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夕方4時にスタに到着。駐車場に入った途端、異変に気づく。
車多っ!! 駐車場の最果て、隅の隅にようやく空きスペースを発見して車を停める。
店内に入り、更に仰天。 人多っ!! どこを見渡しても人、人、人。
ポパイや大繁盛本舗でさえ満席である。 GWがここまで凄いものだとは・・・想定の範囲外だ。
さっそく南国のシマへ。
おぉ、さすがは南国! これだけ人で溢れ返ってるのに、空き台だらけ! orz
1台1台データを吟味してみるも、心魅かれるような台が無い。っていうか、これ明らかに全台設定1だろ・・・。
仕方がないので店内を巡回、よくよく各台のデータを見てみると、それは恐ろしい光景だった。
特に吉宗。朝から夕方4時の時点で、殆どの台がBIG10回にも達していない。まさに阿鼻叫喚の地獄絵図である。
そこら辺で当然のように1000Gハマリの台を、皆が必死の形相で回している。
目の前で1800Gハマッた末に 本日3回目のBIGを引いたオッサンが、満面の笑みでガッツポーズしている。

(おいオッサン、アンタ その台に、どんだけ突っ込んだんだよ・・・そのBIGでリミッター5回引いても取り返し様がないだろ・・・)
店内は活気に満ち溢れているが、同時に怨念のようなものが渦巻いていた。今にも客達の怨嗟の声が聞こえてきそうである。

(まぁ今日ここで打つのは自殺行為だな。大人しく帰るか。)
一通り店内を巡回して店を後にしようとした俺の目に、とんでもない空き台が飛び込んできた。
朝からボーナス回数0回、現在2000Gハマリで放置されているGOLD-XRである。
恐ろしい・・・何人が回したのかは知る由もないが、おそらく朝から8~9万は飲み込んでいるであろう。
まさにモンスターマシンだ。 まるでカイジに登場したパチンコ台、「沼」のようだ。
くわばら、くわばら。触らぬ神に祟りなし。
その台に背を向け立ち去ろうとする俺の耳に、はっきりと聞こえた。
確かにあのGOLD-XRが、俺に向かってこう言ったんだ。「カモン・ベイビー」と・・・。

 

実は俺は、GOLD-XRという台をよく知らない。ミリゴにも殆ど触った事がない。
学生時代に友人が、ミリゴで1ヶ月に150万という大金を飲まれた挙句、廃人にされた。
とてもじゃないけど、貧乏人の俺には絶対手が出せない機種だ。
ただ、なんとなく情報は知っている。GOLD-XRは 確か、2500Gぐらいからが天井じゃなかったっけ?
よぉおし、いいだろう。俺がこの怪物「沼」を攻略し、今まで溜め込んだメダルを全部吐き出させてやる!
早速サンドに1万円を投入、黙々と打ち始める。


・・・それにしても、なんとつまらない機種であろうか。通常時はひたすら順押し。
これといった演出もなく、子役といえばリプレイと15枚役ぐらい。しかも15枚役なんて 滅多に出ない。
買ったメダルが飲まれる速さも尋常じゃない。千円分のコインが、ほんの数分で消える。
買い足しては投入、買い足しては投入。ただの作業である。いや、拷問に近いかもしれない。
あっという間に1万円分のコインが消え失せた。 しかし更に黙々とコインを飲ませる作業を続ける。
記憶は定かではないが、確かGOLD-XRは、天井からなら それなりに連荘するハズだ。

やがて2枚目の諭吉がただの紙切れに変わる頃、ようやく天井(のハズ)の2500Gに到達。よし、勝負はここからだ。
時折訪れるリプレイ3連続に、背筋が凍りそうになる。GOLD-XRは、リプ4連続でボーナス確定だ。
実は3ヶ月ぐらい前に一度、スタでGOLD-XRの1800Gに手を出し、2800Gまでハマッた挙句リプ4連してしまい、
なんとGG単発(しかも10G)という散々な目に遭った事がある。絶対に天井発動まで、やりおってはならない。

