春合宿(はるがっしゅく)とは、毎年3月にある有志イベントに近い行事。
概要と特徴
この合宿は、唯一学年毎に行われる合宿である。学年毎に立案し、行程をこなす。
公式行事ではないため、以下のような特徴を持つ。
- 学年内でも参加する人と参加しない人で分かれる。ただ、全員が参加することもある。また、行き先で学年が複数の班に分割されることもある。
- 義務ではないため、行わなくても良い。しかし、毎年行われている。
- 自転車を全く使用しなかった例もある。
- そもそも、学年毎に行う必要もない(ただし、毎年慣例的に学年毎に行われている)
学年毎である、公式行事ではないという点を除けば、
秋合宿と同様である。自炊や野宿は行なうかどうかも、学年毎、班毎に判断する。日程も様々で、1泊2日(2006年度 浜名湖班)から9泊10日(2008年度 四国班)という例も存在する。
この自由度の高さ故、その意義や位置づけについて議論されることも多い。たとえば、実施は義務とするのか、必ず自転車に乗らなければならないのか、部としての強制力を持つのかなどの問題があり、その認識は各年度の幹部の見解によって多少異なる。しかし、結局は慣例的に(留学などをする部員を除き)毎年実施されているのが現状である。
秋合宿以来の合宿であるため、体力の衰えを実感する人もいる。また長距離走行は
○ラン以来であるため、体が鈍っていることが多く、近く開催される
卒ランへのウォーミングアップとして活用することもできる。
時期と開催場所
3月の下旬に行っていたこともあったが、近年は3月の上旬、部活が始まる前に行われている。春休みは、休みこそ長いものの、様々な行事や新歓の準備に日程が費やされるため、長期の日程はこの時期にしか組めないことが理由である。
さらに時節柄、天候が自転車を使った合宿に向いていないことも、3月の上旬に開催する理由としてあげられる。
山間部では積雪があり、基本的に平野部や暖かい(とイメージされる)ところが開催場所に選ばれることが多い。例としては、
などである。ただし、開催場所は毎年様々で、一概に言うことはできない。
関連項目
- 年間行事
- 卒ラン ・・・春合宿参加者にとって、次の行事となる。
- 秋合宿 ・・・類似する点がいくつか存在する。
最終更新:2010年03月27日 15:58