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「05/11月14日(月)」(2008/09/11 (木) 22:05:14) の最新版変更点
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<p><font color="#FFFFFF">月曜の憂鬱さも和らいできた午後3時。<br />
掛かってくる電話の本数も減り、次第に 落ち着きを取り戻しつつある職場。<br />
しかし そこにただ一人、ヤクの切れかけた 哀れなジャンキーの姿が・・・・<br /><br />
「スロット行きたい、スロット行きたい、スロット行きたい、スロット行きたい・・・・」<br />
頭の中で呪文のように繰り返しながら、ひたすら貧乏揺すり。<br />
虚ろな目で ヨダレも垂らさんばかりの異常者。 そう、もちろん俺。<br /><br />
まさか一週間で限界が来るとは、自分の堪え性の無さには ビックリだ。<br />
「スロに行きたい、でも金が無い」そんなジレンマに一週間苛まれながら、<br />
俺の精神は、遂に臨界点を超えてしまった。<br /><br />
我慢できなくても仕方がないよ、だってキ○ガイだもの byみつを<br />
っという訳で、夕方6時 全財産をポケットに詰め、スタに直行!<br /><br />
さすがに8Kでスロに挑むほど、俺は無謀な男じゃない。<br />
本日俺が挑むのは、難攻不落の要塞、「レレレにおまかせ」。<br />
ハネモノと馬鹿にする事なかれ、上からの1/4の別ルートやら<br />
レレレのおじさんのほうきやら、非常に攻略要素も多く、凝った作りになっている。<br /><br />
正面にレレレのおじさんのオブジェを見据えながら、気分はカイジの「沼攻略」そのもの。<br />
全財産8千円の俺に、もはや「敗北」の二文字は許されない。<br />
負けると即 己の命に直結する、いわば危険な勝負。<br />
でも ここで一発当てれば、明日からはハネモノどころか、スロットで勝負する事も可能。<br />
今日は絶対に、この沼(レレレ)を攻略して見せるッ!!<br /><br />
本日大当たり30回の台に着席。 まずは目を閉じ、深く息を吸い込む。 </font></p>
<p><font color="#FFFFFF">こんな時、焦ってはならない。<br />
勝負に臨む際、コンセントレーションを高める事は、何より肝要なのだ。<br />
明鏡止水・・・・くもりなき鏡、波立たぬ静かな水の如く・・・・うむ、心は水を打ったように静かだ。<br />
ポケットのお守り(縁むすび)を握り締めながら、ハンドルに手を置く。<br />
こうして俺の最終決戦は、静かに開始された。</font></p>
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<p><font color="#FFFFFF">電チュー(?)の入りは まずまず。 ステージ(?)への寄り釘(?)も なかなか。<br />
適度にチューリップ(?)が開き、その都度 役物内(?)に玉が流れ込む。<br />
2回チューリップが開くトコ(?)にも、そこそこ玉が入ってくれる。<br /><br />
※パチンコ詳しくないから、専門用語は 雰囲気で分かってくれw<br /><br />
うむ、悪くない。 ていうか、たぶん良い台だコレ。<br />
俺の本能が告げる、「この台で勝負せよ」と・・・・。<br /><br />
ただ、悪い点を挙げるとするならば、やはり俺の運っ・・・・!<br />
ダメだ、ちゃんと役物の中に玉は流れていくのに、ほんの僅かな差でVゾーンに入らない。<br />
タイミングはドンピシャでも、レレレのおじさんのほうきがスカッたり、<br />
上からの1/4のルートも、全部Vゾーンの隣の穴に転がり込んでしまう。<br />
俺の命とも言うべき銀玉達が、空虚に闇の中へと飲まれてゆく。<br />
1㎜がっ・・・・1㎜が遠いっ・・・・!!<br /><br />
2千円分使ったところで、迷いが生じてしまう。 この台、やっぱダメなんじゃなかろうか。<br />
よく回るけれど、しょせん素人の感覚だし、2千円使って当たらないって事は、<br />
やはり何かしら不具合があるのでは?<br />
迷った挙げ句、隣の大当たり29回の台に移動。<br /><br />
・・・・と同時に、さっきまで俺の打ってた台に、オッサンが座る。<br />
