シェアードワールドライトノベル『双葉学園』wiki
http://w.atwiki.jp/mayshared/
シェアードワールドライトノベル『双葉学園』wiki
ja
2013-05-19T22:37:00+09:00
1368970620
-
メニュー
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/2.html
#recent(10)
***初めての方へ&color(red){(必読!)}
***[[参加をする前に]]
***[[双葉学園のあそびかた>新規参戦者向け]]
***[[投稿のやり方>投稿のやり方(初心者向け)]]
//***[[おすすめ作品]]
----
***①「双葉学園」の設定
***[[設定について>「双葉学園」の設定について]]
***[[基本設定]]&color(red){(必読!)}
***[[詳細設定]]
***[[作品ごとの詳細設定]]
----
***②作品・投稿関連
***作品保管庫
[[あ行~た行>作品保管庫さくいん 「あ行~た行」]]
[[な行~わ行他>作品保管庫さくいん 「な行~わ行、英字」]]
[[NPC紹介SS>作品保管庫さくいん]]
&bold(){[[新着作品50件]]}
&bold(){[[シリーズ作品>シリーズタイトルから検索]]}
&bold(){[[作品検索ページ>投稿作品のまとめ]]}
&bold(){[[投稿方法と注意事項]]&color(red){(必読!)}}
&bold(){[[作品投稿用テンプレート]]}
&bold(){[[縦書普及委員会]]}
&bold(){[[書き手訓]]}
----
***③登場キャラクター
***&bgcolor(#FFC0CB){PC}
***[[双葉学園PC一覧>「双葉学園」PC一覧]]
&bold(){[[モブキャラ一覧]]}
&bold(){[[PC資料集]]}
***&bgcolor(#7FFFD4){NPC}
&bold(){[[醒徒会]]&color(red){(必読!)}}
&bold(){[[各種委員会]]}
&bold(){[[畏(裏醒徒会)]]}
&bold(){[[NPC呼称表]]}
***&bgcolor(#FFF68F){ラルヴァ}
&bold(){[[今まで確認されたラルヴァ]]}
----
***④「舞台」について
***[[双葉島>舞台]]
***[[双葉学園]]
&bold(){[[作品ごとの背景情報まとめ>舞台背景]]}
&bold(){[[双葉島タウンページ]]}
----
***⑤パラメータの設定
&bold(){[[パラメータの振り方>入門編]]}
&bold(){[[パラメータ設定資料集>キャラメイキング]]}
&bold(){[[能力値ランキング]]}
&bold(){[[スペシャル&EXキャラ一覧>スペシャル&エキスパートキャラクター]]}
&bold(){[[キャラ表テンプレート>キャラクターテンプレート]]}
----
***⑥執筆のヒント
***「双葉学園」の遊び方
&bold(){[[新規参戦者向け]]}
&bold(){[[中級者向け]]}
&bold(){上級者向け}
***ライトノベルの書き方
&bold(){[[文法編>きちんとした文章を書こう]]}
----
***⑦管理項目
&bold(){[[スレ立て]]}
&bold(){[[議論中案件]]}
&bold(){[[投票所]]}
&bold(){[[過去投票結果集積所]]}
&bold(){[[過去のイベント]]}
&bold(){[[メニュー落ち]]}
&bold(){[[ページ削除依頼]]}
&bold(){[[「双葉学園」企画 沿革]]}
----
***⑧E&E!
&bold(){[[PCへの質問テンプレ]]}
&bold(){[[イラスト・画像保管庫>画像保管庫]]}
&bold(){[[妄想・ネタ保管庫]]}
&bold(){[[らくがき帳]]}
&bold(){[[「双葉学園」用語集]]}
&bold(){┗[[PC、NPCあだ名一覧]]}
----
***■編集あき向け
[[テスト用ページ]]
//-[[プラグイン紹介>プラグイン]]
//-[[まとめサイト作成支援ツール]]
//-[[メニュー]]
//-[[メニュー2]]
//----
**リンク
[[@wiki>>http://atwiki.jp]]
[[@wikiご利用ガイド>>http://atwiki.jp/guide/]]
//-[[@wikiの基本操作>http://atwiki.jp/guide/category2.html]]
//-[[用途別のオススメ機能紹介>http://atwiki.jp/guide/category22.html]]
//-[[@wikiの設定/管理>http://atwiki.jp/guide/category6.html]]
//-[[@wikiプラグイン>http://atwiki.jp/guide/category17.html]]
//-[[@wiki便利ツール>http://atwiki.jp/guide/category32.html]]
//-[[@wiki構文>http://atwiki.jp/guide/category16.html]]
//-[[@wikiプラグイン一覧>http://www1.atwiki.jp/guide/pages/264.html]]
//-[[まとめサイト作成支援ツール>http://atwiki.jp/matome/]]
//**他のサービス
//-[[無料ホームページ作成>>http://atpages.jp]]
//-[[無料ブログ作成>>http://atword.jp]]
//-[[2ch型掲示板レンタル>>http://atchs.jp]]
//-[[無料掲示板レンタル>>http://atbbs.jp]]
//-[[お絵かきレンタル>>http://atpaint.jp/]]
//-[[無料ソーシャルプロフ>>http://sns.atfb.jp/]]
// リンクを張るには "[" 2つで文字列を括ります。
// ">" の左側に文字、右側にURLを記述するとリンクになります
//**更新履歴
//#recent(20)
&link_editmenu(text=ここを編集)
2013-05-19T22:37:00+09:00
1368970620
-
新着作品50件
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/376.html
*新着作品(最近50件)
----
ページ作成日順に設定してあるため、後から作品に手直しをして更新しても順番は入れかわりません。
タグからリストアップするページですので、このページ自体には何も更新を加えなくてもいいです。
&br()
#list_by_tagsearch(ss,SS,SS,ss,or,50,sort=create)
&br()
&br()
#right(){&bold(){&sizex(4){&link_up(上に戻る)}}}
----
&sizex(4){【リンク】}
&sizex(4){[[トップページ]] [[作品保管庫さくいん]] [[PC資料集]]}
&br()
&br()
2013-05-19T22:36:27+09:00
1368970587
-
【Temporary Peace】
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1584.html
正規の削除人の行動を待ってください
非ログインユーザによる削除は正当性を認められません
[[ラノ>http://rano.jp/4742]]
Temporary Peace
うららかな春の陽射しの中、双葉学園初等部第七棟の屋上で、石動茉莉《いするぎまつり》は伸びをした。
「……平和ね」
「そうだな。先日までの騒ぎが嘘のようだ」
まさか応じる声があるとは思っていなかった茉莉だが、そこまで驚きはしなかった。いや、ある意味では驚いたのだが。
聞き覚えのある声の主の方へ振り向く。
「由慧《ゆえ》じゃない。そっちの仕事は忙しいんじゃないの」
「おかげさまでようやくひと息つけたよ。ついでだから、茉莉の顔でも見て帰ろうかと思って、初等部の職員室を回ってみたら見つからなくってさ。どこに居そうか訊いてきたんだ」
「あ、ごめんごめん。でもサボりじゃないからね。これでも仕事中なんだから」
といって、茉莉は眼下の校庭で走り回る初等部の児童たちへ目を戻した。由慧もフェンス際までやってきて茉莉の隣に並ぶ。
石動茉莉と阿良規《あらき》由慧は高校時代からの同級生だった。大学も同じだったが、茉莉は教師になる道を選び、由慧は国家公務員I種試験を突破して官僚になった。
平凡な人生を望んで教師になった茉莉だったが、めぐりめぐって、今年の春からここ双葉学園で教鞭を執ることになり、半歩ばかり志望の人生からははみ出した。由慧のほうは、文科省の特異技研課参事官としてときおり双葉島までやってくるのが仕事になっていたので、もう交差することはないだろうと思っていた二人の道が、大学卒業から十年ほどの時を経て再び重なるタイミングの生じるようになったのだった。
「ほんと、平和が一番」
緊急通報装置のスイッチにも、対ラルヴァ用ライアット・ガンにも触れずにすむ日々が送れることに、心底からの安堵を覚えて茉莉は繰り返した。子供たちのために身を呈することにためらいはないが、しかし茉莉の志望はキンダーマン・コップではなかったのだ。
こうして見る限りは完全にごくごく普通の児童たちの姿を横目に、由慧は半ば独り言のように口を開いた。
「全世界的にラルヴァ活動の退潮が認められている。異能犯罪組織も、大きなところが二つばかり事実上壊滅したというのが公安の見解だ。このまま落ち着いてくれれば一番だが」
「それって、お上がやることやってくれた成果なのかしら?」
「封じ込め作戦は確かに展開したよ。ただ、こんなに即時に、はっきりと目で見えるほどの効果を期待されてはいなかったし、予想もされていなかった」
「素直には喜べない、と」
高校のころから、なぜか由慧の話の聞き役は茉莉だった。学校の成績も、地頭の回りの良さも、二周りは茉莉より由慧のほうが上だったのだが、由慧は精神的に茉莉を頼ることが少なくなかった。十年ぶりに再開した時も、まるで十日ぶりだったかのように、二人の波長は一夜で噛み合った。お互いの職場の中間地点にあたる新橋――まあ、駅数はともかく物理的距離ではずいぶん由慧に有利だったが――で、中年オヤジよろしく終電まで呑んでしまったくらいだ。
茉莉のあいづちに意を得たか、由慧は抑揚のないいつもの棒読み口調で話し始めた。
「今日は予算の削減について話をするためにきてたんだ。事態がこのまま静穏化するなら、来年度の学園予算は今期の八割。三年かけて半減させるのが文科省が財務省にせっつかれて組んだ短期計画案」
「学園予算って、結構な割合が島のインフラ整備や対ラルヴァ防衛装備に使われてるんでしょ。島の設備はけっこう充実してきたし、対ラルヴァ防衛網に至っちゃほんとに役に立ってるのか疑わしいレベルだったし、学園本体の教育予算さえ削られないですむなら別に問題なさそうだけど」
「学園予算は二十一世紀唯一の聖域だったんだ。浮く見込みのある莫大なカネを巡って綱引きが始まってる。もちろん文科省も今日まで握ってきた既得権を手放す気はない」
「よくわかんないわね。短期計画案はちゃんと財務省の要求どおりに組んだんでしょ?」
「縄張りの杭をさっさと打ち込んだんだ。特例措置が終わるなら、文科省が島をまるごと背負う義理はないと、ね」
由慧の言いたいことが、茉莉にもほんのちょっぴりだけ見えてきた。例えば道路を造るのは普通なら国土交通省の仕事だ。しかしこれまでの双葉島では、文科省が全ての仕事を一元的に引き受けてきた。それだけの予算をもらっていたのだ。予算を減らすなら、この先は「学園」の世話しかしないと文科省は主張している。一見正論のようだし、ついさっきまでは茉莉も学園本体の予算さえ減らないならべつにいいんじゃないのかと思っていた。しかしそれでは、島には校舎と教員と生徒だけしか残らない。双葉島は特殊で、つまりずいぶんいびつなのだ。
「島『全体』に振り向けられる公的予算って、来年からはどうなるのかしら」
「はっきりいって、来年度からいきなり半分以下になる。異能関連予算はフォロー範囲が広いから、これまでも双葉島内だけで使われてたわけじゃない。国交省にはどう見ても余裕がない。老朽化した全国のライフラインをつぎはぎするだけで精一杯だ。今世紀製の新《ヽ》品《ヽ》なんて、五十年はほったらかされるな」
「造るより維持のほうがお金かかるのよね……。来年いきなりガタがくるって話じゃないといっても」
十年後、二十年後はわからない。いや、けっきょくのところ、メンテナンスの手抜きが正当化されるのは実際に「壊れる」までであって、逆説的には「壊れな」ければメンテナンスの存在そのものが完全には正当化されない。無事ですんでいたものが「無事」でいられる理由と言うのは、メンテナンスをしていたおかげなのか、それとも放っておいても大丈夫だったのか、それはわからない、悪魔の証明だ。
「半減した予算でやりくりするには、学園『本体』分を削って島の維持費に充てるか、民間資金を積極導入するしかない。しかし学園としての予算を減らせば抱えられる人員も、世話をできる生徒も減ることになる。民間解放するには『異能』解放も前提になる」
「というか、異能者を島へ収容し切れなくなったら、否応なしに公表せざるを得なくなるんじゃないの。異能者完全保護を放棄すれば学園予算を削れる上に民間資金も入れられる」
首をかしげた茉莉に対し、始めて由慧の表情がゆるんだ。といっても、力ない笑いだ。
