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アーネスト・ダウスン - (2009/06/04 (木) 18:33:57) のソース

*アーネスト・ダウスン&br()&size(12){&italic(){(Ernest Christopher Dowson)}}&br()&size(12){(1867~1900)}
**略歴
 ロンドン出身のデカダン派の詩人、作家。クィーンズ大学、オックスフォード大学で学ぶも、中途で退学。父と共に働き始めるが私生活では、放蕩生活を送る。[[イェイツ>W・B・イェイツ]]などとも知り合い、頻繁に文芸誌に寄稿する。あるレストランの11歳の少女アデレイドに恋をし、通いつめて結婚も考えたが、彼女は7年後に別の男と結婚し、しかもその頃に両親が自殺した。度重なる衝撃と貧困に絶望し、酒に溺れたあげくにアルコール依存症と結核によって32歳の若さで没する。
**作品
 退廃的な作風で中でも『&bold(){シナラ}』&italic(){(Non Sum Qualis eram Bonae Sub Regno Cynarae,1897)}が有名。この詩は[[ミッチェル>マーガレット・ミッチェル]]の『風と共に去りぬ』に引用されていることでも知られている。この詩はホラティウスの詩に由来する作品である。この詩はダウスンが恋した11歳の少女に捧げられたものだとされる。






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