話を聞いてみたい気持ちが働き、お昼の同席を誘ってみた。しかし、
「え、ごめん、私たちちょっと……」
「お心使い痛み入ります。しかしながら僕達は本日午後より出動命令が下されてまして、これよりブリーフィングへと出向かなければなりません」
 氷浦君が懇切丁寧に切り返してくれた。すると、当然のように、
「相変わらず堅っ苦しい野郎だな。『いまからラルヴァぶっ倒しに行くから』で伝わるだろ」
 伝馬君が茶々を入れる。クラスでも見慣れたいつもの二人のやり取りだ。
「もう、二人とも……。ごめんなさい、相羽さん」
「ううん、気にしないで。でも、出撃命令とか大変そうだよね」
 出撃命令。つまりは現時点で倒すべきラルヴァが存在しているというわけだ。
 そして今からラルヴァの殲滅へ向うという彼らを前にして、私にはそのことに対する現実性が持てないでいた。
 この学園へ来てようやく数か月。異能者の実態やラルヴァの脅威を知識として得たとはいえ、一般生徒にとって特に変化もない日常は、その真実に対する感覚をマヒさせているのかもしれない。
「うん。でも、私たち異能者はそれが仕事だから……」
 異能者という単語と共に、姫川さんの視線がリムへと向く。
「それに、姫音さんだって……」
「でも姫音の能力って眠るだけなんだろ?」
「お前はいちいち上げ足を取るな。異能者である以上、その異能に目覚めた理由は必ずある。姫音さんも今は寝ているだけなのかも知れないが、何か隠された力を持っているかもしれないじゃないか……、と」
 言葉を途切り、氷浦君が腕時計を確認すると、
「さて、時間が迫ってきたので僕たちはこれで……」
 私へ向き、小さく会釈をした。私はそれに応えるように手を振りながら、
「あ、うん。それじゃ三人とも、気を付けてね」
「ま、俺たちが出向くんだ、どんな大物だろうがサクっと片付けてくるぜ」
「では、失礼します」
「姫音さんにも、よろしくね」
 それはまるで、放課後に「また明日ね」と挨拶をするかのように、三人組の異能者チームはラルヴァを倒すために戦地へと赴いていった。

 そして私は、相変わらずの姿勢で眠り続けているリムの肩を再び揺らす作業に戻った。



 渋るリムを無理やり起こして学食へ向うも時すでに遅く食堂内は超満員で、座れず空き席待ちの列すら数十人に及んでいた。
 私はリムを見上げ、互いに「困ったね」という表情で顔を見合わせると、隣の購買部で簡単な惣菜パンやおにぎりを購入し、中庭のベンチへ腰を下ろした。
「コト、ごめん。また私が寝てたばっかりに学食の席取れなくて」
 手元のパンを見つめながらリムが小さく呟いた。私は首を振って
「ううん、大丈夫だよ。気にしないで」
 おにぎりにかぶりつきながら微笑み答えた。
 リムは口下手な上に口数が少ない。、学園にいる時間の殆どを居眠りで過ごしていることもあって人との接点も少なく、珍しく起きている姿を見かけたとしても、ぼんやりと焦点の合わない目で空を見つめていたりするばかりだ。
 会話もそこそこに昼食を進めているうち、ふと気が付くとリムがまたこっくりこっくりと船を漕ぐように、前のめりになって頭を揺らしていた。
「リム……せめてご飯のときくらいは……」
 私はリムの肩をさすって起こすと、彼女は寝ぼけまなこで私の顔を見つめ、
「あれ、コト? あ、私また……」
「あーあー、髪の毛食べちゃってる」
 食事中に居眠りしたせいか、彼女のストレートロングの黒髪が頬を伝い唇に引っ掛かっていた。それを払ってやると、彼女はその目鼻立ちの整った容貌をぽっと赤く染め、バツが悪そうに再び俯いてしまった。いや、リムのその容姿でそんな仕草をさられたら、その、なんだ、困る。
「あー……、それにしても、リムのその居眠りって本当に異能によるものなの?」
 場の空気に耐え切れず、先の異能者三人組との会話を思い出し、リムへと質問してみることにした。
「うん、学園での居眠りもそうだし、家に帰ってからもご飯とかお風呂とか以外はほとんど」
「寝る子は育つというけど、確かに」
 女子の中では高い部類に入るリムの背、そして出るところはばっちりと出て、引っ込むところはちゃんと引っ込んでるという、女の私ですら見入ってしまうナイスプロポーション。
 私は顎に手を当て、わざとニヤニヤした表情で、スケベオヤジよろしく舐めるようにリムを見回した。
 リムはさらに顔を赤く染めると、両手を顔の前で振りながら
「でもでも、私なんて大したことないし、私よりおっぱい大きい子ならまだたくさんいるし。ほら、二礼さんなんて特に、私すら足もとに及ばないくらいこう、ボーンって。っていうか、そもそも時代は私みたいなのより、コトみたいな標準よりちょっと小柄なかわいい系の方が重要あったりするんじゃないのかな?」
 リムがここまで多弁になるとは、完全に慌てふためいているな。それに、その発言は一部の人間を敵に回しかねないぞ。っていうか私も敵に回しかねないぞ、コンチクショウ。
 まぁ、それはいいとして。
「昼も夜もずっと寝っぱなしって、逆に疲れない? 私、休みの日にダラダラ過ごしてると、それだけでダルくなっちゃうけど」
 リムは手を振るのを止め、はにかんだように、
「うーん……これが私の異能だし、それが当たり前だから、疲れるとか感じたことはない、かな」
 異能……か。
 ふいに、先のクラスメイト達の厭味を思い出し、無意識に表情が陰り、両の手に視線を落とす。
 異能者となってラルヴァと戦って、もし負けて死んでしまったら……?
 死んでしまったら、そこで全てが終わりだ。ゲームのように残機もリトライも復活の呪文もない。
 それなら、私は異能者になんて……
「大丈夫。この学園に入学したのなら、きっといつかコトも目覚めるから。きっと誰にも負けない力、手に入れられるから」
 リムが急に私の手を取り、まっすぐ目を見つめ力強く私を励ましてくれた。
「そっか、そうだね。私はどんな異能者になれるんだろうなぁ」
 リムの熱意に押され、思いとは裏腹の言葉を私は笑顔で答えてみせた。