「わたしたちが行き詰まってるのはそこなんだ。ラルヴァ対策はなぜうまくいったのかもわからないうちに成功を収めつつある。だから予算を削減する大義名分はあるわけだ。だが異能は相変わらず腫れ物扱い。平和だと、世は事もなしだと、予算がつかないんだ。だけど世界を維持しているのは予算なのさ」
「だからアメリカやイスラエルは異能の軍事転用に熱心なわけ?」
「いやなこと考えさせないでくれ。人間同士で異能戦争をするくらいならラルヴァ相手のほうがマシだ。……といっても、ラルヴァもモンスターばかりってわけじゃないが」
「異能ベルト説って知ってる?」
急に話を変えられて、由慧は目をしばたたかせた。
「ベルト?」
「フォトン・ベルト説の親戚みたいな、トンデモだけど。でも確か、魂源子って発見されたんじゃなかったっけ。その、魂源粒子で満たされてる空間を地球が通り抜けちゃえば、ラルヴァは消えてなくなるし異能も消滅する――かもしれない」
「期待に基づいて予算執行はできないよ。……厚労省のアホどもは出生率が増え続けるなんて期待に基づいて年金制度を破綻させてくれたが、まあそれはこのさい別の話で」
「まあ私も、ラルヴァや異能が消えるかどうかは怪しいと思うけど。でも、どんなものにも意味はある、私はそう思うんだ。変なたとえ話だけどさ、人間にとって盲腸はもう役目を終えた消化器で、消えつつあるけどまだ名残があるでしょ。で、たまに痛み出すことはあるけど普段はことさら邪魔でもない。きっと、地球にとってのラルヴァも、人類にとっての異能も、日本にとっての双葉島も、そんな風になる日がくるよ」
//そして二次裏mayにとって、ワナビあきたちにとっての双葉学園も、その日が来るであろうしもう来ていると言ってもいいんじゃないのか? 盲腸のように忘れられることに何の問題があろうか? 俺にはあるとは思えない。
十年以上前の、少女のような顔になって、茉莉はそういった。この顔と声が好きで、由慧は彼女にあれこれと愚痴にもなっていない話を聞いてもらうのだ。議論が変な煮詰まりかたをしたりあらぬ方向に話が飛んでいったりしても、最後は茉莉がこの顔と声で締めてくれる。そうすると、もうひと頑張りだけしてみよう、と言う気になれるのだ。
「官僚の仕事っていうのは、明日人類がきれいさっぱり滅んでくれるんじゃないかって期待して、あるいは、明日神が降臨して全てを救ってくれるんじゃないかって期待して、破綻を一日ずつ先延ばしにすることなんだ。……今までも薄々そう思ってたけど、茉莉のおかげで確信が持てた。予算なんて、財政赤字なんて、人類にとっちゃ盲腸みたいなものになる日がくるまで、もうひと踏ん張りしてみるよ。茉莉、今日はありがと」
「いやいやいや、そこはもうちょっと責任もとうよ、由慧」
「そいつは半世紀ばかり手遅れさ。茉莉、今から超科学の研究でもして、タイムマシン作ってよ。それで過去の世界に飛んで、官僚と政治屋を一人残らずぶん殴ってくるんだ」
「それに必要なのは、予算だね」
――了
----
[[トップに戻る>トップページ]]
[[作品保管庫に戻る>投稿作品のまとめ]]
2013-03-25T21:54:04+09:00
1364216044
-
議論中案件
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/45.html
*議論中の案件
**【Temporary Peace】の削除について
----
上記作品にメタネタとの嫌疑がかかっています
もし本当にメタネタなら削除の必要があるので、次回議論スレでメタネタか否かの議決を取り
その結果で残すか削除か決めたいと思います
**【議題】ふたがくスレの定時ID化について(10/22 提案)
----
以下のメリットを鑑みてこの議題を提案します
メリット
・毎日あるよりも規定の曜日、定時にスレが立ったほうが集中でき参加を望みやすい
・ID化により荒らしと粘着及び攻撃的なレスが減る
・疑心暗鬼が減り、安心感が増す
以下のデメリットもあるため投票の際はよく考えてください
デメリット
・常時IDとなるためレスがしづらくなるかもしれない
・曜日を決めるとその日を逃した人は数日後までスレに参加できなくなる
・投下報告が同じ日に集中する
10/23追加
1.定時と定曜日とIDの是非を各々分ける
2.試用で決まった曜日のみ定時IDスレにする
&bold(){&color(red)&sizex(6){全学対抗体育祭イベントについて}}
----
全学対抗体育祭概要
・クラスごとではなくキャラごとに赤白に分かれて競技する
・赤白どちらに入るかはキャラの親が告知期間に自己申告
・告知は分かりやすいようにテンプレ作って1レス目に告知文貼る仕様
・申告のないキャラは出さないのが無難
・競技内容は赤白の区分けに沿って書き手全員で好きに書いてOK(1作品1競技、複数投稿可)
・最終的に投下された作品内での競技内容で勝った回数が多い組の勝ち
・集計後はエピローグ等を自由執筆
[[体育祭 キャラクター参加申告ページ]]
9/23議論スレにて開催決定となりました(・編集代理代行)
各項目の議論について (9/23)
1.期間(9/30決定)
告知&申告期間:10月一杯
投下期間:11月一杯
感想会:12月最初の日曜日
作中での期間はざっくりと秋で、細かいところは書き手裁量
2.NPC
・運営に回す(10/14)
3.競技
・書き手の自由
競技の年齢・男女別や混合の采配は現在の段階では書き手の自由です
4.PC間での競技の勝敗
・自由(パラレル)+敗北OK宣言含む(10/14)
定時議論スレで案を元に各項目について投票を行い、採択していきます。
&bold(){&color(red)&sizex(6){三周年記念企画について 6月24日決定分}}
----
双葉学園スレ3周年記念企画について、以下のように決まりました
***三周年企画における落選NPC候補の取り扱いについて
「NPCとしての使用は禁止、キャラ投下者がPCとして使いたいと言った場合は使わせる」
ことに決定しました
&bold(){&color(red)&sizex(6){三周年記念企画について 5月28日決定分}}
----
双葉学園スレ3周年記念企画について、以下のように決まりました
●企画開催日時
9月2日(日)
●投下週間
8月20日~9月1日
●企画内容
&bold(){三年後の世界(採用)}
三周年記念としてワールド世界の2019年の三年後である2022年でのそれぞれのキャラクターのお話を書く企画です
採用されました。&bold(){&u(){パラレルとして}}許容される範囲は以下のようになります。
&bold(){・A設定第五項 時代設定}
2022年が舞台となります。
&bold(){・A設定第一項 世界観}
ラルヴァ隠匿設定は&u(){&bold(){今回に限り}}改変自由とします。(&u(){そのままでももちろんOKです。})
&bold(){&italic(){これ以外のA設定は改変不可能となります。}}
&u(){以下の案は保留となります。}次週以降議論となります。
&bold(){反転する世界}
採用の流れですが、NPCの扱いなどの線引きが未確定です
&bold(){分校での別な学校のお話}
&bold(){企画用NPCを使うお話}
&bold(){強敵バトルなお話}
&bold(){&color(red)&sizex(6){三周年記念企画について}}
----
双葉学園スレ3周年を記念する企画について話し合うものです
現時点では
●企画開催日時
●企画内容
●感想回日時(作品の締め切り)
などが未定となっています
順次スレで議論を重ねて精査して企画内容のブラッシュアップ(もちろん、企画そのもののペンディングも含めて)していければと思ってます。
スレなどで上がっている企画内容は下記のものとなります
&bold(){三年後の世界}
三周年記念としてワールド世界の2019年の三年後である2022年でのそれぞれのキャラクターのお話を書く企画です
問題点としては自分以外のキャラクターの将来を描く必要性がある場合もあるということでしょう
&bold(){企画用NPCを使うお話}
三周年企画として参加者が自由に使える共通のNPCキャラクターを作成し(一人か複数は言及されてません)、それをキーとしてストーリーを作成するという企画です
キャラ造形から参加できるため書き手でないとしあきも参加できる利点はありますが、NPC作成のためのルール規定と作成という一連の流れに時間が必要なこと
また、誰もが参加できる反面、作成手法によっては(書き手となる)参加者誰もが納得できるキャラが必ずしもできるわけではないということでしょう
&bold(){分校での別な学校のお話}
双葉学園ではない別の学校を舞台にした自由なお話になります
最強設定など、既存の規制はそのままですが、比較的自由な話作りができる可能性があります
また、醒徒会ではない分校の『生徒会』メンバーなど、それなりの数のNPCを構築する手間が必要となります
『企画用NPCを使うお話』同様に書き手でないとしあきも参加できるという利点があります
&bold(){反転する世界}
元は性別が反転する世界でしたがあまりにもニッチなためこちらを主にします
なんらかの事象(ラルヴァかもしれませんし誰かの異能かもしれません)によって何かが反転してしまった世界です。それを元に話を構築します
利点は反転というキーワードさえクリアしていれば自由度は高いため書き手側からすると興味を引くネタかもしれません
問題点は自由度が高すぎて方向性が見えない
極端な反転(性別など)は拒否反応を示すとしあきも多い可能性が高いことです
&bold(){強敵バトルなお話}
以前にもあった強敵ラルヴァを設定してそれと対峙するお話を描くという企画です
アメコミでいうところのクロスオーバー(共通の巨大な敵やイベントが発生し、ヒーローがそれに立ち向かい解決する)に近いかもしれません
問題点というか長所短所は他と同様に設定の構築の手間でしょう
ただNPCや分校と異なるのは話の始まりと終結など、他の企画や設定を起せばあとは勢いというものと異なり企画のスタートから終了まで、管理する人物が必要になります
また、バトルよりでないキャラは参加しづらいという側面もあるのでそれをどうにか解消する必要があると思われます(ただバトルよりでないキャラしか持ってない人はバトルに興味がないという真理もあるので難しいのですけれど)
&bold(){複合案}
上記の企画案を複合してはどうか? という案も出ています
以上、現時点でスレで話題になったものです
他にもありましたら(やりたいというものでも結構です)後自由に追加していただいて構いません
また、5.27(日)での議論スレではこれについて話し合いと議決を取ります
多数決の結果2本以上が接戦となった場合は決選投票を行う方が良いという案が出ていますので
そちらに従う方向で進む予定です
※また、あくまでも現時点(5/24)での話で殆どが未定で議論のたたき台ですので、積極的にネタを出していただけると幸いです。
**【議題】身体強化系以外のキャラの動き・パワーについて
----
6/26議論スレにて議論予定
身体強化系以外のキャラはどこまでの動き・パワーを出せるか決めたいと思います
[[パラメータの振り方>入門編]]、及び[[パラーメータ設定資料集>キャラメイキング]]の各ページで既に記載されているという意見がありました。要確認
案
・双学における動きの上限は映像資料のある範囲内までとする
・双学におけるパワーの上限はパワー競技の世界記録までとする
・キャラの身体能力については現実においての同年齢または同世代の記録を基準とする
同議題提案スレにて追加案があったので追記
**【議題】月一お題終了に関する議論
----
4/10議論スレにて議論予定?
今まで長い間続いてきた月一お題ですが、参加者の不足と投下数の減少から既に死に体のシステムとなってきています
また、お題を決める議論スレを積極的に司会進行しようと言う参加者も見つける事が非常に困難な状況の中
そろそろ「月一お題」は終わりにしても良いのでは無いかとの声が度々上がっています
以前より事あるごとに問題視される本件に決着をつけるため、議論案件として上げさせて頂きます。
4/10(日)
今回の議決で正式に『月一お題は廃止』に決定致しました
議論・投票にご協力頂いた皆様ありがとうございました
右メニュー等のお題に関する更新作業は4/16感想会以降に行います ・wiki編集代理代行
**【議題】感想会一時延期の提案
----
3/19(土)現在にて投下されている二本【超人Z】【変身】、及び月一お題「帰郷」を含め
感想会自体を四月下旬~GW明け辺りで日付決めて、その日まで延期、にしてみませんか?
このようなご時世もあり、先週や今週のようにやるやらないとはっきりしないままでいるよりは
ここらで一旦きっちり決めちゃった方がいいのではないかと思います
お手数ではございますが議題として上げさせていただきます。 ・wiki編集代理代行 3/19夜スレにて提案
お疲れ様でした。
3/20(日)議論スレにて「4月16日にお題も含めてまとめて、それ以降は通常進行」と議決されました
なお、ログを読んでこの結果に異論がある場合は後日スレでレスをお願いします
その場合は議論スレに参加する前提で適当なコテハンで意見してください
そして、27日の議論スレでも申し訳ないですがそのコテを使ってください
これはスレがむやみに批判的なレスで荒れることを避けるための手法です
そういったレスが多い場合は来週日曜にもう一度同様の議論を行いたいと思います
何にせよ仕事などの都合上議論スレに参加できないという人には本当に申しわけないです
以上、進行あきから提案頂きました。
お疲れ様でした。 ・wiki編集代理代行
**【議題】メタネタの扱いに関する問題について
----
2/6議論スレにて投票予定?