僅か500円(っていうか1回転)で、オッサンの台から「大当たり~~♪」の声が。<br /><br />
畜生っ・・・! インチキっ・・・・インチキっ・・・・!!(涙)<br />
早くも負け犬モードに突入。<br /></font></p>
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<p><font color="#FFFFFF">移動した この台、めっちゃ電チューに玉が入る!<br />
僅か500円で、3回も「2回チューリップが開くトコ」に玉が入った。<br />
液晶も慌ただしい。 ・・・・が、駄目っ・・・! まるでステージに玉が流れない。<br />
1.5K使ったところで、この台に 見切りを付ける。<br /><br />
今度は大当たり回数25回ながら、履歴を見ると 殆ど50回転内に当たってる台に移動。<br /><br />
座って納得、チューリップが開くと、ことごとくステージに玉が流れてくれる。<br />
・・・・が、とにかく電チューに玉が入らない! チューリップが開かない!<br />
なるほど、この奇妙な履歴は このためか。<br />
滅多にチューリップは開かないけど、開けば当たる、みたいな。<br />
(むむぅ、ハネモノの釘は 奥が深い・・・。)とか考えながら、ふと我に返る。<br /><br />
ヤバい! ここまで5千円使って、未だに1回も当たり引いてねーーーー!!!<br />
ちょ、おま、普通ハネモノで5千円使ったら、適当に打ってても 1回は当たり引けるだろ!<br />
畜生、やっぱ最初の台が正解だったっぽい。 でも今更台変わるのもなぁ・・・・。<br />
まさか このまま、大当たり1回も引けずに、全財産飲まれてしまうのか!?<br /><br />
滝のような汗を流しながら 絶望の淵に立たされた俺に、遂に「その瞬間」が訪れた。<br /><br />
それは ほんの一瞬の出来事だった。<br />
電チューに玉が入り、コンマ2秒開いたチューリップ。<br />
その僅かな間隙を縫って、計った様にステージに飛び込む銀玉。<br />
そのままコロコロと力無く転がり、レレレのおじさんのほうきに はじき飛ばされたその先は・・・・<br /><br />
『 V ゾ ー ン ! ! 』<br /><br />
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!<br />
き、気持ち良いぃぃぃぃっっ!!<br />
やったっ・・・・やったぞっ・・・俺は登り詰めた、この頂にっ・・・!<br />
俺は遂に、沼を攻略したんだっ・・・・! ようやくっ・・・・この化け物を、倒したんだっ・・・・!<br /><br />
得も言われぬ満足感に包まれながら ふと液晶に目をやると、とんでもない文字が 俺の目に飛び込んできた。<br /><br />
『 2 ラ ウ ン ド 』 ○| ̄|_<br /></font></p>
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<p><font color="#FFFFFF">ああああああっっ!! あう・・・アウアウアーーーーーー!!!<br /><br />
昇格することも 継続することもなく、あっさり2ラウンドで終了 orz<br />
その3分後、銀玉があっけなく飲まれる orz<br /><br />
プス・・・プスプスプス・・・・・ 遂に俺の脳味噌が崩壊した。<br /><br />
あひゃ・・・あひゃひゃ! アーッヒャッヒャッヒャ!!<br /><br />
何だよコレ! 何だよこのハネモノって!www 何で俺、こんなの打ってんの!?<br />
こんなモン俺の性に合わねーよ、やっぱ 夢はでっかく持とうぜ!! ヒャッハーー!!<br /><br />
そのまま南国の島に出撃。<br /><br />
(なぁ~に、1キュインで取り戻せるし、蝶が飛ぼうモンなら、一気に核爆発も可能!)<br /><br />
・・・はい、当然当たりませんでした ○| ̄|_<br />
ここでも2K使い、トータル-7Kでフィニッシュ。<br /><br />
は、は、は。 ホントにケツの毛まで抜かれた。<br />
さぁ~て、給料日まであと一週間。 明日からは健全にオ○ニーに励む所存であります! orz<br /></font></p>
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