 私の不安は隠せただろうか――。





 ◇二


 三人分の空き席が出来た午後の授業中、『眠り姫』ことリムは、そのあだ名の示すとおりぶっ通しで居眠りし続けていた。
 HRも終わり、がやがやとざわめく教室で相も変わらず寝息を立て続けるリムの姿を、田中さんと鈴木さんがまた昼と同じく卑下するかのようにくすくすと笑い、私は反射的に彼女たちの方へ振り向いてしまった。
「……なに、相羽さん?」
 睨むように見てしまった私にも非があるのは確かだ。うぅむ、最近どうもイライライしてしまっていかんな。
 しかし……それにしても二人のこの敵意の現れようはなんなのだろうか。
「……別に」
 相手にするのも億劫だ。私は彼女らを気にせず、リムを起こそうと彼女に手を伸ばした。
「もうちょっと寝かせてあげたほうがいいんじゃない?」
 鈴木さんが私を制止し言った。その表情はニヤニヤと、あたかもリムをからかい材料にせんと言わんばかりだ。
 その意図が読めず、首をかしげ頭の上に疑問符を浮かべたような表情で彼女を見返す。
「ほら、夜のほうが忙しい眠り姫さんにとって、授業中の居眠りは大事な時間なんでしょ?」
 リムが夜忙しいだって? そんなはずはない、リムはさっきお昼御飯のときに「昼も夜も寝っぱなし」だと言っていた。
「は? リムは学校でも家でも、どうしても眠くなっちゃうって言ってたんだけど」
「でもー、夜に如何わしいバイトしてるって噂だし」
「え、私それ初耳ぃ。でも姫音さんスタイルいいもんねぇ。おっぱいも大きいしぃ」
「ね、ね、姫音さんってずっと眠りっぱなしじゃん。『眠り姫を好きなだけ悪戯できる』とかすごくエッチくない?」
「キャー! それってぇ変態オヤジがすごく食い付きそう!」
 バカ女どもが好き勝手言いやがって。
「あんた達いい加減に――」
 青筋立てて彼女たちに掴みかかろうとしたその時、
「あまり大声でそんな話してると、怖い風紀委員長に目を付けられちゃうぞ?」
 けらけらと笑いながら、私よりもさらに小柄な加賀社さんが話の輪に入り込んできた。
 彼女、加賀社紫穏さんは言わずと知れたあの醒徒会メンバーの一人なのだが、一般生徒である私とはクラスメイト以上の接点も面識もない。
 しかし私と共にいた鈴木さんたちは、急にへらへらと媚び諂うような態度に変化する姿が見て取れた。
「でもまぁ、うちのクラスの風紀委員見習いさんは、HR終了と同時にすぐ教室出て行っちゃったみたいだけど」
 きょろきょろと辺りを見回した後、加賀杜さんは座ったままのリムへ視線を落とすと
「リムっちは相変わらずの居眠りっぷりだねぇ。今日はどんな夢を見ているのかな」
 加賀杜さんがリムの頭をぽんぽんと叩くとリムは「う……ん」と小さく呻きをあげむずがったが、それでもまだ起きることなく再び寝息を立て始めた。
 二人が、ちょうど加賀杜さんからは確認できない角度で、鋭い目つきでリムと私を睨んでいるのが何とも痛々しい。加賀杜さんが面を上げると同時に取り繕ったような表情に戻ったところとか特に。
「……っと。それにしても、紫穏ちゃんはすごいよね、憧れるなぁ」
「ん?」
「この無意味な異能者さんと違って、紫穏ちゃんは醒徒会役員選挙でも当選するくらいだもんね」
 どうやら鈴木さんの一言が、加賀杜さんの機嫌を損ねたようだ。露骨に嫌そうな表情で、なじるようにその一言を非難した。
「意味のない異能なんてないよ」
「え、でも、眠りひ……えっと、姫音さんみたいに異能者なのににラルヴァと戦えないとか、そうでなくても何の役にも立たないって酷過ぎじゃない?」
 いつも元気で天真爛漫に振る舞う加賀杜さんとは思えない形相で、
「役に立つか立たないかはその異能者本人が一番わかってることさ。それを周りがとやかく言う権利はないんじゃね? それに……」
 加賀杜さんは自身の右手を見つめ、グー、パーと動かしながら続けた。
「アタシらは『ラルヴァと戦うため』にこの力を得たんじゃないと思うな」
「え? それじゃあ何故――」
 その意外過ぎる言葉に、私は咄嗟に身を乗り出し口をはさんだ。
 彼女は私の方へ振り向くと、その右手を突き出しグッと親指を立て、笑顔にウインクのオマケ付きで
「そりゃもちろん『ラルヴァの脅威からみんなを守るため』さ。――まぁ、人の受け売りなんだけどね」
 ちらりと視線だけリムに向け、終わりに小さく付け加えた。
「さて、と。今日の放課後もオシゴトだ。醒徒会室が今日もアタシを呼んでいるぜっ。じゃねー」
 加賀杜さんは私たちに背を向け、後姿で手を振りながら教室を出て行ってしまった。
「はー、やっぱり紫穏ちゃんってカッコイイなぁ……、やっぱり異能者になるなら戦えるオンナノコがいいよねぇ」
 まったく、昼休み前の台詞は何処へやら。「その話題」で盛り上がりながら席を離れる二人の後姿に私は小さくため息をついた。