&blanklink(詳しくは1/30議論スレ2本目をご確認ください){http://tcnweb.ne.jp/~rochan/may/201101/33725674/}
**【議題】【あぁ、素晴らしきクラスよ永遠に】をwikiから削除する件について
----
特定作者の名前を利用したwikiに対する悪質な荒らし行為として削除を提案します
1/23(日)議論スレにて
「(1週間限定)で、SSタグの消去、文頭に警告文、編集の凍結」
以上の保留案で議決致しました。1/30お題感想会後にて議論継続予定
1/30(日)議論スレにて
該当ページの削除が議決されました
**【議題】スレ乱立について
----
スレを乱立させるという荒らし行為が発生しました
便乗荒らしも現れるという事態にもなり、今後もこういう事があれば最悪隔離されるなども起こりかねません
そこで今後、自分の意見が通らない、気に食わないので乱立という事が無いように対策する必要があると思われます
スレ立てページに注意文を加える程度になるとは思いますが…
**【議題】通常のスレ立てについて
----
投稿・レス数減少により、通常スレを時間を決めて立てるべきという意見が多くなってきました
ある程度定時化するべきか、すべきでないか・定時化なら時間をどうするのかを確認したいと思います
定時化のメリット
・時間まで執筆に専念できる
・一つのスレに話題が集約する
定時化のデメリット
・投下報告が常時できなくなる
・スレが立ってないと落ち着かない
参考として、初期は深夜以降にラノ執の続きとしてスレを立てていた時期がありました
***決めること①
A 時間を決めてスレを立てる
B これまでどおり自由にスレ立てをしていく
***決めること②
Aだった場合、時間帯を決めます
(例)20時以降 もしくは22時以降 あるいは23時以降 とか
----
**【議題】10月、及び11月のお題決め
----
【お題を二ヵ月分先決め】と議決されましたので11月分の案出しもお願い致します
前回挙がった10月お題案
恋心
口付け
集会
日常
運動会
友情
学校の七不思議(怪談)
宇宙人
NPC
-以下9/19議論済案件
----
**【議題】月一の共通お題の存続について
----
最終日曜日にその月の共通のお題に沿った話の感想会を開くという企画を開催していましたが
参加者の減少により存続の意義が問われています
-9/12議論スレにて「変えて存続」に議決されました
-9/19投票結果
1.題材数 一つ
2.執筆期間 一ヶ月
3.季節縛り 外す
4.お題の先決め 二ヶ月 投票者 六名
変更するのは、【季節縛りの撤去】【お題を二ヵ月分先決め】の二点となります
**【議題】作品保管庫さくいんへの投稿作品のリンクに関する追記について
----
9/14スレにて「作品投下時のさくいんへのリンク記載」について、という話題に上がりました
この点について[[投稿のやり方>投稿のやり方(初心者向け)]]、[[新規参戦者向け]]の2ページへと載せるための文面案を[[テスト用ページ]]に挙げてみました
議論スレを通していただきましたので上記2ページを更新いたしました
問題点や改善案などございましたらご意見お願い致します(・代理代行)
**【議題】[[モブキャラ一覧]]ページのタイトル及び仕様変更
----
書き手の意思で新規PCページ作成に相当しないキャラをリスト化するという案がスレで上がり、現状において[[モブキャラ一覧]]ページへの追記が妥当であると判断されました。
それに伴いモブキャラ一覧ページのタイトル及び仕様変更が必要であり、また共有ページ更新ということもあり案件として上げさせていただきました。
wikiのデータベース機能の活性化促進という側面からも、ご協力をよろしくお願い致します。
7/19現在、案件保留中
**【議題】ルールではない作品を書く上でのマナーのwikiへの記載
----
http://www39.atwiki.jp/mayshared/pages/143.html
残りは「どのページに掲載するか」などを決めます
-書き手訓のページへと記載いたしました
**【議題】七月の月一コンペお題について
----
二週遅れとなってしまいましたが7/4議論スレにて七月お題の議決を取りたいと思います
今回は今までの季節ネタの他にシチュエーションお題についても提案がありました。
・双葉島花火大会
・夏休み
・ついてない一日
・ラッキーな体験
・嬉しい出来事
・悲しい出来事
以上、6/27現在で挙がっている候補です。追加や取捨選択などありましたらスレにてお願い致します
**【議題】一周年記念企画、掌編の「テーマについて」
----
次は掌編のテーマを決めます
負担の軽いイベントになったので実行委員会は設置しません
なお「月例のお題短編募集と一緒にしたほうがいいのではないか」という意見がありますが
それは後回しにして先にテーマを決定させます
1 あるキャラの一日、長い一日短い一日
2 持ちキャラ以外を主人公にした掌編
(ランダム選択かなにかで任意にPC選択)
3 自分のキャラによる一日醒徒会
4 双葉学園七不思議
5 2020年度の自キャラ
先週みたいにIDで好きなものを一つ選択する形式です
現在案として5つ上がっています
追加はぎりぎりまで受け付けます
スレで言葉残すのもいいけどできればwikiに残してくれると助かります
//**【議題】一周年企画への参加権について(wiki編集代理代行により案件取消済み 6/14 PM23:00更新)
//今回の件に関する騒動及び議論中案件取り消しの責任は俺にあります
//勝手な判断でご迷惑をおかけしました、申し訳ありません
**【議題】双葉学園一周年イベント 「何をやりたいか?」
----
一周年を記念して、双葉学園の作者陣が参加できる「企画モノ」を計画したいと思います
詳細は[[このページ>双葉学園立ち上げ一周年 特設ページ]]をご覧ください
***「一周年企画」の候補
&bold(){①合作SS}
大型シェア。1つのプロットを共有して同時並行の話を書いていく
プロットは既存の作品を使ってもいいし、0から作ってもいいと思う
&bold(){②ゲーム}
やるとしたらプロット作って担当執筆箇所をこなしてもらって
えんどうがプログラミングする感じ? えんどうは知識無いので時間かけながら作っていくことになるだろうけど…
&bold(){③シチュエーションを指定したコンペ(プロットを完全に共有して個々の書き手の味付けを楽しむ)}
①と違うところはコンペであるところ?
&bold(){④短期間掌編コンペ}
毎月開催しているやつの特別編のような感じでしょうか?
&bold(){⑤書き手同士の合議による一周年記念NPCの作成}
教師のNPCを作りたいという意見があります
&bold(){⑥NPCを一人(ないし複数人)を合議などにより新規作成し、その新NPCと自キャラを絡ませた掌編コンペ}
⑤の発展版。作ったNPCを使った作品を募集
**決議の方法
6月13日にID議論スレを立てて、レスによる投票で決めたいと思います。①~⑥のどれかです
投票資格があるのは双葉学園スレにいる書き手です。企画への参加不参加は問いません
&br()
&br()
企画内容が決まったあと参加書き手を募ることになりますが、そのさい名乗った上で表明していただけると幸いです
進行上、ちょっとした話し合いをしたり意見をきいたりするかもしれないからです
参加したいけどどうしても名乗れないという人は特設ページに活動内容記載しますのでそれを見ながら行動してください
直前の飛び入り参加もこれで対応可能かな?
&br()
&br()
&br()
・引き続き「PCへの20の質問テンプレ」の作成
質問追加、及び取捨選択
不明瞭な質問文の修正
[[PCへの質問テンプレ]]
・パラメータ関連のページにて「パラメータ設定は書き手の任意記載」の追記について
***以上、5/9議論スレ予定案件
・基本設定・マナーの再確認、明文化
・無断で他人の作品に大きく手を加えることの禁止を明文化(事前に許可を取る・相談する)
・「ルール違反ならびに著しいマナー違反の作品の削除について」(いちおう一意見として)
・なるべく問題を話し合うときは議論スレを活用する
***NPC呼称表について(続き)
||御鈴|水分|加賀杜|金太郎|ルール|龍河|早瀬|逢洲|デンジャー|討状|清廉|蛇蝎|相島|笑乃坂|
|藤神門御鈴|私|水分/りお|加賀杜/しおん|成宮/きんたろー|ルール/ルール|龍河/たつかわ|早瀬/はやせ||||お姉ちゃん||||
***案一覧
・逢洲
逢洲/あいす
風紀委員長/などか
・デンジャー
山口/でんじゃー
危険な風紀委員/山口
慧海(名前呼び)
・討丈
募集中
・蛇蝎
蛇蝎/だかつさん
蛇蝎兇次郎
・相島
相島陸
・笑乃坂
笑乃坂導花/笑乃坂
*保留中の案件
----
*議論の終わった案件
----
***溜まっているので[[過去の議論スレ議題]]に格納しましたhh
2013-03-24T04:33:01+09:00
1364067181
-
作品保管庫さくいん 「な行~わ行、英字」
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1364.html
//age 2011.5.16 endou
&bold(){&sizex(4){作品保管庫さくいん}}
----
な行~わ行、アルファベットで始まる作品はこちらです。
&br()
#contents(page=作品保管庫さくいん)
#contents(page=作品保管庫さくいん 「あ行~た行」)
#contents
&br()
*「な行~わ行、英字」作品一覧
**「な」行
&bold(){&sizex(4){「な」}}
----
&bold(){【騎士の宿業】}
[[【1】>【騎士の宿業1 AD1999 エンブリオ】]][[【2】>【騎士の宿業2 裏切りの男、そして】]][[【3】>【騎士の宿業3 Juicy night library】]][[【4】>【騎士の宿業4 血戦と帰還 AD2016】]][[【5】>【騎士の宿業5 我が名はSizma】]]
&bold(){【騎士の出張・パンプキンバスター】}
[[【前】>【騎士の出張・パンプキンバスター/おいでませ双葉学園】]][[【後】>【騎士の出張・パンプキンバスター/騒動役満盛双葉学園】]]
[[【流れ星を一緒に見よう】]]
[[【夏と花火と……】]]
&bold(){【七の難業】}
[[【1】>【七の難業 一】 ]][[【2】>【七の難業 二】 ]][[【3】>【七の難業 三】 ]][[【4】>【七の難業 四】]][[【5】>【七の難業 五】]][[【6】>【七の難業 六】]]
&bold(){&sizex(4){「に」}}
----
&bold(){【二階堂兄弟シリーズ】}
[[【召屋正行の壊れた日常】]][[【偽猫参り・惨】]][[【偽・手のひらを太陽に。―空の守護者―】]]
[[【血塗れ仔猫異聞・合宿】]][[【喫茶アミーガで今日も特訓中】]][[【初恋の秋~もしくは……なハロウィン~】]][[【ある昼の一幕】]]
[[【ニコラス・ザ・ウォッチマン】]]
[[【二月のチョコの日】]]
[[【虹の架け橋】]]
[[【2016年の事について(前)】]]
&bold(){&sizex(4){「ぬ」}}
----
&bold(){&sizex(4){「ね」}}
----
&bold(){【猫髭博士と怖い噂】}
[[【1】>【猫髭博士と怖い噂 一怪目「お化け」】]][[【2】>【猫髭博士と怖い噂 二怪目「うわばみ」】]][[【3】>【猫髭博士と怖い噂 三怪目「夏の怪」】]][[【4】>【猫髭博士と怖い噂 四怪目「電波」】]][[【5】>【猫髭博士と怖い噂 五怪目「井戸女」】]]
&bold(){【眠り姫の見る夢】}
[[【-Koto- 前編】>【眠り姫の見る夢 -Koto- 前編】]][[【-Koto- 後編】>【眠り姫の見る夢 -Koto- 後編】]][[【-Hinaki-】>【眠り姫の見る夢 -Hinaki-】]][[【-Ayana- 前編】>【眠り姫の見る夢 -Ayana- 前編】]][[【-Ayana- 後編】>【眠り姫の見る夢 -Ayana- 後編】]][[【~今日から~】>【眠り姫の見る夢 ~今日から~】]]
[[【長き夜の遠の睡りの皆目覚め】]][[【波乗り船の音の良きかな 一】]][[【二】>【波乗り船の音の良きかな 二】]][[【三】>【波乗り船の音の良きかな 三】]]
[[【眠り姫に迫る影 ラストリゾート -Last Resort-】>【ラストリゾート - Last Resort -】]][[【眠り姫に迫る影 らすりぞ!】>【らすりぞ!】]]
[[【あの日に帰ろう】]][[【眠り姫と、眠り姫の見た現】]][[【眠り姫と手作りチョコ】]]
[[【眠り姫の夢現茶話会】]]
[[【狙われた醒徒会長】]]
[[【年末年始と、過去と未来と】]]
&bold(){&sizex(4){「の」}}
----
**「は」行
&bold(){&sizex(4){「は」}}
----
&bold(){【バード・アンド・ナイツ】}
[[【1前】>【バード・アンド・ナイツ 1 前編】]][[【1後】>【バード・アンド・ナイツ 1 後編】]]
[[【灰色小咄】]]
[[【爆突! セイバーギア! VS魔王】]]
[[【羽子板と醒徒会】]]
[[【ハッピーエンドをめざして】]]
[[【花火ロボ大決戦!】]]
[[【羽生さんは恋する乙女】]]
[[【早瀬VSコピー早瀬】]]
&bold(){【春部里衣の日常】}
[[【1】>【春部里衣の日常】]][[【0.5】>【春部里衣の日常 そのれいてんご】]][[【3】>【春部里衣の日常そのさん】]]
[[【春部里衣のどうにも落ち着かない年末】 ]]
[[【薔薇夫人】]]
[[【ハロウィンの小さな奇跡 】 ]]
&bold(){【反逆のオフビート】}
[[【1】>【反逆のオフビート】]][[【2前】>【反逆のオフビート 第二話:前編】]][[【2後】>【反逆のオフビート 第二話:後編】]][[【3-1】>【反逆のオフビート 第三話:part.1】]][[【3-2】>【反逆のオフビート 第三話:part.2】]][[【3-3】>【反逆のオフビート 第三話:part.3】]]
&bold(){&sizex(4){「ひ」}}
----
[[【一人の少女の死に際して】]]
[[【一人の戦士の終わり】]]
[[【ひとりぼっちの異能者《ウミネコ》】]]
&bold(){【ピロートークしましょ☆】}
[[【第一話】>【ピロートークしましょ☆ 第一話】]]
&bold(){&sizex(4){「ふ」}}
----
[[【福祓い鬼物語】]]
[[【腹話術師の道具屋】]]
[[【藤沢君の合理的強奪】]][[【藤沢君の合理的強奪 後】]][[【藤沢君の合理的聖夜祭】]][[【藤沢君の危機的状況】]]
