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読書記録 > 0801_巨象も踊る


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巨象も踊る

読書時期
2008年1月

概要
ルイス・ガースナーがIBM再建について振り返って記述したもの。90年代初頭のIBM低迷の原因とルイス・ガースナーの採った対応、およびその考え方が記されている。また、情報産業の特徴と02年における今後の情報化社会についての見通しについても記述されている。

感想
この手の本を読むのは久しぶりであったが、再確認させられる点や考えさせられる点が多かった。
  • 経営において一番難しいのは理論ではなく実践であり、問題の対処方法をどのように運用していくかであるが、その実践や運用方法の一部を垣間見ることが出来、非常に有益であった。定期的に読み直す価値があると感じた。
  • 「手続ではなく、原則で管理する。」つまりビジネスにおける個々のプロセスについて規定するのではなく、考え方(原則)を規定して具体的なプロセスについては臨機応変に対応すると言う考え方について再確認できた。
  • チームワークを優先すると言う指針を示した場合は、給与体系も合わせて変更する必要がある。具体的には役員の賞与は部門ではなく企業の業績に連動するようにする。下位の職種になるほど部門の比率を上げる。こうすることで、役員が自部門の業績のみを優先することを抑えている。もっと言うと、ある戦略を決定した際は給与や昇給などの諸制度も戦略と矛盾がないようにそろえる必要があると言う点は、尤もだと思った。
  • 優れた指導者の必要条件として勝利への情熱が挙げられていたが、自分に欠けているものだと感じた。
  • 2001年の米同時多発テロにおいて、IBM社員の寄付や支援の申し出を見て、このような視点も自分には欠けていると感じた。寄付なんてよほど経済的に安定しなければ出来ない気がする。もちろんIBMの社員は経済的に安定しているのだろうが、だとしても当たり前のように寄付や支援を行える欧米人に文化の違いを感じた。
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