「雨、降りそう」
 風になびく長い黒髪を押さえながら、リムがぼんやりと空を見上げ小さくつぶやく。確かに、雨雲が立ち込めていて、これではいつ降り出してもおかしくない。
 女子寮までの帰り道、先ほどのやり取りのことをリムに問われたので(前半部分には触れず)掻い摘んで説明すると、
「紫穏さん、そんなこと言ってたんだ」
「リムって加賀杜さんと仲良かったっけ?」
「えっと、ほら。お互い異能者だから。前にちょっと話したこともあって」
 何となく軽くあしらわてしまった気がしたが、嘘が苦手なリムがそう言うのならきっとそうなのだろう。
「あ、そういえば」
 ふと、加賀杜さんがさらっと言い流した言葉を思い出した。
「リムって昼も夜も寝てるっていうけど、いつもどんな夢見てるの?」
「私の、夢?」
 リムは首を傾げ、眉を顰めながら、
「うーん……んー……自分の夢って殆ど見ないから、あまりよく覚えてない、かな」
「へぇ。今日はいい夢見たとか嫌な夢みちゃったとかも覚えてないの?」
 ……嫌な夢?
 全く意識せず自分の口から出た言葉を元に、思い出したくなかったものが記憶の底から湧いて出てしまい、私はふいに表情を曇らせていた。リムはそれに気づいたのか
「コト、どうしたの?」
 憂色の含んだ表情で私の顔を覗き込む。私は咄嗟に、
「ううん、何でもない。ちょっとね、今朝見た嫌な夢を思い出しちゃって」
「嫌な夢……もしコトが良ければ話してもらってもいい? えっと、そういうのってほら、話せば楽になるって言うし」
 口籠りながら、それでも私を心配してくれている気遣いが何とも嬉しい。
「小さい頃から『得体の知れない何かに追われる夢』をよく見ることあったんだけど、昨日の夜に、その夢を何年ぶりかに見ちゃってさ」
「追われる夢……?」
「うん。まぁ慌てて飛び起きて、それでそのまま忘れちゃう程度だけどね」
 リムの意外な思案顔に、私はそれが大したことではないニュアンスを含めたフォローを自身に入れた。
 するとリムは私の手を取り、真顔で私の目を見つめ、
「大丈夫、いざとなったら私がコトの夢に助けに行くから」
 と。
 それが、私の不安を和らげるためとはいえ、リムがそのような冗談を言うとは意外だった。私はそんなリムに乗り、
「それじゃ、次またその嫌な夢見た時は助けてくれる?」
「うん、絶対」
 リムは真面目な表情で、私はその心遣いに喜色を浮かべ。

 ぽつりぽつりと降り出した雨に、私たちは手を繋いだまま急いで女子寮へと駆け込んだ。





   続・後編




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