[[【藤沢君の非合理的強奪】]]
[[【部長は海が嫌い】]]
&bold(){【双葉学園怪異目録】}
[[【1】>【双葉学園怪異目録 第壱ノ巻 座敷童子】]][[【2】>【双葉学園怪異目録 第二ノ巻 塵塚怪王】]][[【3】>【双葉学園怪異目録 第三ノ巻 七歩蛇】]][[【4】>【双葉学園怪異目録 第四ノ巻 黄色い救急車】]][[【5】>【双葉学園怪異目録 第五ノ巻 トイレの花子さん】]][[【6】>【双葉学園怪異目録 第六ノ巻 袖引き童】]][[【7】>【双葉学園怪異目録 第七ノ巻 一寸ババア】]][[【8】>【双葉学園怪異目録 第八ノ巻 祟られ屋】]][[【9】>【双葉学園怪異目録 第九ノ巻 鏡の中の悪魔】]][[【10】>【双葉学園怪異目録 第十ノ巻 忌無名】]][[【11】>【双葉学園怪異目録 第十壱ノ巻 トイレの女神様】]][[【双葉学園怪異目録 番外ノ巻 橋姫】]]
&bold(){【双葉学園忌憚研究部】}
[[【第一話「薪流し」 前編】>【双葉学園忌憚研究部 第一話「薪流し」 前編】]][[【後編】>【双葉学園忌憚研究部 第一話「薪流し」 後編】]] [[【第二話「夢壊し」 前編】>【双葉学園忌憚研究部 第二話「夢壊し」 前編】]][[【後編】>【双葉学園忌憚研究部 第二話「夢壊し」 後編】]]
[[【第三話「釘遊び」】>【双葉学園忌憚研究部 第三話「釘遊び」】]] [[【第四話「ドッペルゲンガー」 前編】>【双葉学園忌憚研究部 第四話「ドッペルゲンガー」 前編】]][[【後編】>【双葉学園忌憚研究部 第四話「ドッペルゲンガー」 後編】]]
&bold(){【双葉学園の怖い噂】}
[[【1】>【双葉学園の怖い噂 一怪目「隙間女」】]][[【2】>【双葉学園の怖い噂 二怪目「穴」】]][[【3】>【双葉学園の怖い噂 三怪目「瓶詰の少女」】]][[【4】>【双葉学園の怖い噂 四怪目「予知夢」】]][[【5】>【双葉学園の怖い噂 五怪目「人魚姫」】]][[【6】>【双葉学園の怖い噂 六怪目「化猫」】]][[【7】>【双葉学園の怖い噂 最終怪「目比くん」】]]
&bold(){【双葉学園レスキュー部の軌跡】}
[[【序】>【双葉学園レスキュー部の軌跡 「序」】 ]][[【蛟の一】>【双葉学園レスキュー部の軌跡 蛟の一】]][[【蛟の二】>【双葉学園レスキュー部の軌跡 蛟の二】]][[【蛟の三】>【双葉学園レスキュー部の軌跡 蛟の三】]][[【蛟の四】>【双葉学園レスキュー部の軌跡 蛟の四】]]
&bold(){【双葉戦隊ガクエンジャー ~私が部活に入った理由~】}
[[【前篇】>【双葉戦隊ガクエンジャー ~私が部活に入った理由~ 前篇】]][[【後篇】>【双葉戦隊ガクエンジャー ~私が部活に入った理由~ 後篇】]]
&bold(){【皇女様と猫】}
[[【前】>【皇女様と猫 前編】]][[【後A】>【皇女様と猫 後編-Aパート】]][[【後B】>【皇女様と猫 後編-Bパート】]]
[[【ブルーバード】]]
[[【フレンド】]]
[[【文化祭でぼくはタンゴを踊る暇もない】 ]]
[[【文化祭の一幕】]]
[[【文化祭前の珍事】]]
&bold(){&sizex(4){「へ」}}
----
[[【蛇の邂逅】]]
[[【変身】]]
&bold(){【編入☆双葉学園】}
[[【1】>【編入☆双葉学園】]][[【2】>【編入☆双葉学園 二日目】]][[【3】>【編入☆双葉学園 三日目】]][[【4】>【編入☆双葉学園 四日目】]][[【5】>【編入☆双葉学園 五日目】]][[【編入生活@中華料理屋台】]][[【編入生活@七夕行事】]]
&bold(){&sizex(4){「ほ」}}
----
&bold(){【放課後ラルヴァ倶楽部】}
[[【①】>【放課後ラルヴァ倶楽部 ①】]]
[[【冒険をした話をしてみようと思う】]]
[[【某所大掃除のひと幕】]]
[[【放送委員会アーカイブス『七夕大祭カップル100組突撃取材!あんなことこんなことさらさらしちゃいまSHOW!』より】]]
&bold(){【ぼくたちの戦争】}
[[【前】>【ぼくたちの戦争:前編】]][[【中】>【ぼくたちの戦争:中編】 ]][[【後1】>【ぼくたちの戦争:後編その1】]][[【後2】>【ぼくたちの戦争:後編その2】]]
[[【僕の魔女マリ】]]
&bold(){【ぼく、ペテン師】}
[[【問1】>【ぼく、ペテン師:問題編その1】]][[【問2】>【ぼく、ペテン師:問題編その2】]][[【問3】>【ぼく、ペテン師:問題編その3】]][[【解1】>【ぼく、ペテン師:解決編その1】]][[【解2】>【ぼく、ペテン師:解決編その2】]]
[[【僕はちょっとキモイ】]]
[[【星崎真琴の日常 『食事』】]]
&bold(){【星と王子様】}
[[【A】>【星と王子様-Aパート】]][[【B】>【星と王子様-Bパート】]]
[[【星の子達の甘い? 一日】]]
&bold(){【ほしをみるひと】}
[[【1前】>【ほしをみるひと 第一話:前編】]][[【1後】>【ほしをみるひと 第一話:後編】]]
**「ま」行
&bold(){&sizex(4){「ま」}}
----
[[【マグロ】]]
[[【魔剣領域BladeZone】]][[【Ⅱ】>【魔剣領域BladeZoneⅡ】]][[【Ⅲ】>【魔剣領域BladeZoneⅢ】]][[【幕間1】>【まけんりょーいきぶれーどぞーん まくあいのいち】]][[【Ⅳ-Ⅰ】>【魔剣領域BladeZoneⅣ-Ⅰ】]][[【Ⅳ-Ⅱ】>【魔剣領域BladeZoneⅣ-Ⅱ】]][[【Ⅳ-Ⅲ】>>【魔剣領域BladeZoneⅣ-Ⅲ】]]
&bold(){【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ】}
[[【1】>【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ】]][[【2-1】>【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 2-1】]][[【2-2】>【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 2-2】]][[【2-3】>【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 2-3】]][[【2-4】>【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 2-4】]][[【2-5】>【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 2-5】]][[【3-1】>【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 3-1】]][[【3-2】>【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 3-2】]][[【3-3】>【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 3-3】]][[【3-4前】>【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 3-4 前】]][[【3-4後】>【真琴と孝和 奇妙な凸凹コンビ 3-4 後】]]
&bold(){【魔女と空】}
[[【前】>【魔女と空 前編】]][[【中】>【魔女と空 中編】]][[【後】>【魔女と空 後編】]][[【おまけ】>【魔女と空 おまけ】]]
[[【祭りの後の反省会、一日目夜の事】]]
[[【祭りの前のお祭り騒ぎ】]]
[[【祭の夜の小さな事件 ~醒徒会と少年少女と中華料理と風紀委員~】]]
&bold(){【招き猫の飼い主】}
[[【第一話】>【招き猫の飼い主 第一話】]][[【第二話】>【招き猫の飼い主 第二話】]][[【第三話】>【招き猫の飼い主 第三話】]]
[[【マリ旅に出る】]]
&bold(){&sizex(4){「み」}}
----
&bold(){【ミステルティンの童話騎士】}
[[【1】>ミステルティンの童話騎士]][[【2】>【ミステルティンの寓話騎士 第二話】]][[【3-1】>【ミストルティンの寓話騎士 第三話 一】]][[【3-2】>【ミストルティンの寓話騎士 第三話 二】]][[【3-3】>【ミストルティンの寓話騎士 第三話 三】]]
&bold(){【ミカとリカ】}
[[【前】>【ミカとリカ 前編】]][[【後】>【ミカとリカ 後編】]]
[[【ミスター・ランプヘッドの恋】]]
&bold(){【ミッドナイト・パニック】}
[[【1前】>【ミッドナイト・パニック 前編】]][[【1中】>【ミッドナイト・パニック 中編】]][[【1後】>【ミッドナイト・パニック 後編】]][[【2前】>【MP2 ハイスクールデイズ:前編】]][[【2後】>【MP2 ハイスクールデイズ:後編】]][[【3前】>【MP3 ショット・イン・ザ・ダーク:前編】]][[【3中】>【MP3 ショット・イン・ザ・ダーク:中編】]][[【3後】>【MP3 ショット・イン・ザ・ダーク:後編】]] [[【ミドパニ!/『バトルランナー』】]]
[[【耳なしウサギの悲劇】]]
&bold(){【宮城退魔帳】}
[[【1】>【宮城退魔帳 その一】]][[【2】>【宮城退魔帳 その二】]][[【3】>【宮城退魔帳 その三】]]
[[[【未来の双葉学園を想像する男】]]
&bold(){&sizex(4){「む」}}
----
[[【昔話を聞いてみようと思う】]]
[[【無題】]]
[[【村田淳博と播磨りむる】]]
&bold(){&sizex(4){「め」}}
----
[[【メアリー・スー】]]
&bold(){【冥王星でぼくはタンゴを踊る】}
[[【1】>【冥王星でぼくはタンゴを踊る】]][[【2前】>【冥王星でぼくはタンゴを踊る 第二話:前編】]][[【2後】>【冥王星でぼくはタンゴを踊る 第二話:後編】]]
[[【名探偵辿涯致翔悟郎 ―最後の謎―】]]
&bold(){【召屋正行のささやかな日常はこうして壊れた】}
[[【1】>【召屋正行のささやかな日常はこうして壊れた】]][[【2】>【召屋正行のささやかな日常はこうして壊れた そのに】]][[【3】>【召屋正行のささやかな日常はこうして壊れた その3】]][[【まとめ(ラノ)】>http://rano.jp/803]]
[[【召屋正行のささやかな日常はやっぱり壊れていく】]]
&bold(){【めしや☆まさゆきのにちじょう】}
[[【1】>【めしや☆まさゆきのにちじょう】]][[【2】>【めしやまさゆきのにちじょうその2】]]
&bold(){【召屋正行の日常はこうして戻っていく】}
[[【1】>【召屋正行の日常はこうして戻っていく その1】]][[【2前】>【召屋正行の日常はこうして戻っていく そのに】前編]][[【2後】>【召屋正行の日常はこうして戻っていく そのに】後編]][[【3】>【召屋正行の日常はこうして戻っていく そのさん】]][[【4-1】>【召屋正行の日常はこうして戻っていく そのよん】]][[【4-2】>【召屋正行の日常はこうして戻っていく そのよんの残り】]][[【終1】>【召屋正行の日常はこうして戻っていく おわり】]][[【終2】>【召屋正行の日常はこうして戻っていく おわりの続き】]]
&bold(){&sizex(4){「も」}}
----
[[【モテ期】]]
[[【森には魔物が棲んでいる】]]
[[【モンスターズ】]]
**「や」「ら」「わ」行
----
[[【ゆうこちゃんのたのしいせかい】]]
[[【ゆうこちゃんのたのしいせかいはつづきます】]]
[[【ゆうこちゃんのたのしいせかいのおわり】]]
[[【雪うさぎ、目を覚ます】]]
[[【雪だるまちゃん、来襲】]]
[[【ユズコクライシス】]]
&bold(){【澱んだ水底のための練習曲】}
[[【前】>【澱んだ水底のための練習曲 前】]][[【後】>【澱んだ水底のための練習曲 後】]]
[[【夜のお散歩】]]
[[【ラッキーストライク】]]
[[【ラルヴァ警報機】]]
[[【ラルヴァの王様】]]
[[【ラルヴァと結婚した男】]]
[[【ラルヴァハンター 前編】]] [[【ラルヴァハンター 後編】]]
&bold(){【ラルの新連載】}
[[【ラルの新連載】]] [[【龍王の帰還】]][[【双葉学園・最強料理王編1】>【ラルの新連載―双葉学園・最強料理王編1】]][[【双葉学園・最強料理王編2】>【ラルの新連載―双葉学園・最強料理王編2】]][[【双葉学園・最強料理王編3】>【ラルの新連載―双葉学園・最強料理王編3】]]
[[【リトルクラウンサーカス 前編】]]
[[【リリィ】]]
&bold(){【恋愛の者語】}
[[【第一話「恋と愛」】>【恋愛の者語 第一話「恋と愛」】]]
&bold(){【六谷彩子と正義のミカタ】}
[[【前】>【六谷彩子と正義のミカタ 前編】]][[【後】>【六谷彩子と正義のミカタ 後編】]]
[[【ロボ娘に恋した少年】]]
[[【ワナビ・フリー】]]
**英字
----
[[【A new day has come】]]
&bold(){【A Big Gun Epic】}
[[【前】>【A Big Gun Epic 前】 ]][[【後】>【A Big Gun Epic 後】 ]]
[[【age of Vampire】]]
&bold(){【Avatar the Abys】}
[[【前】>【Avatar the Abyss 前編 死姫蛍】]][[【後1】>【Avatar the Abyss 後編 生命 1】]][[【後2】>【Avatar the Abyss 後編 生命 2】]][[【2前】>【Avatar the Abyss 2 プレイヤーキラー前編】]][[【2後】>【Avatar the Abyss 2 プレイヤーキラー後編】]]
[[【Back to You】]]
[[【Beautiful World】 ]]
[[【Black of Luck】]]
[[【Call of Midas】]]
[[【CMYK】]]
&bold(){【danger zone】}