それにしても、天井が来ない。っていうか、本天井って何Gだ??3枚目の諭吉が飲まれたあたりで、だんだん怖くなってくる。
ヤバい・・・分からん。実は天井の発動条件すら知らない俺。
誰かに聞こうか? 一瞬、徳島のスロ事情のメーリングリストが頭をよぎるが、
「GOLD-Xの天井も知らねーのかよ、プギャー!!」という声が聞こえてきそうな気がしたので、手にした携帯をまたポケットに詰める。

怖い・・・怖すぎる・・・俺は一体、あとどれくらいの金をつぎ込めば良いのだろう?
分からないっ・・・金足りるのか? 天井で単発ならどうする? 怖い・・・誰か助けて!!
ついに4万円分のメダルがGOLD-XRに飲まれた。
しかし・・・しかし、運命の3034回転目、ついに あの怪物が微笑んだのである!!!


なんか分からんけど、いきなりGGキターーーー!! 30G間幸せを噛み締めながらボタンを押す。
しかし喜ぶのはまだ早い。GG1発程度では、精精コイン270枚が関の山。
俺は既に4万という大金をこのモンスターに注ぎ込んでいる。せめて、せめて2万ぐらいは・・・。
祈りながらGZONEを消化。 おぉっ、すぐさま2発目キターーーー!! GG終了後、またまた3発目キターーーー!!
4連、5連、6連・・・だんだん気持ちよくなってくる。
当然だ。さっきまで恐怖で顔を歪めながら、絶望の淵に立っていた俺が、今や7連目のGGを消化しているのである。
8連、9連・・・終わらないっ・・・! 10連、11連、まだ続くっ・・・!
溶けるっ・・・とろけるっ・・・! 思考がっ・・・意識がっ・・・混濁するっ・・・! 快楽の奔流に飲まれてゆくっ・・・!

12連を超えたあたりから、頭がおかしくなってくる。
そうか。学生時代の友人Nが、車を買うために必死に貯めた150万を注ぎ込んだのは、このエクスタシーを味わう為だったのか。
初打ちでGOD引いたとか、最初は調子に乗ってたっけ。 その後どれだけ止めても、あいつはミリゴを打ち続けた。
ただの馬鹿だと思ってたけど、奴も・・・Nも、この今俺が体感している至福の時を、もう一度味わいたかっただけなのか。
いや、これは確かにヤバい。 何なんだこれは。 気持ち良いなんてもんじゃない。 風俗にたとえるなら、素股だ。
あいつがハマッたのもよく分かる。 いや、今日初めて分かった。 頭じゃなく感覚で理解した。
本当に何なんだこれは。 何なんだよ?? 俺は何のためにこの広い宇宙に生を受けたんだ?
何の使命を帯びて? そして日々つまらない事で悩みながら、それでも何故生きているんだろう?
そもそも宇宙って何だ? どれぐらい広いの? 分からない・・・分からない・・・。

様々な記憶や意識が交錯する中、どんどん快楽の谷底へと転がり墜ちてゆく。どこまでも。
息子を半勃起させ、時折「アヘ、アヘ」と独り言を呟きながらGGを消化する男を見て、
隣の綺麗なオネーサンは、何を感じていただろう。
やがてGGの連荘も終焉を迎える。終わってみれば、ちょうど20連。あっという間のようで、永遠にも感じられる1時間だった。
止め時が分からないので とりあえず100G回して止め。 メダル獲得枚数5500枚! 入れた4万円を差し引いても、7万の勝利ッ!
調子良すぎる・・・できすぎだ。 ありえない。
なんか いずれとんでもないしっぺ返しを食らいそうな気もするけど、とにかく今日を生き延びたっ・・・!

 

 

 

 

 

 


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