交渉記録の基本形
・交渉関係者
行動者の列に,「持ちかけた人(以下A) < 聞く人(以下B)」と記載する。
・交渉条件
・交渉結果
行動欄で空けたAとBの間に記入
※交渉結果 記号表:
記号 |
意味 |
= |
交渉成立 |
// |
条件拒否 |
「 」(空白) |
Aから曖昧な条件提示 |
・・・ |
Bの反応が曖昧 |
※例:
AからBに「電力会社(12)を$280で売りたい」と交渉提案、B承諾
Player |
・・・ |
Action |
A<B |
・・・ |
12 = 280 |
特殊な記録方法
・交渉をお互いに提示する場合
+
|
使用頻度が低いため折り畳み |
いちいち書くのは間に合わないので簡略化して記録する。
※例:
(1)A「B&O鉄道(25)を$600で売りたい」
(2)B「それなら2鉄(05.35)に$250つけますのでバーモント(08)とニューヨーク(19)下さい」
(3)A「25売りたいので$550で買って下さい」(Player欄簡略化)
(4)B「さっきの条件$300の現金でどうですか?→成立」(条件簡略化)
(↑物件等条件が変わっていない部分はプレイヤー名で簡略化しています)
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Player |
・・・ |
Action |
(1) |
A<B |
・・・ |
25 … 600 |
(2) |
A>B |
・・・ |
08.19・・・ 05.35+250 |
(3) |
< |
・・・ |
25 ・・・ 550 |
(4) |
> |
・・・ |
A = B+300 |
ただ細かい条件の詰め合いを全部書けない場合があるので、
最低「成立した交渉は必ず記録する」
|
・「出すもの」ではなくて「残すもの」を提示する交渉
例えば「~~~と$***残して全部下さい」という提示の時、
移動する現金が不明だったり、出す物件が抵当入りしてて一目で何か分からなかったりするので
上記の方法で書くのには適していない。
そのため、「/~~~+***/」(~~~は物件、***に現金)という風に
手元に残る物件・現金を//ではさんだ場合、それを残して残り全部を出してくださいという提示とする。
※例:AがDBを経営する時の交渉
A「ステーツ(13)パーク(37)に$900残して全部出しますのでボード(39)下さい」→D拒絶
Player |
・・・ |
Action |
A<D |
・・・ |
/13.37+900/ // 39 |
(この場合、Aの手元に$900無かった時はDが差額を補填している)
・負債交渉(「支払いした後$***残す」という提示)
負債分を「d」(dはdebtの略)という風に記録。
こうすることで負債と残る金額の合計を暗算する必要が無くなる。
$0救済の場合上記「残す物件を提示する交渉」を利用して、負債者側に「/0/」と記入する。
※例:AがRR*3・UT*2・DB*2を持った状態で仮破産したケースで・・・
(1)B<A「$0救済」
(2)C<A「電水(UT*2)表に$300残します。残り全部下さい」 →判断保留
(3)B<A「こちらからLBを出してさらに手元に$450残る条件で、全部下さい」 →判断保留
(4)D<A「こちらのB&O鉄道(25)を出します。その上にお手持ちの3鉄裏(RR(3m))に$50残しますので全部下さい」→成立
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Player |
・・・ |
Action |
(1) |
B<A |
・・・ |
d /0/ |
(2) |
C<A |
・・・ |
d ・・・ /UT*2+300/ |
(3) |
B<A |
・・・ |
d+LB*3 ・・・ /450/ |
(4) |
D<A |
・・・ |
d+25 = /RR(3m)+50/ |
・曖昧な条件提示の記録(実験導入予定 2015/03/~)
実際のゲームではまず曖昧な条件の提示から始めて相手の反応を伺い、それを受けて金額の調整を後から行うのが一般的。
また、曖昧な条件が提示されたのを聞いて別のプレイヤーが交渉に割って入ったり他のプレイヤー同士が別の交渉を始めたりするなど、
曖昧な条件提示そのものが後の展開に影響を与えることもあり得るため、曖昧な条件であってもも可能な限り記載する。
ただし現状では整理された記載法でないため、実際の動きと違う解釈を読み手がする可能性が残るため、
以下で提示条件の曖昧なものから順に、具体例で表記法を整理している。
※例:1枚ずつ持っているLPをどちらか一方にまとめる交渉
(1)A「LP何とかしましょう」 (どっちがLPを出すとも明言していない。引き換えに出す物件も不明) → 記載しない
(2)A「LP出すなら最低でもDBは出して欲しい。どっちの方が価値高いか・・・」(基本線のみ提示。どちらが追加の資産を出して調整するかは明言していない)
(3)A「LP出すのでDBに物件かお金をつけて下さい。額は・・・」(評価の高い方は明確化。差分でいくら補填するかがはっきりしない状態)
(4)A「LP出したときにもらえる物件がDBだけなら、$100位は欲しいなぁ・・・」(曖昧な雰囲気でAから差額を提示中。Bからの反応も不明瞭)
(5)A「DBに$100でLP買いませんか?」 B「(考え中)」(Aからは明確な条件提示。それを受けたBの反応は曖昧)
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Player |
・・・ |
Action |
補足説明 |
(2) |
A<B |
・・・ |
LP+? DB+? |
両方に「+?」を記載。間の交渉結果欄は「 」(空白) |
(3) |
A<B |
・・・ |
LP DB+? |
片方に「+?」を記載。 |
(4) |
A<B |
・・・ |
LP DB+100 |
「+?」を書かずに、交渉結果欄を「 」にする |
(5) |
A<B |
・・・ |
LP ... DB+100 |
交渉結果欄に「...」を記載 |
※(2)~(4)までの空白は、Aの条件提示が曖昧でありBはAの提示を待っている状態を示す。
(5)ではAの条件提示が明確になりそれを受けたBの意思表示が曖昧なので、「...」に変更することで交渉がどの程度煮詰まっているかの目安になるかと。
最終更新:2015年02月11日 21:04