[[【1】>【danger zone】]][[【2前】>【danger zone2 ~danger lesson~(前編)】]][[【2後】>【danger zone2 ~danger lesson~(後編)】]][[【3】>【danger zone3】]][[【4前】>【danger zone4~GORILLA~(前編)】]][[【4後】>【danger zone4~GORILLA~(後編)】]][[【5前】>【danger zone5~正当なる資質(前編)~】]][[【5後】>【danger zone5~正当なる資質(後編)~】]][[【6前1】>【danger zone6~黒白黒~hei bai hei~前編①】]][[【6前2】>【danger zone6~黒白黒~hei bai hei~前編②】]][[【6前3】>【danger zone6~黒白黒~hei bai hei~前編③】]][[【6中1】>【danger zone6~黒白黒~hei bai hei~中編①】]][[【6中2】>【danger zone6~黒白黒~hei bai hei~中編②】]][[【6後1】>【danger zone6~黒白黒~hei bai hei~後編1】]][[【6後2】>【danger zone6~黒白黒~hei bai hei~後編2】]][[【6終1】>【danger zone6~黒白黒~hei bai hei~終編1】]][[【6終2】>【danger zone6~黒白黒~hei bai hei~終編2】]][[【6終3】>【danger zone6~黒白黒~hei bai hei~終編3】]][[【6終4】>【danger zone6~黒白黒~hei bai hei~終編4】]]
[[【七夕特別編】>【danger zone 七夕特別編 ~Milkyway NINJA~】]][[【バレンタイン特別編】>【danger zoneバレンタイン特別編 Bitter Sweet NINJA】]][[【ホワイトデー特別編前編】>【danger zoneホワイトデー特別編 僕の忍者に白い花】前編]][[【ホワイトデー特別編後編】>【danger zoneホワイトデー特別編 僕の忍者に白い花】後編]]
&bold(){【Dianthus】}
[[【1-1】>【Dianthus 第1輪 1/3】]][[【1-2】>【Dianthus 第1輪 2/3】]][[【1-3】>【Dianthus 第1輪 3/3】]]
&bold(){【Es schmeckt gut!】}
[[【1】>【Es schmeckt gut! (1)】]][[【2】>【Es schmeckt gut! (2)】]][[【3】>【Es schmeckt gut! (3)】]][[【4】>【Es schmeckt gut! (4)】]][[【5】>【Es schmeckt gut! (5)】]][[【6】>【Es schmeckt gut! (6)】]][[【7】>【Es schmeckt gut! (7)】]][[【8】>【Es schmeckt gut! (8)】]][[【9】>【Es schmeckt gut! (9)】]][[【10】>【Es schmeckt gut! (10)】]]
[[【Fireworks】]][[【Fireworks 後編】]]
&bold(){【HERO SAGA】}
[[【上】>【HERO SAGA 上】]][[【下】>【HERO SAGA 下】]]
[[【High tension! スクールライフ】]][[【2】>【High tension! スクールライフ 2】]]
[[【HSW】]]
[[【Library of Apocrypha】]]
[[【Little bird,Fly away!】]]
[[【Little Drummer Girl】]]
[[【LOTUS FLOWER】]]
[[【Marginal Princess E】]]
[[【MEMENTO MORI――汝、死を想え――】 ]]
&bold(){【Mission XXX Mission】}
[[【1】>http://www39.atwiki.jp/mayshared/pages/244.html]][[【2】>http://www39.atwiki.jp/mayshared/pages/346.html]][[【3前】>http://www39.atwiki.jp/mayshared/pages/454.html]][[【3後】>http://www39.atwiki.jp/mayshared/pages/455.html]][[【4前】>http://www39.atwiki.jp/mayshared/pages/557.html]][[【4中】>【Mission XXX Mission-04 中編】]][[【4後】>【Mission XXX Mission-04 後編】]][[【5前】>http://www39.atwiki.jp/mayshared/pages/805.html]][[【5中】>【Mission XXX Mission-05 中編】 ]][[【5後】>【Mission XXX Mission-05 後編】 ]][[【Extra-01】>http://www39.atwiki.jp/mayshared/pages/690.html]][[【Extra-02】>http://www39.atwiki.jp/mayshared/pages/494.html]][[【Extra-03】>http://www39.atwiki.jp/mayshared/pages/1283.html]][[【ぷち その1】>【とらいえっくす・ぷち その1】]]
&bold(){【mono-i target】}
[[【前編】>【mono-i target 前編】]][[【後編】>【mono-i target 後編】]]
&bold(){【MOON CHILD】}
[[【1】>【MOON CHILD 1】]][[【2】>【MOON CHILD 2】]]
[[【PAN・2・パニック!】]]
[[【Resonance】]]
&bold(){【Romantic Quixote】}
[[【前】>【Romantic Quixote 前】]][[【後】>【Romantic Quixote 後】]]
&bold(){【ROND】}
[[【1】>【ROND1】]][[【2】>【ROND2】]][[【3】>【ROND3】]][[【4】>【ROND4】]][[【5】>【ROND5】]]
[[【su199812.txt】]]
[[【su199991.txt】]]
[[【Sweet or Bitter?】]]
[[【Temporary Peace】]]
[[【the King】]]
[[【The Sniper】]]
[[【Tutorial Days】]]
[[【~TWILIGHT~永遠に無い糸】]]
[[【Vision of Apocalpse】]]
[[【Vision von Ragnarøk】]]
&bold(){【X-link】}
[[【1-1】>http://www39.atwiki.jp/mayshared/pages/727.html]][[【1-2】>【X-link 1話 Part2】]][[【1-3】>【X-link 1話 Part3】]][[【1-4】>【X-link 1話 Part4】]][[【2-1】>【X-link 2話 Part1】]][[【2-2】>【X-link 2話 Part2】]][[【2-3】>【X-link 2話 Part3】]][[【3A】>【X-link 3話 Apart】]]
&bold(){【X-link ハロウィン特別編 Side2009】}
[[【1】>【X-link ハロウィン特別編 Side2009 part1】]][[【2】>【X-link ハロウィン特別編 Side2009 part2】]]
&bold(){【X-link3.5 ハロウィン特別編 Side2019】}
[[【1】>【X-link3.5 ハロウィン特別編 Side2019 part1】 ]][[【2】>【X-link3.5 ハロウィン特別編 Side2019 part2】 ]]
&bold(){【eXtra/エクストラ】}
[[【表1】>【eXtra/エクストラ(表) part1】]][[【表2】>【eXtra/エクストラ(表) part2】 ]][[【表3】>【eXtra/エクストラ(表) part3】 ]][[【表4】>【eXtra/エクストラ(表) part4】 ]][[【裏0(俺が双葉学園をやめた日)】>【俺が双葉学園をやめた日】 ]]
&br()
&br()
#right(){&bold(){&sizex(4){&link_up(上に戻る)}}}
----
&sizex(4){【リンク】}
&sizex(4){[[トップページ]] [[NPC紹介SS>作品保管庫さくいん]] [[あ行~た行>作品保管庫さくいん 「あ行~た行」]] [[PC資料集]]}
&br()
&br()cg
2013-03-20T03:14:43+09:00
1363716883
-
木山仁
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/420.html
&sizex(6){木山仁(きやまじん)}
----
*「……乳もませろ」
&br()
&br()
**【基本設定】
----
|名前|木山仁(きやまじん)|
|学年・クラス|高等部1年P組|
|性別|男|
|年齢|15|
|身長|165|
|体重|56|
|性格|割と激情家。何事にも熱しやすく冷めやすい。|
|生い立ち|ごく普通の核家族の長男。妹がいる。|
|基本口調・人称|俺、お前(年上には○○先輩、○○さん)、~だ、~だろ|
|その他特記事項|改造魔に改造されてカイゾウニンゲンに。異能は変身していない状態ではまったく使えなくなる。|
&br()
&br()
**【パラメータ】
----
*総合ポイント:20
|数値|パラメータ|
|レベル|6|
|物理攻防(近)|4|
|物理攻防(遠)|1|
|精神攻防|3|
|体力|3|
|学力|3|
|魅力|3|
|運|3|
|能力|超能力系、物質再現によるパワーストーンの一種カーネリアン発生能力「クリムゾン・カラット」……でした。今は「ガナリオン」への変身。|
|特記事項|一日分の魂源力では変身+武装一つ+技1回発動がせいぜいという燃費の悪さ。(ページ下部の表参照)|
&br()
&br()
**その他詳細な設定
----
同じクラスの造間改(つくまあらた)通称:改造魔と付き合っている?若者らしく異性への興味は尽きない(特にドスケベというわけではない)。
どっちかと言うと肉付きのいい年上の女性が好みだったが、スレンダー巨乳の改造魔と付き合うことでストライクゾーンが広がった。
物語完結に際し、晴れてSPキャラ扱いに。その結果、一日の魂源力蓄積量がおおむね1.5倍に。(以前は3~4蓄積されていたとすると、4~6蓄積されるようになった)
蓄積量の揺らぎは仁の体調やテンションによるもの。
また魂源力は使わなければいくらでも溜まるというものではなく、3日分ほどしか蓄積されない。
**【必殺技とその魂源力消費量】
|技名|魂源力消費量|
|変身|1|
|ガナル・パンチ|2|
|ガナリオン・クラッシュ|2|
|ガナリオン・ジャンプ|1|
|ガナル・ブースト|1|
|ガナル・クロー|1|
|ガナル・フラッシュ|1|
|ガナル・ショット|1|
|ガナリオン・トルネード|2|
|ガナリオン・スクリュークラッシュ|3|
&br()
&br()
**登場作品
----
[[改造仁間]]
&br()
&br()
**作者のコメント
----
おっぱい。
&br()
&br()
2013-02-26T18:50:43+09:00
1361872243
-
トップページ
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1.html
***ふたば☆ちゃんねる虹裏may 「シェアードワールド『双葉学園』」スレのまとめwikiです
#ref(TOP2.JPG,,left,)
①[[当Wikiについて]]
②[[「双葉学園」とは]]
③[[「シェアードワールド」とは]]
④[[FAQ]]
⑤[[過去の議論スレ議題]]
⑥[[Wikiへの意見・要望]]
⑦[[スレ立て]]
&br()
&blanklink(自動ログ保管庫){http://tcnweb.ne.jp/~rochan/}
&blanklink(ふたがくアプロダ){http://ux.getuploader.com/hutagaku/}
//&blanklink(画像用アップローダ){http://loda.jp/kagamorishion/?page=all&gal=1&mode=list&sword=&andor=}
&blanklink(ラノ「双葉学園」){http://rano.jp/find/双葉学園}&br()
&bold(){[[wiki左メニュー>メニュー]] [[携帯向けメニュー>『双葉学園』wiki モバイルメニュー]]}
『シェアードワールド双葉学園』は、ふたば☆ちゃんねる虹裏mayの創作系スレ・企画です
複数の書き手が世界観・物語設定を共有し、学園モノ・異能バトルもののライトノベルを執筆しています
文章初心者はもちろん、熟練者も大歓迎。「面白い作品」を募集しています
&bold(){&color(red){スレ立て時の注意!}}
乱立は荒らし行為に当たるから絶対にやめましょう
重複スレは書き込みをせずにdelを押しましょう
スレ立てが重複してしまった場合、後発の方は迅速なスレ削除をお願いします
//&bold(){ お知らせ・イベント情報}
//&color(red){
//|&memox(cols=75,rows=5,submit=更新<>10月10日\n議論スレでスレ立てについて\n「これまでどおり自由にスレ立てをしていく 」方針に決まりました。\n)|
#hr(height=5,color=#1C86EE)
&br()
2013-02-05T22:21:52+09:00
1360070512
-
【双葉学園グルメレース】
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1583.html
【双葉学園グルメレース】
双葉学園の体育祭競技は分類が二分される。
異能を使うか使わないか。
異常かまともか
危険か安全か。
この内、どちらの割合が大きいかを直接述べることはしない。
しかし強いて言えば、運営に回っている各種委員会の中で体育委員会よりも保健委員会や放送委員会の方が忙しそう、というくらいだろうか。
そんな体育祭だが、昼食休憩という憩いの時間は存在する。
この体育祭は参加人数が多いため、「全校生徒が校庭のブルーシートの上でお弁当広げてワイワイ食べる」という小学校などではよく見られた光景はちょっと難しい。付け加えると、学校が学校なので「保護者同伴でお弁当」というのもやはり難しいことが多い。例外はあるが。
そういう事情なのでお昼を食べるときも場所は自由である。校庭、教室、屋上、学食、あるいは外の飲食店まで食べ手にいく生徒もいる。
基本的には仲の良い友人同士で集まってワイワイと食べるのである。しかしやはりこちらにも例外はある。
