第3話 ヒオチ
あらすじ
漂って来るヒオチを追い掛け、外へ出た沢木と蛍。
農学部西棟校舎1階の物置きでは、2年の美里薫と川浜拓馬が酒の密造をしていた。
しかし造っている酒の匂いがおかしいようだ。
原因を調べていた川浜は、脆くなっていた床を抜いてしまう。見事にタンクは倒れてしまった。
研究室にいた長谷川たちは轟音を聞き、1階の様子を見に行く。
沢木が1階の窓からヒオチが吹き出していたことを話すと、蛍が急ぎ出した。結城酒造はその昔大腐造を出し、杜氏が自殺する事件があったようで、それ以来ヒオチは蛍にとって敵も同然なのだ。
菌を辿って密造現場を発見した沢木たち。美里と川浜は隠れている。
蛍はヒオチへの怒りで手が付けられない。
樹先生は興奮する蛍(と沢木)ごと灰を被せ、ヒオチを退治して見せた。
語るだけ語ると先生は研究に戻って行き、長谷川もまかせると行ってしまった。
残った二人は犯人を発見するが、何故か一緒に学生寮へ行くことに…。
登場キャラクター
セリフ集
「ヒオチは杜氏に死を選ばせ家をつぶそうとした僕の敵です」 -結城蛍
「ヒオチが憎くないのかよ! 僕に沢木の力があれば一つづつ殺してやるのに」 -結城蛍
感想
- 蛍のヒオチへの憎しみが強烈。ヒオチの外見はシワシワ顔で面白いですね。 -- 管理人
- 蛍怖い・・・ -- 及川
-
このとき培養したあの菌、なんなんだろうな -- 沢木