中二病っぽく「俺は一匹狼なのさ。群れて食事なんてしねーよ」と他の人に見られないように弁当を食べる生徒もいれば、アルバイトでお弁当を売る側に回っている生徒もいる。
そんな風にみんなでお食事という訳にもいかない生徒もいくらかはいて、白東院潤香もその一人だった。
「どうしましょう……」
転校してきたばかりの彼女は友人がまだ少なく、その数少ない友人も運営側で忙しかったりで食事を共に出来なかった。また、姉の白東院迦楼羅は午前中に二種目に出場し、二つ目の種目、チーム戦『鋼鉄大玉ころがし』に参加した結果、名誉の負傷で気絶し保健室送りとなった。
その経緯を手短に言うと、観客席の遠野君がコースに迷い込んだ猫追いかけて飛び出し、それを避けようと急激な進路変更をして両チーム共に吹っ飛んだのである。そのため『鋼鉄大玉ころがし』はノーコンテストになった。あえて言うなら勝者は遠野君である。
そんなこんなで友人と姉の両方が傍におらず、護衛役のダルキー・アヴォガドロも朝から別件で留守にしていたため潤香は一人である。
「一人で食事するのは慣れてますけど、お昼ご飯が……」
普段ならダルキーがお弁当なり何なりもたせるのだが今日に限ってそれがない。また、潤香が「お弁当を作りましょうか」と言うと迦楼羅に止められ、迦楼羅が「私が作ります」と言ったときは潤香が断った。
しかし学食や出店で何か買おうにも体育祭ということで普段持っている手提げを家に忘れてしまい、財布がない。姉の迦楼羅がいないので借りるわけにもいかない。(そもそもあの姉がお財布にまだお金を残しているかも不明だったが)
さあどうしたものでしょうと途方に暮れていた次第だった。
そんな折、
『さあ! まだまだ参加者は受け付けておりますよ!』
スピーカーから何かアナウンスが流れていることに気づいた。
『双葉学園グルメレース! ルールは簡単、コースに設置された各障害物、否! 各食料を食べ切ってゴールを目指すだけ! 異能を使わなければ参加は自由! 一位でゴールした選手には学園都市全体で使える御食事券を! 所属組にはポイントを差し上げます! あ、もちろん参加費は要りません!』
「丁度いいですね」
ご飯が食べられるし、お金も掛からない。それに異能が使えない自分でも問題なく競技に参加できるということで、潤香はグルメレースへの参加を決定したのだった。
受付を済ませ、スタートラインに並ぶと、そこには他に二十人近い選手が並んでいた。その中でも一等目立つのは、体操服を着ながら胸部が激しく自己主張している女生徒である。神楽二礼、高等部の学生であり風紀委員会でもあるが見習いなので今日は運営には回っていないらしい。
(大きいです)
潤香は自分のうっすい胸をペタペタと触りながら、不幸を不幸と思わないはずなのにちょっと羨ましくてしょうがなくなった。
そうこうしている内に出場者も出揃い、スターターピストルの音と共にレースがスタートした。
このレースも勿論観客がおり、校庭のブルーシートの上で食べながら見ている生徒や教室で食べながら見ている生徒、外の食堂で中継見ながら食べている生徒がいる。
しかし後に彼らは後悔する。
この競技、食事中に見るものではなかった、と。
走り出した参加者の前に立ちはだかった第一関門はチョコレートケーキだった。コース上に設置されたテーブルの上に、皿に乗って一人一つ分置いてある。コースの先を見れば、同じようなテーブルが等間隔で並んでいた。
『さあ最初の関門! まずは序の口のチョコレートケーキです。デザートを最初に食べるという食のパラドックス! これを参加者はどう乗り越えるのか! あ、ケーキはスイーツ&ベーカリー『Tanaka』様からのご提供です』
「どう乗り越えるも何も、普通に食べればいいだけじゃないっすか」
トップを走っていた神楽はひょいぱくとチョコレートケーキを二口で食べて先へと進んだ。同じように他の参加者達も一口二口で片付けて先を急ぐ。
しかし、
「すみません、フォークはどこでしょう……?」
ただ一人、潤香だけがフォークを要求し、ゆっくりもぐもぐとケーキを味わって食べている。
この時点で相当の差が開き、他の参加者は第二関門に到達していた。
『第二関門は『大車輪』ご提供のチャーハン! ハネ満盛りです!』
「お、いいものがきたっす♪」
この第二関門もほとんどの参加者は難なく食べて先へと進んだ。(約一名急ぎすぎて米を喉に詰まらせてリタイアした)
ここまではスイーツにチャーハンと、内容も量もまともなものが出されてきた。そう、まだまともだ。
ゆえに、「この体育祭の競技は基本的には異常である」と心得ている参加者達は、次あたりで一気に振るい落としの関門が来ると踏んでいた。
そしてそれは的中する。
『第三関門、マグマカレー!』
(((きたよ……)))
『このマグマカレーこそ! かつてフードファイターの頂点を競う戦いで供された食物! 地獄の熱さと悪夢の辛さをあなたに!』
結論から言えばこの第三関門で全体の八割に及ぶ参加者がリタイアした。
常識的に考えてチャーハンの後にカレーなど常人なら胃袋一杯である。
しかしそんな常識が些細なことに思えるほど、マグマカレーの熱さ辛さは人体を粉砕する威力を秘めていた。冗談でなく火を吹いた学生がいた。(炎使いの異能力者だったが)
マグマカレーの前に胃袋か舌のどちらかが耐えられなくなった者から次々と脱落していった。
しかし、彼女は耐え切った。
「ふ、ふふ、やったっすよ……」
最早選手は彼女を除けばあと二人、そして第三関門を乗り越えた時点でその内一人は明らかにグロッキーであり、もう一人である潤香は第二関門をようやく通り抜けたところだ。これから第三関門で沈むだろう。
この先にはまだテーブルが二つあり食べ切れるかはわからないが、この競技には『全員リタイアした場合は最も食べた量の多かった者を勝者とする』という旨のルールもあるため、彼女の勝ちは固いのだ。
そうして神楽は第四関門の『スーパーデリシャスストロベリーパフェデラックス』を食べ始めた。彼女の後に続いていた生徒はそこで脱落した。
(辛い物の後に甘いの食べればいいって話じゃないっすよねー)
そんな風に考えながら若干胃袋を重く感じつつペースを落としてゆったりパフェを食べていたが、不意に観客のざわめきに気づく。
一瞬、自分が食べていることでざわめいているのかと思ったが違った。彼らはみんな、後ろを見ていた。
彼女も、後ろを振り返った。
「もぐもぐ、もぐもぐ」
そこには何もおかしな光景はない。
ただ潤香がマグマカレーを食べていただけだ。
一口一口、もぐもぐと、味わって、ゆっくりと、食べていた。
地獄の熱さと悪夢の辛さを物ともせずに。
全く揺るがぬテンポでもぐもぐと。
「……ありえねえっす」
あれを食べるものは誰しもが一気に流し込むようにして、喉もと過ぎれば熱さ忘れるように食べようとする。それでもクリアできないものは多い。
だというのに、潤香はあの地獄のカレーを口内で、舌の上で味わいながら食っているのだ。
『あ、あの白東院選手? 熱くないんですか? 辛くないんですか? ていうか大丈夫ですか?』
「もぐもぐ。食べられるものだから大丈夫です」
そうしてまたもぐもぐと同じペースで食べ始めた。
この競技を見ていたあるフードファイターは後にこう言う。
「彼女の食事は、我々の知る食事とは別の世界にありました。味も食感も関係なく、食べられるものなら食べてしまう。まるでベルトコンベア、いえ何者にも遮られない重機の如きイメージを沸かせます。彼女がフードファイター界に進出したら恐ろしい事態になるでしょうね。そのときには蹂戦車(デスドーザー)の異名を送らせてもらいます」
そうして潤香はマグマカレーを食べ終え、てくてくとパフェに向かいだした。
(ま、まずいっす……)
潤香の食べっぷり、確実にこのパフェも同じペースでもぐもぐ食べて次へ進んでしまう。あれに神楽が勝っているものがあるとすればそれはスピード。しかし、そのスピードも度重なる関門で大分落ちている。
「やるっきゃないっすね」
彼女は一気にペースを増し、パフェを一気に平らげた。
そしてグロッキーになりながらも向かう先は、最終関門。
なぜか、これまでの料理と違い料理番組でよく出るような半球状の銀蓋がされていた。
(フィナーレだから豪華にしてるんすかね?)
そう思い、彼女は蓋を開けた。
しかしその瞬間に気づく。
これは蓋ではなく、封印だったのだと。
その料理はシチューのようだった。
その料理は黒い色をしているようだった。
その料理は温かな紫色の湯気を上げているようだった。
その料理は得体の知れない具材を煮込んでいるようだった。
なぜ「ようだった」という言葉になるのか。
それは、見る者がその料理を直視できないからだ。一瞬で眩暈と吐き気に苛まれる。
料理の死臭に似たオーラに観客は口を押さえた。画面越しですらトイレに駆け込んだ生徒がいたほどだ。至近距離の校庭では食べたばかりの昼食をその場で嘔吐してしまう生徒もいる。
至近距離の神楽もこれまで胃に収めてきたものがリバースしてしまうのを懸命に抑えていた。
この体育祭の競技は二分できる。
異能を使うか使わないか。
異常かまともか。
危険か安全か。
『説明が遅れました。最終関門は黒魔術研究会ご提供の闇黒シチューです。原材料は私共も聞いておりませんし聞きたくありません。なお、試食の折に一口食べたスタッフは今日で三日目になりますが目を覚ましません』
観客の空気が一気に凍りつく。「そんなもん出すな」と観客全員の心の声が一致した。
「……ギブアップっす」
辞退した神楽は賢明だった。料理なら食えるが、こんな毒物と紙一重で毒物よりも悪そうなものは食えない。
そして観客の視線はただ一人残った参加者である潤香に注がれる。
彼女はパフェも食べ終えて、最後の関門へと向かっていた。
「駄目だ! 食べちゃいけない!」
「逃げてー!!」
「命を粗末にするんじゃねえ!」
観客からそんな声すら飛んでくるが、潤香はシチューへと向かった。
(まさか、食べる気っすか!?)
神楽がリタイアした以上、一口食べれば潤香の勝ちだ。しかしそれは、三日昏倒するような代物を口に入れるということだ。
まともな精神ならこんなアホみたいな競技でそんなことはしない。
しかし生憎と、白東院潤香の精神はまともではない。
観客が悲鳴を上げ、目を逸らしさえする中で、潤香はスプーンでシチューを掬う。
そしてまたゆっくりと口に運んで、もぐっと食べた。
彼女は一瞬停止して――もぐもぐもぐと『完食』した。
神楽も、観客も、言葉なく静まり返る中、潤香はテクテクと歩いてゴールテープを切った。
「ゴールしました」
静寂の間の後、全ての障害を乗り切った彼女に観客と参加者から歓声と拍手が送られた。
後にインタビューで潤香はこう答えた。
「そうですね。美味しい料理が多くて嬉しかったです。カレーも辛かったけどちゃんと食べられるものでしたし。え? シチューですか? 大丈夫です食べられました。だってあれは美味しくないだけで毒じゃないですから。それに」
「前に姉さんが作ってくれたものより数段マシでしたから」
このグルメレース後、白東院潤香の名は双葉学園の一部で有名となり、同時に白東院迦楼羅学内料理禁止令が発令された。
FIN
赤組+1ポイント
2012-11-22T23:56:07+09:00
1353596167
-
双葉学園全学対抗体育祭
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1579.html
&bold(){&color(red)&sizex(6){全学対抗体育祭イベント}}
全学対抗体育祭概要
・クラスごとではなくキャラごとに赤白に分かれて競技する
・赤白どちらに入るかはキャラの親が告知期間に自己申告
・申告のないキャラは出さないのが無難
・競技内容は赤白の区分けに沿って書き手全員で好きに書いてOK(1作品1競技、複数投稿可)
・最終的に投下された作品内での競技内容で勝った回数が多い組の勝ち
・集計後はエピローグ等を自由執筆
[[体育祭 キャラクター参加申告ページ]]
1.期間
告知&申告期間:10月一杯
投下期間:11月一杯
感想会:12月最初の日曜日
作中での期間はざっくりと秋で、細かいところは書き手裁量
2.NPCの取り扱い
・運営に回す
3.競技
・書き手の自由
競技の年齢・男女別や混合の采配は現在の段階では書き手の自由です
4.PC間での競技の勝敗
・自由(パラレル)+敗北OK宣言含む
***参加作品
----
[[【双葉学園体育祭の開会と1000m走】]]
[[【双葉学園グルメレース】]]
2012-11-22T23:53:51+09:00
1353596031
-
【魔剣領域BladeZoneⅣ-Ⅲ】
https://w.atwiki.jp/mayshared/pages/1582.html
【魔剣領域BladeZoneⅣ】 赤い帽子の少女 Ⅲ
・白東院迦楼羅
妹が生まれたのは、私が双葉学園に入学してからのことです。と言いましても、その頃の私はまだ四歳。小等部以前、幼稚園保育園に当たる学園施設に入りましたから、入園と言うのが正しいかもしれませんね。
その日、私が学園都市内の別邸に帰ると、当時の使用人が妹――潤香さんが生まれたことを伝えてくれました。
最初にそのことを聞いたときは、お母様がお産みになったと思っていました。
けれど、潤香さんを産んだのはお母様ではなく、他の女性だと実家に帰ってから知りました。当時の私は正妻や愛人、いわゆる二号さんのことがよくわかっていなかったので、よくわからないままに妹の潤香さんを可愛がることにしました。
普段は学園で暮らしているので会えませんが、お盆や年末年始に家に帰ったときはよく話したり、カルタで遊んだりしていました。潤香さんは物静かで大人しい子でしたが、私はそのことを深く考えませんでした。
潤香さんも早く学園に入学すればよろしいのに、なんて思いながら十年と少しが経ちました。ようやく念願叶ったのか、潤香さんが双葉学園に入学することになりました。
私はとても喜びましたが、直前になって不安にもなりました。
十年以上学園都市で暮らした人間として、この街がいかに危険やトラブルと隣り合わせ……どころか背中合わせの街だとは知っていました。異能という自衛能力を持つ生徒は多いですが、それでもトラブルに対して万全ではありません。ましてやこれから入学する潤香さんは異能に目覚めそうなだけで異能に目覚めてはいません。
このままでは少し危険かもしれない。
そう思い、私は少し荒療治な方法で潤香さんの異能を目覚めさせることにしました。
私が潤香さんを守ってあげなければ、そう思って。
まぁそれはダルキーさんに阻まれて失敗して、その後に私自身もダルキーさんに敗れました。
最初は何て邪魔な奴だろうと思いました。
ですが、後になって潤香さんを守っていたのは私ではなく、ダルキーさんだと知りました。
私は、潤香さんを助けていなかった。それに気づきもしなかった。
私はようやく潤香さんの置かれていた環境を知りました。
私は怒り、お父様と電話越しに口論しました。
そのときの私は、きっと今までで一番怒っていました。
何に怒っていたのでしょう?
潤香さんを冷遇したお父様でしょうか?
何もしなかったお母様でしょうか?
それとも、何も気づいていなかった能天気で愚かな私自身でしょうか?
ともあれ、私はお父様との口論の末、家を出ることにしました。これからは潤香さんと一緒に暮らそう、と。
今度こそ、私も潤香さんを守ろう、と。
†††
私は潤香さんとダルキーさん、ナス野郎と一緒に針山市という町を訪れました。
それは今日が潤香さんのお母様の命日であり、この町にその方のお墓があるからです。
実を言えば、私はその方にお会いしたことがありません。
病弱な方だったらしく、潤香さんをご出産なさった後はずっと伏せっていたそうで、私は会うことができませんでした。そして病床についたまま、潤香さんがまだ幼いうちに亡くなったそうです。
学園に入っていた私はお葬式に呼ばれず、その方が亡くなったことを年末に帰省してから知りました。
ひょっとすると、お父様はお葬式をあげなかったのかもしれません。
そういうこともありえる、と思うくらいには今の私はお父様を信用していません。
ただ、その方のお墓はちゃんと白東院の墓所に置かれているらしいので、それは良かったと思います。
……もしかしたらご本人にとっては良くないかもしれませんが、私は潤香さんのお母様の人となりを知らないのでそこは判断がつきません。
ともあれ、私達が向かっている墓所は白東院の墓所です。それと同時に、『他の分家』の墓所でもあります。
私の実家である白東院家は元々或る家の分家で、同じような分家が他にもあります。何百年という歴史の中で元々の家が無くなり、分家だけが残りました。
分家同士は仲が悪かったり逆に婚姻関係を結んだりと色々あったようです。私のお母様は他の分家、朱門(シュモン)の生まれです。
そんな少し複雑な親戚関係ですが、分家の墓所は共通でこの針山市にあります。なぜ各々のホームタウンではなく、この町に墓所を置いているのか、その理由は私も存じません。
ですが、親戚のお墓が一箇所に集まっているのは便利と言えば便利です。ものはついでという言葉もありますので、潤香さんのお母様のお墓を参ったら朱門のお婆様とお爺様のお墓も参ることにします。
と、思っていたのですが……。
「あらあら」
つい今しがたまで私の先導で墓所に向かい、後ろには潤香さん達も着いてきているように見えたのですが。
気づけば私一人しかおらず、道も墓所に向かう道ではありません。
まるで私一人迷子になってしまったような状況です。
けれど、その過程におかしい部分が多々あるのでこれは私が自分で迷ったのではなく、迷わされたのだとわかります。ええ、断じて迷子ではありません、迷わされたのです。
人でもラルヴァでもこういう類の幻術を使う輩は少なくありません。
しかしそういう輩は大抵小細工する能しかもっていないクズヤロウなので、他に戦闘力に秀でたものと組むことが常だ。
「こんな風になぁ!」
“アタシ”はすぐさま思考を『殺し合い』へと切り替え、左手に陰摩羅鬼を顕現。後方に潜んでいたソレを呪いの光矢で撃ち抜いた。
ソレは光矢を避けようとするが避けきれず腹に食らい、続く一射で額をぶち抜かれ、無様に地面を転がって屍を晒した。
息絶えたソレは何と言うか、バケモノだった。より詳しく言えば狼に似た肉食動物の頭と下半身、猿に似た上半身を持ったバケモノ。獣型(ビースト)か亜人型(デミヒューマン)で言えばビースト寄りかねェ?
どっちつかずの身体構造のせいか速度は遅い。特殊能力の類も無いと見た(あるとしても牙や爪に毒がある程度か?)。生き物としては出来損ない。普通に生きていたら生態系を構築する前に絶滅する類。知性もあるようには見えない。
そこまで分析して、再度続けて呪いを放つ。
物陰の第二第三のバケモノがそれぞれ心臓と脳天を射抜かれてくたばる。
弱いが、数は多い。
と、ここで最初に殺したバケモノに変化があった。
体が爪先や頭といった端っこから光のチリになって消えていく。その光は魂源力の光によく似ていた。
これまでの所見で考えてこいつらが死んだら非物質に分解されるようなエレメントや高等ラルヴァには見えねぇ。と、なるとこいつらの正体もあらかた予想がついてきた。
「使い魔だな」
使い魔ってのは、そういう芸当に特化した魔術系異能力者が自身の魂源力を消費して作る擬似生命体。主に三種に分類され、動物の死体に魂源力を混ぜて作るタイプ、魔術式に沿って一から自分の魂源力で作るタイプ、先祖伝来の使い魔を引き継いでいくタイプがある。
機能停止後にすぐさま魂源力に分解されるところを見ると二番か三番に近いが、この程度の完成度の使い魔を伝える意味もないから二番だな。
チビ会長のトラネコと比べると良く分かる。この使い魔共は弱いし、粗が目立つ。後世に伝えられる家宝の使い魔の域には程遠い。
しかし、ラルヴァの襲撃でなく人間の魔術師が関わっているとなると、アタシの分断も含めて計画的なものか。
今頃、潤香の方も襲われてるかもしれねえ。
となると、こんな調子でポンポン出されても鬱陶しい。さっさと術者を仕留めるのが最良なわけで、
「ぶっ殺しにイクかよ」
また目についた使い魔をぶち抜きながら、アタシは使い魔の主人の姿を探した。
ベアトリス・ハイランダー(<使い魔>の魔女)
「察しの良いお嬢ちゃんさね」
視線の先には、あたしが身を隠している衣料品店に置かれていた大きな姿身がある。
けどそこにあたしは映ってなくて、代わりにあたしの相手のお嬢ちゃんとその周囲の景色が映っている。お嬢ちゃんをこのエリアに誘導したのと同じ、<鏡>の魔女のサポートさね。
お嬢ちゃんは凄い形相しながらあたしの撃った使い魔を射殺している。
「もうこれで20。追加発注がいるさね」
あたしは手にしたフリントロック式に似た形状の大型マスケット――魔剣巨銃ベヒモスを構えて、撃った。
銃口からは今しがたお嬢ちゃんにやられたのと同じ型の使い魔が飛び出す。
一般的な使い魔作成と比べてベヒモスの使い魔は非常にお手軽。
祖母ちゃん――あたしの前の所有者が言っていたクッキーの例えが非常に分かりやすい。
あたしの魂源力が生地、ベヒモスがクッキーの型抜き兼オーブン、引き金を引くと型抜いて焼き上げて出来上がり。とてもイージー。
同じ工程を十度繰り返して、十匹の使い魔が生まれる。
そいつらは生まれた端から店外……お嬢ちゃんの下へと駆け出していく。
「戦力の漸次投入だけど、こればっかりは仕方ないさね」
お手軽で早く、事前準備も要らない代わりにベヒモスの使い魔は完成度が低い。撃ち出す瞬間に念じた作業しかしてくれない。複雑な命令も受け付けない。命令以外の行動で出来るのは自衛行動のみ。用が済んだら消える。
だから「あのお嬢ちゃんを探して倒せ」と命じると、数が揃う前に一匹ずつ飛び出していく。あのお嬢ちゃんレベルが相手だとこの使い方は時間稼ぎにしかならないね。
第一波の連中に命令していた「お嬢ちゃんがこのポイントに到達したら攻撃しろ」という指示が無駄になったのが痛い。
けどそれよりも問題なのが、この戦いの内容。
銃と弓の戦い。心躍る組み合わせだと思っていたものの、始まってみれば凡戦だ。
あのお嬢ちゃんが弱いわけじゃない。むしろ強い。ただし戦いの内容がつまらない。
あたしはひたすら使い魔を出し、お嬢ちゃんは使い魔を撃ちながらあたしを探す。それの繰り返し。まるでモグラ叩きであまり楽しくない。
この戦い、このまま行けば最終的には魂源力が尽きた方の負けってことになる。
ソレは別に構わないけど、消耗戦なら消耗戦なりに頭脳と技巧を駆使したい。
「……ちょっとした工夫が必要さね」
白東院迦楼羅
「……ァ?」
30匹ぶち殺したところで使い魔共の動きが変わった。
露骨にアタシから距離をとって近寄ろうとしない。このままだとジリ貧と見て手を変えたか。
しかし、さっきから街中で戦っているが人の姿が皆無だ。日曜日のこの時間帯に店舗含めて人がいないってのはアリエナイ。
となると、この人払いも敵の手の内か。
ここで問題なのは、人払いが誰の仕業かってこと。今アタシと戦ってる使い魔野郎が人払いしようとすれば自然と荒事になるし痕跡が残るはず。それがない。
アタシをこの戦域に誘導した野郎がやったにしても能力に違和感がある。
可能性が高いのは三人目、人体操作か精神操作に特化した奴がいてそいつが人払いしたって方向。つまり相手は三人組の異能集団。
まだ少し腑に落ちない。使い魔集団、空間(あるいは幻覚による視覚情報)操作、人体操作。これらの能力はいずれも、これぞという攻撃性に欠ける。どれもサポートや脇を固める能力だ。使い魔野郎にはまだ奥の手がありそうだが、そうであっても攻撃性に特化したアタッカーがいる方がバランスは良い。アタシや学園の討伐隊編成なら、そうする。
だから相手は四人組で、アタッカーはここにいない。潤香とダルキーのところに向かったと見るべき。
ここに人がいないのも、そっちへ回ったからって可能性が高い。
「早く済ませなきゃならない理由が増えちまったな」
ダルキーでもそれだけの戦力差があったらヤバイ。あいつ一人じゃ……あ、そういや糞ナスもいたナ。
ひょっとしたらあいつが何かの拍子にアタッカーを一人で撃退した可能性も……ネーヨな。
やっぱりアタシがちゃっちゃとここを片付けるしかネェ。
「……!」
アタシの周りの建物、その影のそこかしこから使い魔の気配がする。囲まれている。だがこれまでみたいに短絡的には襲ってこない。まるで、何か機会を待っている。
「ニャア」
不意に、路地裏からテコテコと一匹の野良猫が寄ってきた。
猫と言えば学園都市にも大量にいたな、と思いつつ……寄ってきた猫の足を呪いで撃った。
猫は転倒し、そこに転がる。
猫は何が起きたかわからずにニャアニャア鳴いているが、特におかしな点はねえ。
「仕込みかと思ったが、気のせいかョ。鳴くな。今解除して」
瞬間、背筋に悪寒が走る。
まるで暗闇で背後を取られたときに似た、心臓が軋む感触。
ヤバイと考える頭に体が反応するより早く、ソレは飛び出した。
猫の首の毛の中に埋まっていた、カミキリ虫ほどの大きさの使い魔が飛び出し、アタシの足に噛み付いた。
「チィ……!」
光矢を装填したまま弓を振り、直接足に食らいついていた使い魔をはたき落とす。
小型の使い魔はすぐさま絶命し、塵になって消え去る。
同時に、傷口から血が噴き出した。この傷、深い。
サイズを変えられるのか、と吐き捨てる前に状況が動く。
周囲に隠れていた使い魔共が、機を見たとばかりに一斉に飛び掛ってきた。
その数、14。1匹ずつ撃っていては間に合わず、足がこの状態では掛けることも出来ない。
だったら、
「一匹ずつ撃たなけりゃいいだけだろうがァ!!」
陰摩羅鬼に20本の光矢を一度に番えて、使い魔の一角に水平に撃ち放った。
群を成して飛んだ矢は百発百中とは行かなかったが4匹の使い魔を一度に仕留めた。
残る10匹に対しても、同じように矢をばら撒いて対処した。
都合四度の水平斉射を終えて、アタシを囲っていた使い魔共を全滅させた。
だが、この状況は上手くない。と言うよりも……さっきまでとは桁違いに厳しい。
「糞ガッ、無駄に魂源力使わせやがって……」
20本を一度に斉射するのに必要な魂源力は1本ずつ20回撃つよりも消費が激しい。数字にするとアタシの魂源力を1000とすると通常の光矢はおよそ2消費する。対して20本分の斉射は80消費し、それを四度行って消費は320。1匹ずつなら2×14の28消費で済んだことを考えると無駄遣いなんてレベルじゃねェ。
そして、それ以前の光矢や戦闘行動と合わせてアタシは既に400近い魂源力を消費している。残り600の魂源力。150消費の最大駆動で数えればあと4発撃つとアタシの魂源力を使い切る。この戦いが本質的には持久戦であること、今の襲撃でアタシが足に傷を負ったことを踏まえると、腹が立つくらい分が悪くなった。
このままジリ貧になるくらいなら……
「賭けに出るか、ヨ」
ベアトリス・ハイランダー
他人の魂源力の多寡は、そういう異能を持つか、相手の魂源力が余程威圧的か、バトル漫画のオーラのように目に見えるタイプでなければ普通は分からない。
けど、経験則で推測することは出来る。あのお嬢ちゃんみたいなタイプは、普段は定格出力が定まっていて、そこから変化を出そうとすると途端に燃費が悪くなる。さっきの斉射で相当削れてくれているはず。それは確実だと判断できる。
なにせ、アタシの魔剣も同じタイプだ。猫に仕込んだ小型使い魔も、消費量で言えば普通の使い魔より多いくらい。奇襲を狙いでもしなけりゃ使う気も起きない燃費の悪さ。
でも、今回は功を奏した。今の奇襲でお嬢ちゃんはこっちの数倍魂源力を使った。もう少し上手く狙えば斉射も三度で良かっただろうに、焦っていたからか甘い射角で四度も撃つことになった。
残りの魂源力を考えればお嬢ちゃんの動きも鈍る。同じ手は通じないかもしれないが、別の変化球でより消費を加速させることも出来る。
そうすれば、あとはあたしの使い魔群で落とせる。
「戦いは数さね、お嬢ちゃん」
あたしは自分の勝利を半ば確信した。
そのとき、モニターの向こうでお嬢ちゃんが奇妙な行動を取った。
また20本近い矢を番えて、明後日の方向に向けてピュンピュンと矢を飛ばした。
それが飛んで行ったあと、また矢を番えて、無駄に斉射する。
もう大分消費しているはずなのに、なぜまた無駄に消費しているのか。
その無駄な斉射は三度に及び、
不意に、あたしの左手が動かなくなった。
携えていたベヒモスが大きな音と共に床へと落下する。
「は?」
今、何が?
あたしの左腕はもうピクリとも動かないし力も入らない。
その様子に、あのお嬢ちゃんの矢に撃たれた使い魔たちを思い出した。
完全にあのお嬢ちゃんの矢の効果を受けている。
でもどうして。あたしはこうして矢の当たらない屋内にいるってのに……。
『当たったな?』
モニターとなっている鏡の向こうで、お嬢ちゃんが嗤った。
お嬢ちゃんは新しく矢を番えて、弓を構えながら、言葉を紡ぐ。
『どうせ使い魔か、仲間の異能の効果で聞こえてるだろうから、教えといてやる』
彼女の矢の照準は、間違いでなければあちらからは見えないはずのあたしに向いていた。
『アタシの陰摩羅鬼は呪いの矢だ』
『生き物以外に当たりゃしねぇんだヨ』
「なん、だって……!?」
今まで、斉射を除けば一発も外さずに使い魔を撃たれていたから気づかなかった。
その斉射にしたって、水平に撃った後は地面に落ちて消えていたからそういうものだと思っていた。
いや、まさか……。
「それすらも考えて、あたしの誤認を誘発するように撃っていたってことかい!?」
建物を透過する角度で撃てばあたしが気づくから、斉射一発分を無駄にしても、その性質を隠蔽した。
あたしが建物の中にいることを見越して、透過した攻撃で隠れているあたしに一発でも当てるため。
そして、一発でも当たれば――ロックオンされる。
『くたばりやがれ』
『葬送れ 陰摩羅鬼』
お嬢ちゃんの放った矢はすぐさま巨大な大鴉へと変貌して、あたしに向かって飛翔した。
高速で飛ぶその大鴉はすぐさまモニター鏡から消えうせ、建物の壁をすり抜けてあたしの視界に入ってきた。
「まださねッ!」
左足で転がっているベヒモスを蹴り上げ、右手で掴み、すぐさま使い魔を発射する。
命令は唯一つ、『大鴉にぶつかれ』。
あれも結局は一度限りの呪いの矢。あたしに当たる前に使い魔に当ててしまえばそれで済む。
速度、ポジションは十二分に間に合う。
大鴉と使い魔が激突する。
『――三羽烏』
寸前に、大鴉は三羽の鴉に分散した。
「は?」
鴉の一羽だけが使い魔に当たり、残る二羽はあたしへと――。
白東院迦楼羅
「……当たったな」
けど、くたばっちゃいないようだ。
どうも頭や心臓には当たらなかったらしい。
「実戦で使うのは初めてだが、案外使えたな」
陰摩羅鬼・三羽烏。
ダルキーとの戦闘や、体育祭での失敗を活かして作ったばかりの最大駆動の変化形。そもそも陰摩羅鬼は他人が作った魔剣ではなく、あたし自身の内側から出てくる異能魔剣。多少のマイナーチェンジは、訓練すればやれるくらいの融通は効く。
三羽烏は最大駆動の大鴉を三羽の鴉に分散することで、一か八かではなく総合的な命中率を上げている。代わりに一匹辺りの威力は大鴉の十分の一程度なので、威力だけで見ると消費そのまま総威力三分の一以下。普通なら失敗作だが、今回は功を奏した。
アタシは残った使い魔や他の仲間がいないか注意しながら、鴉の飛んでいった建物へと向かった(途中4匹ほど使い魔が襲ってきたので倒した)。
建物……洋服屋の中に入ると、魔女みたいな赤い帽子を被った眼鏡女が床の上に倒れていた。傍にはその女の魔剣らしいマスケット銃が転がっている。
斉射三回に最大駆動でいよいよ魂源力の残量が二割を切ったが、なんとか倒せたらしい。
女は両腕と、下腹部から下に呪いが命中したらしく、動けずにいた。内蔵の機能がいくつか停止しているから苦しそうでもある。ざまぁ。
「弓の、お嬢ちゃん、かね」
「アタシの勝ちだな、使い魔女」
「……どう、かね? 魂源力で言えば、まだ、あたしに、余力がある、さね」
たしかに。でもそれはただの強がりだとすぐわかる。
両手両足動かなけりゃ銃は使えねえよ。
「さて、あんたにゃ聞きたいことがいくつかある。あんたの仲間の数、仲間の能力、そしてあんたらの目的だ」
「……話すとでも?」
「片肺止めてからもう一度聞く」
アタシが陰摩羅鬼の光矢を引き絞ると
『――染まれ レッドキャップ――』
店内に置かれていた姿見の向こうから、聞き覚えのない女の声が聞こえた。
まるで最大駆動のような文言の直後に、眼鏡女の被っていた帽子が――血のように赤い帽子が明滅し始めた。
瞬間、眼鏡女の様子が変容する。
「う、うぅゥウ……」
唸り、痙攣し、視線がぶれ、歯の根も合わない。
その有様は、帽子の明滅が激しくなるにつれて酷くなる。
「おいおい……」
こいつの仲間に、人体操作か精神操作系がいるのは読んでたけどよ……。
「こいつ自身も、支配下か!」
眼鏡女の痙攣が頂点に達し、バネのように体が跳ね起きる。
あまりの急動に女自身の骨が軋み、筋肉がちぎれる音が聞こえた。
両手両足が動かないまま、女は転がっていたマスケット銃に顔を伸ばす。
アタシが矢を撃つより早く、女はマスケット銃の引き金を歯で噛み締めて咥え上げ、
「――地鳴ラセ ベヒモス」
歯を閉じた口腔からのくぐもった宣言と共に、マスケット銃の台尻を床へと叩きつけ、引き金を引いた。
激突の衝撃で女の歯が折れ、血が噴き出す。
しかし、そんな些細なことがすぐに思考から消失するほどの変化が目の前に現出する。
MOOooooooo――
銃口から解き放たれたソレは、アタシ達のいた建物を内側からその体積で崩壊させた。
出現しただけで周囲の建物が軋み、倒壊する。
辛うじて屋内から脱出したアタシが見たもの。
それは毛皮の壁。
地面に突き立つ柱の如き四本の脚。
そして、その上に鎮座する重厚な胴体。
マンモスとサイを混ぜた、ビルの如き巨獣。
『BAMOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!』
「……マジかョ」
二階建て、三階建ての建物がほとんどのこの区域では、その背が建築物の高さを超えてはみ出している。
自重はどれほどなのか、アスファルトの地面はかなりの範囲が罅割れている。
討伐任務でも、早々お目にかからない類のバケモノだ。
これだけのサイズ、普通は未開地域か地中、海洋にしかいない。
間違っても街中に出てきていいものじゃない。
「ガス欠寸前のアタシじゃ、手に余るなんてシロモンじゃねえゾ」
この傍迷惑なデカブツを呼び出した眼鏡女は、怪物の腹の真下で気絶していた。運良くデカブツが屋根になって建物の崩落からも無事に済んだらしい。いっそ死んでいたらこのデカブツも消えたんじゃ、と思ったが気絶しても全く問題なさそうなところからするとあれはこの女が死んでも残るタイプだ。一番簡単な解決法が潰れた。
『BAMOOOOOOOOOOOOOO!!』
デカブツが眼前のアタシに向かい、その巨大な足を踏みおろす……ことはなかった。
それどころか、アタシも、作成者である眼鏡女も無視して、あらぬ方向へと向かう。
デカブツの行く先に見えるのは、アタシらが降りてきた針山駅だ。
「……ちょっと待て」
何で目の前の戦闘をほっぽりだしてそんなところに向かう?
そこに何がある?
そこまで考えて、アタシは気づいた。
アタシはこいつらに誘導されて、一人はぐれてこんなところにいる。
で、他の奴らは?
アタシを探してまだ駅の近くにいるんじゃねーのか?
そして駅周辺で襲ってきた連中と戦闘になり、ダルキーが優勢になった。
進退窮まった相手はなりふり構わず、アタシを押さえていた眼鏡女の精神を支配し、切り札のデカブツを徴用したんだ。
ダルキーを叩き潰して、潤香も害するために。
「……させるか、ヨ」
陰摩羅鬼を構えて、全速力で走り出す。小型使い魔に噛まれた足が痛み、血が噴き出すが構わない。
しかし全速力で走っても歩幅の違いでデカブツの方が速い。
呪いの光矢を数発ぶち込んでも、デカブツは効いてるそぶりを見せもしない。内臓を止めようにも、皮と肉が分厚すぎて通らない。
だとしても、矢を撃ち続ける。
今ここで、潤香をこのバケモノから守れるのはアタシしかいないからだ。
アタシはこのバケモノからウルカを守る。
何も気づけなかった頃とは違う。
守っているつもりで、守れていなかった頃とは違う。
「だから」
『私』は何としてもこいつを、倒しますから。
「貴方も、あの子を守ってあげてください……ダルキーさん」
そして『アタシ』は残る力を振り絞って巨獣へと戦いを挑んだ。
NEXT
【魔剣データ】
【巨銃・巨獣ベヒモス】
旧約聖書に登場する大怪獣の名を冠する魔剣(魔銃)。その名は『獣達の王』を意味する。
魔剣魔女ハイランダー一族に伝わる魔剣で、現在の所有者はベアトリス・ハイランダー。
銃、それもフリントロック式という形状から分かるように、作られてからの歴史は浅い。しかし作り手の腕か、あるいは材料が良かったのか、使い魔の生成速度が同種の魔剣の中でも群を抜いて優れている。
通常、犬類の頭と下半身、猿の上半身を持った使い魔を生成・射出できる。使い魔自身に特殊能力はなく、戦闘力も野生ビーストラルヴァと比べてもさほど性能の高いものではない。命令も生成時に命じた単純な指示しか受け付けない。しかしコストは低く、早く、何より手間が掛からない。型抜きして焼くだけのクッキーのようなお手軽さ。
人形サイズの小型使い魔を作ることもできるが、必要魂源力コストはむしろ高くなる。
『地鳴らせ ベヒモス』の宣言により最大駆動を発動できる。
最大駆動では、所有者の使用可能な全魂源力を変換し、その魂源力量に応じたサイズの巨獣を現出させる。上述のクッキーで例えるなら、残っている生地を全て一度にオーブンで焼くようなものである。そのためか巨獣のデザインは所有者によって異なり、ベアトリスはサイとマンモスを掛け合わせたような形状だが、前所有者は角と羽の生えたカバ(飛べない)だった。
最大駆動の中でも特にシンプルなタイプだが、シンプルであるがゆえの破壊力・強靭さを持ち合わせている。
ただし、他の使い魔同様に単一命令しか受け付けず、巨体ゆえに精密さに欠けた動作は周囲への被害に拍車をかける。
何より異能やラルヴァの秘匿を考えれば文明圏での使用が好ましくないのは言うまでもなく、ベアトリス自身も正気であれば街中では決して使わない切り札である。
2012-11-22T23:53:27+09:00
1353596007